2024年 歯科医院スーパースタッフ育成塾 第1回 開催レポート

2024年 歯科医院スーパースタッフ育成塾 第1回 開催レポート

新人期間を終え、医院に慣れ、後輩スタッフの育成を任されるようになった中堅スタッフたちが、さらに成長するための学びの場がスーパースタッフ育成塾です。
中堅スタッフたちは業務や院内ルール、人間関係を習得してきましたが、次のステージへ進むための道筋が明確でないことが多いです。院長先生も、どう成長させていけばよいか分からない場合が少なくありません。

その結果、ただ年数を重ねるだけでチーフに抜擢されることがよくあります。しかし、年数が長いだけでリーダーシップを発揮できるわけではありません。チーフとして役割を果たすためには以下の要素が必要です。

● チーフの役割と意義
● リーダーシップ
● 若手スタッフの教育方法
● 院長先生の想いを理解する力

これらの視点とスキルを身につけることが求められます。本来、これらを備えた人物をチーフに任命すべきですが、日常診療業務に忙殺され、十分な時間を割くことは難しいのが現状です。

そこで、歯科医院地域一番実践会はスーパースタッフ育成塾を開発しました。ここで中堅スタッフたちはリーダーシップの本質を学び、医院の中心人物に必要なスキルを磨くことができます。これにより、医院全体の安定と発展が期待されます。

第1講座


第1講座は「スーパースタッフとしてのあり方・考え方」です。中堅スタッフたちは仕事に対するマンネリを感じがちです。新人時代の戸惑いが少なくなり、仕事に慣れてくると、成長のために学ぶべきことを怠る傾向があります。結果として、現状維持が当たり前となり、成長への意欲が薄れ、努力を避ける傾向が生じます。

こうした状態で職種のリーダーやチーフになると、医院は機能しません。本セミナーでは、スーパースタッフとして必要な考え方と仕事に対する姿勢を徹底的に伝えます。

参加する中堅スタッフの皆さんは、将来的に医院をリードし、スタッフをまとめるリーダーとしてのポテンシャルを持っています。このセミナーでの学びを実践し、自分のものにすれば、飛躍的な成長が期待できます。

また、現実的には、歯科医院は女性スタッフが多く、結婚や出産によりチーフが長期間留まることは保証されません。もし現チーフがいなくなった場合、頼りになる中堅スタッフがいなければ困難な局面に直面します。このような状況を避けるためにも、中堅スタッフたちをリーダーとして育成することが重要です。

特に、このセミナーでは、以下のポイントを重視します。

● 日々学びを実践し、新人スタッフでない自分にできることを考えること
● 将来の展望に立ち、日々の取り組みに大局的で長期的な視野を持つこと
● 仲間としての協力関係を築き、共に成長し、医院全体も発展させる方法を考えること

これらの考え方や行動は、仕事にとどまらず、スタッフ自身の人生においても重要です。スーパースタッフとしてのあり方を身につけることで、個人・医院メンバー・医院全体がプラスの雰囲気になります。

第2講座


第2講座は「新人・後輩教育実践講座」です。

歯科医院における新人スタッフ教育は中堅スタッフやチーフが担当することが多いですが、育成方法を学ぶ機会がないままその役割を果たし始めることがよくあります。このような教育では、優秀な新人が入職したとしても上手く成長させることができません。新人教育の前に業務を一通り覚えた中堅以上のスタッフたちが育成方法を学び、成長することは組織の安定に不可欠です。

本セミナーでは、スタッフの適切な育成方法を伝えています。なぜ働くのか、仕事の意義、人を成長させる叱り方・褒め方などをテーマにしています。歯科医院に特化した現場の状況に即したレクチャーを行い、ロールプレイングを交えて学ぶことで理解を深めます。これらの方法が実践されれば、医院全体の組織強化に繋がります。

第3講座


第3講座は「医院環境整備実践講座」です。

スーパースタッフとは、医院の中核となる存在であり、周囲のスタッフをまとめ、引っ張っていく役割を担います。
信頼を得るためには、基本的な正しい行いを日々積み上げることが重要です。

● 汚れた箇所を掃除する
● 朝の挨拶を全員に行う
● 不平不満や愚痴を口にしない
● 周囲にプラスのメッセージを伝える

これらの行動はすぐに結果に結びつきませんが、継続することで効果が現れます。最初は評価されないかもしれませんが、やり続けることで周囲の評価が変わり、賛同者が増えていきます。その結果、医院全体が良くなっていくのです。

この実践はセミナーの宿題でもあります。粘り強く続けることで、自分自身、スタッフ、医院全体が生まれ変わります。この行動からスーパースタッフの人生がスタートします。皆さんからの課題報告を楽しみにしています!

2024年 歯科医院地域一番実践経営塾 ベーシックコース第2回 開催レポート

歯科医院地域一番実践経営塾 ベーシックコース 第2回 開催レポート


2024年経営塾ベーシックコース第2回目は、大阪会場6月16日・東京会場6月23日に開催致しました。

1回目の3月から数ヶ月間、日々チームミーティングやパートナートークを行った結果、チームメンバー同士の絆が以前とは比べ物にならないほど強まりました。

特に、一部のチームではオリジナルのリストバンド、Tシャツ、トートバックなどを作成し、チームワークを強化していました。一見些細なことのように思えますが、こうした行動はチームワークを高める上で非常に重要です。共通の体験を通じて共通の言語が生まれ、それを積み重ねることで帰属意識が高まり、チームの結束力が増してきます。

また、このようなチーム制の活動は、自分自身の医院をまとめる際に非常に貴重な経験となります。経営塾のチームを仮想の医院と見立ててリーダーシップを養うことで、実際の現場での応用力が高まることが期待されます。

この経験を通じて、新たに築かれた絆や培われたリーダーシップは、今後の業務において大きな力となるでしょう。チームメンバーが互いに協力し合いながら成長することで、個々の能力だけでなく、医院全体のパフォーマンスも向上することが期待されます。

これからも、こうした取り組みを継続し、チームの結束力と個々のリーダーシップ力をさらに高めていくことが重要です。経営塾で得た知識と経験を活かし、今後の成長と成功に繋げていってください。

第一講座


第一講座は地域一番チーフディレクターの萩原より、第一回の課題として提出して頂いた実践事例の解説、最近のマーケティングに施策について話をしました。

解説している内容は汎用性が高いものや成果実証済みの取り組みが中心になるので、お伝えしている内容をそのまま医院で実践したら成果に繋がる可能性は非常に高いです。

今回は、ホームページ対策や自費診療アップのための対策、診療報酬改定に合わせた取り組み、キャンセル対策、SNSマーケティングなどです。昔からある成果確約なものから、時代の変化に合わせた実践まで幅広く紹介をしています。

多くの歯科医院は、日々の診療に追われて改善策が見えない状況にあります。このセミナーでは、そうした悩みを解決する実践事例を提供しています。参加者に配布される貴重な資料には、全ての取り組みが詳細に記載されており、是非目を通していただきたい内容です。

第二講座


毎年恒例のベーシックコース第2回目は、ゲスト講師を招かずに講師の岩渕が全力で講義を行う特別な回です。理由は、岩渕の熱意が講義時間をオーバーしてしまうためです。今年も例外ではなく、熱のこもった講義が行われました。

今回のテーマは「モチベーションをアップする」です。5時間以上にわたり、参加者に対してモチベーションの維持方法について詳しく伝えました。

参加者から最も多く寄せられる質問は「高いモチベーションを維持し続けるにはどうすれば良いか」というものです。セミナーや動画、書籍で一時的にモチベーションが高まることは多いですが、時間が経つとその熱意は次第に冷めてしまうのが現実です。

そこで講座では、まずモチベーションとは何かを理解することが重要だと説きました。モチベーションをコントロールする力を身につけるためには、その本質を理解する必要があります。具体的な事例を交えながら、モチベーションの源泉や維持の方法について詳しく解説しました。

さらに、この講座では個人のモチベーションアップだけでなく、組織全体のモチベーション向上にも焦点を当てました。歯科医院はチーム医療で成り立っており、一人では運営が成り立ちません。スタッフ全員の協力が不可欠であり、個々のモチベーションが高くてもチーム全体の士気が低ければ限界があります。そこで、医院全体のモチベーションを上げる具体的な方法についても詳しく説明しました。

医院の成長には、スタッフ全員の協力が必要です。個々のモチベーションを高めるだけでなく、周りのメンバーのモチベーションも引き上げ、活気ある職場環境を作り上げることが重要です。そのための仕組み作りについてもお伝えしました。


セミナー終了後には、懇親会の場を設け、今後の取り組みの確認や情報交換を行い、参加者同士の結束力を高める機会としています。歯科医院においても、このようにお互いを知る機会を多く持つことで、チームの結束力が強化されます。

また、限られた時間でありますが、岩渕はじめ、各コンサルタントと無料経営相談を実施しています。ぜひ、本セミナーを有効活用して頂けたらと思います。

今回のセミナーでも多くの課題が提示されました。ゲストの皆様には、これらの課題に真摯に取り組み、自身と医院の成長に繋げていただきたいと考えています。モチベーションを持続させる力を身につけ、医院全体の活力を高めることで、より良い医療サービスの提供と医院の成果に繋げていきましょう!

