チーフとスタッフの関係が悪くなって困っている

チーフとスタッフの関係が悪くなって困っている スタッフ教育

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相談内容

チーフは頑張ってくれているが、これから医院の中心を担ってほしいと思っていた2人の中堅スタッフが相次いで、結婚し、これから常勤での勤務が難しくなってくる。

それによって、チーフに負担がかかりすぎてるからか、院内でのスタッフ同士の人間関係がギスギスし出して来てる。

結婚した1人は旦那さんの都合で転勤する可能性が高いが、いつかは分からない。
もう1人はお母さんが病気で、お母さんが早く孫の顔を見たがっているのですぐに出産するかもしれない。

二人とも、非常勤になることを希望している。

岩渕の回答

チーフの方からすれば、自分がこんなに頑張っているのに、どうして中堅スタッフの2人が楽をしているんだという気持ちが強くなっているのかもしれません。

新婚の中堅スタッフ2人が非常勤になることを望んでいるのであれば、パートになってもらったほうが良いかと思います。

チーフの方へのねぎらいや、給与・賞与を加算してあげるなど、チーフの頑張りを評価してあげることもした方が良いかと思います。

あとは、チーフの負担が軽くなるように、事務スタッフなどを採用していくことも方法かもしれません。

もちろん、スタッフ同士の人間関係を良くするように伝えていくことも必要だとは思います。しかし、スタッフ同士の人間関係に院長が介入してよくなったことはほとんどありません。

基本的には仕組みで対処するしかないように思います。
あとは、チーフや中堅スタッフの成長を促すことが一番、有効です。

そういう意味では、歯科医院は中心を担ってほしいと思っていた人材が常に結婚、妊娠、出産などでいなくなってしまう可能性が高いのです。

だからこそ、医院の中心を担える中堅クラスのスタッフを常に育成しておく必要があるのです。「今はチーフがいるから安心」なんてことはないのです。

中堅スタッフを医院の中心に育て続けることが大事なのです。医院の中でチーフとして任命できるのは2名ぐらいかもしれません。しかし、医院の中心を担ってくれるようなスーパースタッフは医院に何人いてもかまわないのです。

中堅スタッフでやる気のある人は全員、歯科医院地域一番実践会のセミナーの中で最も成長率が高いといわれてる3回シリーズの実践型セミナー「スーパースタッフ育成塾」に参加してもらうことをオススメします。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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