2020年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第2回 開催レポート

コミュニケーション力ってどうすれば身につくの?」
モチベーションの上げ方ってどうすれば良いの?」
その具体的な方法がここに!

2020年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第2回 開催レポート

2020年度の新人スタッフ育成塾も第2回が開催されました。


会場では、第1回の参加を通じて繋がりを持った受講者同士が、お互いの近況報告や、今回までの間に取り組んだ宿題について情報を共有していました。前回の緊張感に包まれた表情から、今回は自信に変わっている様子が見られ、その成長の速さを感じます。

新人スタッフ育成塾の大きなポイントとして全国の仲間との繋がりが持てることがあるのですが、まさにそれを体現している瞬間でした。

医院では新人スタッフということもあり、色々と不安なことが多いです。
そんな中、医院の院長や先輩スタッフだけではなく、同期である仲間との繋がりを持てることは、不安な自分を勇気づけてくれます。

前回よりも参加者のみなさんの笑顔やプラスのエネルギーをより感じ取ったのは、きっとそういう背景もあったのだと思います。

お互いに励まし合い、切磋琢磨し、良い影響を与え合っていることを、会場全体から強く感じました!!

第一講座


「コミュニケーションのとり方」をテーマに、第一講座がスタートしました。

コミュニケーションをとる機会は、今までは家族や友人がメインの方がほとんどであったと思いますが、社会人になった今、突如その機会が院長先生や先輩スタッフ、そして患者様となり、「どんな話をして良いかわからず困っている。」「院長先生と話をしたいけど、いつも忙しそうだし話しかけるのが怖い。」「患者様と話す時の言葉遣いやマナーをわからず、なんとなく接してしまっている」などの悩みをよく耳にします。

一見、克服するのが大変そうなこれらの悩みも、実は必要な知識を身につけ、練習をすると苦手意識を克服していくことが可能です。相手の話をしっかりと聴き、共通項を見つけ出し、興味のありそうなジャンルを考え、少しずつ相手が話しやすい内容に近づけていく・・・一見難しいように感じるかもしれませんが、簡単な仕組みとして講座ではお伝えしています。


そして学んだ内容を演習を通じて、参加のみなさんは即座に自分自身の中へ落とし込んでいます。

新人スタッフ育成塾では講座をただ聞いて終わりではなく、学んだ内容を演習を通じて即実践できるので、普段顔を合わすことが難しい全国の仲間のみなさんと効果的に学びを深めていき、自分のものにしていくことが出来ます。今回もみなさんに、楽しみながら演習に取り組んでいただきました!

第二講座


第二講座は、ゲスト講師である、愛知県刈谷市開業、医)志朋会 やまむら歯科の歯科衛生士、福田 紗貴さんに「楽しむこと」について講義していただきました。

昨年はこの新人スタッフ育成塾の参加者側だった福田さん。その中で見事MVPを受賞された要因がどのようなところにあるのか。参加者のみなさんも自分自身の今の状況を重ね合わせながら、前のめりで福田さんの講義を聞いていました。

福田さんも初めから全てが上手くいっていた訳ではなく、理想と現実のギャップに悩む日々を過ごしていました。更には患者様からNGを出されてしまい、人目をはばからず号泣したことも。そんな状況を乗り越える武器を福田さんは持っていました。それは「圧倒的にポジティブな性格」です。その持ち前の性格から、逆境に悲観せず、「今回は失敗したけど、次はどうやったら成功するのか?」と常に考え、そして創意工夫を凝らしながら行動に結びつけていくことで、現実を変えていきました。そして、そこには今回のテーマでもある「楽しむ」というエッセンスが散りばめられていて、治療技術向上から院内の取り組み改善まで、常に前向きに、そして非常にレベルの高い実践を行っています。


講義も楽しみながら行っていた福田さん。講義中、会場が笑顔に包まれていました。

みなさんも福田さんのように、常に前向きに楽しみながら、様々なことにチャレンジしてください。

第三講座


第三講座では「モチベーションを高める具体的方法」についてです。

成長する上で、切っても切り離せないのがモチベーション。高いモチベーションがもたらす効果は絶大で、モチベーションが高ければ努力を続けることが可能となり、どんどん自身の成長につながります。

このようなことからも、モチベーションは高い方が良いとほぼ100%の方が考えていると思いますが、では「どうやってモチベーションを高めたら良いの?」という質問に答えられる方は、少ないのではないでしょうか。

失敗によりやる気が落ちてしまったり、成果がなかなか出ないことで途中で投げ出してしまったり、嫌なことがありイライラすることで行動の足を引っ張ってしまったり・・・

モチベーションを下げる要因は常に身の回りに潜んでいて、その時に自分をうまくコントロールする術を持っていないと、モチベーションを高めるどころか、どんどん下がっていってしまいます。

特に新人であれば失敗も多く、できないこともたくさん出てくるでしょう。そんな中でモチベーションを以下に保ち、強いてはどう上げていくのかが、今後の成長を大きく左右するといっても過言ではありません。


この講座では、非常にシンプルなモチベーション管理の方法をお伝えしました。難しい取り組みは必要ありません。小さな積み重ねが大きな結果を生みます。ぜひ、医院に戻ってから何か1つのことからで良いので、即実践してみてください。今まで見たことがなかった自分に出会えるはずです。

以上がこの第2回の講座内容でした。

次回までの任意の宿題が出ています。会場でお配りした宿題冊子を参考に、ぜひ医院で取り組みを実践してください。一つ一つの積み重ねが、あなたの成長を後押しするでしょう!!

2020年 歯科医院スーパースタッフ育成塾 第2回 開催レポート

スタッフと院長先生の信頼関係構築が必要不可欠!
スーパースタッフが行うべき、院長とスタッフ達をつなぐ方法とは?

歯科医院スーパースタッフ育成塾 第2回 開催レポート


まだまだ新型コロナウィルスの影響があるため、今回も通常の会場参加と、ZOOMによるオンライン参加を並行して行っています。

みなさんには、たくさんの宿題に取り組んでいただいたかと思います。それらの内容は、課題に取り組むことで医院全体を活性化し、さらに自分自身を成長させることのできるものとなっています。

セミナー開催前の演習でも、それぞれがどのように成長したのか、そこから医院全体がどのように変化したのかを話し合っていました。

このセミナーは、参加者一人だけが変わるのではなく、全体を巻き込んでいきながら、医院も一緒に成長できるセミナーなのです。

第一講座


第一講座では、面談についてお話しています。

みなさんは「面談」を知っていますか?
もちろん、ご存知かと思いますが、その面談を行うための「意味」や、「重要性」について、しっかりとした説明ができる人は少ないと思います。

それらを知らずに面談をすると、

・ただなんとなく日常会話をしただけ

・話すことがわからず、無言の時間が多い

・ついつい先延ばしに、忘れてしまう

こういったことが起きてしまいます。


面談ではその人のこれからの目標を一緒に決め、乗り越えるべき問題を明確にしながら、モチベーションを高めて、目標達成をフォローしてあげる場です。その中で信頼関係も深まっていくので、スーパースタッフとしては非常に重要な項目となっております。

そのことを理解し、実践のポイントを盛り込んでいけば、面談相手の成長度合いは激的に変化していきます。

第二講座


この第2回では、ゲスト講師をお呼びし、実際にスーパースタッフとして医院で働いている方のお話を皆さんへお届けしています。

今回は、鹿児島県 さこだ歯科医院のマネージャー 伊黒 香織さんにお話いただきました。

伊黒さんは衛生士でありながら、医院のマネージャーであり、医療法人の理事も務めていらっしゃいます。それはつまり、衛生士としての業務だけでなく、スタッフ教育、スタッフ採用、仕組み化、勤務医教育などなど、医院の中枢を担うポジションで働いています。
まさしく、スーパースタッフと言える存在です。

もちろん、ここまで成長するためには、たくさんの苦労、試練がありました。それらに正面から立ち向かい、乗り越え、院長と、スタッフとの信頼関係を育て続けた結果が、現在の理事というポジションなんだと思います。


スタッフから経営者レベルの視点を持って院長先生を支える立場になるということ。これこそが、みなさんがこれから目指していく、スーパースタッフとしての道筋だと思います。

第三講座


第三講座は、「院長先生との関係構築方法」と「歯科医院経営数値マスター講座」です。

医院をより成長させていくためには、医院をひとつにしていくことが重要です。そのために重要なのが、信頼関係を構築していくことです。

ゲスト講師のお話にもあったように、院長とスタッフに信頼関係がないと、医院全体で取り組むべきプロジェクトや、新人スタッフと院長先生の考え方のギャップが埋まらないなど、様々な問題が発生します。

そのために、スーパースタッフであるみなさんが、医院の潤滑油として、院内の関係性をより良くしていければ、非常に大きなプラスになるのです。


もちろん、まずはスーパースタッフであるみなさんが、院長の考えをしっかりと理解しなければいけません。

経営者は孤独です。それでも、患者様のため、スタッフのために全力でがんばっているのです。院長先生が普段、どれだけがんばっているのか、どれだけ勉強しているのか、どれだけリスクを負って医院を継続してくれているのか、といった部分も理解してあげてください。そうすることで、医院がひとつにまとまっていくことでしょう。

さらに、経営をしていく上で必要不可欠な、医院数値についても、この講座お伝えしています。どんな仕事にしても、目標を決めることはとても重要です。そしてそれらは、数値化することで、明確なものになります。


しかし、多くの歯科医院では、スタッフがそれらの数値をチェックできていません。それどころか、気にしたことすらないこともあります。

スーパースタッフはこれから医院の中心になっていくスタッフです。なので、当然、医院の目標を知っておくべきだし、そこを達成するためには日々どうすればよいのか考えていく必要があります。

どんな業界でも、強いチームは目指す目標が一致しています。そのためには、自分達が今、どんな状況で、あとどれくらい頑張る必要があるのかを明確にしているのです。

以上が第2回の講座内容です。

今年のスーパースタッフ育成塾も次回が最終回です。皆様からのたくさんの宿題、お待ちしております!

