IT化するタイミングをどうしたらいいか?

業務効率化

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相談内容

IT化するタイミングをどうしたらいいか?

例えば、治療計画書を紙で渡すか、データで渡すか?
紙で渡すと印刷費がかかる。
できるだけ手渡しを少なくしたい。

受付が忙しいため、労力を減らしたい。
データで渡せば、患者さんは治療計画書をスマホで見れる。

IT化することで患者満足度をUPさせたい。

その他に、以下の点についてもアドバイスをお願いします。

・クレジット、PayPayなどの導入を保険治療についても行うべきか?

・矯正治療は広告費をどこまでかけてよいか?

岩渕の回答

結論:紙とデータ、両方渡したほうが良いです

確かに、データで渡せば、業務効率化になりますし、受付の負担は減ります。
IT化することで、よりスマートなイメージも与えられるかもしれません。

しかし、人間は形のあるものにしか価値を感じられないのが現状です。
データだけで渡すことで、若い20代の人とかは価値を感じるかもしれませんが、それ以上の世代は明確には感じなくても、物足りなさを感じる可能性が高いです。

ですので、紙とデータ、両方で渡すことが大事だと思います。

また、データだと他の人に見せるのに手間がかかります。
紙の方が他の人に見せるのも楽ですし、話のネタになりやすいです。

医院のことを他の人に話してもらう上でも、紙ベースで渡したほうが良いと思われます。

以下、追加のご相談への回答となります。

> ・クレジット、PayPayなどの導入を保険治療についても行うべきか?

保険については導入する必要はないと思います。
自費に限定してよいかと思います。
PayPayの手数料が無料の間は良いと思いますが、有料化されたら、保険にまで使えるようにする必要は全くないかと思います。

> ・矯正治療は広告費をどこまでかけてよいか?

10%が目安になると私は考えています。
それ以上かけると、採算が悪化してくるはずです。

是非、頑張っていきましょう!

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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