2024年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第1回 開催レポート

2024年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第1回 開催レポート

今年も全国各地から多くの歯科医院の新人スタッフが集まり、新人スタッフ育成塾が開催されました。両会場合わせて350名以上の参加者が集い、歯科業界で働くための基礎を学びました。

歯科業界で働くには、まずその現状を理解することが不可欠です。本セミナーは具体的な方法や手法を教えるだけでなく、業界全体の理解を深めることを目的としています。セミナーの目標は、新人スタッフが単に技術を学ぶだけでなく、歯科業界で働くための考え方を身につけることにあります。

参加者は座学だけでなく、ディスカッションや演習を通じて互いに交流し、学び合う機会が設けられています。さらに、動画を使ったグループワークで感じたことを共有する時間もあり、楽しみながら学ぶことで知識が定着しやすくなります。

講座では、「なぜ働くのか」といった根本的な目的や、「歯科医院で働く上での大切な考え方」についても深く掘り下げています。これにより、新人スタッフは自らの働き方や将来についてしっかりと考える機会を得ます。

一般企業では「社会人研修」として就業規則や身だしなみの考え方を教える時間が設けられますが、歯科医院では診療業務が優先されるため、十分な研修時間を確保するのが難しいです。そのため、本セミナーではその補完として、患者様や職場のスタッフとの人間関係構築、モチベーションの維持、目標設定の方法など、具体的な指針を提供しています。これらの知識は仕事にとどまらず、個人の成長にもつながる重要な学びです。

セミナーには毎回ゲスト講師が招かれます。ゲスト講師は、本セミナーを経て成長を遂げたスタッフであり、その成長過程や成功の秘訣を具体的に紹介します。元新人スタッフの経験談は、現在の新人にとって非常に励みとなり、学びの質を高めます。

新人スタッフ育成塾は、全国の歯科医院で成果を上げているコンサルタントの知見と、現場で働くゲスト講師の実体験を結びつけることで、参加者の成長を促す貴重なセミナーです。参加者はここで得た知識と経験を基に、今後の業務に役立てていくことでしょう。

第一講座


第一講座のテーマは「歯科業界の現状」です。

多くの新人スタッフは、歯科業界の実態を理解しないまま仕事に就いています。例えば、歯科医院の数がコンビニエンスストアを上回るという事実を知っている人は少数です。しかし、重要なのは現状を知り、どのような環境で働いているかを理解し、適切な行動を取ることです。

本セミナーでは、歯科業界が置かれている状況と、二極化が進む中でどのようにして医院と自身が成長し、豊かな人生を送るかについて伝えています。成長にはノウハウがあり、この場ではそのノウハウをしっかりと学んでもらうことが目的です。

また、新人スタッフがどのようにしたら医院に貢献できるのか、具体的にどのような行動が求められるのかをお伝えしています。新人スタッフは、自分たちの行動が医院に大きな影響を与えることに気づく必要があります。「自ら変革を起こせる」という気づきを得ることが、歯科医院新人スタッフ育成塾の第一回目の目標です。このセミナーを通じて、新人スタッフたちは自身の可能性に気づき、歯科医院に対して大きな貢献を果たす存在となることが期待しています。

第二講座


第二講座のゲスト講師は、滋賀県草津市にある かがやき歯科クリニック 吉永芽唯さんにお話を頂きました。

吉永さんも昨年は新人スタッフ育成塾の参加者の一人でした。そんな吉永さんは本セミナーでの課題を上手く活用しながら、瞬く間に成長され、今では医院に大きく貢献されています。

そんな吉永さんより、入社までのヒストリーから、実際に入社後の失敗談とその失敗をどう克服したのか、本セミナーの活用の仕方など具体的に共有してもらいました。

仕事に、プライベートに充実するためには、どんな行動をしたらいいのか、どんな風に物事を考えたらいいのか、ヒントになるものばかりだったと思います。

その中でも“後輩力”に関する具体的な行動は、参加者の方々も医院に戻り実践して頂いたら、良好な人間関係や自身の成長に大きく繋がること間違いないでしょう。ぜひ、試してみてください!

吉永芽唯さん、本当に素晴らしいご講演をありがとうございました。

第三講座


第三講座では、「仕事観」についてお話しました。「仕事観」という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、それは、自身が仕事に対してどのような視点や考え方を持っているかという意味です。

異なる立場、例えば院長先生、患者様、スタッフから仕事を考えると、その見方や意識は大きく異なります。そして、自分が「なぜ働くのか」という目的を持つことが非常に重要です。お金や生活のために働くことは決して悪いことではありませんが、それだけが目的だと得られるものが限られてしまいます。

正しい仕事観を持ち、なぜ働くのかの目的を明確にすることで、自己成長、やりがい、他者との良好な人間関係、プライベートでの幸せなど、様々なものを得ることができます。成功する人材は、必ずしも最初から優れた能力を持っているわけではありません。彼らは、自分がどのように働くべきか、どのような人になりたいのかを明確に考え、行動し、少しずつ成功する習慣を身につけていくのです。

さらに、社会人として成長するためには、周りのことを見る力が必要です。特に、院長先生がどのような思いで働いているのかを理解できる人材は、大きな成長を遂げることができます。自分本意の視点だけでなく、立場の違う院長や先輩スタッフの視点、相手がどのようなことを求めているのかを理解することが重要です。そのため、この講座では、周りへの理解を深める内容にも触れました。


新人スタッフには、自身の成長、医院全体の成長、そして患者様のことを念頭に置きながら仕事に取り組むことが求められます。このような重要なことは、学校では教えてくれません。また、先輩スタッフや院長先生も日々の診療に忙殺されており、時間を確保して教えることは難しいのが現状です。

そのため、「新人スタッフ育成塾」が存在します。この育成塾では、任意の宿題を通して成長する機会も提供しています。宿題に取り組むことで、新人スタッフは実践的な経験を積み、大きな成長を遂げることができます。このような実践の有無によって、成長の度合いは大きく変わるのです。

講座で学んだことを宿題を通じて実践し、大きく成長する一年となることを期待しています。新人スタッフが自身の可能性に気づき、歯科医院に対して大きな貢献を果たす存在となることを願っています。

第16期 歯科医院スーパーTC育成塾 第2回 開催レポート

第16期 歯科医院スーパーTC育成塾 第2回 開催レポート

2024年4月3日・4日に大阪会場と東京会場で歯科医院スーパーTC育成塾 第16期 第2回が開催されました。

9割近くの参加者が課題を全て提出し、また、質の高い報告書も数多く見受けられました。その中でも素晴らしい報告書に関しては、他の参加者の方にも参考としてもらえるよう、冊子としてお配りしているので、ぜひ、全て読み込んで頂き、実践できる内容や工夫は医院に取り組んで頂けると嬉しいです。

子どもが言葉を覚えるのと一緒で物事が上達する最初のステップは真似ることからスタートします。ぜひ、素晴らしい取り組みを真似て、医院に昇華してください。

また、例年同様にセミナー開始すぐに、第1回の復習も兼ねた15分間のテストを行って頂きました。明確な目的を持ってセミナーに参加している人が多いので、正答率も高く、とても嬉しく感じています。

では、第2回の報告をしたいと思います。

第1講座


第2回の第1講座は講師の中澤より、セカンドカウンセリングの目的、ポイント、流れ、事前準備、そして実際のセカンドカウンセリングに使用されている説明スライドを活用しながら解説をしています。

前回の初診カウンセリングとは異なり、セカンドカウンセリングは“伝える”ことが中心となるカウンセリングです。

検査結果を通して現状の口腔内をしてもらい、治療計画を通して今後どのような治療が必要なのかを理解してもらいます。加えて、治療が終了したらそこで終わりなのでなく、定期健診(メインテナンス)が如何に必要なのかも伝える場でもあります。

初診カウンセリング並びにセカンドカウンセリングを導入することで、キャンセル率や治療中断率を著しく下げたり、定期健診に繋がる患者さんを増やしたり、また、デンタルIQも必然と上がるので自由診療を選択する患者さんも自ずと増えます。とても重要なカウンセリングになります。

第1講座の終盤には、実際のセカンドカウンセリングの音声や動画(セリフを書き起こしたものをテキストにつけています)を確認し、さらに深めるためにロールプレイも行いました。

テキストにトークスクリプトもあるので、後日に復習することも容易です。医院に戻ってからも、ぜひ、取り組んで頂きたいです。

第2講座


第2講座は講師の萩原から「補綴カウンセリングの基礎」についてお伝えしました。自由診療に対する考え方、知識をインプットすることの必要性、補綴カウンセリングを行なう時の考え方(マインドセット)、どのようなツールが必要で、どのように使用するのかなど詳しい内容について解説しました。

