分院の副院長になって半年。 医院の仕組みが定着しない、全体が協力的に動くことができていない。

分院の副院長になって半年。医院の仕組みが定着しない、全体が協力的に動くことができていない。 スタッフ教育

この相談事例は約 3 分で読めます

相談内容

分院の副院長になって半年。
医院の仕組みが定着しない、全体が協力的に動くことができていない。
副院長として分院長への信頼ができなくなっている。

医院で何か取組を提案しても、医院の中心となる存在の幹部スタッフが定着させる気がないように感じてしまう。

幹部は私よりも、勤続年数も年齢も高いので言いづらい。

分院長自身が言ったことや決まったことをやろうとしないなど、分院の方向性を明確にできてないことも原因だと思う。

岩渕の回答

分院の副院長という立場で、このように考え、悩み、質問されることが素晴らしいですね。多くの勤務医の先生が副院長という立場があったとしても、大半の場合、医院のことには無関心で、全然、行動しない中で素晴らしいと思います。

更に素晴らしい副院長になり、医院を良くしていくためには次の段階にシフトする必要があると思います。

今のままでは、外から客観的に医院を眺めて医院の足りないところを指摘してるだけです。自分が医院を良くしていくためには、まだこれだけでは足りないところがあります。

それは自分が医院を良くしていくんだという覚悟です。
もし、これが自分の医院だったら、どうしますか?

まず、もっと分院長、幹部スタッフとコミュニケーションをとることが大事だと思います。

やはり、経験が浅い、年齢が若い中で、正しいことだけ言っても聞き入れてもらうことは難しいです。人は正しいことを聞くのではありません。好きな人の言うことを聞くのです。

もっと、普段からのコミュニケーションをとるように、自発的に意識して、診療中から話しかける、診療後に食事に行く、飲みに行くなどしてコミュニケーションをとるようにして信頼関係を構築し、その中で相手の考えも理解するようにして、相互理解を深めるようにしていきましょう。

お互いの信頼関係が深まってから、先生が思うことを提案してみてはどうでしょうか。そうすれば、医院も先生もさらに成長すると思いますので、是非、やってみてください。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

現在、申込受付中のセミナー