第17期 歯科医院スーパーTC育成塾 第3回 開催レポート

第17期 歯科医院スーパーTC育成塾 第3回 開催レポート

2025年の「歯科医院スーパーTC育成塾 第17期」が、第3回の開催をもって無事に完結しました。全3回のプログラムを終え、「最初は3回も続くか不安だったが、あっという間だった」という嬉しい感想が多数寄せられました。参加者の皆さんが真剣に学びに取り組んでくださったからこその成果だと感じています。

今回の最終回も、会場とZoomを組み合わせたハイブリッド形式で実施しました。

講座の冒頭では、第2回の内容を振り返る復習テストを実施。2回目ということもあり、参加者の皆さんは前回よりもスムーズに回答を進めていました。このテストは、学びを定着させるだけでなく、本日の講座に集中して臨むための良いウォーミングアップになったようです。

第一講座


講師の中澤からは、「仕組みで取り組む補綴コンサル」をテーマに、成果を出すための仕組み化についてお伝えしました。

具体的な症例検討や治療計画書の作成方法

患者様に価値を伝える掲示物の活用法

実際のカウンセリング動画・音声による自己評価

これらの具体的な手法を学ぶことで、参加者の皆さんは自身の現在地を客観的に把握し、次のステップに進むための道筋を明確にできたことでしょう。

また、どんなに経験を積んでも「謙虚さ」を忘れないことの重要性も強調しました。TCの仕事は、歯科医師や歯科衛生士と連携してこそ成り立つもの。チームの一員として、常に周囲への感謝とリスペクトを持つことが、長期的な成長には不可欠です。

第二講座


第2講座では、講師の萩原が「補綴コンサルの質を高める」というテーマで、より実践的なコミュニケーションノウハウを講義しました。

「高いですね」「どのくらい持つんですか」「もう年だから…」といった、患者様からよく聞かれる質問に対し、「押し売り」にならないように価値を伝え、信頼を築く方法に焦点を当てました。情報量が多く、集中力が必要な内容でしたが、参加者の皆さんは真剣な眼差しで聞き入り、非常に濃密な時間となりました。

この3回の講座で得た学びを、ぜひ日々の業務に活かしてください。それが、ご自身の成長、そして患者様の満足度向上や医院への貢献へと繋がります。ぜひ、講座終了後も継続して学びを深めていただけたらと思います。皆さんと再会できることを楽しみにしています!

2025年 歯科医院スーパースタッフ育成塾 第1回 開催レポート

2025年 歯科医院スーパースタッフ育成塾 第1回 開催レポート

新人期間を終え、仕事にも慣れてきた中堅スタッフの皆さん。
「これからもっと成長したい」という意欲がありながらも、具体的に何を学べばいいのか迷っていませんか?

多くの歯科医院では、中堅スタッフの育成に悩みを抱えています。
院長先生も「どうすればスタッフを次のステージに進ませられるか」と頭を悩ませていらっしゃることが少なくありません。

経験年数だけでチーフに任命されることもありますが、年数だけではリーダーシップは発揮できません。チームをまとめ、医院を成長させるには、役割への理解、リーダーシップ、後輩育成、そして院長の想いを汲み取る力が不可欠です。

しかし、日々の診療に追われる中で、これらのスキルを身につけるための時間を確保するのは難しいのが現状です。

そこで、歯科医院地域一番実践会は、中堅スタッフの皆さんが医院の中心人物として飛躍するための学びの場「スーパースタッフ育成塾」を開講します。この育成塾は、医院の安定と発展に欠かせない、未来のリーダーを育てるための講座内容となっています。

第一講座


仕事への意識が変わる!スーパースタッフとしてのあり方・考え方をお伝えしていきます。
仕事に慣れ、マンネリを感じていませんか?この講座では、ルーティンワークをこなす日々から脱却し、仕事に対する意識を根本から変えることを目指します。

リーダーになるには、現状維持ではなく、常に成長を求める姿勢が大切です。
本講座では、以下の3つの視点を学び、医院をリードする存在になるための「考え方」を徹底的に磨きます。

日々の業務から学びを深める方法

長期的な視点で医院の未来を考える力

仲間と協力し、共に成長するチームビルディング

これらの考え方を身につければ、日々の仕事が新たな発見と成長の機会に変わります。

第二講座


新人がみるみる育つ!新人・後輩教育実践講座です。
「後輩の指導を任されたけど、どう教えればいいか分からない…」
そんな悩みを抱えていませんか?

この講座では、効果的な育成方法を体系的に学びます。単なる業務の教え方ではなく、新人スタッフが仕事にやりがいを感じ、自ら成長できるような指導スキルを身につけます。

ロールプレイングを交えながら、実践的な教育スキルを習得できるのが特徴です。
歯科医院の現場に特化した「人を成長させる褒め方・叱り方」を学び、スタッフ全員がイキイキと働けるチームを作り上げましょう。

第三講座


行動で示す!医院環境整備実践講座です。
スーパースタッフとは、言葉だけでなく行動で周りを巻き込む存在です。
この講座では、リーダーとして信頼を築くための「日々の行動」に焦点を当てます。

汚れた場所を率先して掃除する

不平不満を言わず、ポジティブな言葉を発する

全員に明るい挨拶をする

これらの地道な実践を続けることで、周囲の信頼と賛同を得ることができ、医院全体の雰囲気は確実に変わります。
セミナーの宿題として、これらの行動を継続的に実践し、自分自身、スタッフ、そして医院全体を生まれ変わらせる第一歩を踏み出しましょう。

スーパースタッフ育成塾は、皆さんの「成長したい」という想いを確かなスキルに変えるための場所です。このプログラムを通して、医院の未来を担う存在へと飛躍してください。

2025年 歯科医院新人スタッフ研修 開催レポート

2025年 歯科医院新人スタッフ研修 開催レポート

今年も全国各地から多くの新人スタッフが参加し、「新人スタッフ育成研修(1回のみ)」が盛大に開催されました。大阪、名古屋、東京3会場合わせて600名の参加者が、歯科業界で輝くための第一歩を踏み出しました。

新人スタッフ育成研修は、6月に実践会で開催する「新人スタッフ育成塾(全4回コース)」の導入の為のセミナーでもあります。セミナー受講が初めての医院さんやスタッフの方々に向け、新人スタッフ育成塾内の基本的な部分を抽出してお伝えしております。

「新人スタッフ育成研修(1回のみ)」ならびに「新人スタッフ育成塾(全4回コース)」の最大の特徴は、単なる技術や手順を教える「How to」研修に留まらない点にあります。私たちは、スタッフがプロフェッショナルとして自立するために不可欠な「考え方」と「業界への深い理解」を育むことを最も重視しています。

多くの歯科医院では、日々の診療に追われ、一般企業のような手厚い新人研修を行うのが難しいのが現実です。各セミナーではその重要な役割を担い、就業規則や身だしなみといった社会人の基礎から、患者様や仲間との人間関係構築、モチベーション管理、目標設定の方法まで、医院の組織力を高める上で欠かせないテーマを網羅します。

第一講座


新人スタッフの皆さん、自分が働く「歯科業界」について、どれくらいご存知でしょうか。例えば、全国の歯科医院の数がコンビニエンスストアよりも多いという事実。多くの方が、こうした業界の実態を知らないままキャリアをスタートさせています。

本講座では、講師の平社がまず私たちが働く歯科業界の現状を正しく理解することからお伝えしております。競争が激しく二極化が進む中で、医院と共に自分自身も成長し、やりがいと豊かさを手にするための具体的なノウハウを惜しみなくお伝えします。


さらに、「新人だから」と受け身になるのではなく、医院に貢献するために何ができるのか、どのような行動が求められるのかを具体的に解説します。あなたの一つ一つの行動が、医院に大きな影響を与える力を持っているのです。

この講座を通じて、「自分の力で医院をより良く変えていける」という可能性に気づき、プロフェッショナルとしての一歩を踏み出すことを目指します。

第二講座


第二講座では、萩原が講師を担当し、「仕事観」をお伝えしております。

「仕事観」という言葉を知っていますか? これは、あなたが仕事にどう向き合い、どう考えているかという「働き方の軸」のことです。

例えば、同じ仕事でも院長、患者様、そしてスタッフ自身の立場から見ると、その景色は全く異なります。また、「なぜ働くのか?」という目的意識も重要です。もちろん、生活のためにお金を稼ぐことは大切ですが、それだけの目的では、仕事から得られる喜びや成長には限界があります。

「正しい仕事観」を持ち、働く目的を明確にすると、仕事はもっと面白くなります。日々の業務からやりがいを見出し、自己成長を実感し、周りの人々と良好な関係を築くことができるのです。成功する人は、最初から特別な能力があるわけではありません。「どう働き、どんな自分になりたいか」を常に考え、行動を積み重ねることで、成功する習慣を身につけています。

特に、自分本位の視点から一歩踏み出し、院長や先輩が何を考え、何を求めているのかを理解しようと努める人は、驚くほど大きく成長します。


こうした「仕事観」は、学校では決して教えてくれません。また、日々の診療に追われる院長や先輩が、時間をとってじっくり教えるのも難しいのが現実です。だからこそ「新人スタッフ育成塾」が、皆さんの成長をサポートします。講座で学んだことを宿題で実践することで、知識は確かなスキルへと変わります。この実践の差が、一年後の成長に大きな違いを生むのです。

この研修を通じて、自身の可能性を最大限に引き出し、医院にとって不可欠な存在へと成長されることを心から願っています。

2025年 歯科医院スーパーDr育成セミナー 開催レポート

全国の歯科医師に聞いて欲しい
あり方教育セミナー!!

