医)スマイルクリエイト 根城よしだ歯科 院長 吉田 洋一 先生

青森県八戸市で開業されている医療法人スマイルクリエイト 根城よしだ歯科様は、2006年から経営塾に参加され、翌2007年からコンサルティングを継続的に実施。お父様の医院に入られた当時は、雪が降ると患者さんが1人しか来ない日もあるほど経営的に苦しい状態が続いていましたが、ホームページの強化やトリートメントコーディネーターを導入することで見事にV字回復。2018年現在、医業収入は当時の7倍近くになるなど、圧倒的な地域一番医院へと成長されています。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

父の高齢化と共に徐々に患者数も減り、それをなんとかしたいんですけども、その方法が具体的にわからない状態でした。

コンサルティングを導入したきっかけ

岩渕さんの赤本(歯科医院地域一番実践プロジェクト)を読んで感銘を受け、それを実践しつつ、DVDの教材を購入しました。そのDVDの教材にすごく衝撃を受けて、いい意味で大きな裏切り、気づきがありましたので、これはコンサルティングを実際に受けて、自分のやる気をしっかりと引き出してくれる存在として必要だとDVDを見た後に感じました。

コンサルティングを導入して良かったこと

やり方も教わるんですが、それと同時に『あり方』。どういう意味づけで、それが患者様のため、スタッフのため、医院のため、自分のためにどういう意味づけでやるのかという両面から手法を教わることができるので、自分自身やスタッフと共に成長できるという面がすごく良かったです。

医院の成長につながるような提案はありましたか?

TC(トリートメントコーディネーター)を育成して、患者様のお話をしっかり聞いて、こちらからも提案していく、カウンセラーを医院に導入して、TCと共に成長していくという仕組みが、すごく自分にとっても医院にとっても、患者さんにとってもすごくありがたい、成功した要因の大きなひとつだと思っています。

コンサルティングの導入によるスタッフの変化

一番は仕事に対する考え方。結婚までの一時的な仕事というかたちではなくて、自分の成長するための場と捉えて、患者さんのために何ができるだろうかと考える中で自分も成長していくという医院へ変わっていきました。

コンサルティングの導入による数値面の変化

父の医院を継承した当時の年間医業収入からすると、6倍から7倍の収入に11年かけて上がっていくことができて、スタッフの人数も4人から今は常勤が20名まで変わりました。ユニットも3台から今は10台に増えました。そういう数字の変化にお陰様でなっております。

コンサルティングの導入によるご自身の変化・成長

スタッフを思う気持ちが、やはりどこか医院のためにスタッフも頑張ってほしいという医院が優先、自分が優先から、本当にその方一人ひとりに幸せになってほしいし、仕事を通じて成長してほしい。スタッフのことを本気で思える院長に少しずつ成長させて頂いているなと強く感じます。

コンサルティングは先生にとってどのようなものですか?

プロのアスリートの方についているプロのコーチ。自分が趣味でスポーツをするのであればコーチの方は必要ないのかもしれませんけども、自分がプロとして本気で経営をするのであれば、必ず必要な、なんでも相談できて、プロのアドバイスを頂ける、本当のパートナーのような存在です。

コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス

自分以外に真剣に自分のことを一緒に考えてくれる存在でもあるので、メンタル的な安心感。院長はやはり責任もあるし、孤独でもありますから、そういうメンタル的な支えと、具体的な手法、その両面を持ち合わせている大事な存在なので、自分の限りある歯科医師人生を効果的に使うために、多くの方に活用してもらうことが双方にとってプラスだと自信を持ってお伝えできます。

医)幸明会 ヤガサキ歯科医院 理事長 矢ケ崎 隆信 先生

神奈川県川崎市で開業されている医療法人 幸明会 ヤガサキ歯科医院様は、2005年から代表の岩渕のコンサルティングを継続的に実施。勤務Dr.もマイクロスコープが使える環境を整えるなど、徹底した教育カリキュラムを導入することにより、スキルアップしながら気持ちよく働くことができる医院を実現されました。
数字面の改善は求めていなかったとしながらも、結果として来院患者数は2倍、医業収入も3倍になり、分院展開も成功されるなど、大きな成長をされています。

コンサルティングを導入したきっかけ

医院としては開業してから順調に患者さんも増えてきて規模も大きくなって、大勢の患者さんを診ていくという中で、どうしてもスタッフの力というものが必要になってきた時期でありまして、実際に医院に入って現状を見て頂く中で色々なアドバイスを聞ければと思ってコンサルティングをお願いしたという経緯がありました。


