スタッフとプロジェクトチームを作る理由|やらされた取組が定着しない訳
2026.09.13
医院に新しい取り組みを定着させるとき、当社はスタッフとプロジェクトチームを結成します。コンサルタントが指示して終わりにしません。
遠回りに見えるこのやり方を選んでいる理由を書きます。
やらされた取組は定着しない
コンサルタントから無理やりやらされた取り組みは、定着しません。
最初はやっているように見えても、次第にやらなくなります。訪問のたびに確認して、また指示して、また戻る。この繰り返しになります。
自分たちで考えて、自分たちが実行したことしか定着しない。現場を見てきた結論です。
スタッフはやる気がないわけではない
やる気がないスタッフがいるのは事実です。しかし、そうでないケースのほうが多いものです。
役割が与えられていない、意見を言う場がない、決まったことだけを伝えられる。この状態だと、動く理由がありません。
スタッフに役割を任せ、一緒に医院を良くしていくためにプロジェクトチームを作ります。そして打ち合わせを重ねながら、ひとつひとつの取り組みを定着させていきます。
伝えるのは「やり方」ではない
医院の状態がある程度落ち着いたら、コンサルタントからミーティングでスタッフにメッセージを発信していきます。
そこで伝えられるのは「仕事のやり方」ではありません。「仕事へのあり方」「仕事に対する考え方」です。
抽象的に聞こえるかもしれませんが、これこそがその人がどう仕事をするかを大きく左右します。スタッフの意識が変わってくると、医院は大きく変わり始めます。
もちろん大前提として、院長の意識がどこまで変われるかが大きなポイントになります。
スタッフの成長まで見る
医院が良くなっていく過程を通して、スタッフにも人間的に成長してほしいと考えています。それがスタッフのその後の人生、そして生まれてくる子供にも大きなプラスの影響を与えると考えているからです。
また、それが医院が安定的に成長していくためにも欠かせません。単に医院の業績が良くなればいいと思っているわけではありません。
そのために、3ヶ月に1回の読書感想文と毎月の月間目標設定を、医院の状態に合わせて導入していきます。
最後は仕組みにする
医院の問題点が解決され、核となるスタッフが育ってきたら、医院の仕組み化を手伝います。
医院の安定化と組織化のために必要なマニュアルの作成、教育カリキュラムの作成、評価制度。院長とスタッフの皆さんと協力しながら作り上げていきます。
コンサルタントがいなくても回る状態を作ることが、最終的な目標です。当社が目指しているのは、医院が自立・自律できる状態です。
この仕事の性質
短期で数字を動かす仕事ではありません。人が変わり、組織が変わり、その結果として数字が動くところまで付き合います。
提案した施策が数字に表れるまで半年から一年かかることも珍しくありません。この時間差を受け止められるかどうかは、向き不向きが分かれるところです。
コンサルティングの7つの特徴はワークスタイルに、向いている人の特徴は経営コンサルタントに向いている人・向いていない人にまとめています。
条件面は募集要項をご覧ください。