往診も考えたほうが良いのか、移転、リフォームを考えたほうが良いのか、どうなんでしょうか?

往診も考えたほうが良いのか、移転、リフォームを考えたほうが良いのか、どうなんでしょうか? 相談事例集

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相談内容

現在、48歳で居抜きで開業して10年経ちます。
建物が築36年で、3千万で購入しました。
1日25-30人
レセ230枚
新患は月20人前後
保険330万
自費 50万ぐらいです。

建物は拡張できず、現在、ユニット3台で4台までしか増やせません。
さらに1Fに1台追加することも可能なようです。

現在の建物をリフォームすると、1ヶ月程度工事もかかるので、移転も考えています。現在の医院はメインの通りから1本入っているので目立ちません。

往診も考えたほうが良いのか、移転、リフォームを考えたほうが良いのか、どうなんでしょうか?

また、居抜きだったために、以前からの患者様の年齢が高齢化しており、30-40代の患者様が少ないです。これもどうしたらいいでしょうか?

岩渕の回答

先生が48歳とある程度の年齢がいってるので、あと10年若ければ移転を勧めるのですが、移転はちょっとリスクが高いかなと思います。

ということは、医院をリニューアルしていくのが良いと思います。リニューアルであれば、移転ほど大きなリスクにはなりませんが、患者様にとっても、医院のメンバーにとっても、インパクトとしては大きな変化となるからです。
先ずは、お金がかからない2Fにユニットを増設していきましょう。

それであれば、そんなにお金がかからないと思います。
ユニット4台にして、もっと患者数が増えるようにマーケティングに力を入れて新患を増やします。HPの強化やSEO対策など、せっかく増やしたユニットが空いてしまわないよう、しっかりと取り組んでいきましょう。

そこで、ある程度、資金がたまり、ユニット4台では足りなくなったときに1Fに1台増設するというのが良いかと思います。

往診については、お昼休みなどに中途半端に往診すると、最終的には良くない結果になると思われますのでオススメしません。

患者様の年齢層の若返りについては、これもホームページを中心としたマーケティングに力を入れることによって問題解決可能かと思います。
現在の若い世代は、みなスマートフォンを持っています。手元でなんでも検索できる時代なので、WEB系のマーケティングに力を入れていかなければ、年齢層の若返りは難しいでしょう。しかし、こうしたジャンルは多少難しく感じたとしても、これからどんどん重要性を増していくものです。いつかは苦労してでも向き合わなければならないものなので、この機会に挑戦しておくことをおすすめします。

頑張っていきましょう!

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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