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ワークスアプリケーションズでの経験が医療経営コンサルタントにどう活きるのか

2021.02.08

みなさん、こんにちは。

経営戦略研究、コンサルサルタンとの岡本です。

私の前職はワークスアプリケーションズという会社で、

ERPパッケージの導入・保守コンサルタントを行っていました。

転職の経緯などは過去のこちらもご覧ください。

https://www.consuldent.jp/recruitment/blog/2020/06/3316

今日は、IT企業で働いていた経験が、医療経営コンサルタントにどう活かされるか、

というテーマで少し自分の仕事を振り返ってみたいと思います。

 

まず、ワークスでの経験の中で最も今の仕事に役立っていると感じるのは、

入社して最初に行われた4ヶ月間のプログラミング研修かもしれません。

「〇〇というプログラミング言語を使って、名簿管理システムを作りなさい」

のような課題が与えられ、それに対して、プログラミングそのものの勉強、

必要なプログラミング言語の学習、そして課題となるシステムに必要な要件や

機能を考える、という超実践的な研修で、誰にも質問できず、ひたすら自分で

調べて課題を解決する、というものです。

プログラミングのプの字も分からない状態で始まるこの研修を通して

 

1、情報収集能力

自分の力で、必要な情報を調べる能力。仮にGoogleで調べるにしても、

どのようなキーワードで調べるのが最も早く自分が欲しい答えにたどり着けるのか。

これは、実際にクライアントが「〇〇って知ってますか?」と質問をされた際に、

仮に自分が知らない事であったとしても、クライアントが知りたい情報にたどり着く事が

出来ます。まず自分で調べる事の重要性は、「当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが

「まず人に聞く」のは自分で頭を使わないので、得た知識が頭に残りにくいと考えています。

また、かなりの量の書籍を読み漁り、自分の中の知識を増やすことで、

ネットの情報に左右されないようになりました。

 

2、プログラミング能力

コロナ禍で、業務のIT化が進んでいるのは歯科医院も同じです。業務効率をあげるための

ツールの選定や、Googleの各種ツールに、GASを組み合わせてより効率的な運用を可能に

することが出来ています。さらにこれは、院内だけでなく、弊社内の仕組みも同様に

効率化を進める事ができています。私の場合は入社してすぐに自社内の効率化を図っていたために

研修期間中であっても、会社の役に立っている、という自己重要感を得る事が出来ていたように思います。

 

3、論理的思考力

いわゆるロジカルシンキングです。物事を順序立てて考える、求める答えに到達するために

何をすればよいのかを逆算して考えていくような思考はコンサルタントにとって必須能力です。

様々な問題が起こる医院の本質的な課題を捉えて、解決するための手順を示し、

院長先生と一緒に解決していく流れは、どのような医院でも変わりません。

 

4、パソコンスキル

実は、これすごく重要です。例えば訪問先の医院で、モニターにスライドを設定する、

それだけの事でも、Win8とかだと、デスクトップ表示にできない、とかいろいろな

問題が出てきます。基本的なパソコン能力があれば最短時間で小さな実践を積み重ねる事が

できるので、トータルでの実践量、クライアントに提供できる価値が増えていきます。

院内のWifi設定や、LAN設定、プリンター設定まで、なんでもやります。

何でも屋、という意味ではなく、それをその場で自分で解決することが

一番効率よく、成果を最大化できるからです。キーボードのショートカットを

沢山知ってるだけでも、実はすごい価値のある事なんです(笑)

 

最後に

政府が国としてIT化に力を入れ始め(https://cio.go.jp/)(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/dai77/siryou1.pdf)

ているように、ITスキルはこれからさらに重要度を増していくと思われます。

 

ただ、これらのスキルを以てどのような仕事をするか、が

自身の将来には一番重要です。

 

どんな企業でも有形のサービス(前職であれば、パッケージソフト)を提供していると、

そのサービスに特化したスキルは身に付いていきますが、

もしもその企業で一生勤めるつもりではないのであれば、

ずっとどこかで「自分はこのままでいいのだろうか」という不安が付きまとうと思います。

 

実際に、私は転職して6年経ちますが、一度も転職を考えたり、

「会社がつぶれたら、どうしよう」と不安になった事はありません。

おこがましいかもしれませんが、しっかりと自分自身にスキルが身に付いていて、

例え会社がつぶれても食べていける自信がついているからです。

 

もしも同じような思いや、自身のスキルを活かせる場を探している方が

いらっしゃれば、ぜひ弊社の医療経営コンサルタントにチャレンジしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

プロフィール
岡本 雅史

岡本 雅史

早稲田大学ラグビー部では13年ぶりの大学日本一に貢献。前職の大手求人広告会社在籍中はチーフとして全社MVPを受賞。その後、会計保守コンサルタントに転職し、大手企業を担当。大柄な身体に似合わない高いPCスキルと営業で培った実行力と共感力で成果を出している。

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