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1. ご相談内容:老朽化した父親の医院のリニューアル費用(1億円)について
父親の医院に戻って10年
現在、45歳で副院長として医院を伸ばしてきました。
実践会さんのコンサルも受けて、医院はお陰様で伸びてきました。
しかし、現在の医院は父親の代からの医院なので、狭くて古臭く、医院のリニューアルを考えてます。
医院の裏に以前に妹がやっていた内科の建物があり、これもリニューアルして医院と接続するプランを考えてます。
このプランで見積もりを取ったところ、1億円の見積もりが出てきました。
どうしたらいいでしょうか?
2. 岩渕の回答:ご相談内容に対する見解と決断へのアドバイス
2-1. 相談事例の背景(状況の整理)
今回のケースでは、敷地の中に現在の歯科医院、医院の裏に妹さんがやっていた内科の医院。
そして、医院の横に親の家が建ってる。敷地内で移転できるような、空いてるスペースは特にない。
そんな状況でした。
医院は老朽化しており、外から見ると、目立たないし、普通の家にしか見えない外観です。
10年前に実家に戻り、相談者である先生が副院長として頑張って医院を年間1億ぐらいまで伸ばしてきました。
その後、実践会のコンサルを受けることで、月間1千万を超えるぐらいにまで医院は伸びてきました。
しかし、キャパが足りないので拡張して、医院も新しくキレイにしようとしたところ見積もりが1億だったという話です。
どうしたら良いと思いますか?
2-2. 岩渕の結論:親の家を取り壊して移転か、即刻退職・新規開業か
私の結論はこうです。
・親の家を取り壊し、そこに医院を移転させる。
・新しい医院が完成したタイミングで現医院を取り壊して駐車場にする
親の家の取り壊しを許可してくれない場合は医院を退職する
医院を退職したら、新規開業する
これが望ましいと思います。
なぜなら、前回の相談と同じです。
8割の親は子供の足を引っ張るからです。
実家に戻って10年も副院長で、お金とかの権限も渡してくれない。
これから、子供が医院を伸ばしていこうと親の医院を取り壊して移転することをお願いしているのに、「愛着があるから」とか言う。
本当に多いんですよ、こういう親が。
だったら、後は自分で好きに頑張って。
先生が副院長として、言うことを聞くもんだから、良いように利用されてるんですね。
こういう親と話し合いをしても無駄です。
だったら、退職して、自分の好きな医院を好きな場所で、好きなように作ったほうが絶対に良いと思います。
まだ、45歳なので、借入をして新規開業するのに間に合います。

2-3. 親に利用され続けるリスクと、親子・兄弟関係の断絶
足を引っ張る親に関わってる時間がもったいないです。
関われば関わるほど、親との関係も断絶する。
今回のケースではわかりませんが、母親との関係も断絶するリスクが高い。
こうやって、親に良いように利用されている辛さを訴えても、兄弟がいた場合、兄弟もわかってくれない。
わかってくれないから、兄弟との関係も断絶する可能性が高い。
そうでなかったとしても、これだけ親に利益を与えてきて苦労したのだから、親の相続では配分を変えてもらうべきだと主張しても理解してもらえず、兄弟との関係が断絶する。
ロクなことが起きません。
2-4. 承継の「負の側面」と事前契約(書面化)の重要性
親の医院を継承することは新規開業の初期コストを安く抑えることができることが最大のメリットであり、それしかメリットがなく、それ以外は伸びしろも少なかったり、最大のリスクは親に足を引っ張られたり、親子関係と兄弟関係が断絶したりデメリットしかないのです。
そういう親子継承の負の側面について語る人が誰もいないので、私自身の経験も含めて、是非、多くの人に知ってもらいたいと思います。
また、医院を継承する場合には事前に経営状態をしっかり公開してもらい、理解して、何年後にお金・人事の権限や理事長を交代してもらえるのか明確にし、書面にされることをオススメします。

2-5. まとめ:自分の身は自分で守り、自分の人生を選択する
親なんて、超絶適当で、自分の利益しか考えてないことが8割ですからね。
親なんだからという安易な気持ちで継承したことで、どえらい目にあってる先生は実は目立たないだけでめちゃくちゃいます。
あなたがその一人にならないように、自分の身は自分で守らないと、誰も守ってくれませんので。
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