実践会で大事にしているのは、単に自由診療が増え、医業収入アップに繋がる補綴カウンセリングでなく、患者さんが納得した上で意思決定ができるような補綴カウンセリングを目指しています。ぜひ、解説の概要だけでなく、細部まで話を聞き、その工夫を医院で落とし込んでくれると嬉しいです。


一通り、補綴カウンセリングについて説明した後は実際に補綴カウンセリングを行っている動画を視聴して頂き、その上でロールプレイングを行いました。

まだ一度もやったことのない方にはハードルが高く感じますが、実際ロールプレイングでやってみると、「自分でもできる」という実感を得て頂けると思います。セミナー内でアウトプットすることで医院に戻っていざ行なう時のハードルがぐっと下がりますね。

次回は最終回となります。今回も理解を深めるための課題がいくつかあります。日々の診療を勤めながら、課題に取り組むのは大変な部分もあるかと思います。ですが、どの課題も実践に結びつくものばかりです。きっと皆さんの成長に繋がります。2ヶ月後、さらに成長した姿を拝見できることを楽しみにしております。

2024年 歯科医院地域一番実践経営塾アドバンスコース 第1回 開催レポート

歯科医院地域一番実践経営塾 アドバンスコース第1回 開催レポート

本セミナーは、経営塾ベーシックコース(以下「ベーシック」)を受講した医院のみが参加可能です。

その理由は、ベーシックで得た知識を基礎として、さらに発展した経営者向けの内容を提供するためです。

セミナーのメインテーマは「仕組み化」です。

ベーシックで学んだ内容を実践し、院長先生がリーダーシップを発揮し続ければ、必ず成果が現れます。しかし、院長先生も人間です。365日ずっとトップスピードで働き続けるのは難しいでしょう。

人生は長く、怪我や病気、予期せぬアクシデントが発生することもあります。そのような事情で1週間や1ヶ月間医院を離れなければならなくなったとき、医院の運営や収入、マネジメントが問題なく機能するでしょうか。

もし何も準備していなければ、院長先生が医院を離れた瞬間に、それまで築き上げてきたものが崩れてしまうかもしれません。

このような非常事態においても、医院が安定して機能し、維持されるだけでなく成長を続けるための「仕組み」を構築することが、経営塾アドバンスコースの大きな目的です。

第1講座

経営塾アドバンスコース

本講座では、「ドクターの採用・教育・育成」について詳しくお伝えしました。

院長一人で診療する場合、年間の医業収入は1億から1.5億円程度が目安となります。それ以上の安定した医業収入を目指すには、勤務医の採用と教育が必須です。

信頼できる勤務医がいることで、院長先生は経営に専念できるようになります。その結果、医院のマーケティングやマネジメントが強化され、診療の手が増えるだけでなく、より大きな効果が得られます。

しかし、勤務医の採用と育成は容易ではありません。

どのような勤務医をターゲットにして採用活動を行うべきか、採用した勤務医をどのように教育すべきか、具体的な実例を交えてポイントを解説しています。

第2講座

経営塾アドバンスコース

第二講座はゲスト講師の岐阜県開業 リーフ総合歯科 院長 藤本靖貴 先生にご講演頂きました。

2009年、前職時代に経営塾に初めて参加しました。最初の勤務先では挫折を経験しましたが、その後、大阪の西尾歯科に勤務し、その潜在能力を大きく開花させました。勤務医として素晴らしい成果を上げた後、2013年に祖父の代から続く医院を3代目として継承しました。新患が数年間ゼロ、1日の患者数が5人以下という絶望的な状況から始まりましたが、1年で医院を軌道に乗せました。

2019年に移転開業したリーフ総合歯科は、チェア16台、1日の患者数120名以上、歯科医師8名、スタッフ総数40名を超える組織へと成長しています。また、医科歯科連携医院として、内科クリニックの隣にチェア5台のクローバー歯科、名古屋市内にワンデンタルクリニック星ヶ丘の計3医院を展開しています。

自分に依存しない組織づくりを掲げ、そのための多くのチャレンジと多くの失敗を経験し、確立されたシステムを構築しています。今では多くの歯科医師やスタッフを採用し、定着させることに成功しています。この組織作りと経営者としての取り組みについて、お話しいただきました。

藤本先生、貴重なご講演ありがとうございました。

第3講座

経営塾アドバンスコース

岩渕より、中長期経営計画についてお伝えしました。

ベーシックで実践を重ねたアドバンス参加者の皆さんの中には、地域トップクラスの歯科医院になっている方も多いと思います。しかし、そのような状況だからこそ、油断が生まれることがあります。

「年間医業収入1億5千万円に達したから、もう十分」
「歯科医師会内の周りの先生たちと比べたら経営状態は良好なので、もう十分」

しかし、院長先生は医院のリーダーです。リーダーに成長の意志がないと、全スタッフの成長が止まります。組織はリーダー以上になりえません。そうなると、現状維持どころか、徐々に退化し始めます。

そうならないためにも、医院と自身の中長期的なビジョン、理想の形、医院の強みと弱みを言語化しておく必要があります。それが【中長期経営計画】です。

ぜひ、ご自身と向き合う時間をしっかりと作り、“明確”な中長期計画を作成してください。この“明確”さが力となり、行動・成果に繋がります。

懇親会

経営塾アドバンスコース

新型コロナウイルスが蔓延してから懇親会を行いませんでしたが、今年から経営塾では懇親会を再開しました。

全国から集う意識が高い院長、幹部スタッフさんたちと出会う機会はとても高いものになります。ぜひ、この機会を活かして、様々な気づき、学びとして頂けたら嬉しいです。

今回も課題があります。しっかりと課題を通して実践し、自身と組織の成長に繋げてください!皆さんの課題を楽しみにしております!

医)隆歩会 あゆみ歯科クリニック 理事長 福原 隆久 先生

医)隆歩会 あゆみ歯科クリニック 福原 隆久先生は、その圧倒的な実行力で29歳で開業。

自分自身でホームページの作りこみ、コンテンツの作成、デザイン、SEO対策を行い、医院をどんどん伸ばしていきました。

しかし、ある時から自分だけが考え、実行する形態から、スタッフが自主的に考えて行動する医院を創るためのマネジメントに注力ようになり、実践会のコンサルティングを導入。

そうすることで一気に業績が上がり、現在では5つの医院開業、法人のチェア合計は40台を超え、当時の医業収入の10億円を超える地域一番医院となっております。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

2009年に医院を開業しまして、うまく成功して非常に順調に、立ち上がるっていう風に思っていたところだったんですが、当時、開業ですから、チェアが4台でスタッフが4人と私というかたちでした。
退職者が出てしまったりとか、採用も急いでするんですけど、やっぱり急いでした採用ですので、なかなかうまくいかなかったりということがずっと2年、3年と繰り返されていたんですね。
このまま自分の力とか、自分の思いついたこととか、単発のセミナーに行ってなんか習ったことやるだけでは、今後10年を考えてもそんなにすごい発展はしないんだろうなと思い、何をやったらいいのか、あまりわからなくなってきていていました。

だからマーケティングにおいても少し限界があって、マネジメント面においてもなかなか一つにまとまらない時期がありました。

コンサルティングを受けてどんな良いことがありましたか

コンサルに来ていただいて10年くらいになりますが、最初は本当にチェアが6台か5台かぐらいの時からお願いしていて、今は分院含めて合計42台くらいになり、数字としてはかなり大きくなっています。

1番変わったのはやはり、その時の一番新しい情報や、全国の歯科医院で成果の出ている内容を教えてもらえるということですね。マーケティングにおいて、今はこういうのが流行っているなどの情報を教えてもらえるので、ずっといっしょに歩んでいける、そんな方々だなと思っています。

コンサルタントには本当に医院がぐちゃぐちゃなところから入っていただいているので、スタッフの一人ひとりと面談をしていただいて、院長とスタッフの意見のすり合わせをしていただきました。そうすることで、ようやく組織が良くなっていき、そこからまた採用をし、教育、カリキュラム作成を一緒にやっていくことで、スタッフが増えていきました。そこからプロジェクトチームを作り、キャンセル防止や自費向上などを運営していき、幹部会議を行っていきました。

コンサルティングを受ける前と後の数値面の変化

数値面、売上でいうと、当時、年商が1億円ぐらいでしたが、今は10億ですね。チェアは当時が5台の時だったか、6台の時だったかからお世話になっているんですけども、今、分院が4軒と本院で5軒になって、チェア42台の体制になっていっています。

コンサルティングによって先生自身にはどんな変化がありましたか

やはり開業した時というのはもういけるんじゃないかと思って開業をして、そこで大きな挫折をしたりするわけですよね。スタッフがなかなか前を向いてくれなかったり、すぐに辞めてしまったり。

コンサルティングというものをお願いしてみて、家庭教師みたいなものだと思いました。自分が、こう色々アドバイス聞きながらやる。そうすることで、素直さの心を自分の中で作っていけたっていうのが一番良かったことかなと思います。

先生にとって、コンサルティングとはどのようなものでしょうか

現状を見ていただいて、ここでこういう手を打つといったアドバイスをくれる、本当に、パートナーとか、家庭教師の先生っていうものだと思っています。うちの場合、10年と長くなっていますから本当に、一緒に経営を歩んでいる、医院経営パートナーだと思っております。

コンサルティングの導入を迷われている先生へ

もし迷っているのであれば、もう、すぐ電話をして最初、1回目を受けてみられることをおすすめします。私はやっぱりそこで最初のコンサルティングをお願いする前の2~3年ですね、開業してちょっとだけ挫折しつつも、なんとか自分でがんばるんだと思っていました。しかし、それは非常につらい時期でした。

コンサルティングにより医院が変わっていく様子を見た時、もっと早くお願いしといたらよかったなと、今でも思いますので、自分のメンタル面、経営面を早く流れに乗せるという意味ではお世話になるのは早い時期のほうがいいんじゃないかなと、私自身のつらい2~3年を見てそういうふうに思いますね。

2024年 歯科医院スーパーDr育成セミナー 開催レポート

全国の歯科医師に聞いて欲しい
あり方教育セミナー!!