コンサルティングを導入して良かったこと

自分が考えていなかった提案やアドバイスが考えをまとめる上で貴重なものとなっていますし、臨床や診療のことに頭がいきがちだが、医院を見つめる時間、考える時間を自分の中で取れるというのがすごく大切なのかなと思ってコンサルティングを継続して受けています。


コンサルティングの導入によるスタッフの変化

スタッフが最初は「え?」と思うような取り組もありますが、結果として続けていくとスタッフに浸透してきてやっぱり良かったねという結果になっている事もありますし、継続して勤務してくれるスタッフが多くなってきたというこの事実だったり、気持ちよく仕事をしてくれることの積み重ねが今の医院の現状にあると思っているので、そういう点がスタッフには色々と影響しているのかと思います。

コンサルティングの導入による数値面の変化

数字を伸ばしたい、患者さんを増やしたいという気持ちは全くなく、医院の中で気持ちよくお仕事できたり輝いて仕事ができる環境をいかにつくっていけるかという一点だけのために岩渕先生に来てもらいました。
数字ありきではないというのが僕自身の根底にありますが、ただ結果としては来院数は2倍、レセプト数は3倍近くに上がってきていて、医業収入も3倍ぐらい上がってきているので結果として数字も後からついて伸びてきたと思っています。

コンサルティングは先生にとってどのようなものですか?

自分で考えてもどうしても答えが出ない、解決法が見つからないことは多々ありますが、その中で自分の知り合いや先輩に聞くというのもアドバイスのひとつになると思いますが、自分の医院を見てもらってアドバイスをもらうことに大きな意味があり、自分の成長のための一歩になるのではないかと思っています。

コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス

やっぱり費用が安い金額ではないので投資する価値があるかはすごく考えました。僕の場合には悩みの方がその金額より価値が大きいと感じたのでコンサルティングをお願いしたのですが、自分の考えをまとめたりアドバイスをもらってクリアしていく時間を考えるとコンサルティングの費用は効果のあるものだと思います。
苦しかったり大変なことがあって成長があると思うので、一歩踏み出す勇気も大切だと思います。

医)SSDC 静岡駅前歯科クリニック 理事長 望月 篤 先生

静岡県静岡市で2012年に開業されている医療法人SSDC 静岡駅前歯科クリニック様は開業当初からスタッフと継続的に経営塾に参加することで、医院の飛躍を実現してこられました。2016年にコンサルティングを導入し、マネジメント面の強化による医院のチーム力アップに着手。現在ではユニット6台、スタッフ9名で年間医業収入は1億6千万円を突破。スタッフと協力体制を築き、少数精鋭のチーム力で自費中心の歯科医院経営を実現されています。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

医業収入的には安定していたんですけれども、スタッフがそれに対して疲弊してしまっているような状況で、皆頑張っているんだけれどもチームとしてまとまってこない、何となく一体感がなくって、本当は個々のスタッフの力を考えるともっとできるんじゃないかなというのに、ちょっと停滞感みたいなものを感じていました。


コンサルティングを導入したきっかけ

なかなか時間が確保できない、やりたいことはいっぱいある、そこを何とかペースを作って頂けるような感じが期待できればなということで検討しました。それと、もう一つが“チーム力”ここがちょっと弱いなと思っていたので、その一助になってくれればありがたいかなということでコンサルティングを希望しました。

コンサルティングを導入して良かったこと

皆口に出さないけれども溜まっていた部分、そういったのをコンサルティングに入って頂いたお陰でスタッフたちのはけ口ができたと言いますか、それをまた上手にやんわりと伝えてくれるので僕もそんなにグサグサ痛くない中で受け入れやすかったかな、と。そういったことを繰り返していく中で、スタッフの不平不満が段々減っていった。結果としてチーム力っていうのがアップしてきたかなと思っています。

他のコンサルティング会社との違いを教えてください

実は他にも1件コンサルティング会社に入ってもらったことがあるんですけれども、あくまでも僕とコンサルの方との話っていう感じだったんですね。それが、実践会でコンサルティングを受けるようになってスタッフとの架け橋みたいな役割を果たして下さる、それによってスタッフの思っていることだとかが、コンサルティングを介してですけれども出来るようになったというのはありがたかったかなと思います。

コンサルティングを導入によるスタッフの変化

頑張ってくれている中で、段々やっぱり自分の中では溜まって苦しくなってきた部分もスタッフにはあったようです。それを上手に聞き出してもらって、段々関係性が改善されていったかなと。「協力して・助けて」ということが言えなかったような風土がスタッフ同士の間に何となくあったようなんですけれども、チーム力が上がってきてスタッフの仲が良くなってくるにしたがって、「助けて」とか「じゃあ私それやるね」っていう関係が築けてきている。そういった声を聞けてすごく嬉しく思っています。

