父親の医院を継承したけど、本当は小児専門医院をやりたい

相談事例集
相談内容

現在、38歳、約1年前に急遽、父親から医院を継承しないといけなくなりました。本当は私としては、小児に特化した医院をやりたかったのですが、父親が急遽、体調を壊してしまい、私が父親がやっていた医院を継ぐことになりました。

継承にあたり、銀行からは1千万の借入を行い、内装は比較的新しかったので手を付けずにユニット1台入れて3台にして、内覧会を行いました。

現在、新患数は月27人前後で、1日患者数は30人前後、月間医業収入は400万前後です。

親から継承した医院を大きくしたり、安定化させて任せられる体制にして3年後ぐらいから、小児専門の医院で修行をして41歳ぐらいで継承した医院のようなテナントではなく、一軒家の小児専門の医院を開業したいと考えています。

どうしたらいいでしょうか?

実は、自分の同級生で分院長をしていた人間が今の医院を辞めて、3年後ぐらいの開業を考えてるという話を聞いたので、彼であれば任せられるかもしれないとも考えてるのですが・・・

岩渕の回答

普通に考えれば、継承した医院を伸ばして3年後に安定化させて任せられるようにしてから他の医院で修行するのがいいかと思います。

それでも大きな問題もないような気がします。
ただ、自分がいない状態で医院を任せるというのは非常に難しく、本当にそのレベルに3年で到達するかも分かりません。

それであれば、いっそのこと、今の医院の状態で同級生で分院長をしている方に任せてしまったほうが早いかもしれません。

継承された医院には1千万しかお金がかかってないということなので、最悪、月300万ぐらいでも大きなマイナスにはならないと思います。

3年後に任せられる体制が仮にできていたとしても、現状のユニット3台という状態では任せられる勤務Drと一緒に診療することが難しいです。

そうなると、結局、任せられる体制はあったとしても、先生の治療のやり方や考え方を勤務Drに伝えることができず、任せることが非常に難しくなってしまいます。

それであれば、いっそのこと、先生とは治療のやり方も考え方も違うかもしれませんが、同級生という強いつながりを生かして、すぐに任せてしまったほうが先生がやりたいことが最終的にはできるような気がします。

それで、同級生の方が3年後に開業される際に、もしかしたら継承された医院を売却することもできるかもしれません。

最近、今回のケースのように他の医院で修行したいというケースや、海外に数年間勉強に行きたいというケースがあり、どのようにするのがいいか難しいですが、参考になれば幸いです。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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