2020年 歯科医院地域一番実践経営塾ベーシックコース 第3回 開催レポート

医院全体が取り組むプロジェクト導入方法!
全国の実践事例から学ぶ、
歯科医院を飛躍させる方法の数々!!
歯医者に自然と通いたくなる、「予防+わくわくの医院」の作り方

歯科医院地域一番実践経営塾 ベーシックコース第3回 開催レポート

経営塾ベーシックコース

2020年の経営塾ベーシックコースも第3回を迎えました。

今年は新型コロナウィルスの影響が続いているため、会場参加の皆様にはマスク着用、アルコール消毒、検温、フェイスシールドの配布など、徹底した感染対策の上でご参加頂いております。

さらに、今回もご希望の方には、遠隔地からでもご参加いただける、オンライン参加も可能となっております。それにより、都市部に参加できない方々でも、チームが欠けることなくご参加いただきました。

チームミーティングにおいても、オンラインミーティングをメインとしていただいており、それぞれが積極的に関わりを持つなど、コロナに負けないみなさんのエネルギーがひしひしと伝わって参りました。

経営塾ベーシックコース

第3回ということは、今年の経営塾も残り僅かです。

今年はコロナ騒動に大きく影響を受けましたが、それを言い訳にしていても始まりません。このような状況においても、どのようにして医院を成長させるのか、今だからこそ取り組める実践は何なのか、逆に今しか出来ない取り組みがあるのではないか・・・

各チームからはそうしたプラスの意見がたくさん出ていました。

このレベルの高さこそ、経営塾の参加者達なのです。こうした強烈なプラスの刺激を受けることで、どんな窮地に追い込まれても、諦めず、医院を、そして自分自身を成長させることができるのです。

第一講座

経営塾ベーシックコース

第一講座は、実践事例の講座です。

今回も、皆様から本当にたくさんの宿題をご提出いただきました。それらすべてを岩渕が確認し、みなさんの頑張り、工夫、そして全体で共有すべき事例を選定させていただいています。

その中から厳選されたものを、皆さんのお手元の冊子、PDFデータとしてお送りしております。さらにその中でも、どうしてもみなさんに実践してもらいたい内容を、講座内でご紹介いたしました。

経営塾ベーシックコース

ご参加されている医院ごとに規模や状況、人材、院長先生など様々かと思います。

それでも、この実践事例を参考にすれば、0から生み出さなくても取り組める成功例が山程あります。
こうした「お手本」があるとないとでは、取り組みに対する労力、失敗の可能性に雲泥の差が生まれます。

この実践事例の中に、必ず取り組める事例があるはずです。すべてをじっくりと読み込み、必ず自身の医院で実践してみてください。成果を出している医院は、徹底的に取り組みを実践しているのです。

第二講座

経営塾ベーシックコース

今回はゲスト講師の講演がありました。

今回ゲスト講師として講演いただいたのは愛知県開業 たかしま歯科 院長 高嶋 俊裕 先生です。

高嶋先生は、2010年やまむら歯科さん勤務医時代に経営塾に初参加されました。その時、惜しくも優勝を逃し、ステージ上で号泣。それくらいに医院の活性化、自分自身の成長のために全力で取り組んでいた先生です。その後も、やまむら歯科 副院長として活躍し、やまむら歯科さん成長の原動力となっていました。

その後、2015年に実家の医院を継承。新患数6人/月、1日患者数20人前後という状況の中でも、必死に自分が学んできたことに取り組み、たった2年でV字回復を実現。しかも、医院の改装・移転などを一切せずに達成することが出来ました。

経営塾ベーシックコース

勤務医時代に培ってきた治療技術と経営力を存分、さらに、お母様と一緒に診療し、継承前から勤めるスタッフを戦力化して地域一番医院へ一気に駆け上がっていったのです。

しかし、もちろん順風満帆にすべてがうまくいったわけではありませんでした。

継承の難しさ、そこからの激的な回復の秘訣など、ここでしか聞けない内容が満載となった講座でした。これから継承をする側、される側どちらにとっても、非常に学びの多い講座となりました。

第三講座

経営塾ベーシックコース

第三講座は「プロジェクトチームと初診カウンセリング」「予防+わくわくの医院にする」の2つのテーマです。

実践事例やマーケティング、マネジメントなど、医院を活性化させる方法についてはたくさんお伝えしてきました。しかし、その取り組みを、院長先生だけでやり続けると、いつか無理が生じてきます。規模、スタッフが多くなりすぎると、一人の力では見えない部分が出てきます。健康問題や体力の衰えなど、人間であれば誰しも、起こりうる可能性があります。

ではどうすれば良いのか。解決策としては、医院全体で取り組みに参加してもらうことです。大筋の方向性を院長先生が決定し、実行についてはスタッフが中心となって進めていく。その形がとれれば、あとはチェックとフィードバックをするだけで、医院の活性化が進んでいきます。

それらを実現させるために必要なものが、プロジェクトチームでの取り組みです。

経営塾ベーシックコース

さらに、カウンセリングをしっかりと定着させ、仕組みとしてしまえば、患者様にとって大きなプラスとなります。そこから、医院に対しての高い満足度が生まれていきます。

さらに、患者様達が予防の大切さを理解するための方法、自然と通いたくなる歯科医院にするための方法など、他の医院との明確な差別化させていく方法もお伝えしています。

以上がこの第3回の講座内容です。
最終回まであと僅かです。最後の宿題、最後のチームでの活動に全力で取り組み、最高の一年だったと思えるように、最後まで全員で走り抜けましょう!!

懇親会

経営塾ベーシックコース

今回も、セミナー終了後はそれぞれチームのミーティングを行っていただきました。

今年はチームミーティングをオンラインで推奨しているため、なかなかメンバーがそろうこともありません。しかし、せっかく会場に来れた方には、これからのチームの目標、取り組んでいくべきことについて徹底的に話し合っていただきました。

もちろん、WEB参加の皆さんにも引き続きご参加いただき、チームミーティングにご参加頂いています。

経営塾ベーシックコース

会場、WEBどちらの参加者も、取り組みレベルは負けていません。このコロナウィルスという未曾有の危機おいても、それぞれが自分自身のできる限りの力を用いてがんばってくれています。

そして、コンサルタントによる無料経営相談会も開催致しました。会場、WEBどちらでご参加いただいても、この無料の経営相談にご参加いただけます。まだご参加いただいていない方は、ぜひともご参加ください。

医社)むらまつ歯科クリニック 理事長 村松 崇稔 先生

兵庫県芦屋市で開業されている医療法人社団 むらまつ歯科クリニック様は、2007年から地域一番実践経営塾をはじめとする様々なセミナーにされていたものの、スタッフとの関係性で悩まれていました。2014年からコンサルティングを導入し、マネジメントを安定させることで、医院の数値面も改善され、圧倒的な地域一番医院へと成長されています。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

スタッフとの関係性であったり、考えてること・やりたいことが医院の中で反映できなかったことが一番困っていました。

コンサルティングを導入したきっかけ

昔から経営塾などのセミナーを受けてはいたんですが、実践というところで足踏みをしてしまって、結果が得られませんでした。その中で導いてくれる方が必要だと感じまして、導入をしようと決めました。

医院の成長につながるような提案はありましたか?

収益に関わるポイントや、どこを伸ばして経営的な数字を見ていけば良いのか、明確に示してもらえるので、特にメンテナンスの部分が、経営的にも患者さんの喜び的にもすごく良い部分なんだなと感じまして、そこを強化することによって結果が出たんだと考えています。

他のコンサルティング会社との違いを教えてください

数値をあまり追いすぎないというか、自分のペースでお付き合いできるのは、非常にありがたいです。“結果をここまで上げましょう”と数値ばかり言われると気持ちが萎えてしまうんですけど、実際に数値の設定はしているんですが、うまくリードしてくれて結果的に数値がついてきているので、とてもありがたいなと思っています。

コンサルティングの導入によるスタッフの変化

毎回来てもらう度にスタッフの面談をしてもらうんですが、その中でスタッフの気持ちが落ち着いてきているんじゃないかなと。スタッフのモチベーションや気持ちの浮き沈みが手に取るようにわかるようになりました。

コンサルティングの導入によるご自身の変化・成長

今年で14年目に入ってるんですが、経営的なところで不安がありまして、結果が出てくることで徐々に自信がついてきたと言うか、来てくれている横山さんから“遂にここまで来ましたね”と言われると、とても嬉しくなりますし、やる気をもらっています。

コンサルティングは先生にとって、どのようなものですか?

僕にとっては、なくてはならないものだと感じています。自分の立ち位置や現在地を確認できますし、何が良くて何が足りていないのかというところを確実に示してくれるので、やるべきことがはっきりするということですね。なので、先導役をしてくれる存在だと考えています。

コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス

目に見えないものに投資するというのは少しもったいないと思うかもしれませんが、プロのスポーツ選手でもコーチをつけるように、自分の目から見てなかなか見えない部分が必ずありますので、それを客観的にフィードバックしてくれることで、自分自身の力を引き出すこともできますし、より周りを幸せにできる1つのきっかけになると思います。

2020年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第1回 開催レポート

新人スタッフでありながら、医院にプラスの影響を与えられるようになる!
参加者達が楽しみながら学べる、新人スタッフ教育に特化したセミナー!!