コンサルティングを導入により数値面の変化

月間レセプト枚数で申しますと、月間400枚くらいだったかなと思うんですね。それがコンサルに入ってもらったこの1年半の間で500枚まで増やすことが出来ました。医業収入的には、1億1400万くらいだったと思うんですけれども、今年は1億6千万を超えることが出来そうな勢いで今成長しています。

コンサルティングを導入によるご自身の変化・成長

元々スタッフに対する感謝の意識っていうのは自分なりにはあったつもりなんですけれども、スタッフの本当に感じている部分だとか、僕に今まで話せなかったっていうところを聞くにつれて、やっぱり自分の未熟さだとかまだ思い上がりがあったのかなといったところを感じ、そこを何とか改善していかなければいけないかな、と。まだまだ途上ではあるんですけれども、感謝の気持ちやスタッフに対する思いやりだとか、そういったものが強くなったように感じています。

今後の医院のビジョン

もちろん医業収入を伸ばしたい、規模をこういう風にしたい、というのはあるんですけど、一番はやっぱりスタッフと楽しく笑い合って仕事ができる、そういう関係を作っていけたらいいのかなと思っています。福利厚生の充実というのももちろん一つそうだと思うんですけれども、時間的にも待遇的にもスタッフが喜んで働ける、そして笑顔で仕事ができるそういう職場を作っていきたいと思っています。


コンサルティングは先生にとってどのようなものですか?

目指す方向だとかが定まったのかな、と。船旅で言えば、コンパスみたいな役割を果たしていただいているのかなという風に感じています。

コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス

より早く結果を出したい、より大きな成果を出したいっていうことを考えた場合に、コンサルティングの方に入っていただくことにより達成できるんだと思います。スタッフとの人間関係一つとっても、自分では中々改善できない、あるいは気付けなかったこと、そういったことが解決していくことができました。医業収入的な話としても、成長速度を早めることができました。迷うよりも何よりも、やっぱりコンサルティング、僕は入れるべきだと思っています。

医)弘仁会 鴨居歯科医院 理事長 鴨居 弘樹 先生

長野県塩尻市で開業されている医療法人 弘仁会 鴨居歯科医院様は、代表の岩渕が弊社の代表に就任した2005年から14年連続で経営塾に継続参加されています。鴨居先生は73歳という年齢でありながら、弊社が開催する様々なセミナーを活用し、精力的に学ばれています。通常であれば院長の年齢と共に医業収入も下降する傾向がみられる中、1億円以上も医業収入を伸ばされるなど、多くの医院のモデルとなられています。

経営塾に参加する前の医院の状況、困っていたこと

スタッフの入れ替えが結構多くて、その人材教育というかそういった事に対してちょっと悩んでいたといえば悩んでいた時ですね。

経営塾に参加したきっかけ

当時に出された自費率45%というタイトルだったと思うんですけど、自費率を目指すにはどういったノウハウがあるかということで関心を持って、一応VHSを見て、それから岩渕さんが経営塾をやったんですが、当初は色々規制が厳しくて、直接は入らずにDVD会員をずっと続けていました。

経営塾に参加して良かったこと

DVDの内容も良かったんですが、それについてくる症例集(実践事例集)とかそういった各医院の取り組み方、そういった事がすごく参考になりましたね。その中から自分の医院に合うものを取り入れたというところが多かったです。

医院の成長に繋がった出来事

ベーシックやアドバンスの他にも色々なコースがありますよね。TCのコースだとか小冊子を作るDVDだとか、あるいは人事評価、そういったものも一応出されているものは購入したんです。新人がくると活性化手法33のDVDを必ず皆で見て、歯科医院の今の現状なんかを把握してもらう。そしてこれからの方向性なんかを知ってもらう、というのは非常に参考になりました。

コンサルを受けず、経営塾の参加だけで成果を出せたポイント

新人の場合は必ずドクターもそれからマネージャー(歯科助手)さんも歯科衛生士さんも新人の時は新人コースを受けてきましたし、TCも2年目になるとTCの育成塾には参加してもらってきました。ベーシックとかアドバンスは成績に入っていなくても、そういった人材教育というんですか、そっちのいくつかのコースには参加させてもらいました。

他のコンサルティング会社との違い

やっぱり歯科に特化していますからすごく歯科については精通していますし、歯科のことをよく知ってる、それから色んなケーススタディを持っていらっしゃるんで、先日もうちで開業しようといった先生、また自分も受けたんですが、開業の前に設計図を持ってきて色々アドバイスをしてもらって喜んでいましたし、自分も設計図を持ってきて色んな業者さんと一緒にコンサルを受けて参考になったということもありますね。

