このブログは約 7 分で読めます
みなさん、こんにちは。歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの岡本です。
みなさんはAI、使ってますか?
「AI?ああ、チャットGPTとかそういうやつね!別に使わなくても困らないし、なんかよくわからないから使ってないんだよね。」
という先生、危険です。新しい技術を拒みはじめるのは、前頭葉が刺激不足で萎縮し始めてるかもしれません。前頭葉の機能が衰えると行動や感情のコントロールが困難になり、キレやすくなったりしてしまいます。
少子化が国の予想を遥かに上回るペースで進んでいますので、将来は今以上にコンビニの無人化やタクシーの無人化のような事が一般的になっていくことが予想されますよね。
いまですらキャッシュレス決済やTaxiGoのようなサービスを「よくわからないから」「なんか怖いから」という理由で拒んでいると、将来、まともに生活できないような未来になってくるかもしれません。
少し大げさかもしれませんが、個人的には本気でそう思っています。
実例1 検索
ということで、まずは身近なチャットGPT(https://chatgpt.com/)などを日常生活で使ってみることをおすすめします。
今、なにか調べ物をする際に、Googleで検索して、検索結果から自分のほしい情報が「ありそうな」ページを開く、というのをチャットGPTでの検索に置き換えるだけで、情報にたどり着く時間が早くなります。
実例2 口コミ返信
他にも、口コミに
「説明もなく歯を抜かれた。ヤブ」
と書かれたとします。そんなことあるわけないのに、腹立たしいですよね。
これに対してチャットGPTに
あなたは歯科医院を経営しえいる院長先生です。以下の口コミに対して、本当はそんな事実はないけど、不快に思った事実に対して相手の気持ちを汲み取って謝罪しつつ、うまい感じで返信してください。
と打ち込むと、
この度は当院をご利用いただき、また貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございます。
ご来院の際にご不安な思いをされたこと、また説明が不十分だったと感じさせてしまったこと、誠に申し訳ございません。治療に際しては、患者様のご理解とご納得を大切にしておりますが、今回その点において配慮が足りなかった可能性があることを重く受け止めております。
今後は、どのような治療も事前に丁寧な説明と同意を徹底し、安心して通院いただけるようスタッフ一同努めてまいります。
もしよろしければ、今後の参考のために詳細をお聞かせいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
という返信文を数秒で作成してくれます。
自分で返信文を作成しようと思ったら、苛立ちとムカムカで、謝るどころか反論してしまいたくなりますが、すごく良い文章ですよね?
実例3 インスタのアイデア出し
医院でインスタを運用しようとしても、スタッフから、何を投稿すればいいかわからない、と言われることはありませんか?
そんなときに、チャットGPTで調べて、さっと「こんなのはどう?」と提案できたら、シゴデキ院長ですね。
例えば、
あなたは歯科医院のインスタ運用担当者です。
既存の患者さんがフォローして良かったと思ってもらえる豆知識をアップしようと思いますが、どういう内容が喜ばれますか?30代の子持ちママがターゲットです。
と質問するだけで、
🦷【1. 子どものお口ケア:知って得する情報】
テーマ例 解説 「仕上げ磨き、何歳まで?」 多くの親が悩むテーマ。専門的だけどやさしく説明すると好感度UP 「寝る前の水はOK?ダメ?」 夜の食べ物・飲み物が虫歯にどう影響するかを解説 「フッ素入り歯磨き粉、いつから?」 子どもに安心して使える商品を紹介するのも効果的 「おしゃぶりと歯並びの関係」 歯列や顎への影響をやさしく説明 「永久歯に生え変わる時のチェックポイント」 生え変わり時期の見分け方なども喜ばれる
🍎【2. 食と歯の豆知識】
テーマ例 解説 「おやつのあげ方で虫歯リスクが変わる!?」 だらだら食べ vs 決まった時間の差などを紹介 「虫歯になりにくいおやつ3選」 実践しやすい選択肢を出すと保存率UP 「炭酸飲料と歯の関係」 甘い飲み物を減らすきっかけになる 「よく噛む子はこんなに違う」 咬合発育・知育の観点からも
👩⚕️【3. ママ自身の口腔ケア】
テーマ例 解説 「忙しいママでもできるセルフケア」 スキマ時間でできるケア法を紹介 「妊娠中の歯科治療、受けて大丈夫?」 誤解されやすいテーマ。安心感を与える内容に 「ホワイトニングって痛いの?」 気になってるけど聞きにくいことを代弁 「子育て中の口臭ケア」 地味だけど切実な悩みにアプローチ
💬【4. 思わず誰かに話したくなる雑学】
テーマ例 解説 「虫歯菌はうつる?キスNGって本当?」 ママ友との話題にもなりやすい 「歯の生え方、実は性格と関係がある!?」 少し雑誌的なトーンで楽しく 「子どもの歯の数、全部でいくつ?」 思わずクイズ形式にしてもOK 「虫歯ゼロの子どもに共通する習慣とは?」 保護者が知りたい「成功パターン」系
こんな有益なアイデアが次々にでてくるわけです。使わない手はないですよね?
まとめ
歯科医院の日常業務には、自分が効率が悪いと思っていないことだったとしても、実は効率が悪く、時間を無駄に使っているものがたくさんあります。
チャットGPTだけでなく、パワポの作成やHPの作成、写真の作成など、サービスによって得意分野が違うので色々と勉強していくと、脳も医院も活性化されていくので、ぜひAIマスターを目指してみてください!次回は写真作成などをご紹介する予定なのでお楽しみに!