2024年 歯科医院スーパーDr育成セミナー 開催レポート

今年2024年の歯科医師国家試験合格人数は2,060人でした。現在、歯科医院は6万7千件台となり、徐々に減少しているものの、勤務医不足で悩む歯科医院は少ないと思います。

そのため、何も出来ない状態から高待遇で入職したものの、何もできず、でも、院長先生から何も言えない状態が続き、気づいたら自分はデキると“勘違い”をしてしまうケースが少なくありません。

・治療はある程度できるようになった、開業しても問題ない
・治療さえできれば、開業しても問題ない
・自分はスタッフと仲良くできるから、開業しても上手くやれる、問題ない

多くの勤務医はそのように考えていることでしょう。

ただ、実際、開業している院長先生からしたら、どれだけ“勘違い”をしているのか、と感じていると思います。

とはいえ、そのように感じたとしても、勤務医が辞めてしまうことを危惧し、厳しいことが言えない、パワハラだと訴えられるかもしれないから言えない、そんな悩みを抱えている院長先生も少なくないです。

そこで、2023年12月時点で累計クライアント726医院を見てきた実践会が、その中でも本当の意味で頼られている勤務医がどのように成長し、どのように成功を収めているか、また、反対に全く信頼されてない勤務医、全く成長しない勤務医、開業しても失敗している勤務医の考え方や行動を忖度なくお伝えします。

本セミナーは、一人でも多くの“勘違いDr”を生み出さないためのセミナー、“勘違いDr”を救出するためのセミナーです。

第1講座


第1講座では、弊社代表の岩渕から「勘違いDrとは何か?」というテーマでお話をしました。

多くの勤務医は自分が“勘違いDr”という認識がありません。どういう言動、行動が“勘違いDr”であり、それが組織や自分にとってどれだけ不利益になってしまうのか、具体的にお伝えしました。

参加してくれた勤務医の先生方は自分の日々の言動・行動を振り返るきっかけになったと思います。全ての事柄に言えますが、認識しないと改善ができません。自身がいまどういう状況なのか、現在地を正確に理解し、これから成長するためのきっかけとなってくれると嬉しいです。

第2講座


第2講座では、弊社コンサルタントの横山から「スーパーDrとしての考え方とあり方」というテーマでお話をしました。

横山は、一年間に延べ200以上の歯科医院を訪れています。そこで見てきたスーパーDrの考え方・行動の共通事項についてお伝えしました。

とりわけ、ここではスキルアップに関する姿勢や学び方など具体的にお伝えしました。これを自身が医院に戻った時に実践し、継続すれば、着実にスーパーDrに近づくことができることでしょう。

第3講座


第3講座では、再び岩渕から「スーパーDrになるための具体的な行動」についてのお話をしました。

勤務医の多くが“勘違いDr”になってしまうこと、そして、“勘違いDr”化することの危険性について第1講座でお伝えしましたが、実際にどのような考え方・行動をしたら良いかを本講座でお伝えしました。

一例をあげると、
・技術的な成長の前に人間的成長をする意義と成長するための方法
・なりたい姿、将来ビジョンを明確にする重要性とその方法
・適切な目標設定の方法
・治療技術だけでなく、経営能力を高める重要性と高めるための方法 etc

これらの考え方・行動の一つひとつの積み重ねが、あなたをスーパーDrへと導きます。
本セミナーでの気づき、学びを医院で実践し、一人でも多くの勤務医が飛躍してくれることを私たちは期待しています。

第16期 歯科医院スーパーTC育成塾 第1回 開催レポート

第16期 歯科医院スーパーTC育成塾 第1回 開催レポート

今年もスーパーTC育成塾がスタートしました。これまでの受講者は3800名を突破し、多くのスーパーTCを輩出してきました。歯科界トップクラスのTC(トリートメントコーディネーター)を育成するセミナーだと自負しています。

今回も多くの参加者が集まり、大阪会場・東京会場(ZOOM参加含め)合わせて286名、そのうち7割以上の方が会場参加となり、大いに盛り上がりました。第一回のセミナーついてご報告致します。

第一講座


第一講座では、講師の萩原から「TCの役割(意味・目的)」「TCとしての心構え」を中心にお伝えさせて頂きました。

本セミナーを通して、多くのコミュニケーションスキルを学ぶことができますが、この役割(意味・目的)、心構えがすべてのカウンセリングの土台となります。

TCとしての役割(意味・目的)、心構え誤認してしまうと、ただの自由診療を提案するスタッフになってしまい、患者さんの満足度向上に繋げるどころか、むしろ高い治療を進められただけという不満足に繋がりかねません。そうならないように、この項目に関しては時間をかけてお伝えさせて頂いています。

第1回目は緊張している参加者も多いので他の参加者との交流を深めるワークやロールプレイングを積極的に設けています。会場参加者だけでなく、ZOOMでのリモート参加者もブレイクアウトルームを用いて、ワークやロールプレイングを実施し、会場とも遜色ない学びを得られるようにしました。とても活気ある第一回目の第一講座でした。

第二講座


第ニ講座では、講師の中澤から「初診カウンセリング」についての解説を行いました。初診カウンセリングは患者さんに何かを“伝える”というよりも、“聴く”というスタンスがメインになるカウンセリングです。この“聴く”という動作にも土台となる考え方、スキルが必要になります。そのポイントを座学だけで学ぶのでなく、ロールプレイングでアウトプットし、深く理解してもらうようにしています。

初診カウンセリングの精度を高めるだけでも患者さんに高い満足度を提供できるカウンセリングになりますが、それだけなく、セカンドカウンセリグや補綴カウンセリングの成果につながる大事なカウンセリングになりますので、常にアップグレードするように努められると良いかと考えます。

第三講座


第三講座では、再び萩原が「患者さんとの信頼関係を築く方法」についてお伝えさせて頂きました。

信頼関係を築く方法は様々ありますが、ここでお伝えしている内容は、歯科医院で行っているカウンセリングで効果の再現性が高いスキルをお伝えしています。

とりわけ、“聴き方”や“ほめ方”、心理学で用いられているテクニックなども含めてお伝えしています。ここでお伝えしている内容を実践すれば、患者さんとの会話が弾み、信頼関係構築に寄与すること間違いないと思います。

スーパーTC育成塾では、様々なことを学べますが、医院で実践しなければ、行動に移さなければ、何も意味がありません。

最も大切なことは、受講後に、如何に実践するかです。

この実践に移せる環境を作るために、毎回の課題、復習テストが設定されています。ぜひ、課題、復習に真摯に取り組み、自分自身の成長、そして、医院の成長にも大きく貢献してくれたら嬉しいです。今年も、スーパーTCが現れることを楽しみにしています。

2024年 歯科医院地域一番実践経営塾 ベーシックコース第1回 開催レポート

歯科医院地域一番実践経営塾 ベーシックコース 第1回 開催レポート

今年は4年ぶりの会場参加のみでの開催となりました。

本講座が開始する前から熱気があり、ここ数年とは一味違う第一回となりました。

第一講座


弊社代表の岩渕より、経営塾の目的、成果を上げるためや成功するための原理原則についてお伝えさせて頂きました。

世間には、セミナー、DVD、オンライン動画、書籍などの数多くの素晴らしい教材があります。ですが、それらに参加したり、見たりしても、成果や成功に必ず繋がるわけではありません。
なぜなら、人は知識をインプットするだけでは、行動や成果に繋がらないからです。この経営塾では、座学で知識をインプットするだけでなく、学んだことを実践(行動)し、成果に繋げてもらうことを大切にしています。そのため、毎回のセミナー後に課題があります。それらを提出しなければ、セミナー事務局から連絡があります。やらざる得ない環境をあえて構築しています。