経営塾に参加することでのスタッフの変化

大体3年から4年、長くても5~6年、先生方も5~6年経つとこう変わっていくというような、歯科医院の中でも色々スタッフが変わりますよね。その度毎にやっぱり先輩が教えてくれることはありますけれども、同じ意思統一をするには、この地域一番さんで直接岩渕さんの話を聞いたりDVDを見て、素直・プラス発想・勉強好き、それと情熱というようなコンセプトを、院長が言うよりも岩渕さんの様なコンサルタントから直接聞くことによって同じコンセプトにしていくということでは非常に役立っていますね。

経営塾に参加する前と今の数値面の変化

我々の年代になると、本当は下り坂ですよね、普通だったら。しかしその中で維持をしたり上に登っていくという努力はしてきたつもりですけれども、それに非常に参考になっています。参加した当時は2億1千万ぐらいの収入で、今は3億4千万ぐらいいって、ここにいる先生方はもっとぐんぐん伸びていますけども、うちの方は少しずつ伸びていったという感じですね。チェアが8台から12台になったのと、患者さんも当時多分80人くらいだったのが今は100人から150人に伸びていると思います。自費率も去年は49%、これから将来的には60%を目指していきたいという風には思っています。

先生自身の変化・成長

経営の原理原則というんですかね、そういった変わってはいけないものと、どんどん変わっていかなくちゃいけないものなんかを学びましたね。例えば自分もジェームス・スキナーのコースに行っていたんですけど、その当時は90キロあった体重が今20キロ以上減量できたっていうのもコースの中の1つを実践したりとか。あとは吉野真由美さんや最近では青木仁志さんなんかも岩渕さんが紹介してくれたんで、そういった人のことを教えてもらったっていうのはすごい良かったですね。

2005年から継続参加されている理由を教えてください

やっぱりその、いいからですよね。いい教えがあるっていうことで、やっぱり継続は力なりじゃないですが、そこに出てくるゲスト講師の話も素晴らしい。出てくるレポートなんかも非常に参考になります。皆さん熱心に取り組んでいる、そういった様子がビンビン伝わってくるし、自分でやっていないようなことがいくつも書いてあります。そういったところを取り入れる。そしてそれを今はスタッフの皆さんにも、その本を見てこの中から改善できるようなレポートがあったら探して下さいというようなことも過去にはやったことがありました。

今後の医院のビジョン

方向性を間違えないようにしていきたいという風に思っています。あと、3年後には三男が整形外科医なんで整形外科の病院を建てるということなので、一緒にやるかそれとも別々にやるか、そのお嫁さんが歯科医師ですので、どのような方向でやっていこうかということを今模索中というところですね。

経営塾はどんなセミナーですか?

歯科医師としての在り方、生き方、そういったものの考え方というのが大事だと思うのですが、そういった大事なバックボーンになるようなものの考え方を学ぶにはすごくいいところだと思いますし、やっぱり歯科医師というのは経営的なことの感覚っていうのは長けていないので、こういったところに来てその経営感覚を学ぶというのは非常にこれからは大事だと思います。

経営塾で成果を出すポイント

仲間同士で刺激をし合ったり、あるいはスタッフも交流をしたりしてよそのスタッフの状況を見て刺激を受けて成長していくというようなところが非常にいいのではないかと思います。やっぱり組織は人ですから、院長はじめ人が如何に育っていくかということが非常に重要な部分だと思います。その、人が育ついい環境の中に置かれているんじゃないかと思います。

医社)青葉会 かさはら歯科医院 理事長 笠原 一規 先生

7医院 スタッフ70名

宮城県仙台市で開業されている医療法人社団 青葉会 かさはら歯科医院様は、代表の岩渕が前職で立ち上げた経営塾に、2001年から参加されています。そして翌2002年から岩渕のコンサルティングを開始し、実に15年以上も継続的にコンサルティングを実施。
2017年現在、仙台市内を中心に7つの医院を展開され、月間の医業収入は5千万円、スタッフ総数70名、ユニット40台という日本最大級の医院へと成長されています。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

岩渕さんの初めての経営塾に参加したのは、確か2001年だったと思うんです。そして、2002年から岩渕さんのコンサルタントを受けました。
その時の医院の状況は、チェアが4台、スタッフ数が6~7人くらい、患者さんは1日60人くらい来ていたように思います。
ちょうど僕が32歳でして、その時に自分が10年後に病院数を10医院という目標を作っていたので、医院を大きくするために必要なものというものを考えていた時期でもありました。
その時岩渕さんに相談をして、まず最初にやることとして評価制度を作るのはいかがだろうかという提案を受けたのを覚えています。医院はまだ本当にスタッフも少なくて、当時は特に主任という役の人もいなく、医院自体の方向性もまだバラバラだったように思っています。