2025年 歯科医院スーパーDr育成セミナー 開催レポート

今年度も歯科医師国家試験が無事終了し、試験を通過された新しい歯科医師の方が2,136名誕生されました。近年、合格者の数は一定数を維持し続けています。それに対し、昨年より歯科医院の数は減少傾向になってはきていますが、まだまだ歯科医師不足は否めない状況です。

その為、歯科医師を採用したい歯科医院の院長先生は、如何に自分の院を選んで貰えるかを目的に、魅力あふれる待遇・環境をもってアピールされています。

もしこの文章を読まれている勤務医の先生の中で、経験の浅いうちに好条件で就職できたとしたら、少し立ち止まって考えてみてください。周りの先生方が何も言わないことに甘んじ、いつの間にか「自分はできる」と勘違いしてしまってはいないでしょうか?

「ある程度治療できるようになったから、もう開業しても大丈夫だろうか?」「技術さえあれば、きっとうまくいくはずだ」「スタッフと仲良くできる自信があるから、開業しても問題ないだろう」

もしかしたら、そう考えているかもしれません。しかし、実際に開業されている先生方は、そうした考えがどれほど甘いか痛感しているはずです。

それでも、勤務医の先生が辞めてしまうことを恐れて、厳しいことを言えない院長先生もいらっしゃいます。パワハラだと訴えられたら…と考えると、なかなか強くは言えないのが現状かもしれません。

このセミナーでは、数多くの歯科医院をコンサルティングしてきた中で本当に頼りにされる勤務医がどのように成長し、成功を収めているのか、そして、残念ながら信頼されず、成長できず、開業しても失敗してしまう勤務医の考え方や行動を、包み隠さずお伝えします。一人でも多くの「勘違いDr」を生み出さないために、そして、もしあなたがそうかもしれないと感じているなら、そこから抜け出すための一歩としてこのセミナーを活かして下さい。

第一講座


岩渕代表が語る「もしかして、私も勘違いDr?」
多くの先生は、自分が「勘違いDr」であることに気づいていません。どんな言動や行動がそうなのか?それがあなた自身や医院にとってどれだけマイナスになるのか?具体的な事例を交えながら、岩渕代表がお話しします。まずは現状を認識することから。この講座が、ご自身の行動を振り返り、改善への第一歩となることを願っています。

第二講座


横山コンサルタントが明かす「スーパーDrの思考と行動」
年間200以上の歯科医院を訪問する横山コンサルタントが、実際に見てきたスーパーDrたちの共通点を徹底分析。特に、スキルアップに対する姿勢や具体的な学び方について深く掘り下げます。明日からの臨床で実践することで、あなたも必ずスーパーDrに近づけるはずです。

第三講座


岩渕代表が示す「スーパーDrへの具体的なステップ」
第1講座で「勘違いDr」の危険性をお伝えしましたが、では具体的にどうすれば良いのでしょうか?この講座では、岩渕代表がスーパーDrになるための具体的な考え方と行動を示します。

例えば…

技術力向上だけではない!人間的成長の重要性と、そのための具体的な方法
「将来、どうなりたいか?」明確なビジョンを持つことの重要性と、その見つけ方。
無理なく達成できる目標設定のコツ、治療技術だけでなく、医院経営の知識を身につける必要性と、その方法。
これらの考え方と行動を一つひとつ実践していくことが、スーパーDrへの道を着実に歩むための鍵となります。このセミナーでの学びが、あなたの飛躍のきっかけとなることを心から願っています。

第17期 歯科医院スーパーTC育成塾 第2回 開催レポート

第17期 歯科医院スーパーTC育成塾 第2回 開催レポート

2025年4月16日・17日に大阪会場と東京会場で歯科医院スーパーTC育成塾 第17期 第2回が開催されました。

例年に引き続き、今回も9割近くの参加者の方が課題を全て提出して頂いております。本当に素晴らしいです!講師陣も全て内容を読ませて頂き、より汎用性の高いものや昨年とまた違った取組をされているケース、愚直にしっかりと取り組まれているものをしっかりピックアップし、選定させて頂いております。毎年同様ですが、特に素晴らしい報告書については、参加者の皆さんにもぜひ読んでいただきたいと思い、冊子にしてお配りしています。まずは守破離の原則にそって、他の院での成功事例を真似て頂きながら、各院の取組に昇華して頂けるとより良いかと思います。伸びる院では、必ず毎回配られた冊子を読み込んで気になる事例にポストイットなどをされています。そこから現状やれることを選びながら院で実践されているのです。何事も上達する最初のステップは真似ることから始まります。今回のセミナーで見られた素晴らしい取り組みを参考に、ぜひあなたの医院ならではのやり方で、さらに発展させていってくださいね。

また、恒例となっているセミナー開始直後の確認テストですが、今回も皆さん、しっかりと復習してきてくださり、正答率がとても高く、本当に嬉しく感じています。明確な目的を持ってセミナーに参加してくださっている方が多い証拠だと感じています。引き続き、この勢いを下げることなく、全体で盛り上げていければと思います。

それでは、第2回のセミナーの内容についてご報告します。

第一講座


第2回の第1講座は、講師の中澤より、セカンドカウンセリングの目的、重要なポイント、具体的な流れ、事前の準備、そして実際にセカンドカウンセリングで使用する説明スライドを見ながらの解説でした。

セカンドカウンセリングは、実施するカウンセリングの中でも、もっとも難易度が高いものになります。なぜなら、前回学んでいただいた患者さんに「知ってもらう」為の初診カウンセリングとは違い、検査結果に基づいて現状の口腔内の状態をしっかりと説明し、今後の治療計画を理解してもらう、「伝える」カウンセリングだからです。

さらに、治療が終わったら終わりではなく、その後の定期健診(メインテナンス)がどれだけ大切なのかを伝える場でもあります。

初診カウンセリングとセカンドカウンセリングをきちんと導入することで、得られる効果は多岐にわたります。歯科治療や予防の理解が進むことで、予約キャンセルや治療を途中でやめてしまう患者さんが減ったり、定期健診につながる患者さんが増えたり、そして患者さんのデンタルIQも自然と上がるので、自費診療を選んでくれる患者さんも増える傾向にあります。とても効果の高く且つ、患者さんにとっても価値のあるカウンセリングです。

第1講座の最後には、実際のセカンドカウンセリングの音声や動画(どんなことを話しているかの書き起こしテキスト付きです)を見て、さらに理解を深めるためにロールプレイングも行いました。

テキストには、どんな風に話せば良いかのトークスクリプトも載っているので、医院に戻ってからも復習しやすいと思います。ぜひ、医院で実践してみてください。

第二講座


第2講座は、講師の萩原から「補綴カウンセリングの基礎」についての内容でした。自由診療に対する考え方、必要な知識をしっかりと身につけることの重要性、補綴カウンセリングを行う際の心構え(マインドセット)などをお伝えしています。また、今回講座ではカウンセリングスライドを改めて共有させて頂いているのと、より患者様にわかりやすいように、各院でどのようなツール活用・工夫をされているのかも合わせて紹介しております。言葉で説明しただけでは、伝わらないことも多く、より限られた時間の中で、しっかりと患者さんに理解・納得して頂くためには、あらゆる工夫や改善が常に必要になります。まずは、今回共有させて頂いているスライドやトークを活用しながら、取り入れられるところを進めていきましょう。

講座内でもお話していますが、トリートメントコーディネーターに求められるスタンスは、自費治療の契約をあげることではなく、患者様に自費治療の重要性を理解・納得頂いた上で、現時点の患者さんにとっての最良の選択を頂くことです。本質的な目的・目標をぜひ理解頂きながら、各院へ落とし込んでいただけたらと思います。

講座の最後には、実際に補綴カウンセリングを行っている動画を見て、ロールプレイングを行いました。一度もやったことがない方にとっては、知識や説明力の部分で不安を感じられる方も少なくないかと思います。ただ、どんなに上手な方でもはじめは誰でも不安に感じるものかと思います。実際にロールプレイングでやってみると、「意外と自分にもできるかも」という実感が得られた方もいると思います。ぜひ院に戻られた後は、実践の流れは止めずにまずは回数を大事に挑戦し続けて下さい。

次回はいよいよ最終回となります。今回も、皆さんの理解をさらに深めるための課題がいくつかあります。日々の診療でお忙しいとは思いますが、どの課題も実践に繋がるものばかりです。きっと皆さんの成長に繋がるはずです。2ヶ月後、さらに成長した皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!