また、チーム制を導入し、ゲスト同士がお互いをサポートする仕組みにしています。日々の業務に忙殺されたとしてもチームメンバーが相談に乗ってくれたり、お互いを励まし合うことができるので、高いモチベーションを維持することができます。この経営塾の最大の強みはこれらの実践をサポートする仕組みにあります。

このチームですが、第一講座でチーム編成のためのリーダー選出を立候補方式で行います。
今回も多くの方々がリーダーに立候補してくれました。残念ながら、チーム数に限りがあるため、リーダーになれなかった方もいます。ただ、リーダー立候補する方と、そうでない方では、その一歩は大きな違いを生みます。その主体的な気持ちを持ち続けながらこの一年を過ごしてくれたら、大きく成長する一年になることは間違いありません。

第二講座


第二講座は、ゲスト講師の講座となっています。
今回のゲスト講師は、三重県開業 くろい歯科クリニック 院長 黒井建志先生、総合チーフの越石さんにご講演いただきました。

お二人とも2021年に経営塾初参加し、成果を出すための実践から、地域貢献の取り組みなど幅広く実践を積み重ねました。そして、わずか3年で参加前の2倍の3億クラスまで医院を飛躍させています。


講演の中では、どんな実践を行ったのか、医院全体を巻き込むための工夫、また、考え方や行動の参考になった書籍紹介など、ゲストの方々にとっては、多くの学び・気づきを得た講座内容だったと思います。黒井先生、越石さん、素晴らしい講演をありがとうございました。

第三講座


第三講座は、岩渕が「マーケティング力の強化」をテーマにお伝えしました。
歯科医院の経営において、診療技術を高めること・研鑽し続けることは必要です。ですが、それだけでは十分ではありません。患者さんが来院されなければ、その技術は全く生かせません。

現在、歯科医院は約67,000件も存在し、開業しても患者さんを引き寄せることは難しい時代になっています。この激戦区で自分の理想の歯科医院を築くためには、効果的なマーケティング戦略が不可欠です。

本講座では、看板やチラシ、院内パンフレットの内容や配布方法、そして最も重要なホームページのSEO(Search Engine Optimization)対策などの患者数、新患数、自由診療アップのための様々なアプローチを具体的に解説しました。

マーケティングは一朝一夕に成果が出るものではありません。時には失敗し、挫折を味わうかもしれません。ですが、経営塾に参加すれば、そうした困難を乗り越えるためのサポート、チームメンバーがいます。同じ目標を持つ仲間と共に学び、成長することで、マーケティングの知識と技術を身につけることができます。

経営の成功は、診療技術と共に、患者さんを引き寄せ、維持するマーケティング力が必要です。当講座を通じて、その両方をバランス良く磨き上げて頂けると嬉しいです。

懇親会


セミナーが終了後、無料で懇親会をご用意しています。チームメンバーだけでなく、志の高いメンバーと懇親を深めることができます。ここでの出会いがその後の人生に大きく影響すると言っても過言ではありません。ぜひ、この場を生かして頂けたら嬉しいです。

また、岩渕をはじめとした弊社コンサルタントによる無料の経営相談会も実施しています。自分自身ではなかなか解決しないような悩みをこの機に解決して頂けたらと思います。

経営塾には、このような徹底したサポート体制があるのでゲストの皆さんが飛躍的に成長し、成果に繋げています。皆さん、今年も最高に一年にしていきましょう!

経営塾㊙実践事例公開無料セミナー2024 開催レポート

タイトル 経営塾㊙実践事例公開無料セミナー2024 開催レポート

経営塾㊙実践事例公開無料セミナー

経営塾㊙実践事例公開無料セミナー2024 開催レポート

昨年に続き、今年も経営塾㊙実践事例公開無料セミナーをWEB配信のみで開催しました。本セミナーは弊社唯一の無料セミナーですが、今回もお伝えしている内容を実践すれば、数百万円以上の価値がある超有料級のコンテンツです。
実際、今回のセミナー参加者は総勢241名ですが、その満足度は99%という高い評価を頂きました。

今年は、本格的ポストコロナとなり、色んな業界がコロナ前のような活気を出し始めました。ただ、苦戦した医院も多いのではないのでしょうか?矯正バブルも落ち着きはじめ、消費者動向としても旅行や趣味にお金を使い始め、この変化についていけない歯科医院も出てきたのは事実かと思います。

そこで、本セミナーではコロナ前から成果になるマーケティングだけでなく、最新のマーケティングもコンテンツに含めています。きっとお役立て頂けたのではないでしょうか?

下記が本セミナーの一部内容になります。
「マーケティングピラミッドの概念」
「WEBマーケティング対策」
「SNS活用」
「リアルマーケティング対策」
「採用」
「教育」
「定着」
「モチベーションアップ方法」
「DX化」 etc

3時間という短い時間ながらも数十個以上の成果実証済みの取り組みが詰まった超有料級のセミナーです。ここでお伝えしている取り組みを行えば、成果が出ないわけがない!そんな風に言い切れるほどの内容かと思います。


ただ、それでも、本セミナーは「地域一番実践経営塾ベーシックコース」のほんの一部のコンテンツであり、「地域一番実践経営塾ベーシックコース」の10分の1以下のコンテンツです。

今回、参加された方の中で
「やろうと思ったが、何も出来てない」
「取り組んで成果は出たけど、もっと成果を出したい」

そんな方には「地域一番実践経営塾ベーシックコース」がおすすめです。初参加で年間3,000万円の医業収入アップした医院さんや継続的に参加するだけで医業収入を2倍・3倍にアップさせた歯科医院さんがゴロゴロいます。

ただ、注意があります。

経営塾は診療圏を設けております。もし、お近くの歯科医院さんが参加されている場合、参加することが出来ないことがあります。実際、たった1年、参加のタイミングを逃し、それ以降7年以上参加できないという歯科医院さんもおります。決断を先延ばしにすることで大きな機会損失を起こすリスクがあります。

「地域一番実践経営塾ベーシックコース」は開催まではあと僅かです。ご興味のある方はお早めに弊社までお問い合わせください。

※「地域一番実践経営塾ベーシックコース」の第一回は大阪会場3月10日(日)または、東京会場3月17日(日)からの開催となります。

医社)優典会 一之江駅前イルニード歯科 理事長兼統括院長 山内 大典 先生

医社)優典会 一之江駅前イルニード歯科さんは診療と経営に追われる日々に疲弊していました。

年齢も重ねていく中で、そのような毎日をずっと続けていくことは厳しいと感じ、解決策を模索していた際、実践会と出会いました。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

開業して3~4年経ちまして、従業員の数が大体30名くらい医業収入も割りと順調に伸びてまして。結構、まあまあいい数字が出てるなということはあったんですけど、毎日とにかく診療と経営の仕事で休む日まもなく働いているような状態で、完全に疲弊しきっていたんですね。この状態をずっと続けるっていうのはちょっと難しいなと思いまして非常に悩んでいました。
何か解決策がないかなと思いまして、その時に岩渕先生の赤本に出会いました。

コンサルティングを受けてどんな良いことがありましたか

やっぱりコンサルティング、経営のコンサルティングを受けるので、例えば、経営のノウハウであったり利益を出すノウハウであったりとか、売上を上げるノウハウっていうのを小手先のノウハウだけをね、お話するようなところなのかと内心ちょっと思ってた節はありました。ただ、全然違いまして。院長先生やスタッフがどのように幸せになれるかそのためにはどうしたほうがいいかということを真剣に考えていただけるということに非常に感銘を受けました。院長の理想の人生であったり、理想の歯科医院ていうのは医院ごとに違うと思います。スタッフ同士仲良くやりたいっていうのもあるかもしれないですし、もちろん売上を上げたいとか自分の診療に専念したいとか規模を大きくしたいっていうのもあるかもしれないです。それを細かくヒアリングしていただき、院長の理想の歯科医院を作るのをお手伝いしますっていうスタンスがとても気に入りましたね。

成長を大きく左右するような、コンサルタントからの提案は?

