Google広告運用における3つのポイント

歯科医院経営ブログ

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みなさん、こんにちは。

歯科医院地域一番実践会の吉村です。

 

今回は、Google広告運用における3つのポイントをお話させていただきます。

 

このブログを読まれているほとんどの先生が、新患獲得にGoogle広告をかけていらっしゃるのではないでしょうか。

弊社の経営塾ベーシックでも宿題として出しておりましたので、そこで初めて運用を開始したという先生も多いと思います。

 

また、広告にかけている費用も、月数万~数百万円と医院によって様々であり、

HPやLPを作りこんでGoogle広告をかけている先生も多いでしょう。

 

では、実際に運用してみての成果の方はいかがでしょうか。

また、広告の分析はできているでしょうか。

きっとわからないことが多いかと思います。

中には、「営業電話でかかってきたGoogle広告運用会社に任せているよ」ということもあるでしょう。

 

もちろん、知識のある人(会社)に任せるのは悪いことではありませんが、信用できるのか、ちゃんと成果を報告してくれる会社なのかどうかで判断しなければなりません。

 

月に数百万円レベルで広告をかけると、Google広告専用サポートがつくので、分からないことや広告成果向上のために色々と聴くことができます。

ただ、毎月の広告費に数百万円を払える医院はそうそうないので、Google広告専用サポートがついていない医院が大半となります。

 

Google広告は、広告の種類・設定方法・分析の仕方など、細かな設定がたくさんあるので使いこなすには相当の時間と知識が必要です。

かくいう私自身、「やっぱりこうした方が良さそうだな」ということが度々あるので、歯科医院におけるGoogle広告の勝ちパターンを見つけられたわけではありません。

 

しかし、それでも運用しているうちに気付いたことや、Google広告専用サポートに聴いて分かったこと、調べていて分かったことなどがたくさんあります。

 

今回は、そんな中でも基本的な3つのポイントをお話していきます。

初心者向けになりますので、参考にしてください。

 

1.スマートキャンペーンは使用しない

Google広告をかけるために初めに設定されるのが、スマートキャンペーンというものです。ただ、こちらのスマートキャンペーンというのが、GoogleがGoogle広告を全くしたことがない人でも広告をかけられるように用意した超初心者向けキャンペーンとなります。成果を見込むというよりも、広告に慣れるためのものとお考え下さい。

P-maxと呼ばれるキャンペーンの完全下位互換ですので、スマートキャンペーンを使用されている先生は、せめてP-maxキャンペーンに変更していきましょう。

 

2.Pmax-キャンペーンよりも、検索キャンペーンをメインにする

Pmax-キャンペーンをかけると、Googleでの検索時以外も色々な媒体に広告を出すことが可能になります。ただ、狙ったキーワードで広告を出すというものではないので、潜在患者にもアプローチをする分、予約に繋がる見込みとしては低くなってしまいます。初めのうちは、検索キャンペーンで顕在患者をメインとして狙いつつ、補足としてPmax-キャンペーンを使用する程度で良さそうです。

 

3.コンバージョン設定を行う

コンバージョンとは、歯科医院ならば予約のことです。Google広告を通してどれだけ予約に繋がっているかというのが、コンバージョン数となります。

Google広告は機械学習で、どんどん広告を表示するターゲットの質が良くなっていきます。そのためには、予約が完了してコンバージョンが計測されるようにするという設定を行わなければなりません。

そうしないと、広告が表示されても実際に予約に繋がっていないなら、Googleがどういう人に広告を表示すればいいのか分からないままになってしまうからです。

ここの設定は非常に難しく、アポシステム会社によってはそもそも設定ができないことがあるので、注意が必要です。Google広告の分析が可能かどうかは、アポシステム会社にお問い合わせください。

 

Google広告は運用者にとって新しい便利な設定がどんどん出てきているので、Pmax-キャンペーンの精度も上がっていくと言われています。

基本の設定を覚えて、信用できる情報に従い、効果測定していくことが大切だと思うので、月に1度でもいいので結果を振り返ってみてください。

投稿者プロフィール

吉村 拓也
吉村 拓也
和歌山県出身。
大学を卒業後、超ブラック企業を経験し、歯科医院の内覧会業者に辿り着く。
5年間で延べ200軒以上の歯科医院の新規開業に携わり、6万人以上の集客を実現。
内覧会での診療予約率を当初の会社平均の3倍以上にすることで、数々の歯科医院のスタートダッシュを成功させる。
そんな中、一冊の本から7ポケットという考え方を知る。7つの収入を作るため、内覧会事業をこなす傍ら個人事業主として輸出業を展開し、初月から5ヵ月連続売上100万円越えを達成。しかし、新型コロナウイルスによる輸出業界への影響で売上が半減、雇っていたスタッフも11人中9人を解雇する運びとなる。3つ目の収入を作るためYouTube界へ参入し、本の要約チャンネルを開設。わずか2ヵ月で収益化条件である登録者数1,000人/総再生時間4,000時間を達成。本業をこなしながら事業主としての考えを身に着けていくうちに、もっと歯科医院の経営に踏み込んだことをしたいと考え、経営戦略研究所に辿り着く。
内覧会で培った立地を問わない集患ノウハウと患者心理の理解を活かし、地域一番医院へと導いていく。

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