治療説明力を上げる年末年始の読書のネタ本

自費率とリコール率

このブログは約 3 分で読めます

こんにちは! 歯科医院地域一番実践会の五島です。

先月、TC育成塾アドバンスコースを終えました。2回コースだったので間に宿題が出るのですが、けっこうハードだったようです(その代わり、自費が過去最高とか●百万円上がったとか、とてもよい結果をたくさん聞きました)。参加者の負担軽減のため、2020年は内容をぎゅっと圧縮した1回コースになります。つまり、宿題がなくなってしまう・・・。

成果を上げた一因である宿題が消滅してしまうのは忍びないので、そのうちの課題図書をここで紹介します。ちょうと年末年始なので、読書のネタ探しにご活用ください。来年度の経営塾ベーシックの読書感想文のネタ本としてもよいかと思います(読書感想文にする本は別にベーシックが始まる前から読んだものでもOKなので)。


ロバート・B・チャルディーニ『影響力の武器 第3版 なぜ人は動かされるのか』(誠信書房)
人と関わるお仕事をしている社会人の必読書です。おそらくほとんどのコミュニケーション本の元ネタになっていて、TC育成塾もこの書籍から大きな影響を受けています。この本にはコミック版(まんが)もあります。

 


林佳範『105人連続契約の秘密』(ダイヤモンド社)
元・フィットネスジムに勤めていた方が書かれています。歯科と同じ健康関連なので通じるところがあります。特におもしろいところは「特徴とメリット(長所)」は違うという主張です。つい「セラミックは~~」みたいな説明をしがちですが、普段説明していることを見直すのにちょうどよい本かと思います。

 


長谷部あゆ『女性の「買いたい」を引き出す 魔法の営業トーク』(同文館出版)
今回紹介した本の中ではいちばん読みやすいです。患者さんとの会話にまだ少し苦手意識がある方におススメ。この本の良いところは2ページに1つずつトーク集が書かれていることです。すべてを歯科に応用することはできませんが「どう使うか」という視点で読むといいと思います。

 


古淵元龍『営業の「聴く技術」 新版』(ダイヤモンド社)
上記3冊を読んだあとに、新しい説明の方法を身に付けたいという方にオススメ。「特徴とメリット」だけでなく、さらにあることを説明に追加することで、より説得力を持たせられるという内容になっています。

どの本もTC育成塾アドバンス参加者が一生懸命読んで、カウンセリング実践の糧となったものです(実際は4つの中から2つを選んでいただきました)。ぜひ取り組まれて、充実した年末年始をお過ごしください!

投稿者プロフィール

五島 光
五島 光
元関西の進学塾の先生で中学受験・高校受験生を指導。わかりやすい授業で人気を博す。コンサルティングでは、スタッフ数名から数十名のところまで個性的で幅広い歯科医院とじっくり向き合う。クライアント数は社内一。
プロフィール紹介

現在、申込受付中のセミナー

タイトルとURLをコピーしました