アポイントの取り方は●●が重要

歯科医院経営ブログ

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皆さん、こんにちは。

歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの山田です。

 

皆さんはの受付スタッフはどのようなアポイントの取り方を行っておりますでしょうか?

 

「患者様が増えてきてアポイントが入りにくくなっている」

「アポイントとアポイントの間がどうしても空いてしまう」

「忙しい時間帯にアポイントが集中してしまう」

 

それは受付スタッフが”患者様主導”でアポイントを取っている可能性が高いです。

 

具体的に言うと、アポイントを決める際に患者様へ

「いつがご都合よろしいでしょうか?」と聞き、患者様の希望でアポイントを決めている可能性が高いということです。

 

このようなアポイントの取り方は、ホスピタリティが高いスタッフほど言いがちです。

 

受けスタッフは患者様のためを思って、患者様主導でのアポイントの取り方を行っていることが多いため、アポイントの取り方を変更する際は、やり方も重要ですが、意味づけも重要になります。

 

では、そんな“新しいアポイントの取り方”を受付スタッフに実践してもらうためのポイントをご紹介いたします。

 

スタッフ主導でのアポイントの取り方

重要なのは、こちらから日時を指定することです。「◯月◯日月曜日の◯時はいかがでしょうか?」

 

患者様主導で希望を聞いていた場合、本当は11時15分から空いているが、患者様が希望で11時と提示した場合、11時~11時15分までの15分間が空いてしまいます。

 

上記のような状況が重なると、1日のアポイントとアポイントの間を計算すると30分や45分など空き時間がでてしまう可能性があります。

 

このようにスタッフ主導でアポイントを取ると、アポイントを上や下に寄せることができるため、上記のように間があく可能性が低くなります。

 

なぜ、患者様主導ではアポイントを変更する必要があるのかを伝える

 

患者様主導でのアポイントの取り方は一見すると、良いと思えますが、実は患者様にとっても良くない取り方になっていることをご存知でしたでしょうか?

 

人間の脳みそは省エネを好むので、選択肢が多かったり、記載することが多かったり、と考える必要があることを「面倒」と感じる習性があります。

 

だからこそ、患者様が考えることを少しでも減らしてあげる「日時指定のアポイントの取り方」は患者様にとっても良いとアポイントの取り方になるということです。

 

また、患者様だけではなくスタッフや医院にもプラスなことがあるので、その点もスタッフさんに伝えてあげると、必要性を感じてもらい易いと思います。

 

【3つの利点】

・患者様:満足度が上がる

・スタッフ:時間の創出ができる

・医院:より多くの患者様が受け入れられる

 

内容的にはすぐに実践できることですが、スタッフさんに必要性を感じてもらうことも大切なので、ぜひ上記の「なぜ、変更するのか?」を「3つのために」の観点でお伝えしてみてください!

 

【過去のアポイント関係で投稿している参考URL】

 

アポシステムはこう使え!アポイント管理だけはNG

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みなさん、こんにちは。 歯科医院地域一番実践会の吉村です。 この記事は、開業を控えている先生やアポシステムの変更を検討されている先生に特に有益なものかと思います。是非最後までご覧になってください。 皆さまの...

投稿者プロフィール

山田佑馬
山田佑馬
鹿児島県鹿児島市生まれ、福岡県北九州市育ち、東京都板橋区在住。

高校卒業後、非鉄金属の製造・販売会社へ入社。入社後は自動車部品部門へ配属となる。その後、「自分のやりたいことの幅を広げたい!」と初めて自分の“夢”について考え、大学進学を決意。その勢いのまま退職し、特別支援学校教員や複数アルバイトを経験した後に大学進学。

大学卒業後、面接時に言われた「仕事が楽しければ、人生が楽しいよ」という言葉に惹かれて、大手人材広告会社へ入社。求人広告の外勤営業として従事。その間、連続達成での賞やチーム賞など社内賞を受賞。

その後、「もっと個人に対して関わる仕事がしたい!」と思い、ヘッドハンティング会社の人材紹介コンサルタントへ転職。福岡支店や大阪支店(新規立上げ)で勤務。その際には大阪支店の人材紹介部門責任者を経験し、マネジメントも経験。

その後、人材紹介会社を数社経験している中で弊社コンサルタント乙川と再会し、経営戦略研究所を知る。面接が進むにつれて、社員の人柄・会社のビジョン・成長できる環境などの魅力を感じ、これまでの経験を活かして成長できる環境だと確信し、入社を決意。

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