スタッフとのコミュニケーションが不足しており、医院のまとまりがありません。

スタッフとのコミュニケーションが不足しており、医院のまとまりがありません。 モチベーションアップ

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相談内容

スタッフとのコミュニケーションが不足しており、医院のまとまりがありません。
スタッフは常勤スタッフ2名だけです。
5年目と4年目で、1人はスーパースタッフ育成塾、経営塾にも参加してくれています。

朝礼や終礼をしても特に発言もなく、給与明細に一筆箋をつけてコメントを書いても特に反応もないので、終礼以外は行わなくなってしまいました。

もっと、スタッフの良かったところを終礼で褒めて、改善点があった場合は皆で考えて議論するようにしたほうがいいのでしょうか。

それとも、診療以外の経営的な取組みをスタッフを巻き込んで行うようにしたほうが良いでしょうか。

スタッフとの関係性を深めるためにお食事会や飲み会を開き、話をする機会を作ったほうが良いでしょうか。

ちなみに、1日患者数は20人前後、スタッフは19:30には帰れていますし、しっかり残業代も支給しています。

岩渕の回答

このように、院長が日々の診療の中で怒ってるわけでもなく、特に悪いことをしてるわけでもないのに、スタッフがやる気がないわけではないけど、こちらが何をしてもリアクションがない場合があります。

特に、一筆箋を毎月の給与明細に入れてるのに、誰からも何も言われないというケースでは、大半の場合、スタッフが何かしら不満を抱えていることが多いです。

帰りの時間が遅い
有給が取りづらい
残業代の計算が遅い
などが多いです。

しかし、今回はそのようなことはないようです。
であれば、本当にマンネリ化しているのではないかと思われます。

1日患者数20人で、スタッフ数も常勤2人。
2人とも勤続年数が4年を超えてきてるので、毎日、同じようなことばかりで、特に代わり映えもない毎日の繰り返しで飽きてきてるのではないでしょうか。

ですので、やるべきは1日患者数を増やし、新たにもっとやる気のあるスタッフを採用していくことだと思います。

そして、ミーティングの中で、更に医院を良くしていくための新しい取組についてディスカッションし、1つずつ着実に取組みをしていくことだと思います。

そうしないと、患者数も増えないからです。
そうやって、毎日が同じことの繰り返しではなく、新たな刺激を与えていくことで、状況が変わっていくのではないかと思います。

スタッフ全員で素晴らしい医院に見学に行くことも是非、やってみてください。
これからの更なる成長を楽しみにしています。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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