コンサルティングを導入したきっかけ

経営塾に参加して岩渕さんと色々な話をする中で、歳も多分ですが僕にだいぶ近いと思うんですが、やっぱり歳が近くて考え方も非常に自分と合うなというのも思いましたし、この人とだったら一緒にやっていけるんじゃないかなと思ったのが一番のきっかけです。
その次は人事評価制度を一緒に作り上げることによって医院自体がもっともっと大きくできるんではないかなと思ったのがきっかけでした。

コンサルティングを導入して良かったこと

今までは経営者として一人で悩んで、ほとんどは一人で考え一人で決断をし、一人で結果はまた出てくるというようなパターンだったのですが、やっぱりそこに一人とても気のおけない人を置くことによって自分一人ではないんだという心強い気持ちになったのを覚えています。

医院の成長につながるような提案はありましたか?

今のかさはら歯科医院もとより、医療法人社団の青葉会の成長は岩渕さんと一緒に歩いてきた結果が全てではないかなと思っています。
もしも岩渕さんがいなかったらきっと今のような形にはなれなかったのではないかなと今も思っています。内容でいえば評価制度を基に新人スタッフも入ってきますし、それを基にスタッフも成長するので、とても良い結果になっています。
また、今では当たり前なTCの制度であったりカウンセリングの制度であったり、そういったものも一緒に考え、そして一緒によくできたのではないかなと思っています。
ホームページも岩渕さんと一緒に考えそして岩渕さんと一緒に作り、患者さんも多く来てくれるきっかけとなり、また私自身のこともホームページ上で理解して患者さんも来てくれるので、とても診療もやりやすい状況になったかなと思っています。

ほかのコンサルティング会社との違いを教えてください

僕は岩渕さんと2002年から15年ぐらいずっと続いているわけですが、他のコンサルティング会社の人とも話もしたことがありますし、少し途中に一緒にやった時期もありました。
一番の違いは岩渕さんが、まあ僕にそう思わせてくれる岩渕さんがすごいと思うんですが、本当に僕のことをよく考えてくれて本当に僕の為に親身になってくれていると自分自身が思うくらいの関係なんではないかと思っています。

コンサルティングを導入によるスタッフの変化

スタッフにとってやっていないものを初めて医院に導入するというのが一番大変で、そしてトップの人が一番心を決めないといけない瞬間なのではないかと思います。
ただコンサルタントを入れたからといって病院が良くなる(訳ではい)、手法というものがあればある程度は良くなるとは思うのですが、ただの手法だけではやっぱり長続きはしません。
病院もずっとずっと良くなるというのは難しいと思っています。そのためにまずは大変なことがあるということを理解して、それでも諦めない気持ちを持ってやることが一番大事なのではないかなと僕自身は思っていました。

コンサルティングを導入による数値面の変化

2001年の頃は1ヶ月の売上が大体600万くらいだったのが、今は全7医院で月5千万くらい、患者さんの数も1日60人くらいだったのが現在は300~350人の間ぐらいの患者さんが来ています。
また、チェア数は当時ユニットが4台から始まったのが、今現在7医院で40台の規模になっています。

コンサルティングを導入によるご自身の変化・成長

成長面っていうことでいえば、まずは岩渕さんと知り合うことによって多くの日本全国で有名な先生方ともお友達になり、色んな付き合いをすることもできて、自分の知識や見識も広がったと思います。
精神面が僕にとっても一番大事なのではないかなと思うんですが、やっぱりチェアが4台、患者さんが60人来ていた頃は自分自身も一生懸命やらなければいけないし、スタッフにもこうでなければいけないと思って大分厳しく接していた時期もあるんですが、今は大分落ち着いて穏やかな気持ちでスタッフや患者さんに接することが出来ているんじゃないかなと思っています。

今後の医院のビジョン

今、病院数が7医院、スタッフの数が70人という規模まできました。今は一つ一つの医院をしっかりすることがまず第一ですし、その時期でもあると思っています。
また、スタッフの数も増えてくるようであれば、医院の数も増やしていきたいなと思っています。

 

コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス

僕が岩渕さんと付き合っていることは多くの先生方も知っていますので、たまには聞かれるんですね。その時は、ただ岩渕さんがいるからだけで良くなるという風には思ってはいけないと。やっぱり先生自身がそのやり方にいいなと思ってもらって、そのやり方を実直にやってもらえれば必ずうまくいくのではないかなと思っています。是非ですね、まずは話し合いをして、コンサルを入れるのであればそのコンサルを入れる方の色んな角度から見て、この人だったら一緒にやっていけるという思える人と付き合って頂ければ良くなるのではないかなと思っています。

