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皆さん、こんにちは。歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスター 岩渕龍正です。
ここでは「歯科医院経営基礎講座」ということで、歯科医院経営の基礎について解説していきたいと思います。

このサイトでは基礎的な話をすっ飛ばして、どうしたら地域一番医院になることができるかを情報発信していることが多いため、まだ歯科医院経営を学び始めたばかりの人に役立つ情報が少なかったため、この講座で詳しく解説していきたいと思います。

歯科医院経営とは何か?

最近では、多くの歯科医院の院長先生が「歯科医院経営」について、興味・関心を持ってくれてるようです。このこと自体はとても素晴らしいことだと思います。

私が歯科医院専門経営コンサルティングを始めた18年前では考えられないことです。
当時は、「歯科医院経営のことを考えるなんて、とんでもない。それは技術に自信がないやつがやることだ」「歯科医院経営のセミナーに参加してることを他の人に知られたくない」という人がほとんどでしたから、非常に大きな違いを感じます。

じゃあ、今の院長先生は正しく、歯科医院経営について理解しているのかというと、決してそうではないと思います。

どうでしょう。ほとんどの院長先生は、「歯科医院経営とは何をすることだと思いますか?」と聞かれたら、こう答えるのではないでしょうか。

「患者さんを増やして、自費を上げる。最終的にどう医業収入を増やすかが医院経営だ」と。もちろん、これは間違いではありません。しかし、これでは歯科医院経営について、一部しか理解してることにはならないのです。

そして、これを歯科医院経営だと思ってる医院は患者さんが少ないか、患者さんが来ていたとしても、医院は不安定なのではないかと思います。

私は一貫して、このように申し上げてきました。
「歯科医院経営とはマーケティングとマネジメントである」と。

この2つ、マーケティングとマネジメントをしっかりやることが、歯科医院経営をしっかりやることであると。

もちろん、経営については様々な定義があります。
それぞれの定義も正しいと思います。学術的な説明はもちろん、正しいと思いますが、歯科医院の経営という点で考えると、私の定義で間違いはないとこれまで18年の経験で確信しております。

それこそ、これまで年間医業収入6億円の法人から年間医業収入4千万円の医院まで様々観てきましたが、これに当てはまらない医院はありませんでした。

恐らく、年間医業収入10億円ぐらいまでであれば、この定義で問題ないのではないでしょうか。

なぜ、歯科医院経営が上手くいかないの?

マーケティングとマネジメントの詳細については、後でしますが、問題は「なぜ、歯科医院経営が上手くいかないのか?」「なぜ、歯科医院経営が不安定になるのか?」の答えがこの定義に含まれているからです。

「経営」というのは歯科医院に関係ありません。
歯科医院であっても、美容院であっても、飲食店でも、製造業であっても、営業会社でも同じです。全ての業種に共通しているのが経営だからです。

答えは簡単です。 当たり前の話ですが、経営をしっかりやっていれば、経営は上手くいきやすくなるし、経営に力を入れてなければ、経営は上手くいかないし、不安定になるのです。それだけの話です。

「こいつは何を当たり前の話をしているんだ?」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。あなたのこの1ヶ月、何に時間を使ったか思い出してみてもらえませんか?

大半の院長先生は朝から晩まで何をしていたでしょうか?
診療室で治療していたのではないですか?

この1ヶ月、マーケティングとマネジメントについてどれだけの時間を使ったでしょうか?
多くの院長先生はマーケティングとマネジメントについて1ヶ月で10時間も使っていないのです。それでは歯科医院経営が上手くいくはずがありません。上手くいってるとしたら、それはたまたまにすぎません。

治療と経営、どっちが大事なの?

このように「経営、経営」と言っていると、次のように言われることがあります。
「じゃあ、治療と経営、どっちが大事なんですか?」と。

これはもはや、彼女から「仕事と私、どっちが大事なの?」と聞かれるのと同じ。
「そんなの、どっちも大事に決まってる」という答えです。

そもそも、治療と経営は別物です。
治療とは、商品のクオリティーの問題です。
飲食店で言えば味の問題ですね。

飲食店で味に磨きをかけることは重要に決まっています。
それを大事じゃないと言う人はいません。

じゃあ、味が美味しければ、商品の品質が高ければ経営が上手くいくのか?というと、そんなことはないですよね?

