2021年 歯科医院SNS徹底活用事例公開セミナー 開催レポート
2021年2月7日に歯科医院SNS徹底活用事例公開セミナーが開催されました。今年初めての開催となったSNS徹底活用事例公開セミナーは歯科医院地域一番実践会史上、過去最高の353名の方にお申し込みをいただき、約3時間に亘って、SNSに関する重要性、成功事例を徹底解説させていただきました。
今回のセミナーは全てWEB配信ということもあり、普段、遠方で参加することができない歯科医院さんの参加や、院長先生だけではなく、勤務医、スタッフなど、様々な方にご参加いただくことができました。

SNSは今後歯科医院経営において、重要なマーケティングの柱になると確信しています。今回お伝えした内容だけでも成功事例は多岐にわたっており、自費率アップ、新患数アップ、中断&キャンセル対策、リコール率アップ、採用成功事例など、多くの成果に繋がっています。
「SNS」という言葉を聞くだけでアレルギー反応の出る方が非常に多いですが、触れてみると実は以外に簡単なものです。
ぜひ、「SNS」というもの歯科医院の武器にしていただき、更なる発展につなげていただけると嬉しく思います。
2022年の開催は予定しておりませんが、2023年以降どこかのタイミングで最新の事例を徹底解説させていただこうと思います。その際には、スタッフさんを交えて、ご参加ください!
講座内容

セミナー冒頭は、かなりの時間をかけて、なぜSNSが歯科医院経営において重要なのかについてお話をさせていただきました。
SNSが必要だという背景、目的を理解してはじめて、SNSの取り組みが継続・定着すると考えています。
小手先の取り組みでは、必ず形骸化します。SNSの背景・目的をしっかりと医院全体に浸透いただければと思います。

その次に、各SNSの特徴についてお話をさせていただきました。今回のセミナーのなかで主に取り上げたのは、Instagram、LINE公式アカウント、You Tubeです。
各SNSには特徴があり、マーケティングの活用方法も異なります。間違ったやり方では、正しい成果は得られません。各SNSの特徴をうまく掴み、本来得たい成果を最短で掴んでいただければと思います。

ここから各SNSの詳細の成功事例について徹底解説をしていきました。
まずはInstagram。
Instagramは特に成功事例は多くでているSNSでもあります。特に採用においては大きな成果をあげており、採用力を高めていきたいという歯科医院にとっては、必ず取り組んでいただきたいSNSです。ぜひ、Instagramを使って、医院の情報、医院の雰囲気を情報発信し、採用力を高めていってください。
その次に、LINE公式アカウントです。
LINE公式アカウントは患者様のデータをストックしていくという上では非常に優れたツールになります。また、ストックしていくことで、自費率アップやリコール率アップに繋がります。特にキャンペーンをやる際には、LINE公式アカウントとの相性は抜群です。
既存患者さんに情報を発信していきたい。そんなことを考えている院長先生は今すぐLINE公式アカウントを登録されることをオススメいたします。

最後にご紹介したのはYou Tubeです。
この講座では、静岡県伊豆の国市で開業されているひだまりおとなこども歯科さんの事例を中心にお伝えさせていただきました。土屋先生があげたYou Tubeの数はなんと700本!そして、その効果は多大で、You Tubeを見て、MRC矯正やインビザライン矯正が成約に至っています。
今回のセミナーではYou Tubeマーケティングに関する基本的なお話をさせていただきました。次回以降は、応用編をお話して行く予定ですので、楽しみにお待ちください。








石川県金沢市で開業されている医療法人社団 金沢青葉会 あおば歯科クリニック様は、2009年から弊社が主催する地域一番実践経営塾に継続的に参加され、実践を積み重ねることでコンサルティングを導入せずに医業収入2億円を突破。しかし、次のステージを目指していく中で相談相手も限られてくることから、2015年に執行役員でもある横山のコンサルティングをスタート。スタッフマネジメントを中心とした組織づくりに注力し、2021年10月時点で医業収入が4億円になる成長をされています。
インプラントをもうちょっと上手になりたいと思ったときに、自分で1人でインプラントやって本を読んできて本の通りやれないかどうかってそんなことする人はいないと思うんですよね。インプラントの上手な先生のところに行って教えを請うてやり方とか考え方、そういうことを学んでくると思うんですね。医院の経営もまったく一緒だよなと。そういうインプラントの先生にインプラントを教わりに行くのと同じ感覚でプロにお願いした方がいいなと思ったのがやっぱり直接の気持ちでした。
診療報酬だと最初2億1千万円だったのが今4億弱。ユニットの数は7台だったのが15台になったかな。従業員も25~6人だったのが45~6人、一日のいらっしゃる患者様も85人から135人ぐらいに今は増えてる状態です。
院長って孤独だと思うんですよね。いろんな先生とお友達になっていろんなこと聞いて勉強にはなると思うんですけども、だからこそ聞けないこともいっぱいあるんですよね。基本的にコンサルの人に聞けないことってないんですよね。変な弱みを見せたくないっていう気持ちもありますけど、カッコつける必要なんか一切ない。自分に素直になれる相手がコンサルティングの方かなって思っています。






