医)SKE さかえ歯科クリニック 理事長 薩摩林 昭 先生

神奈川県厚木市で開業されているさかえ歯科クリニック様は、2011年から経営塾に継続的に参加されています。それ以前は、開業から16年間、月間医業収入300万円前後を行き来し、長期間の業績が上がらない日々を経験されていました。経営塾に参加してからは、わずか4年で年間医業収入1億円を突破。経営塾参加前から約3倍の急成長を実現されました。2017年現在、1日の来院患者数は70名以上、ユニット台数は9台、スタッフ総数は13名の地域一番歯科医院となっております。

経営塾に参加する前の医院の状況、困っていたこと

当時の医院の状況は人間関係が結構グチャグチャになっていました。何やっていいのか分からない、本当に0からのスタートでしたね。売上的にも平均をあげるのが精一杯で、もうそれ以上は無理と自分でリミットを決めてしまっていました。
そんな時、岩渕さんのセミナーと出会いました。そこで知った、他の歯科医院の取り組みがとても素晴らしく、同じ歯科医院でこんなことをやっている医院があるんだと、とても感動しました。それを見て、うちの医院もこんな風にしていこうと思い参加しました。

経営塾に参加して良かったこと

やはり、仲間ができたことですね。今まで相談できる仲間がいませんでした。そのため、経営塾がチーム制というのはすごく良かったと思います。
そして、経営塾にはモデルにする医院、院長先生、スタッフさんがいます。そのため、モデルを見つけることができました。そこから、自分もああなりたい、こうなりたいと思い、一生懸命探して真似することで段々医院が良くなっていく、そう感じていました。

医院の成長に繋がった出来事

初めてリーダーをやったんです。今まではずっと受け身でいたんですね。しかし、リーダーをやると全部自分で考えてやらなければいけない。リーダーとしてチームをまとめなければいけない。それって医院運営にすごくつながってくることがあるんですね。そこで自分の学びや経験をたくさん得ることができました。

ほかのコンサルティング会社との違い

やはりチーム制って中々ないと思うんですね。こうやって皆でチームで集まって、他の医院の人と自由に情報交換ができる。こういうのって今まで全然経験したことはなかったですね。

経営塾に参加することでのスタッフの変化

やっぱりまず自分が変わることですね。そして自分が頑張っている姿を見てもらう。すると、スタッフがちょっとずつ「あ、院長が頑張ってるから頑張ろうかな」といった、そんな雰囲気が段々出てくるんですね。自分も他の医院に見学に行ったりして、こんな仲の良い医院があるんだと知りました。それを真似していくと、段々スタッフがついてきてくれるようになりました。

経営塾に参加する前と今の数値面の変化

経営塾に参加する前は本当にずっと16年間、医業収入が大体月間300万くらいだったんですね。今は目標が1600万、1500万平均でやることができました。年間にしても今は1億7千万くらい目指していますので、3倍くらいの数字になっています。

先生自身の変化・成長

やっぱり、周囲に目標とする人を見つけられたことですね。それによって自分がこうなりたい、ああなりたいというのを自分で見つけていく。それはやはり、多くの人がいるから、その中に自分の目標を見つけることができる。そして、まず1つの目標を達成する。達成ができたら次の目標を見つける。そのようにどんどん目標を見つけていく。それを応援してくれる仲間がたくさん出来たことも嬉しかったですね。

今後の医院のビジョン

まず地域で一番患者さんに頼りにされる医院になりたいと思っています。そしてそれに対応したスタッフさんに成長させること。そういったスタッフ教育をしたいと思っていますね。たくさんの医院の中でうちに来てくれた患者さんを幸せにしていく。そして、その幸せにするためのスタッフさんを教育していきたいと思っています。

経営塾で成果を出すポイント

やっぱり院長が継続的に参加することだと思いますね。継続参加して自分のステップに合わせてちょっとずつ医院を成長させていく。そして、やはりスタッフと一緒に参加して共通の言語をもって取り組んでいくこと。それが一番の早道じゃないかなと思っています。

医)志朋会 やまむら歯科 理事長 山村 昌弘 先生

愛知県刈谷市で開業されている医療法人 志朋会 やまむら歯科様は、開業5年目の2007年から経営塾に継続的に参加されています。院長とスタッフが同じ環境で学ぶことを通して、医院全体で経営塾の取り組みを実践し、ユニット6台から飛躍的に成長されました。2017年現在、医業収入は6.4億円、1日の来院患者数は190名、ユニット台数は19台、スタッフ総数は56名という日本トップクラスの歯科医院へと駆け上がりました。

