その設定は毎月数万円を損してます。見落としがちなGoogle広告の設定

院外マーケティング

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Google広告をかけてらっしゃる医院がほとんどかと思いますが、設定方法の見直しはされておりますでしょうか?
毎月数万円、医院様によっては毎月100万円ほどの予算を使用してかけてらっしゃいます。
だからこそ、正しくない、見落としている設定一つで毎月数万円の損失に繋がっていきます。

今回は、Google広告で損をしがちな2つの設定について見ていきたいと思います。

①P-maxキャンペーンの除外キーワードの登録

Pmaxキャンペーン(以後Pmax)が2年ほど前に出てきましたね。
PmaxはGoogle広告、Gmail、Youtube、ディスクリプションとありとあらゆるものに広告を配信します。Googleマップに広告を出すには、今はPmaxにてGoogle広告をかけるしか方法はないため、口コミの多い歯科医院様ほどPmaxは活用できるかと思います。

さて、そんなPmaxですが除外キーワードの登録ができるのはご存知でしょうか。
Pmaxのキャンペーンに対して、個別で除外キーワードを登録することは出来ませんが、アカウント単位に対してのみでしたら可能です。
勿体ないのは、医院名で検索する人に対して広告を配信し、それがクリックして費用が発生してしまうことです。
ですので、Pmaxを広告で欠けている場合は、アカウント単位での除外キーワードの登録を行いましょう。
やり方は、
Google広告のトップページ>設定>アカウント設定>除外キーワードの登録
から行うことができます。

②検索キャンペーンの除外キーワードの登録

検索キャンペーンでは、Googleの検索窓で何かを調べた際に、広告を出すことが出きます。
この検索キャンペーンですが、どういう検索語句で調べられたときに、広告が表示されているか、クリックされているかというのを調べることが出来ます。

いざ調べると分かるのですが、広告を出してほしくないキーワードで広告配信され、かつクリックもされていることはよくあります。
例:日曜、夜間診療、安い、モニター、耳鼻科、内科、年収
などです。
日曜診療や夜間診療をしていない医院様でしたら、そういうときに広告が表示される必要はありません。ましてやクリックされると、お金がかかるだけではなく、Googleが機械学習をしてさらに意味のない検索語句で配信していくようになります。

なので、検索キャンペーンでも除外キーワードに登録していくことは必須になります。
やり方は、
Google広告のトップページ>該当の検索キャンペーンを選択>キーワード>検索語句
から確認できます。
上記の場所に表示されていない場合は、こちらもお試しください。
Google広告のトップページ>該当の検索キャンペーンを選択>分析情報とレポート>検索語句

余談ですが、プリントパックを使用する際にいつもプリントパックのGoogle広告が最上部に出てきて「勿体ないな・・」と思ってしまいます。
Google広告はつい一度かけたらそのままにしておきがちなものですが、設定を見直すことでどんどん費用対効果を上げていくことができるので、1ヶ月に1時間でも時間を作って見直していきましょう。

投稿者プロフィール

吉村 拓也
吉村 拓也
和歌山県出身。
大学を卒業後、超ブラック企業を経験し、歯科医院の内覧会業者に辿り着く。
5年間で延べ200軒以上の歯科医院の新規開業に携わり、6万人以上の集客を実現。
内覧会での診療予約率を当初の会社平均の3倍以上にすることで、数々の歯科医院のスタートダッシュを成功させる。
そんな中、一冊の本から7ポケットという考え方を知る。7つの収入を作るため、内覧会事業をこなす傍ら個人事業主として輸出業を展開し、初月から5ヵ月連続売上100万円越えを達成。しかし、新型コロナウイルスによる輸出業界への影響で売上が半減、雇っていたスタッフも11人中9人を解雇する運びとなる。3つ目の収入を作るためYouTube界へ参入し、本の要約チャンネルを開設。わずか2ヵ月で収益化条件である登録者数1,000人/総再生時間4,000時間を達成。本業をこなしながら事業主としての考えを身に着けていくうちに、もっと歯科医院の経営に踏み込んだことをしたいと考え、経営戦略研究所に辿り着く。
内覧会で培った立地を問わない集患ノウハウと患者心理の理解を活かし、地域一番医院へと導いていく。

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