あなたは大丈夫?Google広告で損をしないための2つの設定

院外マーケティング

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Google広告をかけてらっしゃる医院がほとんどかと思いますが、設定方法の見直しはされておりますでしょうか?
毎月数万円、医院様によっては毎月100万円ほどの予算を使用してかけてらっしゃいます。
だからこそ、正しくない、見落としている設定一つで数万円の損失に繋がっていきます。
今回は、Google広告で損をしがちな2つの設定について見ていきたいと思います。

①広告範囲の設定
まず初めは広告の範囲の設定です。広告を作成する際にどの範囲まで広告を表示するかというのを設定しますよね。
現状の設定については、
キャンペーンを選択>設定>地域
にて確認することができます。

その際に、「km」ではなく「マイル」の設定になっていることはないでしょうか。
もしマイルの設定になっていれば、本来20kmにしたいはずが約32kmという設定になり、余計な広告表示から無駄な費用が発生してしまうことがあります。

また、広告範囲の設定内に住んでいない人にも広告を配信するという設定にしていないでしょうか。
設定については、
キャンペーンを選択>設定>地域>目標
にて、下記の2つか出てきてどちらかが選択できるようになっております。
上:「所在地やインタレスト: 対象地域にいるユーザー、対象地域をよく訪れるユーザー、対象地域に関心を示したユーザー(推奨)」
下:「所在地: 対象地域にいるユーザー、対象地域をよく訪れるユーザー」
と出てきますが、ここで上の
「所在地やインタレスト: 対象地域にいるユーザー、対象地域をよく訪れるユーザー、対象地域に関心を示したユーザー(推奨)」
にしている方がいれば、すぐに下の
「所在地やインタレスト: 対象地域にいるユーザー、対象地域をよく訪れるユーザー、対象地域に関心を示したユーザー(推奨)」
に変更しましょう。
上記の設定は、広告の配信を設定した地域以外からも、関心を持った人に対しては広告表示をするかどうかという設定になります。
住んでいない人にアプローチしても余計な費用になるので、この2点は確実に確認しておきましょう。

②コンバージョン設定ができているか
Google広告をかけていても、コンバージョンの設定がきちんとできていなければ、Googleの機械学習が効率よく進んでいきません。
例えば、Google広告でweb予約に繋がったとします。そして、web予約に繋がったことをGoogle広告でコンバージョンとしてカウントするように設定していれば、Googleの機械学習が進み、web予約に繋がりそうな人に対して優先的に広告配信していくようになります。そうなると、無駄な広告配信がどんどんなくなり、費用対効果が上がっていきます。

ということは、コンバージョンの設定ができていないと、どうなるかはお分かりですよね。
お金を使いGoogle広告をかけてせっかくweb予約に繋がっても、Google広告上でそれをコンバージョンとしてカウントしていないため、Googleも誰にたいして広告を出せばいいのか機械学習が進まず、質の低い人にも広告配信をしていくようになってしまいます。

Google広告はつい一度かけたらそのままにしておきがちなものですが、設定を見直すことでどんどん費用対効果を上げていくことができるので、1ヶ月に1時間でも時間を作って見直していきましょう。

次回はGoogleタグマネージャーを使ったコンバージョンの設定方法についてご案内したいと思います。

投稿者プロフィール

吉村 拓也
吉村 拓也
和歌山県出身。
大学を卒業後、超ブラック企業を経験し、歯科医院の内覧会業者に辿り着く。
5年間で延べ200軒以上の歯科医院の新規開業に携わり、6万人以上の集客を実現。
内覧会での診療予約率を当初の会社平均の3倍以上にすることで、数々の歯科医院のスタートダッシュを成功させる。
そんな中、一冊の本から7ポケットという考え方を知る。7つの収入を作るため、内覧会事業をこなす傍ら個人事業主として輸出業を展開し、初月から5ヵ月連続売上100万円越えを達成。しかし、新型コロナウイルスによる輸出業界への影響で売上が半減、雇っていたスタッフも11人中9人を解雇する運びとなる。3つ目の収入を作るためYouTube界へ参入し、本の要約チャンネルを開設。わずか2ヵ月で収益化条件である登録者数1,000人/総再生時間4,000時間を達成。本業をこなしながら事業主としての考えを身に着けていくうちに、もっと歯科医院の経営に踏み込んだことをしたいと考え、経営戦略研究所に辿り着く。
内覧会で培った立地を問わない集患ノウハウと患者心理の理解を活かし、地域一番医院へと導いていく。

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