歯科医院がブログを書く事の重要性とは?

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皆さん、こんにちは。
歯科医院地域一番実践会コンサルタントの岡本です。

「ブログを書くのが大変過ぎて、結局1ヶ月に1回アップもできていないから、
みんなで話したんですけど、無くした方がいいと思うんです!」

最近とあるクライアント先の歯科医院でスタッフさんとの面談の中で言われた一言です。

これは、「ブログを書く」という事が目的になってしまっており、
本来の意味付けがまったくできていない際に起こりがちな反応です。

ブログを始める際には、どのように伝えられたのかを聞くと
「検索順位に影響する、とセミナーで言われたので、
やっていくことにしました」だそうです。

そもそもで言えば意味付けが曖昧だったとしても、
医院・会社がやっていく、と決めたことに対して
「大変だからやめたほうがいいのではないか?」
という意見が上がってくることが問題なのですが、

改めて何かの取り組みを行う際には、
「何のために行うのか?」をしっかりと伝える必要があります。

それでは、ブログを更新する必要性を改めて考えてみましょう。

1、SEO対策としての効果

ブログをアップしたから順位が上がる、というのは既に昔の話しで、
今は「HPを訪れた人にとって意味のあるコンテンツ」が、
「頻繁」に更新され、「しっかりとページ内に留まって見てくれている」
かどうかが重要になりました。
意味のないページをいくら更新し続けても、意味がなくなってしまったのです。
だからこそ、患者様が知りたがるような歯の豆知識や、
治療方法について、など、歯科に関連するコンテンツを
1000文字以上で書くことが必要になってきました。

そして、ブログを書かなければHPに新しいコンテンツがアップされない、
という状況においては、ブログを更新しない=順位が下がっていく可能性が高い、
とまでいい切れるかと思います。
(周囲の医院もまったく同じ条件で更新しなければ変わらないのかもしれませんが…。)

HPの検索順位が下がるとどうなるのか?新規の患者様が減っていきます。
月の新規患者数は、だいたい1日の患者数と同じくらいになってくると
言われていますので、ブログを更新しない=新患数、1日の患者数が減り、
医院の医業収入が下がる、という事につながっていくのです。

医院の医業収入が上がらなければ、当然人を増やすことも、
昇給も賞与も期待できませんが、もしもスタッフ自身がそれでも書きたくない、
というのであれば、もうそのスタッフはブログを書かなくてもいいのかもしれません。

2、患者様の安心感醸成

更新がないHP、例えば2~3年間まったく変化のないHPを見ると
「ここ、まだやってるのかな?」と不安になりますよね。頻繁な更新は、
患者様を安心させる意味合いもあります。

また、スタッフや院長の考え方や人柄、医院の雰囲気が分かることで、
それらがわからない医院に比べて、行きやすくなる、という効果もあります。

更に、ブログは患者様をファン化させるツールともなりますし、
患者様がスタッフとのコミュニケーションのきっかけとするためのツールにもなるのです。

3、採用的な観点

今、就職活動や転職活動をする際に、自分が働くかもしれない
会社の情報を調べない人はいないと思います。
みなさんも歯科医院に就職しようとする際に、きっとホームページの情報は
くまなく見るのではないでしょうか。

そのときに、院内で行った勉強会の様子やイベントの様子、
歯の豆知識などが、ブログで頻繁に更新されているとしたらどんな印象を持つでしょうか。

きっと「頑張っている医院」「いろいろな取組をしているので、
成長できそうな医院」といったようなプラスな印象を持つと思います。

実際に私のクライアントで採用したドクターは、
応募の決めては「ブログの更新を頻繁にしていて、
取り組みを頑張っているいいんだと思ったから」だそうです。

ブログでは、通常のページ以上に医院の雰囲気が伝わりますし、
取り組みをPRすることも出来ますし、院内の勉強会の様子をアップすれば
「成長できそう」と思ってもらう事ができるのです。

ということで、もしも「ブログを書きたくない!」と
スタッフが言ってきた際には、上記を意味付けしてあげた上で、
「会社には業務命令権があり、労働者が業務命令に従わない場合、
業務命令違反となるんだよね。」
と笑顔で教えてあげましょう。
(但し、その際にはブログを書く時間を、しっかりと業務時間の中
に組み込んで置く必要があるのでご注意下さい)

投稿者プロフィール

岡本 雅史
岡本 雅史
早稲田大学ラグビー部では13年ぶりの大学日本一に貢献。前職の大手求人広告会社在籍中はチーフとして全社MVPを受賞。
その後、会計保守コンサルタントに転職し、大手企業を担当。
大柄な身体に似合わない高いPCスキルと営業で培った実行力と共感力で成果を出している。
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