経営コンサルタントの面接でよく聞かれる質問|見られている点と逆質問
2026.09.12
経営コンサルタントの面接では、経歴の確認より「どう考える人か」を見られます。答えの正しさより、考えの筋道と、それを相手に伝えられるかが問われます。
ここでは、実際によく聞かれる質問と、何を見られているのかを整理します。あわせて、面接の最後に聞いておきたいことも挙げます。
必ず聞かれる4つの質問
1. なぜコンサルタントなのか
見られているのは志望度ではなく、職業理解です。コンサルタントの仕事を、華やかな部分だけで捉えていないか。形のないものを売り、相手に動いてもらう仕事だと分かっているか。
答えるときは、これまでの仕事の中でコンサルタント的に動いた経験を一つ挙げ、そこで感じた手応えにつなげるのが自然です。
2. なぜ今の会社を辞めるのか
ネガティブな理由でも構いません。隠すほうが不自然です。
ただし不満で終わらせず、その裏にある「自分が大事にしたいこと」まで言葉にしてください。そこが次の会社選びの軸と一致していれば、話は一本につながります。
3. これまででいちばん困難だった仕事は
困難の大きさを競う質問ではありません。困難をどう分解し、何から手をつけたかを見ています。
結果が失敗だった話でも問題ありません。むしろ、そこから何を変えたかまで話せると評価されます。
4. 5年後どうなっていたいか
当社では、人は想像以上には成長できないと考えています。5年後の自分を具体的に描けている人ほど、入社後の半年を濃く使えます。
役職や年収だけでなく、どんな相手に、どんな価値を出している状態かまで話せると伝わります。
未経験者が聞かれやすいこと
業界知識がないことをどう補うつもりか。当社は業界経験を一切問いませんが、入社後に学ぶ量は相当あります。31週のカリキュラムと全32冊の課題読書をどう使うつもりか、姿勢を見られます。
年上の相手と対等に話せるか。クライアントである院長の多くは40代で、年上であることがほとんどです。人として対等に話ができるかは、当社の判断基準のひとつです。
体力的、精神的に続けられるか。全国に出張し、クライアントの成果のために夜遅くまで動く日もあります。年齢制限は設けていませんが、タフさは求められます。
答え方で差がつくところ
質問に対して、結論から答えてください。理由は2つか3つに絞ります。これはコンサルタントの資料作成と同じ構造で、面接そのものが仕事の再現になっています。
分からないことは分からないと言ってよいです。取り繕った答えは、深掘りされるとすぐ崩れます。「その場では答えを持っていないが、こう調べる」と返せるほうが、実務では信頼されます。
最後に聞いておきたいこと
面接の終わりに質問の時間があれば、待遇の確認だけで終わらせるのはもったいない機会です。次のような質問は、入社後のずれを減らします。
評価はどうやって決まりますか。売上で評価するのか、クライアントの成果で評価するのか。ここに会社の価値観がいちばん表れます。
いま活躍している人は、何から転職してきましたか。未経験から育てる型がある会社かどうかが分かります。
直近で土日に出勤したのはいつですか。出張は月に何日ですか。具体的な数字が返ってくるかどうかで、実態が見えます。
入社して最初の半年は何をしますか。教育の中身が具体的に説明できる会社は、仕組みを持っています。
当社の面接について
経営戦略研究所の選考では、取締役との一次面接と適性検査のあと、課題をお渡しして15分のプレゼンテーションを行っていただき、マネージャーと最終面接をします。
基礎知識を確認する筆記テストと、パソコンをどの程度使えるかを見るテストも実施しています。テストだけで合否を決めることはありません。
選考の流れは経営コンサルタントの求人と選考に、応募前の疑問はよくある質問にまとめています。条件面は募集要項をご覧ください。