新規開業時の採用について

成功哲学・成功法則

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歯科医院地域一番実践会地域一番ディレクターの乙川です。

 

新規開業の先生からどのような採用手法で採用を行うかという質問をいただくことが多いです。

 

「どれくらい採用にお金をかけたら良いの?」」

「どんな採用媒体にお金をかけたら良いか分からない」

「どれくらいの期間掲載したら良いの?」

 

確かに、これまでの勤務時代から、いきなりすべての裁量権を握って医院経営を行っていくので、難しいと思います。

 

しかしながら、採用は医院経営においてもかなり重要なポイントになります。

 

◆採用媒体の選び方

採用媒体については、「地域名スペース求人で上位に表示されるものに掲載をすると目に触れられやすいです。しかしながら有料求人媒体と無料で掲載できるものに分かれますので、予算感との兼ね合いが考えられます。また各業界に特化している採用媒体もありますので歯科業界の求人がどれぐらい掲載されているのかというところを加味して検討いただくと良いです。また、必ず掲載しておきたいものとして、地域のハローワークに求人を出すこと、また自院のホームページをどれだけ早く作成することができるか、そしてHPに求人情報を掲載できるか、ということも大切です。

◆採用にお金をどれくらいかけるのか?

採用にかかるお金については、どれだけスタッフ人数を最初の段階で抱えるのか、それぞれの職種においてどんな人を採用するのかによって大きく異なってきます。そして、前段階として、採用の金額は必ず融資金額の中に含めておきましょう。なぜなら、採用金額を確保していないと、もしも採用がうまくいっていない時に、次のうち手が打てなくなる可能性が高くなるからです。実際に採用の金額を考えていなかったことで、人員が揃わないまま、開業をしてしまった先生もいます。その場合、開業のロケットスタートからは程遠い結果になってしまいます。また、歯科衛生士の求人は、人材紹介を活用すると大体300,000~600,000円位の金額がかかることが予想されますので、状況によっては、人材紹介を活用した採用も必要なのかもしれない、ということを加味しながら決定すると良いでしょう。

◆どれくらいの期間

期間についても、地域や採用の打ち出し方によって大きく変わってきます。なぜなら採用にお金をかけて様々な媒体に掲載することができればその分応募数に比例すると考えられます。

例えば、8月1日に開業される先生なら7月1日にキックオフを行います。

そのため、その日までにはスタッフさんがすべて確保を終了していることが大事になりますので、

6月中旬迄にはスタッフさんを確保しておくべきだと思います。そのように逆算していくと、

開業半年位前からつながり採用を行いながら、開業4ヶ月~5ヶ月前には無料の求人媒体やホームページ、そして開業4ヶ月前に有料の求人媒体に掲載をして、様子を見ていくのが大事かと考えられます。また地域によってある程度の応募数が見込むことができる場合には、採用説明会を開催して一度に求職者との接点を取ることも良いです。ただし、採用説明会では1対1の時間を取ることが難しいので、良さそうな求職者がいたのに10分に話をする時間が取れずに応募につながらなかった。と言うこともあります。

 

開業を成功させるためには、良い人材を集めることが必須です。

綿密な採用計画を立てて、行動していきましょう。

 

歯科医院地域一番実践会

地域一番ディレクター

乙川

 

投稿者プロフィール

乙川 和弘
乙川 和弘
千葉県出身。大学を卒業後、リクルート系列会社に新卒で入社。
リクルート時代、先輩だった渡邊との出会いをきっかけに経営戦略研究所の事を知る。歯科業界において、より高い専門性を深める大切さに気付き転職を決意。

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