2020年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第1回 開催レポート

今年も、全国の歯科医院さんから新人スタッフが集まり、これから歯科業界で働いていくために必要な考え、知識、ポイントを伝えていくセミナー、新人スタッフ育成塾がスタートしました。

このセミナーでは、多くの新人スタッフが参加されるので、講座内容には様々な工夫があります。座学ばかりではなく、ディスカッションや演習、動画などを通して、退屈せず、楽しみながら、みんなと一緒に成長できる仕組みとなっています。
そうした内容から
「なんのために働くのか」
「歯科医院で働く上で、このような考え方を持っておいてほしい」
といった、これから働いていく上で必ず知っておいてほしいことを徹底的に伝えていきます。
普通、学生から社会人になったとき、一般的な企業であれば『社会人研修』として、様々な考え方を教え込まれます。しかし、歯科医院では診療業務と並行して、しっかりとした研修を行うことは非常に難しいのが現状です。


患者様、同僚とどのようなのコミュニケーションをとればよいのか。自分が働き続ける上でのモチベーション維持の方法。自分自身の目標の立て方など、働いていく上で必要なことは山程あります。

それらを、このセミナーを通じて、院長先生に代わってお伝えさせていただきます。なおかつ、このセミナーには毎回、ゲスト講師がいます。全国の歯科医院で成果を出しているコンサルタントの話と、実際に歯科の現場で働いているゲスト講師の話が、みなさんの成長の糧となるセミナー。それがこの新人スタッフ育成塾です。

第一講座


第一講座のテーマは「歯科業界の現状」です。
新人のスタッフであれば、歯科業界についてまだ、あまり詳しくないかもしれません。そこで、まずは歯科業界がどのような状況に置かれているのかをお話しました。

なぜそのような話をするのか。それは、院長先生が日々学び、努力して行う治療や、一生懸命考え、実践を繰り返している経営の取り組みについて、どうしてそこまでやらなければいけないのかを知ってもらうためです。

近年、歯科業界を取り巻く状況は非常に厳しいものになっています。あらゆる場所に医院が乱立し、その数はコンビニを超えています。
ということは、そこに必ず発生するのは、競争です。強い歯科医院だけが生き残り、弱い歯科医院はどんどん潰れていく。それが現在の歯科業界です。

院長先生は経営者であり、自分自身で借金をしたりしながら医院経営をしています。なので、当然ながら必死に歯科医院経営に取り組んでいます。しかし、新人スタッフはそのことを知りません。「がんばらなければいけない意味」を知らないのです。

さらに、「がんばる方法」についてもお伝えしました。
歯科業界が厳しい状態で、院長先生も必死にがんばっている。じゃあ自分たちには何ができるのか。その部分についても、わかりやすく、具体的な内容でご説明しているので、すぐに医院で実践に移せるかと思います。


新人のスタッフ達は、入社間もない自分たちには、「まだ医院内でできることなんてない」と思っています。しかし、新人には、新人にしかできない貢献もたくさんあります。そのことに気づいてもらうことが、このセミナーの第一歩目になります。

第二講座


第二講座は、埼玉県秩父市開業 落合歯科医院 新井 ひかりさんにお話をいただきました。
2019年に開催された、新人スタッフ育成塾の東京会場にて、MVPに輝いたのが、新井さんでした。

新井さんは未経験から歯科業界に就職し、歯科について何もわからない状態にも関わらず、圧倒的な勉強量によってそれをカバーし、弱点を克服していきました。その時の勉強に使用した学習ノートは、びっしりと学んだ内容が記載され、一気に成長するきっかけとなりました。

そして受付として医院で活躍し、受付業務はもちろん、それ以外の院内の仕組みづくりもどんどん改善していきました。

入社して一年目から、しかも医院なぜそのような行動ができたのか。そしてその原動力となった、努力のコツはなんだったのか。それらを現場目線で徹底的にお話いただきました。


受講しているみなさんは、100名以上の参加者がいる各会場で、堂々と講演している新井さんがとても眩しく、遠くの存在に感じるかもしれません。しかし、そんな新井さんも、1年前はゲストとして参加されているみなさんとまったく同じ立場でした。その、わずか1年間で、ここまで自分自身を磨き、成長させることができるということです。

ぜひ、みなさんも新井さんのように、日々の学びを積み上げ、実践を続けていってください。その先には、大きく成長した自分に出会えるはずです。

第三講座


第三講座は、『仕事観』についてのお話です。

みなさんは、働くことの「意味」をご存知でしょうか。単純に「お金を稼ぐため」や「生活のため」と思っている人がいると思います。それはもちろん正解です。

しかし、それ「だけ」のために働いていては、最低限のことしかやらないような人間になってしまい、成長することもありません。
そして、仕事のやりがいや感謝される喜びも得られなくなってしまいます。

本当に優秀な人材は、そうならないような、社会人としてのしっかりとした考え方を持っています。さらに、院長先生がどのような思いで働き、経営に取り組んでいるのかを理解した上で行動しています。

自分のことしか考えないのでは、社会人とは言えません。
自分自身の成長、医院全体の成長、患者様のこと。これらを頭に入れ、物事の判断基準にこの3つのバランスがとれているかを見極めていくことが重要となります。


これらは、学校では教えてくれません。職場では忙しく、先生や先輩たちもじっくりと説明ができないでしょう。この講座での学びは、これから働いていくみなさんの土台となる考えです。この土台の上に、技術を積み上げていくことが大切です。

さらに、今年も任意の宿題が出ています。ここに全力投球できるかどうかで、医院での成長度合いも変わってくるでしょう。みなさまからの全力の宿題、お待ちしております。

2020年度 歯科医院スーパーTCアドバンス 開催レポート

2020年度 歯科医院スーパーTCアドバンス 開催レポート

2020年9月8日・9日に大阪と東京にて歯科医院スーパーTC育成アドバンスセミナーが開催されました。今年はウェブ(ZOOM)での参加もできますし、昨年と違って全1回のセミナーとなりました(11時からスタートで丸1日のセミナー)。


配信は今年のTC育成塾からグレードアップして、新しい機材を導入しました。会場参加がベストですが、社会情勢によって会場に来られない方にもできるだけリアルな雰囲気をお伝えできるように努めています(誰かといっしょに行うワークやロールプレイもできます)。


TCアドバンスは従来のTC育成塾を修了された、つまり初診カウンセリングや補綴コンサルが実施できている方・医院が参加条件となっています。より高額だったり全顎コンサルのような大きなケースを暑かったりするので、基本ができていることが前提だからです。いろんな事情でTCアドバンスから参加された方・医院はぜひ来年のTC育成塾にお待ちしています。

第1講座


11時からスタートした第1講座は萩原から「相談の型」というテーマでTCアドバンスで身につけるべきカウンセリングのパターンや流れ、準備の方法、見せるべき資料についてお伝えしました。アドバンス編といえど、オジリナルの方法を身につける前に、まずは守破離で基本の形を押さえてほしいです。

第2講座


途中、お昼休みをはさんで13時からの第2講座では「患者様への説明」というテーマで準備した資料をどう使うのか、患者様に気づきを持ってもらうためにどのような質問をするのか、大きなケースではTCはどのような流れでカウンセリングをしたほうがいいのかという内容をお伝えしました。

TCアドバンスのエッセンス的な内容で、ランチを食べてあとにもかかわらず、受講者の方は一生懸命参加されていました(ZOOM参加の方の状態も弊社スタッフが常に確認しています)。途中のワークも会場とZOOMで行われました。

第3講座


14時半からラスト18時までの第3講座では五島から「アドバンス級TCになるための補綴コンサルの理論と実践」というテーマで、TCスキルチェックテスト、TCに必要な資質、具体的なセリフ、伝え方、カウンセリングで使う効果的な3つの技・ツールという内容をお伝えしました。


この第3講座は第1講座と第2講座を受けての応用編で、全国の優秀なTCが行っているカウンセリングの書き起こしを随時参考にしながら進みました。音声や動画を聞いたり見ながら進むので、説明する雰囲気・トーンも感じられる貴重な時間になったかと思います。


アドバンスでは通常のTC育成塾よりは先生(男性陣)の参加が少し多いです。セミナーの内容をドクターコンサルに取り入れたいというご要望もあるようです。

TCアドバンスは2018年から始まり、今回が3期目。テキストの内容の半分くらいは改訂されています。丸1日のセミナーになったのは今回が初めてでした。来年も開催されますので今回の参加が叶わなかった方はぜひご参加ください!

第12期 歯科医院スーパーTC育成塾 第3回 開催レポート

歯科医院スーパーTC育成塾 第12期(2020年)第3回開催レポート


2020年8月19日・20日に歯科医院スーパーTC育成塾第12期の第3回が開催されました。2月から始まり、例年は6月に終わるのですが、今年は社会的情勢の変化により最終回がスタートから半年後となりました。開催期間がおよそ半年間あったので、受講者の皆さんは実践がたくさんできたのではないかと思います。


入場時は消毒・検温を行い、受講者の方々が安心して参加できる環境づくりを行いました。会場への参加が難しい方にはZOOMによる配信を行いました。8月頃になると、どこかでZOOMを使ったことがある方も増え、遠隔でも通常どおりのセミナー参加を体験できた方も多いようでした。


ちなみに毎回の恒例となっている入場時のハイタッチですが、今年は「エアハイタッチ」です。写真ではわかりづらいかもしれませんが、実際に手を合わせず、距離を取ってエアでハイタッチの雰囲気を演出しました。

第1講座


第1講座は萩原から「補綴コンサルの質を高める」というテーマで第2回の補綴コンサルの基礎からステップアップした伝え方、反論処理をお伝えしました。自費アップに直結するのでみなさん熱心でした(もちろん自費コンサルだけをやっても意味がないことはお伝えしています)。


覚えた話し方は声に出してみるのがマスターするいちばんの近道です。そのため、講座中にワークを入れながら進みました。会場がペアを組んでワーク・ロールプレイをしているときは遠隔(ZOOM)で参加している方も誰かとペアを組んでワークを行っています。会場でも遠隔でも同じように効果が出るよう工夫をしています。


TC育成塾第3回の会場参加率は4~5割程度でした。ライフのほうが講座に集中できたり、他の方のがんばりに影響を受けたり、講師に直接質問ができたりしますが、会場参加か遠隔参加は柔軟に選んでいただければと思います。