塚口オオマチ歯科・矯正歯科 大間知 資雄 先生

兵庫県開業 オオマチ歯科クリニックの院長 大間知 資雄 先生は、2017年に経営塾初参加。

経営塾に参加する前は、スタッフがなかなか定着せず、常に不安定な状態が続いていました。大間知先生も、医院で起きる様々なスタッフ問題に振り回される日々がつづき、医院の業績も停滞する期間が長くつづきました。

このままではまずいと感じた大間知先生は、そこから毎年のように経営塾に継続参加。経営塾ベーシックコースではチームリーダーも経験し、マーケティング、マネジメント、自身のリーダーシップを磨いていきました。

その後、医院全体で実践会セミナーにも参加するようになり、たちまち、スタッフのモチベーションも向上。マネジメントが安定し、医院が一丸となって様々な取組を実践。そこから業績も飛躍的に伸びていきました。
結果、医業収入は3倍へと成長されました。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

医院の利益が出なかったことと、マネジメントには結構困っていて、特にマネジメントは結構深刻な問題で、医院が開院してから最初のうちは、スタッフが辞めたりとかが多かったんですね。なので、マネジメントを高めたいなと思って、ここに参加しました。

実践会との出会い

実践会との出会いは、赤本が僕の中ではすごく衝撃的な出会いと言いますか・・・赤本を読ませていただいて、実践会というものを知り、知り合いの方で実践会を利用している医院の方とお話させていただいて。その中で「実践会いいよ」と聞いていたんですけど、やっぱり料金が高かったりとかすることで、僕はすごく悩んでいたんです。それでも、やっぱり実際にマネジメントに困ってどうしようもなかったので、実践会にお願いすることにしました。

コンサルティングを受けたきっかけ

2人のすごく大事にしていた人材が退職することになりまして、医院が崩壊気味になりかけたことがあって、どうしていいかわからなくなってしまって。その時にコンサルをお願いすることになったんですが、コンサルの山本先生に来ていただいて、1日のスポットで入ってもらったときに、その時に主力としていたメンバーなんですが、その子が辞めたいなってなったところで山本先生がお話をしていただいて、その1日ですごく考え方が切り替わって、スーパースタッフの勉強会に行くきっかけを作ってくれました。それで、コンサルってこんなにすごいんだというふうに感じたのがきっかけです。

コンサルティングを受けてどんな良いことがありましたか?

コンサルティングに関しては、実際にどんなことをするのかわからなかったんですが、やってみると自分のことというよりも、スタッフと話をしてもらうことによって、今まで自分1人でやっていたことがスタッフを巻き込んでできるようになったのは、本当に良かったと思います。

成長を大きく左右するようなコンサルタントからの提案は?

うちの医院は元々自費率がすごく低くて、自費の患者さんを取らないといけないとか、自費率を高めないといけないという必要性をあまり感じていなかったのですが、山本先生に自費率が高いということの意味合いを教えていただいたのがすごく良かったです。自費率が高いことによって利益が出てスタッフにも還元できるし、医院のやりたいことを取り組めるようになったのがすごくよかったと思います。あとは、プロジェクトチームというのを組んで医院全体を巻き込んで、マーケティングにみんなで取り組めるようになったのも、本当によかったと思っています。

コンサルティングによってスタッフにどんな変化がありましたか

スタッフが自主的に取り組んでくれるようになって、プロジェクトチームも構成されるようになって、自主的に何をしたらいいかがわかりやすくなりました。それまではこっちから、こういうことをして欲しいというのはたくさんあっても、実際にゼロから新しいものを作り出すというのはすごく難しいみたいで、何をしたらいいかわからなかったようです。僕の中では、「こうしてほしいのに、なんでうまくいかないんだろう」「なんでこれをやってくれないんだろう?」「やる気ないのかな?」という感じで、スタッフに対してやってくれないもどかしさがありました。
そんな中でもコンサルティングが入ってみんなと話をして、みんなが取り組める状況をつくってくれたことでみんなも取り組めるようになって、院長が求めていることをやりたくないんじゃなくて、やり方がわからなかったんだなと気づかせてもらえたのはすごくよかったと思ってます。
みんながやったことに対しては「すごいね」っていうふうに褒めたくなるので、それがみんなの自己肯定感を上げたりとかモチベーションが上がることによって医院も良くなるし、スタッフも褒められてうれしいというような好循環になったと思います。

コンサルティングを受ける前と後の数値面の変化

売上は、コンサルが入る前は1億円ぐらいだったんですけれども、コンサルが入って5~6年で3億円くらいになりました。売上だけじゃなくてキャンセル率も元々10%~20%ぐらいあったが、最近では6%以下になりました。あとは採用に関してもすごくうまくいくようになりましたし、教育が整うことで長く働いてくれるスタッフが増えたので、5年間働いているスタッフが5名という形になりました。

コンサルティングによって先生自身にはどんな変化がありましたか?

すごく考え方を変えさせていただいて、歯科とか医業っていうのはすごく我慢しないといけない、”医業は仁だ”というふうに以前の勉強会で伝えられていたので、そういう考え方でした。院長はすごく孤独な仕事だと思っていましたし、仕事ってしんどいもんだけれども、それでも頑張らないといけないなと思っていたが、人のせいにしないとか、自分の考え方を変えていく中で、仕事を楽しめるようになってきて、すごく今、仕事が楽しいですし、本当にそれが一番大きかったと僕の中では思っています。

先生にとってコンサルティングはどんな存在?

医院の経営上での”妻”に近い存在というか、僕のことを第1に考えてサポートしてくれる素晴らしいパートナーだと思っています。

コンサルティング導入を迷われている先生へ

本当に僕も悩みまして、費用対効果をすごく、僕の中では考えました。人ひとり雇うぐらいの費用なので、それなら1人雇った方がいろんなこともできるし、いいんじゃないかと考えたんですけど、実際に売上とかだけじゃなくて、医院の経営とかマネジメントを考えると、本当にすごくよかったなと思っています。実際に、スタッフにはできないことがそこにはすごくいっぱいありますし、客観的に見ていただけることで見えてくるものはすごくありますし、他の医院を知っているスペシャリストによってコーチをしていただくことで、僕の成長にもすごくつながったと思っています。なので、本当にコンサルティングを入れることによって、うちの医院は飛躍的に伸びたと思いますし、スタッフがすごく動くようになってくれたのが僕の中ではよかったと思っています。自分1人では、プレイヤーをしながら何かしら指示をするのは、非常に難しかったんですが、それをサポートしてくれてみんなが動いてくれるようになったのが、本当にコンサルティングを入れてよかったと感じてます。

2025年 歯科医院地域一番実践経営塾 ベーシックコース第1回 開催レポート

2025年 歯科医院地域一番実践経営塾 ベーシックコース第1回 開催レポート

今年も昨年に引き続き、会場参加のみでの開催となっております。
初参加の院やメンバーも多い中、昨年を超える熱気があり、とても刺激のある第一回となりました。

第一講座


弊社代表 岩渕より、今回の経営塾の真の目的、そして皆様が圧倒的な成果と成功を手にするための原理原則を熱くお伝えさせていただきました。

世の中には、数多くの情報が溢れています。しかし、素晴らしい教材に触れただけで満足し、行動に移せない人が多いのも事実です。当経営塾は、単なる知識の詰め込みの場ではありません。学んだことを徹底的に実践し、具体的な成果に繋げることを使命としています。故に、セミナー後の課題は必須です。事務局からも各参加者へ応援も込めた宿題提出の確認連絡も実施しています。この取組も含め、最大限のフォロー体制を組むのは実践会として皆様を成長へと導くための強い意志の表れです。