誰だって、マクドナルドが一番、美味しいとは思ってないですよね?
でも、マクドナルドは世界で食べられ、なんと1日6800万人に食べられているのです。

マクドナルドなどは正に、商品のクオリティにも磨きをかけながら、経営に力を入れている分かりやすい例です。

院長先生の3つの役割

歯科医院の院長先生は経営者です。
院長先生は3つの役割を同時にこなさなければいけないのです。

歯科医師
マーケティングをする人(マーケター)
マネジメントをする人(マネージャー)

この3つのバランスがあまりに歯科医師に偏っている時、歯科医院経営が手薄になり、経営が傾き、医院は不安定になるのです。

先ずは、時間の使い方を変えることが大事です。
これまで、歯科医師95%、その他5%ぐらいだったのを
歯科医師80%、マーケター10%、マネージャー10%ぐらいに変えることから始めてみてください。

歯科医院経営に時間を使う2つの方法 1.働く時間数を増やす

これには主に2つの方法があります。

1.働く総時間数を増やす

今まで1日12時間、医院にいたとしましょう。
朝8:30から夜8:30までいて、朝から晩まで治療して、レセプトなどもやってきました。1日30人もの患者さんを院長一人で診てきました。これだけでも、相当、大変なことは私もわかります。

しかし、このように歯科医師として頑張り続けるだけでは歯科医院経営は上手くいかないのです。であれば、やり方を変えなければいけません。これまでやっていなかった歯科医院経営の時間を作るしかないのです。

そのために、夜8:30から夜22:30ぐらいまで頑張って医院に残って歯科医院経営に取り組む必要があるかもしれません。これまではお昼寝していたお昼休みも1時間ぐらい歯科医院経営に使わなければいけないかもしれません。

このようにして、1日の時間の使い方を変えることで、1日3時間、歯科医院経営に使えるようにするだけで、相当、医院は変わるはずです。

何をやればいいかわからない場合には、「歯科医院地域一番実践経営塾ベーシックコース」に入会していただければ、いくらでも実践すべきことが見つかるはずです。

ということを申し上げると、「そんなに長い時間、働くなんて無理」とか「そんなことしてたら、家庭とのバランスが崩れてしまう」というようなことを言う人がいるかもしれません。

大丈夫です、安心してください。
経営者は労働時間の規制がありませんから、何時間働いてもいいのです。

ちなみに、経営者であれば、夜中の12時ぐらいまで働くのが当たり前という感覚がなければ、経営者になんかならないほうが良いかと思います。それぐらい、経営するというのは厳しいことなのです。

それが嫌だったら、一生、勤務医をしていたほうが良いと思います。
ちなみに、私も会社を初めて10年間ぐらいは夜中の12時ぐらいまで会社にいるのが当たり前でした(本当は深夜1時、2時までいましたが)。

更に言えば、私が船井総研で、ゼロから歯科業界のコンサルティングを確立しようとしている時は週3日は会社に泊り込んで、お客さん作りから、ホームページ作りから、コンサルティング内容の作りこみまですべてをやっていました。

それまで、何もなかった、姿かたちも見えなかった歯科医院コンサルティングを確立しようと正に寝ずに取り組んでいました(もちろん、そこまでやれとは思ってませんのでご安心ください)。

歯科医院経営に時間を使う2つの方法 2.他人の力を借りる

2.他の人の力を借りる

何も、歯科医師としての治療も、経営者としてのマーケティングとマネジメントも全てを自分がやらなければいけないなんて法律はありません。

治療であれば、勤務医の先生を雇って、保険の患者さんを中心に任せていってもいいと思います。

マーケティングとマネジメントについても、事務長を雇うとか、コンサルティングを依頼して、ある程度を任せていくということもできると思います。

しかし、この方法には問題があります。
ある程度の医院の収益がなければ、また、自分自身も経営についての力がある程度ないことには、できないということです。なぜなら、お金がかかるからです。

勤務医の先生を採用しようにも、1日患者数30人前後で保険中心の医院だったら、院長一人で十分です。事務長を採用するにも、月300万円前後しか医業収入がなければ、赤字です。コンサルティングを依頼しようにも、月300万円前後しか医業収入がなければ赤字です。

なので、自分自身が歯科医院経営について全くの無関心でいられるなんてことはないのです。たまに、「自分は治療に集中したいから、経営は誰かに任せたい」という先生がいますが、それは不可能ではないですが、かなり難しいことであるということを理解しておく必要があります。

それか、フランチャイズに加盟するなどしないと無理ですね。
ただ、FC加盟のような形態をとるのであれば、院長先生が理想とするような歯科医院を作ることはほぼ不可能だと思います。

なぜなら、FCに加盟することによって、様々な制約があるからです。
セブンイレブンであれば、本部で決めた商品構成、レイアウト、販促など、様々なことに従わなければいけないのです。

「そういうことはやりたくない」とか「うちの方針に合わない」と言ったようなこだわりが強い院長先生にはとても向かない仕組みがフランチャイズなのです。

フランチャイズはむしろ、「自分は治療だけに専念していたい」「経営のことは誰かに任せたい」「言いなりになりたい」という先生でなければ止めたほうが良いかと思います。

ただ、そういう先生であれば、自分で開業するよりも、勤務医でいたほうがずっといいと思います。なぜなら、その方が何千万という借金もしなくていいし、1千万近くもするFC加盟に関連した費用を支払う必要は一切ないのですから。

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