実践会さんは膨大な成功事例と実践事例をお持ちなんですね。それらを惜しみなく提案していただけるっていうとこにあるかと思います。例えば今、自分が悩んでいる悩みであったり、問題はおそらくですけど、一歩二歩先を進んでいる他の成功しているクリニックはそれを改善するノウハウを持っているかと思うんですね。それを、しっかり提案していただけるということです。エビデンスベースで例えば、山内先生とは違う、あるA歯科医院ではこういう取り組みをしています。B歯科医院ではこういう取り組みをして改善しています。そういった、エビデンスベースで話していただけるんですね。どれかお話を聞いているうちに、自分の医院に合うものがありますので一つずつ実践していくと徐々に改善の糸口が見つかって成功するっていうことが多いかなと思います。

他のコンサルティング会社との違いはどんなところがありますか

コンサルタントとスタッフが、しっかりコミュニケーションをとるというところが違うと思います。院長先生の取り組みが理解できないスタッフであったりとか、センシティビティな労務問題っていうのはなかなか一般論として、院長先生がお話しするのは難しい問題です。ただ、コンサルタントの方が毎月30分くらい、スタッフ向けにプレゼンをしていただけます。「一般論としての労務っていうのはこういうものですよ」とか、なぜ、院長先生はこの取り組みをしないといけないか、なぜ院長先生が他の医院で取り組んで、どれだけ成功したかとかを客観的に話してくれるんですね。仕事のあり方から、女性の幸せのなり方であったりとか社会勉強も含めて、いろんなプレゼンテーションをしていただけます。それを聞く度に、スタッフのモチベーションも上がって、「あっ、一般的にはこうなのか」「院長先生の取り組みも大きな間違いはない」というか、「こういう意味があってやっているのか」ということを理解していただけてやっていけるので、スタッフも大変喜んで自然に受け入れてくれていますね。

コンサルティングを受ける前と後の数値面の変化

コンサルティング前は医業収入で言うと大体、受けた前、受けた後で今であれば大体、医業収入は1.5倍くらい上がっているかなと思います。スタッフの数も同じく1.5倍以上は上がっているかなと思います。

コンサルティングによって先生自身にはどんな変化がありましたか

私としては、コンサルタントの方から自分よりも一歩二歩成功している歯科医院の院長先生の考え方であったりとか、その生活スタイルみたいなものも聞かせていただいています。それを聞いてさらに自分はがんばらないといけないんだなということに、気づくことができました。また、成功している他の先生方であったり、仲間の先生、一緒にコンサルティングを受けている他の先生方の話を聞いて同じような悩みを抱えて同じように解決してやっているんだなというのを聞くと、非常に励みになります。なので、非常にいろんな気づきをいろんな話から与えてくれているなと思ってます。

医)AKATSUKI しばた歯科可児おとなこども矯正歯科 理事長 柴田 暁晴 先生

しばた歯科 可児おとなこども矯正歯科様は親子継承をし、医院を引き継ぐ形で柴田先生の代がスタートされました。

しかし、引き継いだスタッフ達とうまく噛み合わず、なかなか医院経営がうまくいかない日々が続きました。

その後経営塾へ参加。そこからコンサルティングもスタートさせることで一気に業績が上がり、現在では当時の医業収入の5.5倍を実現。チェア台数も4台から10台になり、今も成長し続けている地域一番医院となっております。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

典型的な親子継承で父親から継承しました。スタッフも全員引き継いで新しい取組みがうまくできなかったので、2014年から経営塾に参加しました。8年間継続参加させていただいて、最初は自分一人でがんばり、ネットの広告を出したりして新患を増えていたんですけども、それによって帰る時間が遅くなったりしました。すると、僕もその時、未熟だったものですから、予想できないようなことが起きてスタッフが疲弊してしまったりして、僕一人がから回っているという状態でしたね。

コンサルティングを受けてどんな良いことがありましたか

日々、決断の連続なんですけども、決断を迫られた時にはっきりとこちらだよっていうふうに言っていただけるのが、すごく支えになっています。

これまでコンサルタントから、どんな提案がありましたか

スタッフと面談してくれるんですけども、なかなか僕の個人面談では引き出せないようなところとか客観的に見ていただいて、「こういうところ気をつけたほうがいいですよ」というところを最初の1年間はずっと言っていただきました。その後は、求人の媒体ですとか、あと最新のSNSを使ったマーケティングとかトレンドをですね。教えていただいているという感じです。

コンサルティングの中で、スタッフがどのように変わっていきましたか

最初はですね、アポ帳を紙から電子に変えるだけでも反対があったんですけども、一つの変化に対して、「必要ないよ」とかですね。変わることに対するストレスとか、なかなか踏み出せなかったんですけども、そこをうまく入っていただいてその取組みを進めていただくというようなこととかをやっていただきました。もう、月一回来る日を、スタッフがもう、待ち望んでいて、聞きたい内容をまとめているので来るのが楽しみになっています。
スタッフとの信頼関係もできてますのですごく助かってます。

コンサルティングを受ける前と後の数値面の変化

8年間で、20%ずつ、平均で上がってきまして、今、当初と比べると5.5倍ほど医業収入は増えております。チェア数が4台だったところが、10台に増設して増えております。

コンサルティングによって先生自身にはどんな変化がありましたか

最初は本当に、経営のやり方ってわからなくて、自分にだけ起きている現象だと思ってたんですね。スタッフとのいざこざとか。患者さんが来ないとかですね、自分だけ特別にそういうことがいろいろ起きてるのかなと思ってたんですけども、経営塾へ参加することになって岩渕さんが「こうなったらこうなるよ」っていうのを全部、実践していくとその通りになっていったのでもう何度も何度も岩渕さんのセミナーの内容を聞き返していました。そうしたら段々段々知識がついて実践をして、それが身になってというところで、体系立ってですね、再現性のあるやり方で経営ができるようになったので、最初まったくわからないところから教えていただいたという感想です。

2023年 表彰式 開催レポート

歯科界大規模のイベント、歯科医院地域一番実践会 表彰式

2023年の締めくくりとして、2023年12月17日(日)に経営塾参加メンバー達の努力が報われる、表彰式を開催しました。

日々の診療業務を行いながら、セミナーへの参加、チームでの取組み、個人の課題、一年を振り返ると、今までとは違う、全力を出し尽くした一年だったのではないでしょうか。

そんな全力を出し尽くし、成長した方々を実践会としても最高の舞台で表彰したいという想いからこの表彰式を開催しています。

参加される皆様にも“ちょいキメ”のドレスコードでお願いしています。
特別な場所で、特別な仲間とともに、特別な時間を過ごしてもらえるよう、最高のおもてなしをさせて頂きました。

今回は4年ぶりの立食での開催でした。セミナー参加者だけでなく、参加医院のスタッフやご家族もご参加頂き、約250名の方々が参加され、大変盛況な会となりました。

全国の経営塾会員が、この日のために課題、チーム課題に取り組んできました。
挫けそうになった時もあったかもしれません。それでも、仲間と支え合い、助け合いながら辿り着いたこの場所です。

しばらくすると、オープニングムービーが流れ、表彰式のスタートとなりました。
2023年は一体誰が、どの賞を受賞するのか。会場の皆さんが固唾を飲んで見守っています。

そして、
セミナーメイン講師である、弊社代表の岩渕の登場にて、ついに2023年の表彰式のスタートです!!

この日受賞された方をこちらで紹介させていただきます。


新人スタッフ育成塾賞

かがやき歯科クリニック 吉永 芽唯 さん
盛岡となん歯科・こども矯正歯科 佐藤 未菜 さん


スーパーTC育成塾賞

かがやき歯科クリニック 青木 栞奈 さん


スーパースタッフ育成塾賞

いちば歯科医院 藤井 唯菜 さん
石岡矯正歯科・小児歯科 鬼澤 くるみ さん


スーパーDr育成塾賞

DENTAL TANIZAWA 森 香菜子 先生


読書感想文賞

医)おおた歯科こども歯科 太田 貴司 先生


新人王

東札幌三輪デンタルクリニック


継承成功賞

神谷歯科医院


ベストチームワーク賞

ONE TEAM 2023


チームリーダー賞

医)かがやき歯科クリニック 今高 佑弥 先生


ベストスタッフ賞

ピア・デンタルクリニック 伊勢山 栞 さん
オオマチ歯科クリニック 太田 舞子 さん
森本歯科クリニック 櫻井 由紀子 さん


ベスト事務長賞

盛岡となん歯科・こども矯正歯科 松田 雄貴 さん


ベスト勤務医賞

盛岡となん歯科・こども矯正歯科 太田 麻衣子 先生


ベストチーフ賞

DENTAL TANIZAWA 山川 由弥 さん


院長夫人賞

WINDデンタルクリニック蓮田 勝沼 智菜美 さん


ベスト夫婦賞

松尾歯科 松尾 紘吾 先生
     松尾 沙織 さん


ベストチーム賞

GO GO Champions 2023


岩渕龍正賞

ふなやま歯科医院 舩山 国敏 さん


実践事例No,1賞

星谷歯科医院


実践事例No,1賞

かがやき歯科クリニック


実践事例No,1賞

にじいろ くろい歯科クリニック


第三位

さきがけ歯科クリニック摂津本院


準優勝

おおた歯科こども歯科


優勝

オオマチ歯科クリニック


 

最後は表彰式参加者全員での集合写真です。
一年間を共にしたメンバー同士で感動を共有することができました!!

2024年も、妥協なく挑戦し、皆様とともに、素晴らしい経営塾を作り上げていきたいと思っております!2024年も宜しくお願いします!

