不満はないが、このままでいいのか|動きにくい転職理由の整理の仕方
2026.09.13
いまの会社に大きな不満はない。人間関係も悪くない。それでも、このままでいいのかという気持ちが消えない。
転職を考える理由として、これはかなり多いパターンです。そして、いちばん動きにくいパターンでもあります。
困っていないから動けない
環境が劣悪なら判断は簡単です。出るべきだからです。
難しいのは、条件が悪くない場合です。動く理由を人に説明しにくく、周囲からは「もったいない」と言われます。自分でも、贅沢な悩みではないかと思ってしまいます。
結果として、不安を抱えたまま時間だけが過ぎます。
不安の正体を言葉にする
漠然とした不安は、分解すると次のどれかに当てはまることが多いものです。
任される範囲が3年前と変わっていない。自分が抜けても仕事が回る。社外の人に、自分が何をできる人なのか説明できない。年収の上限が見えている。10年後に何ができるようになっているか想像できない。
どれも今日の困りごとではありません。だから放置できてしまいます。
実際にこの理由で動いた人がいる
当社に転職した社員のひとりは、前職で営業、チームリーダー、グループの戦略推進担当、プロジェクトリーダーを兼務していました。やりがいは十分にあり、一緒に働く仲間も素晴らしい人ばかりだったと書いています。
それでも「10年後の自分は何ができるようになっているんだろうか」という漠然とした不安を抱えていた。30歳を過ぎ、年齢的にもいい時期で、焦りにも似た不安だったと振り返っています。
別の社員は、それなりの成果とやりがいを感じながらも、自分がやりたかった本当の意味での支援ができず、どこか違和感を感じていたと書いています。
いずれも先輩紹介で本人の言葉を読めます。
確かめるとよいこと
社外の人に説明できるか
自分が何をできる人なのかを、業界の外の人に説明してみてください。社内の評価と、社外で通用する力は別のものです。ここで言葉に詰まるなら、積み上がっているものが社内でしか使えない形かもしれません。
決めた回数を数えてみる
この1年で、自分が決めて結果を引き受けたことが何回あったか。人が伸びるのは決断の回数に比例します。数えられるほど少ないなら、環境の側に理由があります。
5年後を想像できるか
当社がよく伝えているのは、人は想像以上には成長できないということです。5年後、どんなものを見て、どんな環境にいて、どんな自分になっていたいか。
いまの場所でその姿になれるかどうかが、判断の材料になります。
動くと決めた場合
条件が悪くない環境から動くなら、次の場所は成長の中身で選ぶことになります。年収だけで比べると、動く意味が薄れます。
確認すべきは、教育の期間と中身、評価の基準、年収の上限、任される範囲、在籍者の前職。この5点です。詳しくは成長できる環境の見分け方に書いています。
当社の場合
在籍するコンサルタントは全員が医療業界未経験からのスタートです。デビューまでに31週のカリキュラム、全32冊の課題読書、現場研修があり、入社1年後には10〜15件のクライアントを担当します。
売上目標やノルマはなく、評価はクライアントの成果に応じて行います。入社時の年収は650万円から800万円で、その先に上限は設けていません。
条件面は募集要項、選考の流れは経営コンサルタントの求人と選考をご覧ください。