また、当経営塾では、参加者同士が切磋琢磨し、支え合うチーム制を採用しています。多忙な日々の中でも、チームメンバーとの繋がりが、困難を乗り越え、高いモチベーションを維持する原動力となります。この実践を強力にサポートする仕組みこそが、当経営塾の他にはないアドバンテージです。


第一講座では、チームを牽引するリーダーを立候補制にて決定いたしました。多くの皆様が果敢にリーダーに立候補されたこと、心より敬意を表します。今回は、チーム数の制約から、その機会を得られなかった方もいらっしゃいますが、自ら一歩を踏み出すその姿勢こそが、成長の鍵となります。その主体的な魂を燃やし続け、この一年を駆け抜けていただければ、想像を遥かに超える成長を遂げることは間違いありません。

第二講座


第二講座は、ゲスト講師の講座となっています。
今回のゲスト講師は、医療法人陽明会ユナイトみよし歯科 小野沢忍先生にご講演いただきました。2016年に経営塾初参加。今でこそスタッフ主導の組織ですが、以前はマネジメント上の問題、業績の頭打ちなど、過去の状況などからお話頂きました。

講演では、リーダー体制の構築からスタッフ主導で移行していく仕組み、プロジェクト運用、ミーティングでのポイントなどを共有頂きました。またTC育成から安定的な業績小築などの流れなど、ゲストの方々でも実践に繋げられるポイントなども多く、非常に価値のある時間となりました。小野沢先生、素晴らしい講演をありがとうございました。

第三講座


第三講座では、弊社代表 岩渕が、激化する歯科医院経営において不可欠となる「マーケティング力の強化」をテーマに、皆様の意識を覚醒させる講義を展開いたしました。卓越した診療技術は当然として、それを患者さんに知っていただき、選んでいただかなければ、宝の持ち腐れとなってしまいます。

現在、歯科医院は飽和状態であり、従来のやり方では患者さんを呼び込むことは困難です。この厳しい状況を打破し、理想の歯科医院を築き上げるためには、戦略的かつ実践的なマーケティングこそが生命線となります。

本講座では、患者の心に響く看板戦略、効果的なチラシの作成と配布、来院意欲を高める院内パンフレット、そして集患の要となるホームページSEO対策まで、具体的なノウハウを余すことなく伝授いたしました。

マーケティングは、決して容易な道ではありません。試行錯誤を繰り返し、時には壁にぶつかることもあるでしょう。しかし、この経営塾には、困難を乗り越えるための強力なサポート体制と、共に高め合う仲間が存在します。互いに刺激し合い、学び合うことで、必ずやマーケティングの知識と実践力を血肉とすることができるでしょう。

揺るぎない診療技術と、患者を引き寄せ、強固な信頼関係を構築するマーケティング力。この二つを磨き上げることこそが、経営成功への絶対条件です。本講座を通して、その両輪を最大限に強化していただきたいと強く願います。

懇親会


セミナー終了後には、無料の懇親会を開催いたします。チームの垣根を越え、熱い志を持つ仲間と語り合う時間は、皆様の未来を大きく左右するかけがえのない機会となるはずです。積極的に交流し、新たな可能性を掴んでください。
加えて、岩渕をはじめとする弊社の精鋭コンサルタントによる無料経営相談会も実施いたします。長年抱える経営の悩みを、この機会に徹底的に解消してください。
徹底的なサポート体制こそが、経営塾にご参加いただいた皆様が飛躍的な成長を遂げ、成果を上げている理由です。さあ、今年も最高の成果を出し、未来を切り拓きましょう!

第17期 歯科医院スーパーTC育成塾 第1回 開催レポート

第17期 歯科医院スーパーTC育成塾 第1回 開催レポート

今年度も、全3回実施されるスーパーTC育成塾がスタートしております。歯科医療において患者様との信頼関係を築き、より質の高い医療サービスを提供する上で、TC(トリートメントコーディネーター)の役割はますます重要性を増しています。

本育成塾は、TCとしての基礎知識から応用スキル、そして最も重要な心構えまでを、段階的に学び深めていく3日間の集中プログラムです。参加者の皆様が、それぞれのレベルや経験に応じて、主体的に学び、実践的なスキルを習得できるよう、講義形式だけでなく、ワークショップ・ロールプレイング・実際の歯科医院でのカウンセリング動画視聴など、多様な学習方法を効果的に組み合わせた内容になっています。実践的にTCを早期育成するためのセミナーです。

第一講座


講師の萩原より、「TCの役割と心構え」をテーマに、TCとしての基盤を築くための講義が行われました。患者様のために何ができるのか、どのような存在であるべきなのかを深く理解し、その役割と責任を自覚することの重要性が改めてお伝えしております。

また、コミュニケーション能力向上のための項目では、相手の言葉に耳を傾け、共感し、信頼関係を築くための基本的なスキルを、ワークを通して実践して頂きました。グループワークやロールプレイングを通して、積極的なコミュニケーションを促し、互いに学び合う姿勢を育むことで、今後の学習効果を高めるための土台を築きました。

第二講座


初診カウンセリングの実践に焦点を当て、お伝えしております。患者様の背景や治療に対する希望、不安などを引き出すための具体的な質問の流れと、それぞれの質問の意図を丁寧に解説。ロールプレイングでは、学んだ知識を活かし、患者様役とTC役に分かれて実践的な練習を行いました。特に初診カウンセリングで重要なポイントである患者様の言葉に真摯に耳を傾け、共感しながら情報を引き出す「傾聴」については、強調した上でお話をしています。

学びを深めるため、実際の歯科医院でおこなっているカウンセリング動画を視聴して頂いています。成功事例を具体的に学び、ロールプレイングを通して実践的なスキル習得を目指しています。講師もふくめ、参加者がお互いに的確なフィードバックをおこなうことで、一人ひとりの強みや改善点を明確化。さらなるスキルアップを促進するものとなりました。

第三講座


最終の第三講座では、再び萩原から「信頼関係構築と応用」をテーマに、より高度な内容をお伝えしております。心理学に基づいたコミュニケーションスキルを学び、言葉遣いや細やかな部分にも気を配り、患者様に安心感を与える方法の習得を目指しています。特に、「聴き方」と「ほめ方」に焦点を当て、患者様の心を動かすコミュニケーション技術を深掘りしました。

さらに、様々なケーススタディを通して、患者様のタイプに合わせた柔軟な対応力や、困難な状況への対処法などを学び、実践で対応できるスキルを磨きました。

最後にセミナー受講後も第二回の開催までに継続的に学習・スキル向上ができるように、宿題や課題図書などの説明もおこなっております。学んだことを定着させ、実践に繋げられるよう、毎日の課題・次回講座での復習テストを企画しています。受講しただけでは終わらず、知るから出来るにつながるようなセミナーになっています。


今回も参加者一人ひとりが「スーパーTC」へと成長するための第一歩となる貴重な機会となりました。セミナーで得た知識やスキル、そして心構えを活かし、患者様との信頼関係を築き、医院の成長に貢献してくれることを期待しています。

医)にじいろ くろい歯科クリニック 黒井 建志 先生

医療法人にじいろ くろい歯科クリニック 黒井 建志 先生は、三重県にて、祖父の代から100年続いている医院を継承。

近隣に大型の歯科医院があり、お父様の加齢も相まって医業収入が下がっていく最中に継承をしたため、あらゆる取り組みを実践。

なんとか業績を回復するも、ある一定の成果を上げてから、成長の壁にぶつかることに。自分自身だけの力ではどうしたら良いか悩んでいたときに、歯科医院地域一番実践会と出会い、コンサルティングを導入していきました。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

私の医院は父・祖父の代から100年続いている医院なんですけれども、そこを2015年に父から継承しました。その時、近隣にすごく力のある大型の歯科医院ができていて、父も高齢になったので、衰退期に入っていました。医業収入的には8000万円程あったが、どんどん患者さんが減っていくような段階で引き継いだんですけれども、そこから自分なりに取り組みをして、医科歯科連携で地域包括ケアを行政と一緒にやったり、インプラントや小児矯正を医院に導入するいろいろな取り組みをして、何とか医業収入1億5000万円まで自分なりに成長できたんですね。ただ、そこで次の道が見えなくなって、どうやって成長したらいいんだろうとすごく悩んでいました。ここが自分ができる限界なんじゃないかと思ったのと、ある程度結果を出せたことで、いわゆる満足、停滞、妥協という罠にはまっていました。もう一つは、医院の中で3人チーフ主任を設けていたんですけれども、他のスタッフが3人の主任に依存してしまって、その主任の下が全然育たない、中堅幹部がいない、そこにすごく困っていました。

コンサルティングを受けてどんな良いことがありましたか

コンサルティングを受けて良かったことは特に、マーケティングの分野とか、ホームページ、ウェブサイト更新を中心にしてもらったんですけれども、自費率が15%とか、良くて18%とすごく低い状態だったのが、マーケティングの効果で、自費を希望する患者さんの割合が上がってきました。それから、今まで停滞していた新関数がみるみる上がってきました。そういうところがすごく良かったです。

もう一つは、中堅幹部が、うちは育たなかったが、中堅幹部候補の2人が見事にスーパースタッフに成長しているので、そこがすごく良かったところです。

成長を大きく左右するようなコンサルタントからの提案は?