2023年 歯科医院スーパーDr育成塾 第3回 開催レポート

2023年11月3日(金・祝)に歯科医院スーパーDr育成塾の第3回を開催しました。

Dr対象の初の3回コースセミナーも今回が2023年の最終回となります。回を増すにつれ、宿題の提出量も増え、会場の雰囲気も真剣度が増し、意識が高くなっていることを肌で感じました。

第一講座


第一講座は山本より、歯科医師としての「キャリア」をテーマにお伝えさせて頂きました。

歯科医師には大きく3つのキャリア選択があります。

「開業」

「分院長(組織のリーダー)」

「勤務Dr(組織のサポーター)」

この3つに求められるスキルは異なりますが、その違いを認識して働いている歯科医師は少ないと思います。それでは、時間も、労力も、無駄に浪費してしまいます。

自分がどうしたいかを明確に決めなければ、そのための行動ができませんし、そのための計画も立てられません。

自己分析をしっかりと行い、自身の将来について深く考え、明確なキャリアを思い描いている方が自分自身の望む未来に近づくことができます。

第一講座では、それぞれのキャリアの決め方、必要なスキル、その高め方についてもお伝えさせて頂きました。

第二講座


第二講座は横山より、強い組織の特徴、飛躍的に成長しているDrの共通事項、Drに必要な歯科医院経営に関する数値の見方についてお伝えさせて頂きました。

強い組織には診療部門だけでなく、経営部門も必要になります。どの段階から経営部門が必要になり、どうやって構築をしていくのか、その内容についてお伝えしました。

また、月間医業収入1,000万円以上をあげている勤務医の先生がどんな目標・計画を立て、どんな練習をし、どんな行動をしているのか、飛躍的に成長しているDrの共通事項についてお伝えさせて頂きました。参加されている先生たちが自身の診療、カウンセリング、練習を振り返る良い機会になったのではないでしょうか。

歯科医院経営に関する数値の見方としては、ストラック図を用いて歯科医院経営の大枠を掴んでもらいました。この大枠を知っている、知っていない、では患者一人の重みやキャンセル一つの重みに対する認識も異なってくると思います。

誰もスーパーDrになる可能性があります。自身の診療だけでなく、組織のことも考えられる人材になることでスーパーDrに近づくことが出来ます。それは、自身の可能性を大きく広げます。

第二講座終了後、本セミナー3ヶ月の振り返りを行ってもらいました。本セミナーで得たこと、変化や気づきをグループでシェアをしてもらいました。そして、最後にはゲスト一人ひとりに今後のための決意表明をしてもらいました。
皆さんそれぞれが自身で決めた決意表明をぜひ達成して頂き、さらに成長した姿でお会い出来ること楽しみにしています!またお会いしましょう!

2023年 歯科医院地域一番実践経営塾ベーシックコース 第4回 開催レポート

歯科医院地域一番実践経営塾ベーシックコース 第4回 開催レポート

今年もzoomを活用したオンライン参加と会場参加の同時講演で運営していましたが、今回、4回シリーズの最終回ということもあり、最後は会場で熱量を感じたいという方が多かったです。


個人の実践だけでなく、チームも取り組みも回を追うごとにレベルの高い実践となり、本当に素晴らしい取り組みばかりでした。

そして、ここでの取り組みは医院の成果だけでなく、個人の成長、お互いを高め合うことができる仲間、色んなものを得ることができたのではないかと思います。

では、今回のセミナー内容について紹介したいと思います。

第一講座


第一講座は実践事例の解説講座です。
3回分の宿題、本当に多くの宿題を参加者の皆さんから提出して頂きました。

講師の岩渕が全ての実践事例を読み込み、成果に繋がる可能性が高いもの、汎用性が高いもの、それらを選別し、講座に落とし込んで伝えしています。

この実践事例ですが、冊子としてまとめたものだけでなく、PDFファイルとしてもまとめて提供しています。この膨大な良質の情報をインプットして、良質なアウトプットに変えて頂けたら嬉しいです。

そして、この実践事例の活用方法は今年だけでなく、来年・再来年でも活用できます。
その当時は実践が難しく気にもとめていなかったものも、組織が成長してきたり、自身の実力がつくことで取り組めるものが出てくる場合があります。今年限りの活用でなく、来年・再来年にもぜひ活用して頂けると嬉しいですね。本当に長く使用できる良質の情報ばかりです。

第二講座


第二講座は岐阜県開業 しばた歯科・可児おとなこども矯正歯科 柴田 暁晴 先生のご講演でした。
時代を先取るデジタル技工での取り組み、ネットマーケティングやSNSマーケティングなどの取り組み、カウンセリングを中心とした院内マーケティングの取り組み、マニュアル・カリキュラム・人事評価・面談などのマネジメントの取り組みなど飛躍的に医院が成長した医院経営に関する秘訣を惜しげもなくお話して頂きました。

医院の規模・状況に関係なく、参考になるお話ばかりだったと思います。柴田先生、素晴らしいご講演をありがとうございました。

第三講座


第三講座は、実践会のコンサルタント、山本の講座となります。

山本は前職でも保険営業のトップセールスマンとして成果を収め、歯科医院専門の経営コンサルタントに転身後も数多くのクライアント医院で成果を上げてきました。

その山本が今回お伝えしたのが「自費アップ」の講座です。

歯科業界では保険制度が厳しさを増す中、歯科医院経営において自費率アップが不可欠です。

今回、山本からは院外マーケティング・院内マーケティングの両面の方向からクライアント医院で実際に成果を上げている事例をもとに、その秘策をお伝えさせて頂きました。

とりわけ、院内マーケティングは院長だけでなくスタッフ全体が協力し、医院全体で実施する必要があります。そのため、院内マーケティングの土台にはこれまで経営塾で学んだマネジメントスキルを活用し、スタッフとの協力体制を築くことが重要です。経営塾を第1回から第4回までを通してしっかり学んで実践していただくことで大きな成果に繋がります。

以上で2023年の経営塾ベーシックコース全ての回が終了となりました。
如何でしたでしょうか?やり切って大きな成果に繋がった方もいれば、不完全燃焼の方もいると思います。ぜひ一年振り返って頂いて、もっと成果を出したい、やりきたい、そんな方は是非継続参加をご検討ください。過去の事例を見ても、継続参加が成功の秘訣となっています。皆さんの参加をお待ちしています!

2023年 歯科医院地域一番実践経営塾アドバンスコース 第2回 開催レポート

歯科医院地域一番実践経営塾アドバンスコース 第2回 開催レポート

経営塾ベーシックコースを修了した医院にしか参加資格のない、より高度な内容になっているのがアドバンスコースです。ベーシックコース修了が前提とされているで、その宿題は経営者や幹部向けの内容になっています。アドバンスコースは全2回となりますので、今回が最終回となります。

このアドバンスコースの主な目的は、強い組織の構築です。

そのため、あらゆる側面で仕組み化を実現することが中心的な取り組みとなっています。組織力の向上を通じて、継続的な医院の成長と繁栄を追求しています。


セミナーに参加しているメンバー同士は、「自分たちの医院をさらに発展させるため」という視点から、情報を共有し合っています。交流の場としても機能し、互いの知識や経験を活かし合っています。この2回を通してとても良い学びの場になったのではないでしょうか。

第一講座


アドバンス第2回の第一講座は「実践事例紹介」です。

参加者の方々が報告してくれた事例を中心に成果に繋がる可能性が高いもの、汎用性が高いものを弊社代表の岩渕が解説しています。

時間の関係上、解説できない内容で参加メンバーに共有したいものは厳選し、冊子にまとめてお配りしています。

医院の拡張や分院展開、勤務医育成、アドバンスクラスならではの経営課題とその解決方法から、新患数アップ、自費率アップのマーケティング、スタッフ育成や労務に関する事例など、様々なジャンルについて解説しています。

この実践事例を活用した講座内容は、多くの歯科医院で取り組まれ、成果につながったものです。それはつまり、この講座内容で知った取り組みを、自分の医院の課題と照らし合わせ、着実に実行するだけで、大きな成果につながるということです。

こうした取り組みを、何か問題が起きてから対応するのではなく、問題が起きる前から取り組んでおくことで、いざトラブルが起きたとしても、問題を素早く解決できるように準備しているのです。

このような第二領域の取り組みを当たり前にやっていけるのが、このアドバンスコースに参加している医院の大きな特徴です。

第二講座


アドバンス第2回の第二講座はゲスト講師として、大阪府開業 医療法人幸恵会 カツベ歯科クリニック 勝部 義明 先生にご講演頂きました。

カツベ歯科クリニックさまは臨床と経営の両面において高いレベルで両立しています。臨床においては、勝部先生が大阪SJCDのインスタラクターなども務め、ご活躍されているので、多くの先生方がご存知かと思います。そんな技術向上に心血を注いでいる歯科医院でありながら、経営おいても高い実践力を発揮され、成長し続けています。

今回は、アドバンスクラスの先生方でも課題となる歯科医師の教育の仕組み、還元の仕組み、良い人材確保の仕組みなどの詳細についてお話して頂きました。アドバンスクラスの先生方にとっては目からウロコの話ばかりだったと思います。勝部先生、素晴らしい講演をありがとうございました。