第2講座


第2講座は五島から「仕組みで取り組み補綴コンサルとロールプレイ」というテーマで、補綴コンサルで使うツール・医院全体での取り組み方をお伝えしました。TCは一人では業務ができません。受付、診療室のスタッフ、ドクターの協力があってこそ、カウンセリングが実施できることを忘れないないようにしてほしいと思います。


みなさんには事前に自院で使っている補綴メニューをご持参いただくようにお願いして、会場のロールプレイで相手の方に使っていただきました。やはり練習とはいえど、普段使っているメニューのほうが実践につながりやすいです。

今年は開催期間が伸びたり、終了認定テストを講座終了後の別途課題に変更したり、遠隔ZOOM参加を導入したり、例年とは違うTC育成塾になりましたが、最後まで皆さんがんばってくださいました。講座を受けて実践を終わりにするのではなく、ここからがスタートです。これから優秀なTCとして活躍してほしいと思います。

2020年 夫婦成功セミナー 開催レポート

3年ぶりに復活した待望のセミナー!!
誰も教えてくれない、どこにも載っていない、
夫婦経営の未来を成功させる方法

夫婦成功セミナー 開催レポート


実に3年振りに開催となった、この夫婦成功セミナー。しばらく開催がなかったため、本当にたくさんのお申込みが集まりました。

今年は新型コロナウィルスの影響により、会場参加だけでなく、WEBでの参加も可能となっていましたが、合計で150人以上の参加となり、もしWEB受講がなければ、会場に入り切らないほどの申込みとなりました。

この3年間、皆様から「夫婦成功セミナーはいつ開催されますか?」というお声を、本当にたくさんいただきました。

なぜなら、夫婦で経営を成功させる方法は、どこにも載っておらず、誰も教えてくれないからです。

そのため、世の中の夫婦で経営している方々は、人知れず悩み苦しんでいるのです。

このセミナーでは、実際に夫婦二人三脚でやってきた成功事例、失敗事例を余すことなく公開していきます。経営者としての悩み、解決方法から、日常的な夫婦としての問題解決まで、ありとあらゆるケースに触れていきます。


その内容は、実際に岩渕が悩み、苦しみながらも辿り着いた、夫婦経営の汗と涙の結晶です。

ご参加者の多くがご結婚されている方々のため、このセミナーでは託児サービスも設けています。夫婦共に学んでいただき、同じ価値観を持っていただきたいセミナーだからこそ、ここまで体制を整えて、今年も開催させていただきました。

第一講座


第一講座は、岩渕龍正による「夫婦成功のためのあり方」でした。

一般的に、「夫婦経営をする」と聞いて、世間の人はなんと言うでしょうか。

「絶対に夫婦喧嘩になるに決まっている」
「従業員が夫婦の板挟みにあってかわいそう」
「離婚原因になりそう」

などなど、ほとんど良い意見を聞くことができません。

そして、何も知らずに夫婦成功を初めてしまうと、本当にそのような状態になってしまいます。

それはなぜか。それは、「ほぼ全ての人が自己流、なんとなく、思いつきで夫婦経営をしているからです。

本当は、「夫婦経営にも正しいやり方、考え方」があるのです。

しかし、何度も言いますが、それを教えてくれるものが、世の中のどこを探してもありません。だからこそ、このセミナーで夫婦成功のためのあり方を、初めにお伝えさせていただきました。

もし、夫が一人で経営者をやっているとして、その現場にスタッフとして妻が入っている場合、普通に考えると、この状態は夫婦経営のように思うかもしれませんが、実際には違います。

夫婦経営には4つのステージがあり、その中の第1ステージに過ぎません。その段階を徐々に引き上げていくことが、夫婦経営の成功となります。

しかし、それは容易ではありません。そのために必要な考え方、あり方をお話しました。

このステージを上げるためには、妻に現場に入ってもらい、かつ、徹底的に取り組んでもらう必要があります。すると、妻には多大な負担がかかってきます。そんなとき、何も考えず、いい加減に接してはいけません。間違っても夫がキレてはダメです。

加えて、妻の信頼を裏切るような行為も、絶対にやってはいけません。女性問題は金銭問題など、様々なトラブルがありますが、それらをやった瞬間、信頼は地に落ち、すべてが水の泡になってしまいます。

そうした積み重ねを繰り返しながら、夫婦一緒に夫婦経営のステージを高めていき、お互いを支え合っていくのです。

第二講座


第二講座は、経営者の妻である岩渕泉が務めました。

夫婦経営をする前の妻は、10年間、普通のOLをしていました。なので、経営者としての知識、経験はもちろんなかったですし、その準備もまるで整っていませんでした。
するとどうなるでしょうか。

いざ夫婦経営がスタートすると、ありとあらゆる問題が起きていきます。

・申し込みが殺到し、とてもじゃないけど対応しきれない。
・決めておくべきことの漏れ、確認ミス
・契約、振り込みといった企業ならではの事務業務
・機器の故障、トラブル対応

などなど、ありとあらゆるトラブルが連続し、日々の業務に忙殺されていきました。

そうなると、当然夫婦喧嘩、現場スタッフとの問題、そして経営者としての夫との衝突などもおき、一時は離婚の危機にまで発展することもありました。

本当に辛く、苦しい日々であり、逃げ出さなかったことが不思議なくらいです。それでも、その時期を必死に乗り越え、そこでしか学べない知識、経験を得ることができました。

経営者の妻は経営者なのです。普通の妻ではありません。

そのことを、実際に体験し、死にものぐるいで乗り越えてきた経験を、徹底的にお伝え致しました。

さらに、経営者の妻として、夫をサポートするための秘訣についてもお話しています。これらの講座内容を夫婦一緒に理解することで、妻の成長スピードは一気に加速していくはずです。

第三講座


第三講座は、再び、岩渕龍正の講座です。

テーマは「妻をプリティーウーマンにする方法」です。

妻を経営者としてさらに成長させるためには、夫が成長を引き上げていく必要があります。同じ本を読むように促し、おすすめの書籍をおしえてあげたり、同じセミナーに一緒に参加したり、とにかく、互いの価値観を合わせていきます。

そして、妻に明確に役割を与え、経営の中の1部門を任せていきます。必要があれば相談、提案はしますが、口を出すようなことはしません。そうすることで、妻に経営者意識が生まれ、どんどん経営者としての力が付いてきます。

すると、第一講座でお伝えした、夫婦経営のステージが上がっていき、妻が抜けても大丈夫な段階へと進んでいきます。

これらの内容は、実際に岩渕夫婦が共に会社経営をし、多くの試練を乗り越えながらつかんだ、夫婦経営の正しいやりかたです。机上の空論ではないこの講座には、参加された夫婦の皆様に大きな衝撃を与えることができたと思います。


講座終了後もたくさんの質問が上がり、WEB参加の皆様からも続々とアドバイスを求める声が上がりました。

以上が今回の夫婦成功セミナーとなります。

夫婦経営がうまくいけば、苦しみは半分、喜びは2倍となります。その実現のためにも、この日の学びをどんどん実践していってください!

2020年 歯科医院スーパースタッフ育成塾 第1回 開催レポート

安定した医院の要は中堅スタッフ
未来の幹部次々と誕生する、スタッフ向けセミナーの最高峰

歯科医院スーパースタッフ育成塾 第1回 開催レポート


新人スタッフ期間を終えて、医院にも慣れ、後輩スタッフを育成する立場となったスタッフが学ぶ場、スーパースタッフ育成塾。

業務はもちろん、院内のルールや人間関係も理解してきた中堅スタッフが、さらに成長していくためには、多くの努力、実践が必要となってきます。

しかし、そうした中堅スタッフが次に目指すステージについて、スタッフ自身もわからず、明確に教えてくれる人はなかなかいません。

院長先生も、そうしたスタッフをどのように伸ばしていいかわからず、なんとなく働いてもらい、なんとなく勤務年数が長くなったので、なんとなくチーフにしてしまいがちです。

そうなると、突然たくさんのスタッフ達をまとめなくてはいけなくなります。しかし、誰もスタッフのまとめ方を教えてくれず、何をどうしたら良いかわからなくなり、高い確率でうまくいきません。


チーフをやるためには、

・チーフの意味
・人をまとめていくための考え方
・人を伸ばしていく教育方法
・リーダーである、院長先生の思いを知る

このような、これまでとは違った考えや働き方が必要となってきます。

そのため、本来であれば、そのような要素を持っている人物をチーフに任命すべきなのです。しかし、毎日が激務である歯科医院において、そのような教育をする時間も余裕もありません。

そこで、地域一番実践会でご用意したセミナーが、このスーパースタッフ育成塾になります。

第一講座


第1講座は「スーパースタッフとしてのあり方・考え方」です。

中堅スタッフ達の特徴として、仕事に対するマンネリを感じていることが非常に多いです。

なぜなら、新人時代のようにわからないこともほとんどなくなり、本当はもっともっと成長するためには学ぶべきことがたくさんあるのに、学ばなくてもなんとかなってしまうので、どんどん成長する機会を失っていってしまうのです。

そうなると現状維持どころか、学ばないことが当たり前となり、成長しないことに慣れ、がんばることから目を背けていってしまいます。

そんな状態の人がチーフになってしまったら医院はどうなるのか・・・当然うまくいくはずがありません。

そこで、スーパースタッフとして必要な考え方、仕事に対するあり方を徹底的にお伝えしていきます。

なぜなら、中堅スタッフである参加者のみなさんは、これから、医院を引っ張り、スタッフ達をまとめ上げるリーダーとなる可能性がとても高いからです。

歯科医院は女性がとても多い職場のため、結婚、妊娠、出産など、今いるチーフがいつまでも医院にいてくれるとは限りません。

それは、今のチーフがいついなくなったとしても、頼れる中堅スタッフでいなければ、非常に恐ろしいタイミングで、チーフをやらざる負えないことが起こりうるということです。