経営塾に参加する前の医院の状況、困っていたこと

開業したのが平成15年4月10日なんですが、その頃は開業した後、どのように医院づくりをしたらいいかというセミナーは一切ない時代でした。ですから、目標とするものは地元の先輩だったり、近くの少し流行ってらっしゃる歯科医院などでしたが、所詮小さい世界での目標なので、ある程度いくと追いついていくんですよね。
そうなった時に次の目標っていうのが中々見つからない、そんな時代だったんです。
次どのようにしていったら良いかがわからない中、起きる問題の対処法が全く分からないような状況で、患者さんはある程度増えていくかもしれないけど、特にスタッフとの関係だとか、何かひとつの取り組みをする時に、どのような手法でしたらいいかなど、そういったことが一切わからないような、そんな状況でした。
それから、2007年に経営塾に参加するまでの間、患者数は少しずつ伸びていったけど、医院のマネジメントとしては苦しい状況でした。

経営塾に参加したきっかけ

そんな時に赤本(歯科医院地域一番実践プロジェクト)と出合ったんです。まさしく“これだ!”と思って、読み漁ってですね、僕も3~4回くらい読んで、そのあとチーフにも読んでもらって、それをそっくりそのままもし自分の医院に置き換えることができたら、素敵だろうなってことを思いました。
結果、1年間、赤本のコピーをやり通した後、実際の経営塾というところに行きたくなって参加しました。

経営塾に参加して良かったこと

まず、一受講生として、スタッフと一緒に並んでるという環境、自分は医院長ですけども、横には普段のスタッフと一緒に同じ立場で並んでる。その環境がすごく良かったと思います。
あとは、当然ですけど、岩渕さんは、院長先生に対しての厳しいメッセージや、暖かくフォローして下さる言葉、スタッフに対しても厳しいメッセージや、「そういう気持ちもわかるよ」という言葉とか、本当に全体を包み込んでもらって、ぼくらは同じ受講生として参加できたこと、それが本当に経営塾にとってすごい魅力です。

医院の成長に繋がった出来事

初参加させていただいてから数年間は毎年、代診のドクターは行くという流れを作ってみました。そんな中、その代診の先生たち、またスタッフたちも全国の色んな医院さんに知り合いもできましたし、僕自身も同志と呼べるような各地区で本当に頑張ってらっしゃる院長先生と出会うことができ、それが大きな財産となって今でも続いています。

コンサルを受けず、経営塾の参加だけで成果を出せたポイント

この経営塾で出していただいてる宿題は非常に意味があるものだということは、受けながら思ってたんですけど、それをしっかりやればやるほど成果を上げていくことができていたと思います。

ほかのコンサルティング会社との違い

一番はやはりスタッフと一緒に取り組めるということだと思います。確かに医業収入を上げることや、財務に強くなるっていうことは、これはもう会社としては必須ですが、歯科業界は対患者さんがお客様であって、そのお客様がいかに喜んでくださるかっていうのが原点だと思うので、そこに接するのはスタッフですから、応対する時にどういう印象を与えるか、これが非常に大きいですので、スタッフと一緒に参加して、同じ様な目線で学ばせてもらえるっていうのは、中々ほかにない魅力だと思います。

経営塾に参加することでのスタッフの変化

まず、顔が変わります。笑顔が変わります。患者さんと話すことが好きになります。そうするとやはり自分に自信がつきます。
ただ、そういうことを繰り返す中で一度はへこむんですよ。次のステージに行くのに。またそこから這い上がるってことをくり返しくり返し体験させてもらえることによって、いつの間にか当たり前レベルが上がっている、そういったスタッフに成長していくと思います。

経営塾に参加する前と今の数値面の変化

経営塾に参加した2007年の時は、やまむら歯科としては5年目に入っていました。その時の自己紹介シートに、数値としては9600万円と書いた覚えがあります。だから、約1億円だったんですけども、今はその6.5倍くらいですね。後はスタッフの人数でいうと、6倍くらいにはなってますね。

先生自身の変化・成長

やっぱり自分の中だけの知識っていうのは限られていて、当然自分の今まで経験したことの中からしか答えは見い出せないんですけど、色んな人と相談したり、教わることによって、次の世界を見ることができるようになります。
ですから、目線っていうのが少しずつ上にあがっていって、視座を高くもつとか言いますけど、その視座がだんだん変ってきたっていうのは本当に大きなことだったと思います。

今後の医院のビジョン

やまむら歯科はいま15年目になってきています。初代院長として今後まずひとつ途中経過としては100年目指したいなと。
100年続いている医院さんというのは案外少ないと思いますし、続いていても成長し続けている医院さんというのは案外少ないと思いますね。
ただ、一般企業にはたくさんあると思いますので、医院の中のビジョンとしては、よく皆に話をしているのは“100年成長をやめない歯科医院”そういったものを創りたいと思っています。

