いいづか歯科医院 院長 飯塚 正彦 先生

群馬県渋川市で開業されているいいづか歯科医院様は、勤務医時代から経営塾に参加されていたものの、スタッフマネジメントに悩まれていました。2018年からコンサルティングを導入し、勤務医の採用やトリートメントコーディネーターの育成などを通して自費率の向上に取り組んだ結果、医業収入はコンサルティング導入時から1.5倍に成長する活躍をされています。

コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと

新しい取り組みはいつも院長が主導で医院メンバーがなかなか自主的に動いてくれないことが悩みでした。毎月全員と面談をしていましたが、私の伝える力が弱かったため行動変容させることができませんでした。

実践会との出会いを教えてください

勤務医時代2004年の経営塾に参加させてもらった時です。当時はとにかく少しでも早く開業することだけを考えていたので、経営についての講座にめちゃくちゃ刺激を受けたのを覚えています。

コンサルティングを導入したきっかけ

2018年1月に地区の歯科医師会の役員就任が決まり、いよいよ忙しくなりすぎてもうこれは外注できることは外注し、プロにお任せしないとやっていけないと思ったからです。

コンサルティングを導入して良かったこと

自費率が増え医業収入が上がったこと。経営のパートナーを得ることができたこと。医院メンバーのマネジメントが楽になったこと。皆が楽しく仕事をする土壌ができあがってきたこと。

医院の成長につながるような提案はありましたか?

初めてのドクター採用に不安があったのですが、背中を押してもらい行動に移した結果、運良く一人採用できそれから飛躍的に医院が成長しました。

コンサルティングの導入によるスタッフの変化

最初はコンサルタントの面談で泣き出すメンバーもいました。しかし、メンバーのいいところをコンサルタントが間接褒めをしてくれたり、だんだんとメンバーがコンサルタントを頼るようになってきて、医院での取り組みが加速していきました。今ではコンサルタントの誕生日のお祝いを企画してくれるまでになりました。

コンサルティングの導入による数値面の変化

ドクター1人で保険診療中心のスタイルだったので、なかなか年間1億円を超えませんでしたが、コンサルティングを受け自費率が7%から一気に18%になり、医業収入も導入した年からすぐ1億円を超えるようになりました。ドクター採用もうまくいき、導入4年目の現在1億5千万円にタッチしそうです。

コンサルティングの導入によるご自身の変化・成長

自分では気づかなかったことや新しいアイディアを教えてもらい、一人で考えることの限界を痛感しました。また、やった方がいいのはわかっているんだけれども、なかなか行動に移せなかったことをはっきりと課題として提示してもらうことで、取り組むことができるようになりました。

コンサルティングは先生にとって、どのようなものですか?

コーチです。客観的視点から目標達成に必要な行動思考を促してもらい己に勝つ。歯科経営というプロの土俵に立っている自覚があればコーチをつけないで経営を行うなんて、スポーツだとしたら試合を諦めているとしか思えません。

コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス

理想と現実のギャップが大きければ大きいほど理想の状態にしていく過程で痛みを伴いますが、だんだん変わっていく医院を見て嬉しくなってくると思います。自分にしかできない仕事に集中することが生産性を高め、効率を上げることに他なりません。コンサルティングは理想の歯科医師ライフを送るためのアウトソーシングだと思います。

歯科医院地域一番実践会 人気YouTube動画