もしそんなことになったら、誰も幸せになりません。医院にとっても、中堅スタッフ、院長先生すべてにとってマイナスとなります。


そうならないよう、このセミナーでは

『学びを日々実践し、新人スタッフではない自分にできることを考える』

『長期的な目線で日々の取り組みをがんばること』

『ただの仲良しクラブではなく、仕事をする仲間として、どうすればみんなが成長し、医院も成長できるのかかんがえること』

といったようなポイントが必要となってきます。
この考え方や行動は、仕事だけでなく、あなたの周囲人生すべてに当てはまる重要な部分となります。

第二講座


第2講座は、『新人・後輩教育実践講座』です。

歯科医院では、新人スタッフを育成していく必要があります。そのため、新人スタッフ期間を乗り越えた中堅スタッフ達が、新しく入社したスタッフ達を育成していくことが多いです。

そこでは必ず、教育担当が必要です。

しかし、その教育担当もなんとなく決まり、誰からも後輩育成方法を学べないまま、スタートしていってしまうのです。

そんなスタートをして、うまくいく人なんてほとんどいません。むしろ、業務を一通り覚えたスタッフであれば、そうしたことを学んでいかなければいけません。


そこで、この講座ではスタッフの正しい育成方法をお伝えしています。

働く理由、意味とはなんなのか、仲良しではなく、チームの作り方とはなんなのか、人を育成するために必要な叱るとはなんなのか・・・

こうした、人を教育する上で欠かせないポイントは山ほどあります。しかし、歯科医院に特化して、現場の状況まで理解してレクチャーしてくれるセミナーは他にありません。ロールプレイングも交えて、しっかり学んでいただいたので、これらが実行されれば、医院全体の強化につながるはずです!

第三講座


第3講座は、『医院環境整備実践講座』についてです。

何度もお伝えしていますが、スーパースタッフとは、今後医院の中心になっていくスタッフです。ということは、周囲のスタッフをまとめ、引っ張っていく存在です。そのためには、周囲から信頼が必要になります。

「信頼を得る」そのためには、一体どんな行動が必要なのでしょうか。

そのためには、日々、当たり前でいながら、皆が忘れがちな、本当に基本的な正しい行いを、コツコツと毎日積み上げていく行動です。

それは

・皆が放置してしまっている汚れた箇所の掃除
・朝の挨拶をしっかりと全員すること
・不平不満、愚痴を言わない
・周囲へのプラスのメッセージを伝えること

こうした、地道な活動です。これらの行動は、すぐに結果に結びつくものではないので、ながくやり続けなければ意味がありません。そのため、初めのうちは誰からも評価されないかもしれません。自分自身、やる意味を見いだせないかもしれません。


それでも徹底的にやり続けてください。そうすることで、医院全体が、少しずつ良くなっていくはずです。そして、その行動に気が付き始める人が現れ、徐々に賛同していってくれるでしょう。

この行動は、そのまま宿題にもなっています。決して簡単ではないですが、粘り強く続けることで、スタッフ、医院全体が生まれ変わっていく課題です。

この行動から、みなさんのスーパースタッフ人生がスタートしていきます。みなさまからの宿題のご報告、楽しみにしております!

2020年 歯科医院地域一番実践経営塾ベーシックコース 第2回 開催レポート

史上初のオンラインリーダー立候補チーム決めを経て会場に集まった経営塾メンバー達。
会場、WEB参加どちらでも学べる、モチベーション高め方とは?

歯科医院地域一番実践経営塾 ベーシックコース第2回 開催レポート

経営塾ベーシックコース

2020年経営塾ベーシックコース第2回は、いつもと大きく違う点があります。

なんと、ウイルスの影響により、経営塾史上初の、会場参加とWEB参加を選択できる仕組みでのセミナー開催となりました。

第1回が、WEBセミナーオンリーだったこともあり、チーム決めに関しても、事前にリーダー立候補をオンラインで募り、参加ゲストのみなさんにオンライン投票をしていただくことで決めました。

そうして決まったチームメンバーが、ようやく顔合わせをしたのが、この第2回の会場でした。
しかし、完全にウイルスが収束したわけではないため、オンラインでのWEB参加を選択していたゲストもたくさんいらっしゃいました。

そこで、セミナー当日、なんとか会場にいるメンバーと、WEB参加のメンバーをつなげるため、実践会でもどのような方法があるか、必死に考え、試行錯誤を繰り返しました。

最終的に、『会場にチーム用PCにを設置し、同じチームメンバーと接続し、チームミーティングをする』という方法で、チームメンバーをひとつにすることができました。

経営塾ベーシックコース

経営塾ベーシックコースはチーム制です。そこが重要な部分であり、大きな学びにつながります。だからこそ、チームでたくさんの課題に取り組み、励まし合ってほしいと思っています。

会場に全員が集まれなくても、チームの絆はしっかりと生まれていました。それほど、この経営塾メンバーの情熱は熱く、大きなエネルギーとなっていました。

第一講座

経営塾ベーシックコース

第一講座は、みなさんからご提出いただいた、実践事例の解説講座です。

新型コロナウィルスに揺れる中、今年もみなさんから本当にたくさんの宿題をご提出いただきました。

医院様によっては、非常につらい時期だったと思います。しかし、そんな今だからこそ、取り組むべき実践がたくさんあったはずです。

しっかりとした感染対策、取り組みの説明、HPでの表示方法、患者様への説明、スタッフへのコロナ対策などなど…
その中から厳選し、ぜひとも他の医院様でも参考にしていただきたい事例を、講座にてご紹介しました。

すべての宿題に目を通した上で選んだ事例なので、その実践事例の通りに進めれば、成果につながるものばかりです。さらに、講座では紹介しきれなかった事例を宿題冊子にしてお配りしているので、しっかりと読み込み、行動に移せば医院が激的に変化することでしょう。

経営塾ベーシックコース

さらに、印刷所の関係で冊子に乗り切らなかったものも、PDFデータでお渡ししています。

この大量の成功事例を、シャワーのように浴び続けることができるのが、経営塾の大きな魅力の一つです。

経営塾に参加したメンバーだけでなく、医院に持ち帰ってからは、ぜひ医院全体で共有してみてください。

それらの行動が実行できれば、あなたの医院もあっという間に地域一番医院になれるはずです。

第二講座

経営塾ベーシックコース

通常のベーシックコースの第二講座は、ゲスト講師の講座ですが、この第2回は「モチベーションをアップする」という講座内容で、午後のセミナー時間をすべて使い切ります。

それほどまでに力を入れる理由は、みなさんからの質問事項にとても多い項目として、「高いモチベーション維持はどうしたらよいか」というものが非常に多いからです。

どんなに良い知識、学びを得ても、それをしっかりと実行し、効果を検証して、さらに改善した形で試してかなければ、最大限の効果につながりません。

しかし、それには手間もかかり、効果につながるまでに長い時間もかかります。そうなると、やろうと思った時に高まった高いモチベーションは、徐々に薄れていき、やろうと思ったことまで忘れてしまいます。

経営塾ベーシックコース

それだけではありません。忙しい診療業務や、職場でのトラブルなどによって感情が乱され、自分自身ではなく、外的要因によってモチベーションがコントロールされてしまいます。
そうなってしまえば、当然高いモチベーションは失われ、忙しい目の前の業務に忙殺されていってしまいます。

そしてもうひとつ重要なものが、「感情のコントロール」です。
少数精鋭で構成されているケースの多い歯科医院では、たった一度の怒りや憎しみで、あっという間にすべてが崩壊してしまいます。
スタッフ退職、患者様からの悪い口コミなど、取り返しのつかない事態につながります。そうならないために、感情をどのようにしてコントロールすべきか、重要な意味も含めてお伝え致しました。

懇親会

経営塾ベーシックコース

今回は、いつものように飲食店を貸し切ることはせず、セミナー会場での懇親会となりました。

本当はお店での楽しい時間を提供したいと思ったのですが、やはりウイルスの影響を考えると、実現することはできませんでした。

しかし、セミナー中では語り尽くせなかったチームの交流、取り決め事項の話し合いなど、WEB受講の方も会場の方と一つになって取り組みました。

経営塾ベーシックコース

そして、岩渕を始めとする弊社コンサルタント達の無料経営相談はしっかりと開催しております。

会場参加の方はもちろん、WEB参加の方も、オンラインでの経営相談を実施しています。

以上が今回のセミナー内容です。実践会はウイルスに負けずに、今できる最大限の形で経営塾を開催していきます。次回もよろしくお願いします!

2020年 歯科医院スーパーDr育成セミナー 開催レポート

勤務Drの大きな勘違いを修正し、
一気に成長させることができる、歯科医院のために特化した、
あり方教育セミナー!!

