患者は来ているが、利益が出ない。 自費率が低い。

自費率とリコール率

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相談内容

患者は来ているが、利益が出ない。
自費率が低い。

全顎コンサルの回数確保、月8回、症例集作成。
全顎補綴にターゲットを当てた、ウェブマーケティング、矯正治療の専門医を呼ぶ。

現在はユニット4台、産休中のスタッフがいるので戻ってきたら5台に増やす予定ではあります。

岩渕の回答

今回のケースではしっかり頑張って全顎コンサルを月8回ぐらい実践しています。
なかなか、これをやり切れない院長先生が多い中で、しっかりやれてるのは本当に素晴らしいことです。

それに伴い、しっかり自費率も高まっており、医業収入も年間1億を超えるところまで来ています。
これから、しっかり年間1億を超えてくれば、利益率も高まり、お金もしっかり残ってくると思います。

矯正治療の専門医についてですが、もちろん、専門医に月1回ぐらい来てもらい、矯正患者さんを診てもらうことは多くの医院がやってることなので、それはそれで意味があります。

しかし、最大の問題はお金が全く残らないことです。
あまりに、矯正専門医に支払うお金が高すぎて、何も残らない、いや、むしろ、チェアも占有され、スタッフも取られる分から考えると他の治療をしてる方が良いのではないかと思うぐらいのレベルです。

ですので、長期的にすごく大事なのは矯正専門医に来てもらって、何も残らないぐらいお金をお支払いしたとしても、それだけで終わらせないことです。
つまり、単に治療してもらって終わりでは何の投資にもならないということです。

このお金を将来につながる投資にすることが非常に重要なのです。
つまり、自分で矯正ができるようになるように、矯正専門医に矯正を教えてもらうことです。

3年時間がかかってでも、自分ができるようになれば、大きな意味があります。
ですので、矯正専門医が来る日は他の治療を院長は入れずに1日ぶっ通しで矯正専門医のアシストについて、教えまくってもらうことが重要なのです。

もちろん、これだけでは知識や技術が足りないので、別途、矯正のセミナーにも参加されて技術と知識を習得されることをおススメします。
そうすることで、矯正専門医が来てない日も簡単なケースであれば、院長先生が担当するようにして、矯正専門医が来てくれた日にそれまでの疑問、不安を相談していく。

それを3年も続けていけば、かなり高い確率で院長先生自身が矯正をマスターできるようになります。
実際、私は10年以上前から、「これからは院長先生自身がインプラントと矯正ができるようになることが重要だ」と言い続けています。

それをしっかりと実践してきた院長先生は今では、年間3億を超える医院へと飛躍してるケースがほとんどです。
是非、実践されることをおススメします。

回答者プロフィール

歯科医院地域一番実践会スタッフ
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