アパートを改装して、ユニットを増設しようかとも考えているのですが、かなりお金がかかりそうなので躊躇しています。

アパートを改装して、ユニットを増設しようかとも考えているのですが、かなりお金がかかりそうなので躊躇しています。 相談事例集

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相談内容

現在の医院は坪数が20坪、ユニットは2台+カウンセリングルームがあります。
2Fも20坪ですが、現在はスタッフルームとしてしか使っていません。もったいないかとは思いつつも、歯科医院としてうまく活用する手立てに悩んでおり、うまく使えていないのではないかと日々感じています。
同じ敷地内にアパートもあるため、アパートを改装して、ユニットを増設しようかとも考えているのですが、かなりお金がかかりそうなので躊躇しています。それでもなんとかしないとは思っているのですが・・・改装や増設など、なかなか相談できる相手もいないので、非常に悩んでいます。どうしたらいいでしょうか?

岩渕の回答

今回のケースの場合、同じ敷地内にアパートがあるとはいえ、アパートを改装し、現状の医院とアパートを接続するのはかなり大掛かりな工事になることが予想されるため、あまりオススメできません。このケースでそこまでコストをかけて取り組むとなると、かなりのリスクになってしまうと思われます。それでも、医院によってはそうせざる負えないこともあります。

しかし、先生の医院の場合、医院の2Fが20坪もあるというのは朗報です。これはとてもラッキーです。
2Fにチェアを増設すれば良いのです。これはなかなか普通の医院にはないケースなので、ここを活かさない手はないですね。そうすることで、少ないリスクでチェアを増やすことができるので、ぜひ実行してもらえればと思います。

恐らく、2Fにチェアの増設は可能だと思いますので、最初の工事で配管をできるだけしておいて、当初は必要な台数だけ入れて、残りのスペースをスタッフルームとして活用するのが良いのではないでしょうか。そうすれば、今後患者数が増えてからの対応もできますし、様子を見ながらじっくりとチェアを増やすことができます。一気に増やしてしまうより、このように対応していくだけで、かなりのリスクが分散されていくかと思います。

アパートを工事するのではなく、2Fにチェアを設置するだけで、恐らく1千万円以上のコスト削減となると思います。もし、具体的な図面についてお困りであれば、弊社の有料経営相談をご活用いただければと思います。有料経営相談では、岩渕が直接図面を修正いたしますので、修正可能な段階の図面が完成しましたらそちらをお持ち頂き、設計士の方とご一緒におこしいただければと思います。

医院のリニューアルは人生において大きな勝負です。慎重にすすめていきましょう。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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