2020年度「歯科医院スーパーDr育成セミナー」開催レポート


毎年、多くの勤務Drが誕生しますが、その99%以上が、大いなる勘違いをしたDrになってしまします。
どんな勘違いかと言うと、

・院長先生がよくスタッフと衝突するけど、自分はそんなことありえない
・歯科治療の技術さえあれば、自分が開業したとき何も問題はない
・経営の勉強なんて、歯科医師に必要はない

これはすべて、大いなる勘違いです。

しかし、これらの間違いについて、勤務先の院長先生は伝えてくれません。もちろん、伝えたほうが良いと思っているにも関わらず、それができないでいるのです。なぜなら、

・そんなことを言ったら、怒って医院を辞めてしまうかもしれない
・辞めなくても、その後の関係性が心配
・相手に理解してもらえるような伝え方がわからない

そういった理由が挙げられます。

しかし、これらの勘違いを放置しておくと、本人も成長しないし、医院としてもマイナスになります。誰も幸せになりません。

だからこそ、歯科医院地域一番実践会が、勘違いDrへ、正しいあり方を伝えていく【スーパーDr育成セミナー】を開催しているのです。


Drがしっかりしている医院は、スタッフもしっかりしています。Drがマイナスな医院は、スタッフもマイナスなことが多いです。それほど、勤務Drのやる気、実績、人間性、あり方は、医院へ及ぼす影響力が大きいものなのです。

今年も本当にたくさんのDrにご参加いただき、情熱を込めたメッセージを徹底的にお話いたしました。

第一講座


第一講座は、岩渕龍正から「勘違いDrとは何か?」についてです。

歯科医院のDrはほとんどが「勘違いDr」になります。

なぜなら、何もしていないにも関わらず、周囲からは「先生!先生!」と呼ばれ、スタッフからも、患者様からも、業者からも、それはそれは丁寧に扱われ、自分自身が特別な存在のように感じるからです。

すると、そうした特殊な状況を普通の状態と思い込み、普通であれば考えられない認識を、当たり前だと感じてしまうのです。
そんな状態では、仕事もうまくいくはずがなく、本人にも何も成長することはありません。

すると、医院内にもたくさんのトラブルが生じてしまい、Dr一人だけでなく、多方面にわたって悪い影響が出てきてしまいます。
当然、自身の能力向上、新しい考え方のひらめきなど、一切生まれません。

そうならないためにも、岩渕がストレートに「あなたは勘違いDr」ということを伝えます。


他人からここまではっきりと言ってもらえることはまず、ないと思います。だからこそ、この講座には大きな意味があります。

ここまではっきり言われると、相当キツい部分もあったと思います。しかし、そう感じるということは、この講座の意味がしっかり伝わっている証拠でもあるのです。

第二講座


第二講座は、経営コンサルタントの横山光孝から「スーパーDrとしての考え方とあり方」です。

横山は、地域一番実践会のコンサルタントとして、長年数多くの歯科医院へ訪問し、直接現場で、多くのスタッフ、院長先生、そして勤務Drと面談をしています。

一年間に延べ200以上の歯科医院へ訪問しているため、ありとあらゆる医院でのトラブル、悩み、相談を解決してきているため、勘違いDr達が、どうしていけば改善し、スーパーDrになれるのかを熟知しています。

その圧倒的な現場経験から導き出された、【スーパーDrとしての考え方と行動】について、じっくりとお話させていただきました。


しっかりとした目標や自分自身の将来像を明確化し、今どんな行動が必要なのかを考えること。そして、開業してから必要な経験をどのように積み上げていくのかということをお伝えしています。

ただ漠然と治療だけしているのではなく、自分自身ができることをしっかりと考え、実際の行動に移すこと。そうした行動が、自分を鍛え、成長させてくれるのです。

第三講座


第三講座は、岩渕から「スーパーDrになるための具体的な行動」についての講演です。

何度も言いますが、世の中の99%が勘違いDrになってしまいます。それはつまり、ほぼほぼこのセミナーにきたDr達も該当します。

しかし、もしそうだとしても、現状をしっかりと見つめ、認識し、改善に向かわせることができれば良いのです。

本当に恐ろしいのは、自分が勘違いDrであることに気が付かず、さらにその泥沼から抜け出すことができなくなってしまうことです。この講座では、その抜け出し方についてお伝え致しました。

・将来開業した時に必要な、人間的な成長とは?
・5年後のなりたい姿を目標とすること
・経営者としてのマーケティング、マネジメント力を鍛える意味

以上のような項目に焦点を当ててお話しています。


こうした行動を繰り返していくと、それが習慣となっていきます。習慣になると、常に目標達成を意識し、成長し続けていくのです。それらは決して楽ではありません。しかし、みなさんがスーパーDrになるためには絶対に必要な行動なのです。

以上が講座内容です。

過去にもこのセミナーを受け、テキストを何度も読み返して成長したDrが、地域一番医院を誕生させています。それほど、このセミナーには大きな力があります。

今年もこのセミナーから、たくさんのスーパーDrが誕生することを楽しみにしています!

第12期 歯科医院スーパーTC育成塾 第2回 開催レポート

歯科医院スーパーTC育成塾 第12期(2020年)第2回開催レポート

歯科医院スーパーTC育成塾

2020年6月10日・11日に歯科医院スーパーTC育成塾 第12期 第2回を開催しました。本来であれば4月開催だったのですが、昨今の社会情勢により時期をずらしての実施でした。

今年は特別に大阪会場・東京会場のライブ配信も行っています。プロ用の撮影機材とZoomを用いての配信でしたが、できるだけ会場と同じ環境を整えるためにワーク・演習もできるように工夫をしています。

歯科医院スーパーTC育成塾

また検温・アルコール消毒などの対策も行っていました。TC育成塾の効果を高めるには会場参加したいという方も多いので、できるだけ安心できる環境づくりを心がけました。

歯科医院スーパーTC育成塾
歯科医院スーパーTC育成塾

入場時の恒例ハイタッチは「エアハイタッチ」に変わりました。距離をとって、ハイタッチした雰囲気にしましたが、皆さんきちんとノッていただき、少し楽しい入場となりました。

第1講座

歯科医院スーパーTC育成塾

さて、TC育成塾 第2回のテーマは「セカンドコンサル」と「補綴コンサルの基礎」です。セカンドコンサルは患者さんの治療の理解度アップと意識向上を目指し、補綴コンサルでは自由診療の興味・意識向上を目指します。

第1講座で五島からセカンド実践の徹底解説および練習を行いました。会場に参加している医院のセカンドコンサルの実施率は40%くらいでしょうか(対して補綴コンサルはほぼ実施されている)。会場参加者の実施率はここから下がります(多くの場合、先輩は担当しているので)。今回のセミナー内容をマスターして、ぜひ現場で活躍してほしいところです。

Zoomでの同時配信で難しいところはワーク・演習です。特にTC育成塾ではロールプレイも大切にしているので、カメラ越しでロールプレイを行うためにZoomの「ブレイクアウト」機能を使いました。ランダムで相手が決まるので、ある程度の緊張感もあり、本番に近い練習ができたんじゃないかと思います。

歯科医院スーパーTC育成塾

会場でのロールプレイ演習も距離を保ち、実施しています。マスクと距離のためにいつもより声を張る必要があるのが例年と違うところでしょうか。参加者の皆さんは慣れない新しい方式にもがんばって対応してくださいました。

第2講座

歯科医院スーパーTC育成塾

第2講座は萩原から補綴コンサルの基本をお伝えしました。コロナ禍でお財布のひもが固くなることも想像に難くないですし、自費治療のいいところ・必要性をどう患者さんに伝えていくかが今後さらに重要になってきます。そのために基礎的な知識・スキルを余すことなくお伝えして、補綴コンサルの流れがよくわかる動画をみんなで確認したあと、ロールプレイを行いました。

歯科医院スーパーTC育成塾

会場では間隔を取って座っていただいたために、少し寂しさを感じる様子でしたが、みなさん熱心でした。最終回までの課題がまた多く出ていますが、ぜひがんばって全員が無事終了を目指していただければと思います。

2020年 歯科医院地域一番実践経営塾ベーシックコース 第1回 開催レポート

波乱の幕開けとなった経営塾ベーシックコース!
史上初の無観客開催、WEB生配信によって実現。
今年も激戦を制して、頂点には誰が立つのか!?

歯科医院地域一番実践経営塾 ベーシックコース第1回 開催レポート

2020年もいよいよ、経営塾ベーシックコースがスタートしましたが、今年は異例の第1回開催となりました。

経営塾ベーシックコース

皆様もご存知通り、今年は新型コロナウィルスの影響に伴い、第1回の開催をどうするべきなのか本当に悩みました。

しかし、事前にお申し込みいただいていた、全国の歯科医院さん達の熱い要望にお応えして、どうにか開催できる方法がないかと検討に検討を重ねた結果、

・大阪開催予定日にWEBによる、セミナーの生配信

・東京開催予定日に上記のタイミングで録画したセミナーの動画配信

という内容で開催することとなりました。

これらの措置は、経営塾が始まって以来初の試みでした。

そのため、本番当日まで入念にテストを行い、当日に想定されるあらゆるトラブルも踏まえ、調整を重ねていきました。

当日、残念ながら皆様に会場にお越し頂けませんでしたが、この新しい取り組みによって、例年と変わらない熱量を持ってスタートができたと感じました。

第一講座

経営塾ベーシックコース

通常、例年の第1回、第一講座では、まず、経営塾のリーダーを立候補により募り、そこから1年間通して学び合う、チームを作成していきます。

しかし、今年は、新型コロナウィルスの影響により、リーダー決め、チーム決めについては、第2回への持ち越しとなりました。

なので、今回の第一講座は、「マーケティング力を強化する」という内容です。

一昔前までは、歯科医院ではとにかく診療に力を入れ、技術を上げ、その取組の先に歯科医院成功がありました。しかし、現在はそうではありません。

コンビニ以上に増えてしまった歯科医院、保険点数の減少など、以前とはまったくことなる環境となっています。

そのため、しっかりとしたマーケティングを行い、患者様を集める施策を明確に示し、取り組み続けなければいけません。そうしなければ、新しいライバル医院ができた場合、太刀打ちできなくなってしまいます。

ではどうすれば良いのか。そのためには、自分自身の医院に、どのようなこだわりがあり、どんな技術があり、どんな設備と魅力が備わっているのかを、しっかりと伝えていかなければいけません。

経営塾ベーシックコース

そのための具体的な事例、及び、そうした取組みとして、今絶対に欠かせないものとして、HPがあります。

みなさんももちろん、今や持っていない大人はほぼいないと思われる、スマートフォンやiPhoneといった端末機器があります。

これらの登場により、インターネットによる検索は、誰もが当たり前に行うものとなりました。ということは、そのインターネット上で、以下に自身のHPが露出できるか、広めていけるかが、勝負の鍵といっても過言ではありません。