スタッフ2人の見定めがすごいなと思いました。医業収入や経営に関しては、大きな提案をするというよりは、こちらの要望に手助けしてくれるような関わり方をしてもらって助かっています。スタッフの育成に関しては、初日にスタッフ全員面談をしてもらいました。そこで、中堅の3年目・4年目の衛生士について「2人がこれから伸びるんじゃないか、幹部候補になるんじゃないですか」と言っていただきました。でも3人の主任からすると「あの子たちはちょっと早い」という認識でした。でも結果、2人がスーパースタッフセミナーに行って、今は中堅幹部に成長してくれているので、そこはすごいなと思いました。

コンサルティングによってスタッフにどんな変化がありましたか

面談を最初に受けたんですけれども、そこから医院の成長とともに、この子たちはいけるんじゃないかと適切なセミナー参加を提案してくれたんですね。うちの中では3年目・4年目の衛生士がスーパースタッフセミナーにチャレンジをして、2年目の衛生士2人が新人育成塾にチャレンジをしています。そうすると、担当のコンサルタントさんが、医院のミーティングでもいろいろ話をしてくれる中で、医院の中に共通言語というのが出てきて、いろんな取り組みを経て院長の思いを聞き取りしてくれる、理解をしてくれるスタッフが増えてきました。彼女たちの行動を見て、若手のスタッフたちがそういう行動をとってくれるようになりました。あとは、若手の育成にも積極的に関わってくれるようになったので、その中で医院の雰囲気が温かく前向き、プラス思考に関わっていくのを実感しました。

コンサルティングを受ける前と後の数値面の変化

コンサルティングを受ける前の医業収入は、父から引き継いだ8000万円から成長して、1億5000万円までは成長していました。ただ、もう本当に上がらないと思っていたのがコンサルティング後には、2億6000万円にジャンプアップしました。患者数は1日80名程度だったのが、今では毎日100名を超える状況になって、日によっては115名まで伸びてきているという状況です。そして自費率は、ずっと18%で推移していたのが、今では27%に上がって、医業収入全体も上がっています。自費の金額としては7000万円まで上がって、自費だけで1億円を目指せるんじゃないかというところまで上がってきました。もうひとつ、数値として大きく改善したのがキャンセル率ですが、コンサルティングを受ける前は12%と高かったのですが、取り組みを通じて6%まで下がってきています。

コンサルティングによって先生自身にはどんな変化がありましたか

私自身の変化は、頑張る中で何でも自分でやらないといけないという思いでした。リーダーとして決めることは決めるけれども、任せることがすごく苦手だったんですね。マーケティング、面談をコンサルタントにお任せする中で、一つの重要な分野を他人に任せるという経験を経て、そして医院の業績が向上するということを受けて、人に任せることがだんだん増えてきました。それに伴って、自分の中にも少し余裕が出てきたように思います。診療以外のことにも積極的に関わっていくようになりましたし、主任とか中堅幹部にどんどん仕事を任せる。勤務医にも仕事をどんどん任せることができるようになってきました。

先生にとって、コンサルティングとはどのようなものでしょうか

私にとってコンサルティングとは、絶対に叶わないと思っていた2億円を突破し、2億5000万円を突破し、自費率も向上して、中堅幹部スタッフの育成ができ、ずっと夢だった学術学会にスタッフ10人と参加できました。達成可能な目標・夢をどんどん叶えてくれるので、まさに“夢配達人”、 “Uber Dream”です。

コンサルティングの導入を迷われている先生へ

まず、コンサルティングを迷う時、私もそうだったんですが、コンサルタントの料金が自分のところで引き受けられるのか、もう一つは、自院のスタッフがコンサルタントを受け入れられるのか。その2つが大きな悩みだと思います。料金に関しては結果、私も2021年に経営塾ベーシックコースに参加して3000万円、2022年も3000万円、2023年4000万円。合計1億円以上の上積みになっているので、十分ペイができる。おつりが来まくるような状態ですので、そこは心配ないと思います。

そして実践会コンサルタントのすごいところは、非常に歯科業界、あるいは歯科医院のことをご存知ですので、無理な提案をされないんですよね。面談を経た上で、すごく豊富な他院の成功事例がある中で、それを無理やり当てはめるんじゃなくて、聞き取りをした上で院長の思いを聞いて、これはその医院に合うかなというのをピックアップしてから医院に合うように提案をしてくれるので、スタッフもすごく受け入れてくれます。なので、自院のスタッフの受け入れも非常にスムーズにいくんじゃないかと思います。なので、迷われている先生も、私は間違いなく自身を持ってお勧めします。

2024年 歯科医院地域一番実践経営塾ベーシックコース第4回 開催レポート

経営塾ベーシックコース第4回セミナー開催レポート

第4回ともなると、個人での実践はもちろん、チームでの取り組みも回を重ねるごとに質が向上し、どの実践も非常に素晴らしい内容でした。

このセミナーを通じて得られたのは、医院の成果だけではありません。個人の成長や、互いを高め合える仲間との出会いなど、多くの価値ある経験が得られたのではないでしょうか。

それでは、今回のセミナー内容について詳しくご紹介します。

第一講座


第一講座は、弊社の山本より、参加したゲストの皆さんから3回分の宿題として提出して頂いた内容を全て読み込み、成果につながりやすいものや汎用性の高いものを厳選し、講座内容に反映させてお伝えしています。

今回はキャンペーン施策、マウスピース型矯正をはじめとする矯正に関する取組み、Dr採用など多岐に渡る事例です。これらの実践事例は、冊子としてまとめられているだけでなく、PDF形式でも提供しています。この豊富で質の高い情報をインプットし、それを基に良質なアウトプットを生み出していただけることを期待しています。

さらに、この実践事例集は今年だけでなく、来年や再来年にも役立てていただけます。現時点では難しいと感じていた内容も、組織の成長や自身のスキルアップによって、後々取り組めるようになる場合があります。一過性の資料としてではなく、長期的に活用できる貴重な情報ですので、ぜひ繰り返しご活用いただければと思います。

第二講座


第二講座は、岩手県開業のとなん歯科・こども矯正歯科の山田優貴先生からご講演を賜りました。山田先生はお父様から医院を継承し、今では年間医業収入3億円を超える医院まで飛躍させていますが、継承直後は年間医業収入3,500万円の低空飛行でかつ、多額の借金も一緒に継承してしました。

本来なら、このような状態の医院を継承するのはおすすめしませんが、山田先生はこのような状態の医院からV字回復をさせ、医院を大きく飛躍させました。この飛躍をさせる上で取り組んだ自身のマインドの確立、採用・育成、マーケティングの取組みやフレームワークを活用した戦略を共有していただきました。ゲストの方々にも非常に刺激になる内容だったと思います。とても素晴らしいご講演をありがとうございました!

第三講座


第三講座では、弊社代表の岩渕が「自費率アップ」をテーマに、院外マーケティングと院内マーケティングの両面から、実際のクライアント医院で成果を挙げている具体的な事例と、その秘訣をお伝えしました。

特に、院内マーケティングでは、院長のみならずスタッフ全体が協力し、医院全体で取り組むことが重要です。その基盤として、これまで経営塾で学んだマネジメントスキルを活用し、スタッフと信頼関係を築くことが成功の鍵となります。経営塾を通じて得た知識を実践し続けることで、可能です。

これにて、2024年の経営塾ベーシックコースの全講座が終了いたしました。

この1年間を振り返り、目標を達成された方も、もう少し頑張りたかったと感じる方もいらっしゃるかと思います。さらなる成果を目指したい方は、ぜひ継続参加をご検討ください。実際、過去のデータからも継続的な参加が成功への大きな要因であることが明らかになっています。また来年も一緒に頑張りましょう!皆さんのご参加、お待ちしています!

