ミーティングで新しい取組みに対してスタッフに反論されてしまった・・・

ミーティングで新しい取組みに対してスタッフに反論されてしまった・・・ スタッフ教育

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相談内容

ミーティングをはじめて、新しい取り組みをしようと提案したら、今までの内容を見なおした方がよいのではとスタッフに反論されてしまった。せっかく医院を良くしていこうと提案をしたのに、突然の反対にあってしまって驚いている。このままでは何も医院の取り組みが進まず、医院としても、みんなとしても成長がないと思っている。みんなが素直に行動してくれるようになるにはどうしたらいいのか。

岩渕の回答

スタッフ達からそのような意見があったのであれば、まだ、取り組みをすることに慣れていないこともあるし、スタッフの提案を受け入れてひとつひとつ過去のやろうと思ったこと、できなかったことを見直すことからでも良いのではないでしょうか。

スタッフ達から出た意見を一つずつリストアップするなどして、優先順位をつけてみた方が良いかもしれません。そのリストをまとめてみて、明らかに優先順位が低いものばかりなら、新しいことを相談していくと良いのではないでしょうか。漠然と話し合っているだけでは、何をどうすればいいのか見えてきません。いちど整理をしてみて、現状とつなげていくことが重要です。

ただ、なるべく簡単なことから徐々に取り組むと良いですね。あとは、やはりDVDなど一緒に見たりとかから始めても良いですね。面と向かって先生へ反対意見が出てしまうようであれば、まだスタッフ達の仕事に対するあり方の認識が弱いのかもしれません。一緒に学習をし、共通言語をつくり、少しずつスタッフのあり方を育ててから、徐々に取り組みに移っていきましょう。

そして、マネジメント面に関しては、奥様が医院に入ったほうが上手く行くかと思います。採用のこともそれで解決する可能性が高いです。

院長夫人が今の仕事を辞めたくないそうですが、医院の将来や夫婦の幸せまで考えて、しっかり相談したほうが良いのではないでしょうか。

「夫婦成功セミナー」に参加されるのであれば、それは良い機会となるので、夫婦会議をしっかりやりましょう。これからの将来、二人でどのような未来を描いていくのか。その考えのすり合わせをじっくり時間をかけておこない、二人の意識の統一があったほうが良いでしょう。院長は経営者であり、その妻は経営者の妻です。ということは普通の世の中の妻たちと同じ考えでは、これからたくさんうまくいかないことが出てくるかと思います。

夫婦経営は喜びは2倍、悲しみは半分になるはずです。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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