HPの検索順位向上の方法

広告設定による、HP宣伝方法

など、講座では具体的な方法をお伝えしていきました。

第二講座

経営塾ベーシックコース

ベーシックコースの第二講座は、ゲスト講師の講座となっています。

今回のゲスト講師は、青森県開業、松尾歯科 院長 松尾 紘吾 先生にご講演いただきました。
松尾先生とは、2015年に成功哲学セミナーで初めてお会いしました。

青森の根城よしだ歯科の吉田洋一先生の後輩ということもあり、医院についてのお話を聞いていると、「終礼で30分以上、スタッフから毎日のように不平不満を言われている」「先生、ああいうの止めてもらえますか?困るんですよね」といったような内容で、聞いてるこちらが悲しい気持ちになってしまう程の状況でした。

そんな状況だったので、医院としても伸び悩んでいました。

何度もスタッフに嫌われ、文句を言われ、期待を裏切られ続けていきましたが、それでも松尾先生は怒ることはせず、とにかく取り組みを続けていきました。

そこから2016年から経営塾に参加、1つ1つの取組みを地道にやり続け、その結果、医院は見事に生まれ変わり、地域一番医院へと飛躍して行かれました。

どんなに素晴らしい医院経営手法でも、スタッフとの関係性が整っていなければ成果につながりません。そこに、実践会と出会い、気づきを得て飛躍されていきました。

そこに行き着くまでは、本当に長く、辛い時間だったと思います。それでも、実践会と出会い、その取組みを一緒に支えてくれる奥様がいることで、今の医院の成功を手にされたのです。

経営塾ベーシックコース

上記以外にも、具体的な辛いエピソードがたくさんありました。しかし、現在ではそれを笑顔で振り返ることのできる先生の姿に、本当に感動いたしました。

新型コロナウィルスの影響により、WEB配信という特殊な状況でありながら、素晴らしいご講演本当にありがとうございました。

無料相談会

今回、セミナー事態がゲストを呼ばずに開催されたので、懇親会はありませんでした。しかし、皆様からの要望にお応えし、普段、懇親会で行っている『無料経営相談』は開催をさせていただきました。

方法としては、LINEカメラ通話による、岩渕の直接相談となります。

例え対面でお会いできずとも、お申込みいただいた皆様としっかり向き合い、徹底的にアドバイスをお伝えさせていただきました。

ここまで徹底的に、世界中で軒並みイベントが中止されている中で、サポートをしているセミナーは他にありますでしょうか。

以上が今回の内容となります。

次回こそ、会場で皆様とお会いできることを楽しみにしております!!

ひらい歯科クリニック 院長 平井 典和 先生

福岡県北九州市で開業されているひらい歯科クリニック様は、2006年から経営塾に参加されていたものの、スタッフのマネジメントに悩まれていました。2014年にリニューアルすることをきっかけにコンサルティングを導入。コンサルタントが院長先生とスタッフとの橋渡しとなることで医院を活性化。2020年現在、医業収入は1.8倍、患者数も1.6倍になる成長をされています。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

スタッフとの意思疎通がうまくいっていないと自分で感じていました。自分のやりたいことをスタッフにうまく伝えられず、結局、医業収入が伸び悩んでいたので、困ったなと思っていました。

コンサルティングを導入して良かったこと

面談を通して色々とスタッフがお話をしてくれるのを聞いて、そうだったんだなと思うことが沢山ありました。目から鱗のような感じがして、自分自身の至らなかったことも気づいたし、これから何をすべきかも知ることができました。

医院の成長につながるような提案はありましたか?

従来の私だけでやってた状態だと彼女たちを大きく伸ばすことはできなかったと思います。コンサルティングを通して私の考え方を伝えていったことで、彼女たちの持っている良いところが随分出てきたような気がします。

他のコンサルティング会社との違いを教えてください

細かいことに注意を向けてくれるところだと思います。うまくいかない理由をなんとなく表面的に捉えてしまいがちですが、スタッフがちょっとしたことで悩んでいたり、聞けばすぐに改善できることをそのままにすることで、問題が大きくなってしまうんじゃないかと思うんですが、些細なことを解決していけるおかげで今の私たちの医院があると思うんです。コンサルというのはただ経営とか運営についての話だけでなく、ほんとに細かいところに注意を向けてくれていることには感謝しています。

コンサルティングの導入によるスタッフの変化

私に言えないことを萩原さんにお話してるんだと思いますが、明るくなりました。ですので、私もお話がしやすくなったし、彼女たちも思っていることを伝えやすくなったんじゃないかなと思っています。

コンサルティングの導入による数値面の変化

医業収入は1.8倍ぐらいになりました。患者数も1.6倍ぐらいになりました。スタッフ数は5人だったのが今は10人。勤務Dr.もいる状態でやっています。

コンサルティングの導入によるご自身の変化・成長

技術的なことばかり追いかけていたんですが、医院の運営を考えなければいけない、そうなった時に何をどう勉強したら良いかわからなかったんですが、専門家の意見を直接聞かせてもらえることで、医院運営についてしっかり考えることができるようになったなと。

コンサルティングは先生にとって、どのようなものですか?

家庭とかスタッフの日々の生活とか、いろんなところに視野を広げるきっかけにもなったと思います。私自身の生き方を考えさせてくれる大事な存在です。

コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス

自分だけで考えるのはどうしても限界があると思います。やはり良いコーチがいて良い仕事ができるんじゃないかと思います。迷われるのであれば、是非1度やってみると良いと思います。

第12期 歯科医院スーパーTC育成塾 第1回 開催レポート

TCとしての心構えができる!
初診カウンセリングがわかり、すぐに実践できるようになる!

歯科医院スーパーTC育成塾 第12期(2020年)第1回開催レポート

事前演習の様子1

2020年2月19日(大阪)、20日(東京)に歯科医院スーパーTC育成塾第12期が開催されました。今年も両会場合わせて300名の方は参加されました。

マスクの方が多く、例年とは違う雰囲気となりましたが、多くの方が明るく、熱心に参加されました。さすがトリートメントコーディーネーターの現役や候補生ですね。

事前演習の様子2
講座前にはコミュニケーションの時間を設けています。

TCは人気芸人のようにフリートークや話術が上手である必要はありません。患者さんとの1対1の対話ができればいいのです。そのための第一歩が話を聞くこと、初診カウンセリングができることです。初診カウンセリングで患者さんとの信頼関係を築いてきます。そして、このときの信頼関係が自費アップにつながっていきます。

第1講座

第1講座の様子
TC業務の基礎基本のため、伝えるのも気合が入ります。

第1講座は萩原からTCとしての心構えをお伝えしました。

患者さんに後々の治療の説明をしっかり聞いていただくために、どのような心構えで業務を行えばいいのか、TCが持っているべき仕事感を1時間以上かけて解説しました。

第2講座

第2講座の様子
実例を交え、具体的な初診カウンセリングの方法をお伝えしています。

第2講座は五島から初診カウンセリングを行うときのコツを徹底解説しました。

実際に使うツールといっしょに、どのようなセリフをどんな順番で言うべきなのか。上手に話すことよりも大切なことは何かをじっくりと2時間以上かけてお伝えしました。

ロールプレイの様子1

すべての流れについて絶対に外してほしくないポイントをお伝えしたあと、動画を見て、最後にロールプレイを行いました。

練習なので本番とは違い、失敗しても問題ありません。すでにTC業務をしている方だけでなく、まだやっていない方にも安心してロールプレイできる場作りをしています。

ロールプレイの様子2
実はTCより患者役のほうが演技力が試されて難しいのです。

第3講座

第3講座の様子

最後の第3講座は再び萩原から、患者さんの信頼関係の構築方法をお伝えしました。

1時間ほどで重要なコツを一挙に説明するので、参加者の方はたいへんだったと思いますが、がんばってついてきてくださいました。

宿題解説の様子
全員が最後まで熱心に受講されていました。

第3講座で説明されるテクニックは、目の前の患者さんの健康を願う気持ちがあってこそ効果があります。

そのため、第1講座とセットで同日にお伝えするようにしています。第1と第3講座を受講するとことで、第2講座の内容がさらに深まることでしょう。

すべての講座が終了したあとは次回までの宿題をご説明しました。TC育成塾は超実践型のセミナーですから、受講して終わりではありません。

1ヶ月間に課題に取り組み、成果を出してから第2講座に臨んでいただいています。

たいへんだと思いますが成果が出始めると楽しいです。がんばってください!

2020年 チェア3台でも自費率70%セミナー 開催レポート

自費率が低く悩んでいる先生へ
飛躍的に自費率アップさせる方法!
チェア3台でも自費率70%達成セミナー

2020年度「チェア3台でも自費率70%セミナー」開催レポート


昨年に引き続き、2020年も開催となった「チェア3台でも自費率70%セミナー」

弊社では毎年、院長先生でなくとも、スタッフが主導となって自費アップに取り組むセミナー【スーパーTC育成塾】を開催しておりました。そのセミナーに参加された医院様は、自費アップにつながり、その取組みが医院にも根付いていることだと思います。


しかし、さらなる自費アップ、何より、院長先生自らが行う、高額な自費契約を伸ばす場合、どうしても院長先生が行うコンサルも、より磨きをかけていかなければいけません。

そこで、ドクター向けの、大型自費契約につながる手法をまとめた自費率アップを目的としたセミナーが、この【チェア3台でも自費率70%セミナー】です。

昨年からの強いご要望にお応えして、今年も開催することとなりました。自費アップに特化したセミナー内容は、ここでしか聞けないノウハウばかりです。

第一講座


第一講座では、TC育成塾、TCアドバンスなどの講師を務める萩原直樹が担当しました。

カウンセリングにおいて、成果が出る、出ない大きな違いとして、「型」が重要になってきます。うまくいっている医院は、全員が、成果につながる決まった「型」を、全員が実施しているのです。成果が出ない医院は、間違った型をしているか、もしくは成果に限界のある型を使ってしまっているということです。