2024年 歯科医院地域一番実践経営塾ベーシックコース第3回 開催レポート

践経営塾ベーシックコース第3回セミナー開催レポート

今年のベーシックコースも第3回を迎え、3月の第1回から約6ヶ月が経過しています。多くの実践を積み上げ、着実に成果が出ている医院さんも多いかと思います。今回も価値の高い多くの事例が報告頂きました。改めて、これだけの実践力は他のセミナーではありえないと感じています。本当に素晴らしい事例ばかりでした。では、第3回の内容について紹介したいと思います。

第一講座


第一講座は、渡邊より、参加医院の方々から提出して頂いた実践事例の解説を致しました。

今回も質・量ともに非常にレベルの高い事例ばかりでした。毎年ブラッシュアップされる自費率アップの取組み、小児強化、保険診療強化、また、今年はDX(デジタルトランスフォーメーション)に関する事例も多くみられました。

参加医院の皆様の飽くなき探究心、情報収集のアンテナの高さ、実践スピード、本当に驚かされることばかりです。この実践事例だけでも100万円以上の価値は間違いないです。参加した医院さんは是非、全部を読み返してもらって医院に落とし込めるものは取り組んでください!それだけで医院が変わります!

第二講座


第二講座は、東京都で開業のデンタルタニザワの谷澤綾乃先生にご講演を賜りました。現在は二児の母でありながら、医院も年間医業収入3億円を超えるまで成長をさせています。プライベートも、仕事も、全力で取組み、成功を掴み取られています。多くの女性院長のモデルケースになると思います。

ですが、その成功までの道のりは決して簡単なものでなく、多くの紆余曲折がありました。ピンチの時にどんな行動をしたか、医院を飛躍させるためにどんな行動をしたか、包み隠さずお話頂きました。女性院長だけでなく、多くの医院の参考となる事例ばかりだったのではないでしょうか。谷澤先生、素晴らしいご講演をありがとうございました!

第三講座


第3講座では、弊社代表の岩渕が「プロジェクトチームと初診カウンセリング+予防」をテーマに講演しました。

講座の前半では、プロジェクトチームを導入する際の意義や、スムーズに立ち上げるための準備について解説しました。プロジェクトチームは、歯科医院の成果を向上させるために重要な仕組みですが、その分スタッフには一定の負担がかかるため、導入には慎重なアプローチが求められます。患者さんやスタッフ、さらには院長自身にとっての意義を明確に伝えることで、取り組みへの理解と協力を得ることができます。そのため、初回の説明には1時間以上の十分な時間を確保し、資料作成もできればパワーポイントで作成し、細心の注意を払う必要があります。それがプロジェクトチームを成功させる鍵になります。講座では“意味づけ”の具体的内容をお伝えさせて頂きました。

後半では、予防歯科の重要性や、医院全体でどのように予防診療を推進していくべきかについての具体的な方法を共有しました。

今回の講座を通じて、参加者は医院経営だけでなく、自身の成長にも繋がる新たな視点や課題を得られたのではないでしょうか。引き続き、参加者の皆様の挑戦を全力でサポートしていきます!次回は最終回です!今年も最後までやりきって、最高の状態で一年を締めくくりましょう!

2024年 歯科医院スーパーTC育成塾アドバンス 開催レポート

歯科医院スーパーTC育成塾アドバンス 開催レポート

2024年8月28日には大阪、29日には東京で、「歯科医院スーパーTC育成塾アドバンス」が開催されました。今回のセミナーも2022年同様、会場参加とオンライン(ZOOM)参加のハイブリッド形式で実施され、会場とオンラインの双方で参加者が適度な緊張感を保ちながら学べる場を提供できたと感じています。それでは、セミナーの内容について紹介したいと思います。

第1講座


セミナーの第1講座では、萩原が講師を務め、「相談の型」をテーマで開設をしました。まず、弊社が毎年開催している3回コースのTC育成塾で学んだカウンセリング手法を振り返り、さらに深いアプローチを可能にする具体的な方法論を解説しました。

患者様がカウンセリングの内容を正確に理解できるようにするためには、話の順序や準備すべきポイントに一定のパターンが必要です。特に、大規模なケースの治療計画を説明する際には、どのように情報を整理し、不安を軽減しながら納得を得られるかが重要です。治療計画の実例を用いて、実践的なスキルを磨いていただくことを目指しました。

第2講座


第2講座では、「患者様への説明」に焦点を当てました。具体的には、治療計画書の提示方法、口腔内写真を活用した効果的な説明、そして模型を使ったビジュアルの活用法について詳しく解説しました。

また、患者様が自身の口腔状態を正確に認識し、治療へのモチベーションを高めるための具体的な方法もお伝えしました。全顎的なコンサルティングなどの大規模ケースにおいても、基本的な考え方は変わりませんが、初めて経験する場合には不安を感じることもあります。今回のセミナーでは、成功事例や具体的な手法を通じて、経験を積みながら自信を深めていただく場となることを目指しました。

第3講座


最後の第3講座では、「アドバンス級TCになるための補綴コンサルの理論と実践」をテーマに、一般スタッフでもカリスマ性に頼らず成功できる具体的な方法を学びました。「脱キャラクター」、「脱営業」、「脱カリスマ」を掲げ、実際のカウンセリング音声や動画を活用しながら、スキルを磨く実践型の内容となりました。

参加者の皆様には、まず自身の現在のスキルを客観的に評価していただきました。その後、よくあるTCの誤解を解消し、アドバンスレベルのカウンセリングフローを習得。さらに、全顎コンサルにおける心がけとテクニックを実践し、ロールプレイを通じて具体的なスキルアップを図りました。

最後に

TC育成塾やTCアドバンスでは、参加者が新たな知識や技術を一つでも二つでも持ち帰り、日々の実務に役立てていただけることを大切にしています。「すぐに使える技術が学べた」「ロールプレイで自信がついた」などのポジティブな声を多くいただきました。
TCアドバンスの次回開催予定は2026年になりますが、TC育成塾の開催は引き続き2025年を予定しております。さらなるスキルアップを目指す皆様のご参加を心よりお待ちしています!

2024年 歯科医院スーパースタッフ育成塾 第2回 開催レポート

2024年 歯科医院スーパースタッフ育成塾 第2回 開催レポート

第2回の「歯科医院スーパースタッフ育成塾」が無事に終了しました。今回も多くの参加者(ゲスト)の皆様にご参加いただき、熱意のこもった宿題の提出も多数あり、非常に内容の充実したセミナーとなりました。
提出して頂いた宿題の中で素晴らしい取り組みや、新規性のある取り組み、汎用性の高い取り組みなどを冊子にまとめて配布しています。他の歯科医院で働くスーパースタッフがどんなことを考え、どんな行動をしているのか、ゲストの方々にとって大きな刺激となったと思います。
歯科医院で働くと日々の業務が閉鎖的な空間で単調になりがちになりますが、このような新たな視点を提供できるのは、この「歯科医院スーパースタッフ育成塾」の大きなメリットだと思います。
今回の宿題、例年なら冊子掲載されてもおかしくない報告がいくつもありましたが、冊子掲載に限りがあり、なくなく掲載を見送った事例も多数ありました。惜しくも冊子掲載を逃した方は次回も是非頑張ってほしいです。

第1講座


第1講座では、「面談」をテーマに、その重要性と効果的な進め方についてお話ししました。近年、職場における「1on1ミーティング」や「心理的安全性」の確保が注目されていますが、歯科業界においては適切な面談の実施方法が十分に浸透していないのが現状です。

何の準備もなく面談を行ってしまうと、以下のような問題が発生する可能性があります。

・不満を聞く場に終始してしまい、解決策が提示されない
・ただの雑談で終わってしまう
・話すことが見つからない
・結局、面談が後回しにされる

面談は、スタッフとの信頼関係を築くだけでなく、目標設定や課題の明確化、そしてその課題を乗り越えるためのモチベーションを高める重要な場です。成長を支援するプロセスとして、しっかりとした方法論に基づいた面談が必要です。この講座では、面談の具体的な進め方とアプローチについて詳細にお伝えしました。

第2講座


第2講座では、埼玉県のヒデ歯科クリニックで総合チーフとして活躍中の小久保千春さんを講師にお迎えし、彼女が大規模歯科医院でのキャリアを築くまでの経験をお話しいただきました。小久保さんは数々の壁を乗り越え、チーフとして医院を支えるまでに至った経緯を率直に語って頂きました。ゲストの方々にとって非常に貴重な気づき、学びになったかと思います。

さらに、小久保さんは3人の子育てをしながらキャリアを積み上げてきた経験から、仕事と家庭の両立のための工夫や心構えについても触れられました。結婚や育児と仕事を両立させたいと考える方々にとって、非常に参考になる講演だったのではないでしょうか。

