リコール総数が増えません。

リコール総数が増えません。 相談事例集

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相談内容

リコール総数が増えません。

今、DH枠が5列で月のリコール来院人数が260−270人です。

リコールを増やすために、治療の最終日にカウンセリングをして動機づけもしてますし、初回のリコール時に再度、カウンセリングをしています。

ここまでやってるのに、リコールが増えないことに悩んでいます。
以前に、新患の受け入れをセーブしていたことはあります。

岩渕の回答

DH枠が5列もあるって、凄いですね。
1ヶ月のリコールでの来院人数も260−270あれば、相当に優秀です。

しかも、リコールに入る前、初回にもカウンセリングを実施していますので、相当、高いレベルで取り組んでいると思います。

もう、ここまでの取組みをしっかりするだけでも、衛生士側としては相当に、頑張ってると思います。

なので、目先、思うような結果が出ていなくても、焦らないことが大切です。今、頑張ってくれてるDHをねぎらい、褒めてあげてください。

大事なことは・・・

これ以上、無理に取組みを増やさないことです。

大事なことは常に結果よりも、結果を出すためのプロセスをしっかりやることです。今、結果は出てないかもしれませんが、プロセスはしっかりできています。

であれば、結果はいづれ出てきます。
結果が出るまで、今のやるべきことをしっかりやり続けることが大事です。

結果が出てないからといって、何か間違ってるんじゃないか、もっと新しいことに取り組んだほうが良いんじゃないかと焦って、DHへの負荷が限界を超えてDHさんが疲弊する、そのせいで辞めてしまうことの方がダメージが大きいです。

これは仮説ですが、新患の受け入れを絞っていたことで、終了まで至る患者さんが減っていたことが原因かもしれません。また、治療の方で満足度が下がってるなどもあって中断が増えているのかもしれません。

DHの取組みよりも、むしろ、治療側の取組みに改善点がないかを考えてみてください。きっと、改善策が見つかり、1年後ぐらいにはリコールでの来院人数も増えていくと思います。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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