経営企画から医療経営コンサルタントへ|社内と社外で変わること
2026.09.12
経営企画から経営コンサルタントへ。当社が応募資格として明記している経歴のひとつです。
やってきたことは近いようでいて、立場が変わることで難しくなる部分があります。
経営企画の経験がそのまま使えるところ
数字から状況を読む力
売上の構造を分解し、どこが効いていてどこが足を引っ張っているかを見る。経営企画が日常的にやってきた作業です。
医院でも同じことをします。患者数、再来率、単価、スタッフ一人あたりの生産性。どの数字が動けば結果が変わるのかを見立てるのが、コンサルタントの出発点です。
計画を実行可能な形に落とす
方針を現場が動ける単位まで分解する作業は、経営企画の中心的な仕事です。院長が「もっと患者さんを増やしたい」と言ったとき、それを今週やることまで落とせるかどうかで価値が決まります。
複数部門を横断して考えられる
医院の課題は一領域に収まりません。集患を増やせば現場が回らなくなり、人を増やせば人件費が上がる。全体を見て順番を決める視点が要ります。
立場が変わって難しくなること
社内の権限がない
経営企画は社内の立場で動けます。コンサルタントは外部です。命令はできず、納得してもらうしかありません。
形のないものを扱い、目の前にものがない状態でどうやって人に動いてもらうか。ここで効くのは人間力です。当社が採用時に人としての力を見るのは、このためです。
資料の精度より伝わり方
経営企画の資料は、社内の議論に耐える精度が求められます。院長に見せる資料は、その場で理解できることのほうが重要です。
当社の選考では、課題をお渡しして15分のプレゼンテーションを行っていただきます。資料の完成度より伝わり方を見ています。
自分で手を動かす
当社のコンサルティングは提案だけに留まりません。ホームページやチラシを作り、医院スタッフと面談します。企画と実行の間に人がいない環境です。
担当する相手の規模が変わる
大企業の経営企画から移ると、扱う金額の桁が変わることに戸惑う方がいます。ただし、意思決定が速い分、提案が数字に表れるまでが速くなります。
決めるのは院長一人です。今日話したことが来週から動くこともあります。自分の提案が現場で動き、患者数やスタッフの状態が変わるところまで見届けられるのは、規模の小さい組織を相手にする仕事の特徴です。
大企業での経験がどう活きるかは大企業で働いた経験がどう活きるか?にまとめています。
資格を持っている場合
当社は中小企業診断士や社会保険労務士の資格をお持ちの方を評価する要素として挙げています。必須ではありません。資格の考え方は経営コンサルタントに資格は必要かで整理しています。
入社後の半年
医療業界の知識はゼロから始まります。デビューまでに31週のカリキュラム、全32冊の課題読書、先輩への同行、歯科医院の現場で2週間勤務する研修があります。詳しくはコンサルタントまでの道のりをご覧ください。
条件面は募集要項、選考の流れは経営コンサルタントの求人と選考をご覧ください。