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こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の乙川です。
弊社のクライアント様でも診療時間の短縮を行う医院様が多く出てきています。
私は現在20軒のクライアント様を担当しておりますが、診療時間については、19時迄診療を行っている医院様が2軒、その他は18時迄と17時半(もしくはそれよりも早い)迄の医院様が半分づつになっています。そのために、「できるだけチェアを稼働させた方が医業収入が上がる」よりも、「限られた診療時間の中で効率を上げて診療を行う」という考え方をされる先生方が増えてきていると思います。
それでも、「診療時間を減らすのは不安」と感じている先生方は多いのではないでしょうか?
今回のブログでは診療時間短縮のメリットをお伝えいたします。
□診療時間短縮のメリット
①採用力が上がる
やはり診療時間が短いことは採用において一番のメリットになります。実際に給与は変えずに診療時間を変更しただけで、就職希望の応募が増えている医院様もあります。
②診療効率を高める意識が上がる
診療時間を短くすることで、アポイントの枠も制限されます。そのために、限られた時間の中でどのようにアポイントを取得したら良いのか、どのように動いたら効率良く作業ができるか、などを医院全体で考えながら動くことにつながります。
③先生の心身ストレス軽減
院長先生方は、長い先生ですと、これから数十年間毎日同じ職場、同じメンバーで、多くの患者様を診ていくことになります。その中で一番負担がかかるのは、診療業務だけでなく、経営業務、スタッフマネジメント業務を行う院長先生です。「少し体調が良くないから今日は休みにしよう」ということは現実的ではないと思いますので、診療時間を短縮することで、負担を少しでも軽減することができます。
④スタッフ満足度が上がる
上記のように、採用力が上がる → 診療効率が上がる → 先生がストレスなく診療に集中できる環境を創ることで先生だけでなく、スタッフの満足度にもつながります。
診療時間の短縮を行っている医院様は、ただ時間を短くしようということではなく、戦略的に行っています。そして結果的に医業収入が上がる成果に結びついているのです。
今回のブログでは診療時間短縮のメリットについてお伝えさせていただきました。
最近では、歯科だけでなく世間的にもデジタルツールの活用が進む中で、限られた時間の中で業務の効率化が進んできています。診療時間×院長先生+スタッフの活用を最大化できるためにも、頑張っていきましょう。
また、診療時間短縮につきましては、下記ブログでも紹介をしておりますので、合わせてご拝読いただけたら幸いです。
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