第3講座


第3講座では、スタッフと院長の信頼関係の構築方法、そして医院経営における数値の重要性について学びました。医院が一つの方向性に向かうためには、スタッフと院長が相互に理解し合うことが欠かせません。立場が異なることで見える視点や価値観が異なるため、このギャップを埋めることが、医院全体の成長につながります。

特に重要なのは、スーパースタッフの皆さんがまず院長の考え方や医院の方向性を理解し、それを他のスタッフに橋渡しする役割を果たすことです。院長がどれだけの責任を負い、日々学びながら医院を運営しているかを理解することで、スタッフと院長の関係は強固なものとなり、より良い医院運営が実現します。

また、医院経営においては、医院数値の理解が非常に重要です。

例えば、
・新患数は何を意味するのか
・キャンセル対策がなぜ必要なのか
・望ましいリコール反応率はどのくらいなのか

スタッフが医院の目標や経営指標を正しく理解し、全員で一丸となって取り組むことで、組織全体が強化され、働きやすい職場環境が築かれます。数値に基づいた目標設定と、それに向けたチーム全体の努力が、成功する歯科医院の共通点です。本講座では医院数値の重要性とそれが示すものについて詳しく解説しました。

最後に

第2回セミナーも大盛況で終了しました。次回が今年度の最終回となります。引き続き、多くの皆様のご参加と宿題のご提出をお待ちしております!

第16期 歯科医院スーパーTC育成塾 第3回 開催レポート

歯科医院スーパーTC育成塾 第16期(2024年)第3回開催レポート

2024年の「歯科医院スーパーTC育成塾 第16期 第3回」が無事に開催され、今回で今年のTC育成塾が完結しました。全3回のプログラムに参加されたゲストからは、初回には「3回も続くけど、大丈夫だろうか」という声が聞かれましたが、終了後には「終わるのが早かった」という感想が寄せられました。ゲストの方々が熱心に学んでくださった成果だと思います。

今回のセミナーも、会場参加とZOOMを利用したオンライン参加を組み合わせたハイブリッド形式で実施しました。

第1講座に先立ち、まずは15分間の復習テストを行いました。このテストは第2回の内容から出題され、参加者がしっかりと学びを振り返り、知識の定着を図るきっかけになります。2回目のテストということもあり、参加者の皆さんは前回以上にスムーズに回答を進めていました。

第1講座


第1講座では、講師の中澤が「仕組みで取り組む補綴コンサル」とテーマで、補綴コンサルのレベルを高めるための仕組み化について講義を行いました。どのように症例検討を行い、どのような治療計画書を作成し、患者様にどのように渡すか。どのような掲示物を使用し、どこに設置するか。私達が実際の医院で取り組み成果が出ている詳細のポイントについてもお伝えさせて頂きました。また、カウンセリングを行っている実際の動画や音声を用いて、ゲストご自身の現時点での到達レベルを自己評価していただきました。現在地を知る良い機会になったのではないでしょうか。

歯科業界に限らず、すべての業種で共通して重要な姿勢として「謙虚さ」が挙げられます。特にTC(トリートメントコーディネーター)は、決して一人で完結する仕事ではありません。ある程度経験を積むと、「私がいなければ自費治療が成約できない」という思い込みに陥りがちですが、TCの役割はチーム医療の一環であることを常に意識しなければなりません。TCを支える歯科衛生士(DH)や実際に治療を行う歯科医師(Dr)との連携があって初めて成り立つ業務です。

また、経験を積んだTCの皆様には、ぜひ後輩育成にも力を入れていただきたいと考えています。後進をサポートすることは、最終的にご自身の成長にもつながります。

第2講座


第2講座では、講師の萩原が「補綴コンサルの質を高める」というテーマで、カウンセリングにおける具体的なコミュニケーションのノウハウについて講義を行いました。前回の講義で補綴コンサルの基礎的な流れを学んだ皆様に、今回はさらに一歩踏み込んだ内容を提供しました。特に、患者様から寄せられる

「高いですね」
「どのくらい持つのか」
「私も年だから…」

といった質問に、どのように丁寧に対応し、押し売りにならないよう価値を伝えるかという点に焦点を当てました。情報量が多く、集中が求められる内容でしたが、ゲストの方々が真剣に耳を傾けてくださり、非常に意義深い時間となりました。

最後に

本セミナーで得た学びを、実務に役立てていただき、個人としても成長し、患者様の満足度向上や医院への貢献に繋げていただければ嬉しいです。弊社ではスーパーTC育成塾のステップアップセミナーとして、スーパーTCアドバンスセミナーを定期的に開催しています。次回、スーパーTCアドバンスセミナーにて成長した姿でお会いできることを楽しみにしております!!

医)宝歯会 平沢歯科 理事長 宝崎 岳彦 先生


神奈川県秦野市で開業されている平沢歯科さんは、2013年に経営塾ベーシックコースへ参加。その後もアドバンスコースなど、経営塾へ継続参加し、着実に実践を続け、成果を出していかれました。2017年からはコンサルティングがスタートし、より医院の安定化、業績アップにつながっています。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

コンサルティングを導入する前、特に大きな問題はなかったんです。ただ、医院をもうちょっとより強くしていきたいっていうのと、ベーシックで他の医院を見学してきた時に、自分の医院の弱さ、そういったものが見えてきたので、やはりコンサルティングを入れて医院を補強というか、良い方向に医院を持っていくということで、強くしていくため、やはりコーチが必要だと思いました。

コンサルティングを受けてどんな良いことがありましたか?

一番良かったのは、やっぱりスタッフのコミュニケーション力が上がったのと、スタッフの離職率がすごい下がったことです。患者数も増えていきましたし、うちにとって悪いことは一切なかったです。

コンサルタントがいることでどのようなメリットがありましたか?

院長職って孤独になる時が多いと思うんですけれども、その時に大きな味方がついてくれるというのが大きいですね。またスタッフのことを「うちのスタッフ」という風なかたちでちゃんと話をしてくれるので、そこは本当に岡本さんに感謝しています。

また、自分がブレている時とか、感情的に振れる時とかも冷静に見て言葉を掛けてくれるので、本当に感謝しています。

コンサルティングの導入による数値面の変化

コンサルティングを受ける前と今で、数字面でいうと収入の方は、医業収入の方が2倍になっています。患者数も2倍になっています。チェア台数が7台から11台に変わって、スタッフ数も大体、2倍になっています。

コンサルティングによって先生自身にはどんな変化がありましたか?

コンサルティングを受けていく中で、自分の考え方がすごい整理された感じがします。もともと、そんなに怒るタイプではなかったですが、怒ることがほぼほぼ無くなっています。ゆとりができたっていうのがやっぱり大きいですね。岡本さんの聞き方であったりと、自分に対する対応の仕方とかが非常にクレーバーで本当にありがたいなっていうのは感じます。

コンサルティングは先生にとって、どのようなものですか?

僕にとってコンサルティングというのはコーチだと思うんですよね。例えば、ゲームとかであれば、攻略本を読めばある程度できるかもしれません。身体を動かすスポーツとかであれば、攻略本を読んだとしても、なかなかうまくできないです。水泳でもゴルフでもそうだと思うんですけれども、ちゃんとしっかりしたコーチについてしっかりしたフォームであったりとか、そういったことでやることで、ケガがなかったりとか、数字が上がったりとかにつながります。仕事の面でもやはり、歯科の技術、技術もやはり、指導してもらって良くなってくるのと一緒で、経営に関しても、やはり誰かに指導していただくと結果がやはり良くなるのかなと思います。

コンサルティング導入を迷われている先生へ

コンサルティング導入するよっていった時にやはり、お金が多分、高いなと思われる方いらっしゃるかもしれませんけれども、払った以上に返ってくれば問題はないんだと思います。うちの方にしてみるとやめる必要はまったくなくて、本当に早くやったほうがいいのになって思います。やったことに対して必ず結果がついてきますし、また、自分の考え方であったり、スタッフであったりの笑顔が溢れるようなかたちになるとやはり、医院の環境も良くなりますし、楽しい環境で仕事ができると自分もストレスが減りますし、非常に良い状態で仕事をさせていただいているので、本当に感謝です。

2024年 人事評価制度構築セミナー(2日目)開催レポート

2024年 人事評価制度構築セミナー(2日目)

