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こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の乙川です。
私は既存医院様のコンサルティングと新規開業医院様のコンサルティングの両方を行っています。
弊社では、コンサルティングで医院様にお伺いする際に、スタッフさんとの面談を行いますが、勤務医の先生方とも面談を行います。
その際によく聞かれるのが、
「開業って大変ですか?」
「開業するには何を準備したら良いですか?」
「開業ってどれくらいやることあるんですか?」
ということです。
最近では、歯学部学生の割合で女性比率が上がってきており、開業件数が少なくなるのではないか、と言われていますが、それでも開業したいと考えている勤務医の先生が多いと感じます。今回のブログでは、開業前の心構えについてお伝えさせていただきます。また、新規開業前に必ずすることは?というテーマでは先日萩原からお伝えさせておりますので、ご覧いただけたらと思います。
結論からお伝えすると開業前にすること(すべきこと)はかなりあります。弊社の新規開業コンサルティングでも開業の先生向けのサポートをさせていただいています。全4回で上図のような内容でコンサルティングを行っています。
しかしながら実際に開業前の先生方に、開業迄に行っていただきたい内容をざっと書き出してみるとこういう感じです!
とてもたくさんの項目がありますよね。ただ、ここに書いてある項目はすべて大切なので、着実に行っていく必要があります。
なぜここまで多くの取組が必要なのか?
弊社の新規開業成功事例公開セミナーでもお伝えさせていただいている通り、勤務医の先生方は多くの場合、勤務医期間は治療だけに専念することができ、スタッフ目線で物事を考えていると思います。
しかしながら、一度開業すると、
・歯科医師
・経営者
・マネージャー
の3役を担う必要があるからです。スタッフに色々
「勤務医の時の方が自由に時間が使えた」
「やることがたくさんあっていつ落ち着くのか先が見えない」
「スタッフにうまく動いてもらえない」
新規開業された先生方からこのような言葉を聞くことはよくあります。そのため、「開業したからうまくいく」という環境ではなく覚悟を持って開業するということを把握しておく必要があります。
実際には、このような多くの取組を実施して、開業前にスタッフが自発的に動ける医院創りができて、万全な状態で開業のロケットスタートを迎えたとしても、その時々に応じて医院の取組を変えていくために適応能力が必要になります。「どうしたらうまくいくだろう」と考えながら実践していくことが大切です。