愛知県名古屋市で開業されている医療法人 SKY 左京山歯科クリニック様は、コンサルティングの導入前から地域一番医院になられていましたが、スタッフのマネジメントに苦労されていました。2018年に経営相談を実施したことをきっかけにコンサルティングをスタートされ、自費の強化などに取り組むことで、2021年1月現在、年間医業収入は2億円を突破する成長をされています。
スタッフと毎回面談をしてくれるので、僕に言いにくいこととかもコンサルタントの方には言ってくれるので、それを診療が終わった後に3時間ぐらいかけて相談できることはいいと思いますし、医院経営をしていると問題は常に出てくるので、アドバイスをもらったり、これをやっていけばいいんだなって目標が明確になるので、コンサルティングを受けて良かったなと思います。
コンサルティングを受け始めた頃はスタッフも言われたことだけをやるということなんですけど、回を重ねていくことで、コンサルタントの方とも信頼関係が取れて着実にモチベーションも上がってきていると思いますし、人間関係も良くなってきたと思います。
コンサルティングを受ける前は何をすれば良いのかあまりよくわからなくて、起こった問題に対して行きあたりばったりで対応していた感じなんですが、コンサルティングを受けるようになって、しっかりと考えて行動する、あとは僕自信が1人で引っ張っていく意識が強かったんですが、スタッフありきの医院だなという心情の変化はあります。
愛知県津島市で開業されている医療法人 裕誠会 たかしま歯科様は、勤務医時代から経営塾に継続的に参加されていました。その後、お父様の医院を継承して順調に成長を続けていましたが、スタッフ数の増加に伴うマネジメントの負荷が大きくなり、コンサルティングを導入されました。人事評価制度を導入することで幹部スタッフを育成し、医業収入は6倍になる飛躍をされています。
大切な人を大切にする生き方を進めたいと思っている中で時間がない、これが最大の悩みだったので、1日60人、70人の患者さんを診るようになり、朝から晩まで、時には明け方まで医院に残って仕事をする。そうすると家族や子供に会う時間が少なくなって苦労してました。
人事評価制度を設けたことで頑張った人が頑張った分評価されるということをスタッフが自信を持って言ってくれるようになったこと。後は院長、幹部スタッフ、幹部候補のメンバー、新人さんという段階ができたことで、それぞれの役割が明確になって、幹部同士で話し合いが持たれるようになったり、それぞれのスタッフに自覚ができたことが大きいと思います。
医院の成長、スタッフの成長を共に喜び合える同士のようなものだと思ってます。“こうなりたいな”と思っている夢や希望に日付をつけて、計画性をもって道筋を立ててくれるんですね。一つひとつを目標に変えてくれて、その目標を達成していく為のプロセスを一緒に進めていける仲間という一面を持っていると思います。













青森県三戸郡で開業されている医療法人 トリプルウィン 松尾歯科様は、開業前から医院経営の勉強をしていたものの、スタッフマネジメントに大変苦労されていました。経済的にも厳しい状況でしたが、「今までと一緒のことをやっていたら一緒の結果にしかならない」と一大決心をされてコンサルティングを導入。面談を通してマネジメントを改善することにより、スタッフ一丸となって医院改革を進め、医業収入は4年で2.5倍になる成長をされています。
売上がそんなにあがっていない状況でかなり経費がかさんでしまうので、果たしてコンサルティングを入れることで医院が改善していくのかと凄い不安があったり、半信半疑でかなり迷っていたんですけど、コンサルティングの話を聞く時に妻も同席していたんですけど、今まで通りでこのまま行動しなければ何も変わらないよね、という二人の意見が一致していたのでコンサルティングを始めました。
最初はかなり否定的で、面談で無になるスタッフとか3分ぐらいで終わってしまうスタッフもいたんですね。だけど、コンサルタントがヒアリングしてくれたことを可能な限りすぐに私自身が実践し続けることで、少しずつ医院の変化を感じ取ってくれたスタッフ達がコンサルタントを受け入れてくれるようになって、私との人間関係もそれによって改善してきました。
医院経営を成功させるにあたって何をするかというのも大事だと思うんですけど、どのようにやるかっていうのがかなり重要だと教えてもらいました。私自身、開業前に赤本(歯科医院地域一番実践プロジェクト)や数々のセミナーに参加したり、やった方が良いと言われたことは全て準備してスタートしたつもりでいたんですが、結果は聞いていたものとは180度違ってしまったと。














佐賀県佐賀市で開業されている医療法人 英峰会 イターナル歯科クリニック様は、他社のコンサルティングを長年受けて来られ、2018年に乗り換えるかたちで弊社のコンサルティングを開始されました。
(コンサルタントの)岡本さんが来て無料でまずは話を聞いてくれたんですが、感じたのは、その熱い気持ちですね。親身になって病院のことを考えてくれたり、この方だったら、うちを更に高いレベルに引っ張ってくれるんじゃないかと感じて、コンサルをお願いしようと思いました。
一番大きいと思っているのはカウンセリングの導入ですね。うちは以前はやっていなかったんですけど、トリートメントコーディネーターの勉強会に参加して、そのスタッフが率先してチームを立ち上げて勉強会も重ねたりして、TCのシステムが稼働してきていますので、それは病院にとって大きな一歩だったと思います。
常勤のドクターが6名いたんですが、開業とかが重なって半分の3名まで減ってしまっていますので、かなり収入が下がってくる傾向にあったんですが、TCのシステムやプロジェクトの活動によってちょっとずつ数値が回復して、ドクターは半分になりながらも実際の売上はほぼ変わらないくらいまで回復していますので、そこについては非常に助かっています。




