8月24日(土)の第1回に続き、翌8月25日(日)に第2回が開催しました。

第1講座


第1講座では、地域一番チーフディレクターの萩原が、歯科医院における効果的な人事評価制度の導入と運用に関する具体的な手法を解説しました。経営計画と医院の理念に基づいた人材育成の重要性、スタッフが自ら成長し、他のスタッフを育てる文化を築くことが目指しています。その中で、アメーバ組織の概念を用いた医院経営手法、各年次の役割の定義やスタッフのキャリアマップ作成の方法、教育担当者の選定基準等も具体的に説明しています。この教育者選定は見誤ると医院が良くない方向に行ってしまうのでとても大切な考え方になります。

また、人事評価制度を支えるツールとして、マニュアルやカリキュラムの整備、テストの導入、セミナーの設定、月間目標の設定などを紹介しています。これらのツールにより、スタッフが目指すべき目標や行動が明確になり、医院全体としての成長が促進されることが期待できます。
1つ1つ丁寧にお伝えしているので参加者の方々は具体的なイメージが出来たと思います。

第2講座


第2講座では、地域一番ディレクターの中澤が、人事評価制度導入の背景をスタッフに理解してもらうことの重要性、医院方針共有会(キックオフ)の実施、定量評価と定性評価の作成方法、面談・評価のフィードバック方法について詳しく解説しました。

まず、人事評価制度を導入する背景の説明ですが、スタッフ一人ひとりの頑張りを正当に評価し、適切な給与支給に繋げるためであることを理解してもらうことが重要です。この説明が不適切であったり、不足したりすると、スタッフの反発に合い、導入することが難しくなります。

面談・評価のフィードバックに関しては、院長や幹部たちと異なる世代のZ世代のスタッフに対してのフィードバック方法について触れています。彼らが育ってきた環境を理解し、適切な指導方法を採用することが重要です。ポジティブ・フィードバックとネガティブ・フィードバックの使い分けや、未来志向のフィードフォワードなど、スタッフの成長を促す手法を紹介しました。

第3講座


第3講座では、地域一番ディレクターの渡邊が、評価制度の具体的な運用方法についてのワークを行いました。

特に「月間目標」「カリキュラム」「方針共有行動」「セミナー」「テスト」の運用方法について説明し、ワークを行いました。

ただ、評価制度の導入において最も大切なのは、いかに現実的で効果的な運用を行うかという点です。全てを高いレベルで設定すると運用が難しくなるため、医院の規模やスタッフの状況に応じた段階的な導入を推奨しています。
つい、院長や幹部スタッフだけで作成をすると、高い理想を求めすぎたり、逆に低い目標になりすぎたりします。その加減は第三者視点がないとなかなか気づけない点です。本セミナーでは実務経験のある経営コンサルタントがサポートしていたので、その環境で作成できたのは大きかったのではでしょうか。

以上が第2日目の内容です。
1日目に続き、非常に濃い内容だったのではないでしょうか。次回は10月です。通常の診療業務もありますが、人事評価制度を第二領域(緊急ではないが、重要なこと)として位置づけ、しっかりと進めていきましょう!これが組織を成長させる大きなきっかけになります!ぜひ、頑張りましょう!

2024年 人事評価制度構築セミナー(1日目)開催レポート

2024年 人事評価制度構築セミナー(1日目)

8月24日(土)に、人事評価制度構築セミナーの第1回が開催されました。
人事評価制度とは、スタッフに求める医院の基準を明確にし、その成長を促し評価する仕組みです。医院の安定した成長に大きく寄与する重要な制度です。本セミナーは、この人事評価制度を3日間で構築することを目的としています。

今回は、会場参加だけでなく、リモートでの参加も可能としました。会場から遠方の方でも参加しやすく、スタッフの方々も参加されていました。

セミナーでは、講義だけでなく、学んだことをすぐにアウトプットできるワークの時間も設けています。また、経験豊富な経営コンサルタントがサポートにつくため、安心して制度を作成できる環境です。きっと医院に適した人事評価制度が作成できると思います。
では、第1回目の内容をご紹介させていただきます。

第1講座


第1講座では、地域一番チーフディレクターの萩原が、人事評価制度の目的と意義、メリット・デメリット、システムの全体像について詳しく説明しました。
人事評価制度を成功させるポイントは、「評価するための制度」ではなく、「従業員が成長するための制度」にすることです。そのためには、どのような目的で制度を作り、どのような取り組みを医院メンバーに求めるのか、そしてその成果をどのように還元するのかを明確にすることが重要です。萩原は、複数の医院で人事評価制度を構築した経験から、具体的な事例を交えてお伝えしました。

第2講座


第2講座では、地域一番ディレクターの中澤が、評価方法について説明しました。評価項目を適正に設定できるかどうかで、人事評価制度の質が大きく変わります。この評価項目を設定する際に重要なのは、理想と現実の間に大きなギャップがないことです。院長先生はついついスタッフに理想を求めがちですが、ギャップが大きすぎるとスタッフは前向きに取り組めません。そのため、講義の最初に現状把握を徹底することが重要であるとお伝えしました。
具体的な評価方法としては、「定量評価」「定性評価」「医院貢献度」の3つを説明しました。実際に医院で適用されている評価項目も紹介し、多くの事例に触れる機会となりましたので、自院の評価制度に大いに役立てることができるでしょう。

第3講座


第3講座では、地域一番ディレクターの渡邊が評価内容作成ワークを行いました。第1講座、第2講座で学んだ内容や気づきを、参加者にアウトプットしてもらいました。この作業を医院に戻ってから行うと、疑問が解決できずに作成を諦めてしまう原因にもなりかねませんが、サポートのコンサルタントと共に作成することで、質の高い評価内容を作成することができます。参加者の方々も疑問が解決でき、とても晴れ晴れしい表情で作成されていました。

以上が第1日目の内容です。
非常に内容の濃い一日になったのではないでしょうか。残り2日間も頑張りましょう!

2024年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第2回 開催レポート

2024年 歯科医院新人スタッフ育成塾 第2回 開催レポート

7月24日(水)に大阪会場、7月25日(木)に東京会場で、新人スタッフ育成塾の第2回が開催されました。

本セミナーでは、学びを確実に自分のものにするため、自由提出ながら毎回宿題が設けられています。今回も自由提出にもかかわらず、多くの参加者が宿題を提出してくれました。セミナーで学んだ重要な考え方を実践している証拠と言えるでしょう。

講師の萩原は全ての宿題に目を通し、終了後のアンケートも精読して、より良い講座作りに反映させています。常に内容をアップデートすることを心がけています。

第一講座


第一講座では、コミュニケーションと学び方についてお伝えしました。

社会人になると、多様な人々と場面に応じたコミュニケーションが求められます。患者様、業者の方、技工所のスタッフ、院長先生、先輩・後輩スタッフとの適切なコミュニケーションは、人間関係の構築や業務の円滑な進行に役立ちます。本講座では、コミュニケーションの基本や工夫をお伝えしました。すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ、活用してくれると嬉しいです。

第二講座


第二講座では、岩手県盛岡市ある盛岡となん歯科・こども歯科の佐藤未菜さんをゲスト講師としてお迎えしました。佐藤さんは昨年の新人スタッフ育成塾に参加し、セミナーでの学びや課題を通じて成長を遂げ、現在は医院で大活躍されています。

佐藤さんからは「今日からできる!たのしく仕事をする方法」というテーマでお話を頂きました。今では医院で活躍されている佐藤さんも苦手なことがあり、そこから避けることもありました。

ただ、セミナーでの学びや、セミナーでの課題を取り組むことで、知らず知らずに苦手なことにもチャレンジし、気づいたらそれらを克服していました。ゲストの多くが歯科医院に勤めて1~2年という状況かと思いますので、同じような悩みを抱えている人も多いと思います。そんな方々にとって、とても良い学び・気づきになったのではないでしょうか。素晴らしい講演をありがとうございます!

第三講座


第三講座では、モチベーションを高める方法と維持する方法についてお伝えしました。成長に欠かせないモチベーションは、先天的なものだけでなく、後天的に身につけられるスキルでもあります。

モチベーションを高め、維持するための具体的な方法として、振り返りの手法、目標設定、言葉の使い方などを紹介しました。一つひとつ取り組む上でのポイントもお伝えしているので、取り組みやすいと思います。

さらに、参加者同士でのロールプレイングを交えた実践的な学びも行っているので、知識だけでなく体験を通じて深く理解することができたと思います。

これらのモチベーション管理方法を知っているか、知っていないかだけでもこれからの人生においても大きな違いが生まれるのではないでしょうか。

今回のセミナーも盛りだくさんの内容で、多くの学び・気づきがあったと思います。次回までの任意の宿題も設けていますので、参加者の皆さんにはぜひ実践して頂き、さらなる成長につなげてほしいと思います。次回、さらに成長した姿でお会いできることを楽しみにしています!

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