第三講座


第三講座は「文章力UP」と「リーダーシップ研修」についてです。

「文章力UP」の重要性に関して、みなさんは本当の意味で理解しているでしょうか。

文章力の向上には多くのメリットがあります。それは、まるで24時間働き続ける営業マンが現れるようなものです。加えて、愚痴や不平不満を言わず、労務問題を訴えてこないという人特有の煩雑さがないという利点もあります。

文章力が高まることで、集患だけでなく、自費アップ、採用力アップなど、あらゆる状況で優れたパフォーマンスを発揮できます。

歯科医院経営において、カウンセリング等のコミュニケーションが極めて重要なのと同じように、効果的な文章を作成する方法も極めて重要です。

ただ、この文章力に関して学ぶ方法や習得する方法を知っている方は極めて少ないです。このセミナーでは、その具体的な手法について詳しく解説しました。

さらに、リーダーシップに関する部分では、「リーダーシップ」の定義についても触れました。多くの人は「リーダーシップ」の重要性を認識していますが、その具体的な定義や要素について明確に説明できる人は少ないことでしょう。

「リーダーシップ」は組織の種類や規模、環境、状態に応じて異なる解釈ができるため、一言で説明するのは難しいのです。しかし、歯科医院におけるリーダーシップを向上させるためには、具体的な考え方や行動が必要です。このセミナーでは、その具体的な内容についても詳しく説明しました。

今回のセミナーで取り上げた内容は、文章力の向上やリーダーシップの重要性について理解を深め、具体的な方法を学ぶ貴重な機会となりました。これらのスキルを磨くことで、歯科医院経営において継続的な成果だけでなく、個人的な成長にも必ず繋がります。セミナー後も是非取り組んで頂けると嬉しいです。

もしかしたら、経営塾ベーシックコースなどを経て地域一番になると普通の方であれば「そんなに成功している医院がなぜそこまでがんばるの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、油断、慢心、おごり、そのような危機感の欠如で組織の崩壊は始まっていきます。


歯科医院が約67000件の存在する現代において、いつ、自分の医院よりも良い立地、設備も最新かつ高価なもの、イケメン若手院長が開業するかわかりません。そうなったときでも、着実な実践と、小さくても強い組織となった医院で立ち向かえる備えが重要なのです。その備え、学びを吸収できるのが、この経営塾なのです。

2023年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第4回 開催レポート

2023年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第4回 開催レポート

10月25日(水)大阪会場・10月26日(木)東京会場で新人スタッフ育成塾第4回を開催しました。

本セミナーは4回シリーズのため、今回が最終回になります。4回目となると、参加者同士でのロープレやシェアもとても活発で、非常に学びやすい環境になっていました。参加される皆さんの表情もとてもイキイキとしていて、この4ヶ月の頑張りが伝わってきました。

では、今回の内容についてお伝えしたいと思います。

第一講座


第一講座では、「相手に答えるスタッフになる」をテーマにお話しました。本セミナーはシリーズを通してコミュニケーションに関する内容を多く入れております。なぜなら、コミュニケーションはどの業界、どの職種、どの年代においても重要になるからです。

ただ、このコミュニケーションが自己流の人が多く、その自己流でコミュニケーションの過ち(ミスコミュニケーション)を引き起こしてしまっている方も少なくありません。

そのため、本セミナーではシリーズを通してコミュニケーションについて何度もお伝えしています。第4回の今日は、心理学を踏まえたテクニカルなことから、相手のタイプに合わせたコミュニケーションの取り方など、今までよりも発展的な内容をお伝えさせて頂きました。

第二講座


第二講座では、大阪府吹田市のとよつ歯科・矯正歯科 西川咲さんをゲスト講師にお招きし、お話を頂きました。

西川さんは4年目の歯科衛生士です。今年の10月からチーフとなり、医院を牽引する存在となっています。

そんな西川さんも自身のコンプレックスで悩み、行動もなかなか出来ない1年目だったそうです。そこから、先輩たちからのサポートやスーパースタッフ育成塾というセミナーをきっかけに考え方が少しずつ変わり、行動も少しずつ変わり、今では医院を牽引する存在になっています。

講座の中では目標設定と行動計画の重要性や具体的な取り組みとその工夫をお話して頂きました。実用的なものばかりで、参加者の方々にとって非常に参考になったと思います。とても素晴らし講演でした。ありがとうございました。

第三講座


第三講座では、「頼られる先輩スタッフなる」をテーマにお話しました。本セミナーの参加者は新卒の方も多く、数ヶ月後には先輩スタッフなるという方も少なくありません。当たり前ですが、先輩スタッフになるということは新人スタッフよりも求められることは多くなります。そして、医院への影響力も大きくなります。特に、新しく入るスタッフと一番近しい存在になるので、皆さんの行動・振る舞いが今後の医院に大きく影響します。とても責任ある立場になります。

先輩スタッフになるにあたって、どんな準備をする必要があるか、どんな心構えが必要なのか、今から準備できるようにお伝えさせて頂きました。真剣な眼差して聞いてくれる人ばかりで来年がとても楽しみになりました。

講座終了後、4回シリーズの本セミナーを通して素晴らしい宿題・事例を提出して頂いた方に対して弊社より表彰をさせて頂きました。今後もその素晴らしい実践力にさらに磨きをかけてくれることを願っております。

以上で本年の新人スタッフ育成塾が終了となります。今年も回を増すごとに熱量が高まり、それが講座での態度・姿勢や課題の取り組みとして現れていました。きっと今回の参加者の中からも数年後のスーパースタッフが何人も輩出されていくと確信しています。

参加者の皆さん、4ヶ月間、お疲れ様でした。皆さんの今後のさらなる活躍を切に願っております!

2023年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第3回 開催レポート

2023年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第3回 開催レポート

9月13日(水)大阪会場・9月14日(木)東京会場で新人スタッフ育成塾第3回を開催しました。

本セミナーの宿題は自由課題ですが、今回も非常に多くの宿題提出がありました。その宿題も回を経るごとに実践のクオリティーが上がり、私たちも驚くばかりです。
今回セミナー内容について触れていきたいと思います。

第一講座


第一講座では、社会人としての必要なマナーとあり方についてお伝えさせて頂きました。大半の歯科医院では、一般企業研修で行われるようなマナー研修を受けていません。そのため、どんなマナーが正しいのか、適切なのか、判断することができません。結果、自己流になってしまいます。それでは、医院にとっても、その人にとっても、望ましい形ではありません。

本講座では、社会人としてのマナー講座、特に、コミュニケーションの築き方や人間関係構築の方法、そして自己管理について、歯科医院で起こりうる事例を踏まえて、具体的な方法についてお伝えさせて頂きました。

第二講座


第二講座では、東京都新宿区のデンタルタニザワ 歯科衛生士 脇田仁美さんをゲスト講師にお招きしてお話頂きました。

現在、脇田さんは歯科衛生士になって3年目です。今では医院の大きな力となっている存在ですが、1年目は仕事に対するモチベーションも低く、今思い返せば自分勝手な行動や振る舞いが多い状況だったようです。
そんな中、実践会の年末表彰式や新人スタッフ育成塾参加をきっかけに憧れる先輩スタッフができ、なりたい姿が明確になり、そこに向けて行動するようになり、自身の成長を実感するようになりました。

脇田さんの1年目の状況は決して珍しくなく、どちらかというと一般的なことかもしれません。ただ、そこから素晴らしい人達との出会い、なりたい姿の明確化、それを行動に移し、自身や自身を取り巻く環境が大きく変わられたと思います。何かを変えたい時はまずは自分から変わることが大切だと実感できる講演だったと思います。ぜひ、ゲストの方々も参考にして頂けると嬉しいです。脇田さん、素晴らしい講演をありがとうございました。

第三講座


第三講座では、時間管理と目標設定の方法についてお伝えさせて頂きました。
なんとなく過ごしたら、なんとなく日々は過ぎていきます。あっという間に1年、気づいたら3年、5年と過ぎていきます。そうならないためには、時間管理と目標設定がとても重要になります。
時間管理に関しては、7つの習慣で紹介されている時間管理マトリクスを引用し、日々の時間の使い方を考えて頂きました。このようなワークをすると、無駄な時間、有効な時間、なりたい自分になるためにはどんなことに時間を費やす必要があるか明確になります。そうすと、目標もとても立てやすくなります。
また、目標設定に関して、大半の人は学生時代に学びません。学ばないので自己流です。それでは、せっかく時間をかけて目標設定しても、達成できず、成長も出来ません。本講義では、SMARTの原則などの具体的な手法や、どのように工夫をすると目標を意識して生活できるのか、具体的な事例を交えてお伝えさせて頂きました。

以上の通り、第3回も第2回に続き、とても盛り沢山の内容でした。参加者の方々はご自宅で振り返ったり、院内でシェアしたり、課題として実践したりして自分の中に定着して頂けると嬉しいです。次回も皆さんの取り組みを楽しみにしています。

歯科医院地域一番実践会 人気YouTube動画