週2日、医院を抜けて家業を継ぎたい

週2日、医院を抜けて家業を継ぎたい 成功哲学・成功法則

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相談内容

現在、1日患者数は30人前後
新患数は月40人前後
開業2年目です。

保険が月30万点前後
自費がほぼゼロに近いです。

チェアが3台ですが、あと3台は増設可能なように配管してあります。
経営塾に参加して、かなり患者数も増えてきました。

できれば、勤務医の先生を採用して、自分は抜けられるようにしたい。
なぜなら、親の家業を継ぎたいからです。

継ぐまでは難しいとしても、週2日は抜けられるようにして、歯科医院は週3-4日ぐらいにしたいです。

どうしたらいいでしょうか。

岩渕の回答

やろうとすれば、それは今すぐでもできるのではないでしょうか。
ただし、それをやれば、医院は確実に伸びないと思います。

ここで、大切なことは先生がどうしたいかです。
優先順位をつける必要があると思います。

自分の歯科医院が優先なのか、
それとも、親の家業が優先なのか。

どっちもというのはありえないと思います。
まだ、開業して2年です。今が一番、頑張らないといけない時期です。

ここで、家業も週2日やりながら、医院を週3-4日やるような体制にすれば、かなり高い確率で医院は停滞すると思います。

月間医業収入400万前後がいい所だと思います。
週2日任せるDrがどんなDrかによっても、かなり変わります。

バイトDrであれば、治療はどうしても適当になりやすくなります。
常勤Drにすれば、人件費がかさみます。

また、いきなり医院を週2日も任されるわけですから、びっくりです。
先生との信頼関係がよっぽど取れてないと辞めてしまう可能性も高いです。

となると、週2日のある程度できるバイトDrを採用するのが一番、いいかもしれません。しかし、それをするということは、自分の医院はそこそこでいいと割り切ることができてからにしたほうが良いと思います。

一生の中でも、一番、医院に精力を傾けるべきときに、他の事に力を注いでいては医院の成功はおぼつかないと思います。

家業のほうは営業日数を減らしたり、売上を落としでも、あと3-5年はご両親に頑張っていただいて、その間に、自分が週の半分抜けても大丈夫な体制を築き、それから医院を抜けるようにされることをオススメします。

院長が抜けても大丈夫な体制を作りたいなら歯科医院地域一番実践経営塾アドバ ンスコースへの参加がオススメです。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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