なので、この講座では正しい型を説明することがスタートとなりました。

自費アップのポイントとして、「現状分析・準備・カウンセリング」の流れで説明しています。

大型の自費契約となれば、誰にでもアプローチしていけば良いというものではありません。そこに至るまでには、医院と患者様の間に、しっかりとした信頼関係がなければいけません。


信頼関係を高める方法

対象とする患者様の判断基準

紹介ありの患者様

こうした要素にしっかりと注目し、入念な準備を進めていく必要があるのです。

その後、カウンセリングの場において、しっかりとした準備をして望む必要があります。口腔内写真、デンタル、パノラマ、説明ツール、スタディモデル、提案書などなど・・・あらゆるツールをもって、わかりやすく丁寧に伝えていくことが大切です。

自費率を70%にするためには、「新患(入り口)」から異なります。どのようなホームページを作成すると、自費治療のニーズがある患者様に来院いただけるのか、具体的なSEO対策なども含めてポイントをお伝えしました。

さらに、患者様によって、視覚、聴覚、触覚など、相手によってどこへ訴えかけていくのかをしっかりと決めて実施することも大切です。


これらの内容は、患者様自身に、歯科治療の重要性を理解してもらい、これまで自費治療を知らなかった人にも納得していただけるものとなっています。

講座の後半では、実際にカウンセリングをおこなう院長先生の動画も公開し、具体的なトーク内容も含めてお伝えさせていただきました。

第二講座


第二講座は、元外資系生命保険会社で勤務をしていた山本峻士が担当しました。

その講座内容は「成約率を飛躍的に高める考え方とトークスキル」についてです。

歯科の治療というものは、試着や試食、試乗といったような「お試しができない」という大きな特徴があります。そのため、事前にしっかりとした説明、必要性、重要性を理解してもらう必要があります。
契約後も、手元に何かが残るわけではないので、その価値が実感しづらいものとなっています。

そういった特徴は、生命保険のセールスと共通点があり、そのノウハウを自費カウンセリングに転換させ、みなさまにお伝えさせていただきました。

さらに、具体的な「セールストーク」も重要です。流れ、伝え方、表現方法など、患者様が見て、聞いて、どのように感じるのか、相手の目線に立たなければ感じることのできない部分について、ご説明しています。


これらの手法は、スーパーTC育成塾でもお伝えしている内容です。

相手の要望をしっかりと理解し、治療の重要性をどのようにして理解してもらうか。

そのためのポイントをどこから見つけ出すのか。そしてどのようにして契約につなげていくのか。それらの具体的事例を、実際の歯科医院の動画も交えてご紹介しました。

そして、話の順序も大切です。
患者様の納得度を上げるために、まず何を伝えるのか、そして次に伝えることは何か、そして最後に伝えることはとは何か。それらを順序を追ってご説明しています。治療をする上で、患者様が感じる問題点と、医院側が感じる問題点は、必ずしも一緒とは限りません。そこで、こうした丁寧な説明を通して、お互いのズレを解消しながら、安心してもらう必要があります。

さらに、セールスで用いる「クロージング」という技術を用いた、契約までの流れをご説明しています。
この技術は、歯科以外でも十分に通用するものですが、さらに歯科に特化した内容にアレンジし、みなさまへお伝えしています。


以上が、今年のチェア3台でも自費率70%達成セミナーの内容です。

かなり内容の濃い講座だったかと思いますが、どれもが具体的かつ、すぐに医院で使えるものばかりです。

特典として配信したツールも活用し、ぜひ、医院様での自費アップにつながるかと思います。

今年もたくさんのご参加、本当にありがとうございました!!

あさひクリニック歯科 院長 塩野谷 明美 先生

千葉県四街道市で開業されているあさひクリニック歯科様は、2011年から経営塾ベーシックコースに参加されていたものの、セミナーに参加していないスタッフとの距離感に悩まれていました。2012年からコンサルティングを実施し、院長先生が医院を1ヶ月休んでも診療を続けられる体制づくりに成功されました。2020年現在、医業収入・スタッフ数ともにコンサルティング導入前と比べ5倍以上になる成長をされています。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

マーケティングでもマネジメントでも困っていて、例えばマーケティングだと外向きに何も発信していなかったので、単純に患者さんが増えないという面で困っていたのと、経営塾のベーシックに2年間参加していたんですけど、一緒に参加したスタッフも頑張ってくれてはいたんですが、それ以上の人を巻き込むことができなくて、他のスタッフとの距離感が広がっていったというのが困っていたところでした。

コンサルティングを導入して良かったこと

売上だけでなく、色んな面で数値化されて説得してもらうというところと、常に時代をみて、流れの先端を教えてくれるところだと思います。

医院の成長につながるような提案はありましたか?

実は自分で医院を経営していないんじゃないかと思うぐらい提案はずっとしてくれていて、チェアを増やすタイミングだったり、代診の先生に初めて来て頂く時とか、法人化のタイミングですね、どれをとっても自分では決められなくて、今、自分がどの段階にいるのかを提案してくれたのが大きいと思います。
あと、自分の体調面で入院したりとかで1ヶ月私だけ休んだ時があったんですが、それでも医院が回る状態にもっていってくれたのはすごい大きな提案だったと思います。もしそれがなかったら医院を閉めるしかなくて、それでもお給料は払わなきゃいけないので、それは本当に良かったと思います。

他のコンサルティング会社との違いを教えてください

結構最初の段階で“最終的な目標は規模とかではなくて、院長先生の人生の豊かさだったり幸せが目的なんです”と言ってくれたのが一番違うかなと思って、一般的な医院に当てはめて同じようなことをするのではなくて、体調面などを考慮して、医院ごと個人ごとにカスタマイズしてくれるのが違うと思います。

コンサルティングの導入によるスタッフの変化

自分で考えて動くようになったのはすごい変わったところだと思います。例えば、トラブルが起きた時に“うちの医院としては曖昧だからマニュアル作りましょうか?”と提案してくれて、実際に作り出してくれるとか、キッザニアみたいな外向きのイベントの時も、企画・提案から運営するところまでやってくれて、傍から見ていた時にはすごい成長したなと思って泣きそうになりました。

コンサルティングの導入による数値面の変化

売上的には5~6倍になったのと、チェアは最初3台だったんですけど、段階的に増やしていって今は7台、スタッフも5倍ぐらいになりました。

コンサルティングの導入によるご自身の変化・成長

将来を考えるようになったこと。5年後、10年後を見越して常に運営していくようになったことと、患者さんの為ってずっと思っていたんですけど、それをスタッフの幸せを考えるようになったことが成長させてもらったところかなと思います。

コンサルティングは先生にとって、どのようなものですか?

院長という立場はちょっと孤独な面があるんですけど、コンサルタントはいつも味方という存在なのと、スタッフとの橋渡しという意味合いがあると思います。

コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス

歯科医院経営のパートナーとしてなくてはならない存在なので、私自身、ない状況は考えられませんし、迷う必要はなくて、是非、お勧めしたいと思います。

医)G・D・C 山口歯科クリニック 理事長 山口 和郎 先生

茨城県筑西市で開業されている医療法人 G・D・C 山口歯科クリニック様は、コンサルティング導入前より地域一番を実現していたものの、次のステージへの進み方に悩まれていました。2007年よりコンサルティングと並行して経営塾をはじめとする様々なセミナーに継続参加し、マネジメントを強化。県内外に3医院展開され、医業収入は合計で4.7億円になる成長をされています。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

医院の売上もだいたい1億円ぐらいになってきたんですけど、次のステージに進む進み方って言うんですかね、周りに参考になる人がいないとか、あと情報収集力というところに関しても、自分的に少ないのかなと思って、それにちょっと困っていたことはありました。

コンサルティングを導入して良かったこと

自分よりも成長しているクリニックの話を聞けたりとか、コンサルタントがうちを見てコーチをしてくれるので、それが凄い良かったですね。

他のコンサルティング会社との違いを教えてください

コンサルタントがどこを見ているのかっていうのが凄く違うかなと思ってて、他のコンサルの方々は数字を気にしてやってくれるんですけど、そこで数字しか気にしていないとか、数字をあげていく上でスタッフの協力が必要なんですけど、目線が経営者目線でなくスタッフ側の目線になってしまうんで、経営者との乖離が生まれてくるかなとは思います。その点、しっかり経営者側から見た目線で自分と話し合ってもらえたので、そこは物凄く大きな違いかなとは思っています。

コンサルティングの導入によるスタッフの変化

コンサルタントから直接、面談で話を聞くってなると、他のクリニックはそうなんだという情報が入ると“井の中の蛙”にならずに、「あっなるほど、それが普通なんだ」っていう客観的なことを聞けたので、スタッフのモチベーションだったり心の変化にはとても有益だなと思っています。

コンサルティングの導入による数値面の変化

受ける前なんですけど、本院が1店舗だけで売上は1億円程度だったと思います。で、コンサルティングを受けて今は分院が2つありまして、合計3つのクリニックを運営しています。売上に関しては3つ合わせて4億7千万円ぐらいですかね。スタッフの数も当初は10人程度だったんですけど、今は3つ合わせて40人程度になっています。自費率も30%台だったんですけど、今はだいたい50%ぐらいになってきているのかなと思います。

コンサルティングの導入によるご自身の変化・成長

経営者っていくら皆が仲間になってやってくれても最終的にはひとりぼっちになっている感じがするんですが、コンサルを受けていく中で理解をしてくれている方がいるとか、アドバイスしてくれる方がいると、自分の中で心に余裕が持てるっていうか、自分は1人じゃないのかな、この人が助けてくれるのかなという心の変化は凄いありました。

コンサルティングは先生にとって、どのようなものですか?

先生でもあり、先輩でもあり、そして一緒に戦っていく親友なのかなと思っています。

コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス

自分のことを経営者目線で考えてくれるコンサルティングを受けると、日頃の仕事や気持ちがだいぶ晴れやかなものになるのは間違いないと思うので、一緒に仲間としてやってくれるコンサルティングをされるべきかと思います。

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