経営塾で成果を出すポイント

とにかく素直・プラス発想・勉強好き・そして情熱という言葉をずっと唱えていました。やっぱり素直に取り組むこと。
完璧にそれをやりきること、まだ出来ると思って更にやること、泥臭い話ですけど、それ以上の必殺技っていうのはないと思うんです。
ですから、本当にコツコツ全部それをやりきることだと思います。
ただ、期間を決めないと疲れちゃうと思うので、必ず期間を決めてやりきること。
岩渕さんに教えて頂いた「守・破・離」の法則、まず型をしっかり守ること、後はそこに対して「破」のステージでアレンジを加えること、「離」のステージは自分オリジナルの道順をつくること。
だけど、その一番最初の「守」のステージをしっかりやりきらないと、その次はないはずですので、それをしっかりやるっていうことイコール宿題を誰よりもしっかりとやることだと思います。

医)ixiイクシーファミリー歯科 理事長 安部 秀弘 先生

栃木県鹿沼市で開業されている医療法人IXI ファミリー歯科・小児歯科様は、開業来「予防」「0歳からの口育」に積極的に取り組まれております。
「0歳からの口育」では、歯科医院初の認可保育園を設立され、安部先生自身も全国で講演をされています。
医業収入はこの1年で約1.5倍、新患数は約2倍。スタッフ数も歯科医師7名、保育士を含め総スタッフ数43名と2年で2倍になっています。
2017年にはチェア8台から12台へ増床を行い、さらなる地域医療への貢献と働く環境づくりに力を注がれています。

コンサルティング導入前の医院の状況、困っていたこと

常に誰かが辞めるかもしれないという思いがあり、医院の中がどうなっているかがわからない状況でした。
医院の規模が大きくなってきた時に、何を導入したらいいのか、どういうことを考えていったらいいのかというのは手さぐりみたいな感じでしたね。

コンサルティング導入のきっかけ

どういう医院を作っていこうかとか、マーケティングやマネジメントについても、非常に具体性のある提案をもらいました。もやもやっとした感じじゃなくて、こういうのは駄目でしょうとか、わかりやすい説明を受けたので、これだったらいいんじゃないかなと思って導入しました。

コンサルティング導入でのスタッフの変化

担当コンサルタントの染谷さんが来てくれて、スタッフ全員のヒアリングをしてくれるんですが、一人ひとりが自分の言いたいことを聞いてくれていることと、第三者ですので院長には言えないようなことも色々相談してくれています。
そのこと自体でスタッフの気持ちが穏やかになった感じはありますし、具体的に「こういう雰囲気になってます」とアドバイスをもらえますので、想像もいていなかった考え方・見方をしていることもあり、大きなトラブルに発展する前に対応できています。
今、やるべき具体的なアドバイスをもらえますので、それに基づいて動くことが出来て、病院全体を常に把握して安心感を持って診療に臨めています。
何をしたらいいかという方向性も、しっかりと見極めながらでき、病院の雰囲気が可視化された印象です。

コンサルティング導入での数字面の変化

はっきり言って、どんどん上がってます。数字的には、間違いなく上がり続けているし、これからも上がっていくと思います。
数字の報告だけでなく、数字が上がってきた時に何に気をつけないといけないかがわかるので安心してやっていけます。
事務長の採用やユニットの増設などについてもアドバイスをもらえるので、色々なことが発展しやすくなりますね。

コンサルティング導入での安部先生ご自身の心境面の変化

単なるコンサルティングの人が来て、コンサルしてるところから、もう1ランク上ですよね。
幹部会というのをつくって、コンサルタントの染谷さんが入ってやっています。
これは経営者の味方がこんなに多くいるということは、精神的に安心するというか、一人で孤軍奮闘するわけではないというところが、すごく良いですね。

今後の医院のビジョン

実践会の方からも、高い夢や目標を持つように、という話があったので、目標は関東一番のメンテナンスセンターをつくることです。
単なる夢ではなくて、計画性のあるひとつの目標として捉えることができていて、コンサルタントの染谷さんに同意してもらえると、本当に実現できるんじゃないかという勇気が湧いてきますね。

コンサルティングの導入を検討されている先生にアドバイス

タダではないですから、二の足を踏まれる方が多いと思うんですよね。
ただやはり、なるべく経費を使わないようにしていくと、先細りになってしまいますし、間違った方向に走っていくということは、最大の無駄遣いだと思います。
それを沢山の病院の状態を見てきたコンサルタントから意見をもらえることほど強力なものはないですし、進むべき方向に確信が持てるような、そういう礎を作って進んでいくことに多少の費用がかかったとしても、実は効率的であると思います。
迷いがなく進むということが、結果的には効率を生んでいくんだと思います。

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