近いうちに起こるWEB業界の変化

歯科医院経営ブログ

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みなさん、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会WEBコンサルタントの茶川です。

今回は、近いうちに起こると予想される、WEB業界の変化について解説をしていきます。

Google一強時代の終焉?

GoogleやYahoo!などの検索エンジンのシェアですが、2023年6月現在はGoogleが一強と呼べる状態です。

世界的にはGoogleのシェアは9割とも言われ、よほどの事が無ければこの優位性が覆る事は無いように見えます。

しかし、昨今それが起こりそうな機運が高まっており、その理由が連日ニュースでも話題になっているChatGPTです。

これにより、「情報を探す」という行為が、旧来の「キーワードを提示する」事で「選択肢を得られる」物から、「対話(チャット)型」で「ダイレクトな回答を得られる」物へシフトする動きが急速に進んでいます。

そして、この動きに対してGoogleは大きく後れをとっているのが現状です。

Microsoftが、自社の検索エンジンであるBingにチャット機能を早くも導入したのに対し、Googleは2023年現在、将来的な対応を発表した段階にとどまっています。

まだ黎明期の段階ではありますが、先行優位の獲得には失敗したと言っていいでしょう。

もちろん、Googleなので巻き返しの可能性はあります。

ですが、いまだにGoogle MeetがZOOMに太刀打ちできてない状況を見ても、この遅れは今後致命傷になる可能性の方が高いのではないでしょうか。

そのため、検索という行為がチャット形式に移行するに従い、Googleはその影響力を失っていく事が予想されます。

歯科医院は何をするべきか?

こうした世の中の流れを受けて、歯科医院はどう対応していくべきでしょうか?

その回答としては、現状は特別な対策は必要ないと思われます。

理由は明白で、こうした動きは始まったばかりの段階であり、何が重要であるかはこれからわかっていく話だからです。

まずはこうした現状と予想される未来を認識しておき、その時が来た時の心の準備をしておく事が、現段階では重要かと思います。

一方で、明確に継続するべき事はあり、それは良いホームページを作る努力をする事です。

現在のチャットボットAIは、既存のインターネット上の情報をベースに作成されています。

そのため、今後チャット式の検索が優勢となったとしても、歯科医院のホームページの重要性は引き続き変わらない事が予想されます。

もちろん、仕組みが変わる事で「良いホームページ」の定義も変わってきますが、これも現段階では具体的な事は何も言えません。

当面は、現在の取り組みを継続させる事が重要かと思います。

 

本日の内容は以上となります。

チャットボットAIの技術は急速に進化しているので、今後も動きがあれば本ブログにて紹介していければと思います。

投稿者プロフィール

茶川 智仁
茶川 智仁
広島県福山市出身。岡山大学を卒業後、大阪大学大学院へ進学し、統計学やデータマイニングに関わる研究に従事。修了後、大手ERPパッケージ会社に入社。経営戦略研究所では、WEBマーケティング全般の仕事に携わる。

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