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皆さん、こんにちは。
歯科医院地域一番実践会 地域一番プロデューサーの山口です。
「Google口コミが大事なのはわかっているけれど、なかなか増えない…」
「スタッフに声かけをお願いしても、いつの間にか止まってしまう…」
このようなお悩みを抱えている院長先生は非常に多いのではないでしょうか。
今や多くの患者様が「地域名 歯医者」とスマホで検索し、Googleマップに表示される口コミの件数や★評価を見て医院を比較検討する時代です。口コミは「あった方がいい」ではなく、「なければ選ばれない」時代になりつつあります。
実は私は、担当したすべての医院で地域一番のGoogle口コミ数と★4.5以上を達成してきました。そして、そこには明確な「成功の型」があります。
今回は、Google口コミを医院全体で増やすための5つのポイントを、実際の取り組み事例とともにお伝えします。
大前提 ― Google口コミは「量」と「質」の両方が重要
まず理解しておきたいのが、Google口コミには「量」と「質」という2つの軸があるということです。
- 量:単純な口コミの件数。目標は「地域一番の口コミ数」を獲得すること。
- 質:★4.5以上の高評価を維持すること。さらに、医院が注力している診療(例:インプラント強化中ならインプラント)のワードを口コミの中に入れていただくこと。
この「量」と「質」を両立させることで、MEO(Googleマップ上位表示)の効果が最大化され、新患獲得に直結します。実際に、私の担当医院ではMEO順位が5位から2位に上昇し、Googleマップ経由の新患が明らかに増加しました。
※Google口コミがなぜ重要なのか、基本から知りたい方はこちらもご覧ください。
→ 【実例あり】Google口コミで★4.7を実現する歯科医院の秘訣とは?
ポイント①:「プロジェクト」を作って目標を数値化する
口コミ獲得を成功させる第一歩は、取り組みを「仕組み」にすることです。個人の頑張りに任せていては続きません。
私が推奨しているのは「Google口コミ獲得プロジェクト」を院内に立ち上げることです。そして、以下のように目標を具体的な数値に落とし込みます。
- 【目的】MEO対策強化・新患獲得・マイナス評価の希釈
- 【目標】現在★4.4 → ★4.8、口コミ+100件
- 【誰が】担当スタッフを明確に決める
- 【誰に】口コミ依頼をする患者様の属性を決める
- 【いつまでに】期限を区切る
「なんとなく口コミを増やそう」ではなく、「★5をあと何件獲得すれば★4.8になるのか」まで逆算して共有することで、スタッフ全員が同じゴールに向かって動けるようになります。
ポイント②:「声かけの流れ」を役割分担で設計する
口コミ依頼は、思いつきで行っても成果は出ません。誰が・いつ・どの患者様に声をかけるのかを、あらかじめ設計しておくことが重要です。
実際の医院では、以下のような流れを作っています。
- 朝の時点で対象患者様を選定:メンテナンス4回目の患者様、自費セット後の患者様、インプラント・矯正保定期間の患者様など、信頼関係が取れている方をピックアップ。
- 受付からインカム等で担当者に連携:治療終了後、「〇〇様へご案内をお願いします」と声かけをリレーする。
- 担当者が患者様へアプローチ:チェアサイドや受付で、ツール(QRコード付きの案内)を使いながらその場でご案内する。
ポイントは、口頭だけでなくQRコードなどのツールを併用し、その場でスムーズにご案内することです。「後でお願いします」では、ほとんど投稿にはつながりません。
※具体的な声かけのテクニックについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 費用を掛けずに新患アップ! Google口コミ投稿を獲得するテクニック

ポイント③:進捗を「見える化」して朝礼で共有する
口コミ獲得の取り組みが失敗する最大の原因は、「いつの間にか意識が薄れて止まってしまう」ことです。
これを防ぐカギが「進捗の見える化」です。私の医院では、以下のような運用をしています。
- 当日のアポ帳を印刷する
- 1日3名以上声かけした人に印を入れる
- それを滅菌室など全員が見る場所に貼り出す
- 声をかけた患者様には太いマーカーで丸をつける
- 2週間に1回集計し、目標ペースで進んでいるかを朝礼で報告する
そして、リーダーが朝礼で「声をかけてくれているスタッフを随時褒める」ことも欠かせません。特に取り組みの初期は、この承認がモチベーションを大きく左右します。
実際、進捗報告をしなくなった途端に案内の数が減ってしまった医院もありました。報告と可視化を止めないことが、継続の生命線です。
ポイント④:インセンティブは「個人賞」より「全員賞」
口コミ獲得のインセンティブ設計について、私はさまざまなパターンを試してきました。
その結論として、「個人ごとの獲得件数に応じた個人賞」よりも「医院全体の目標達成による全員賞」の方が、圧倒的に成功率が高いということがわかっています。
例えば、「全員で★5を38件獲得できたら、全員にスターバックスのギフト2,000円分」といった形です。
もちろん、実際に口コミを多く獲得するのは上位10%程度のスタッフなので、「不公平ではないか」という論点は生まれます。しかし、短期での目標達成という観点では、医院全体で一丸となる設計の方が期待値が高いのです。チーム全体で「あと〇件!」と盛り上がる空気こそが、達成を後押しします。
ポイント⑤:「短期集中」で一気に達成する
最後のポイントは、取り組みを「短期集中」で行うことです。
私が目標達成の期間として推奨しているのは、理想は1か月、長くても3か月以内です。
なぜなら、3か月以上時間をかけると、ほぼ確実に「だれてしまう」からです。人の集中力とモチベーションには限界があります。ダラダラと半年かけるよりも、期間を区切って一気に駆け抜ける方が、結果的に多くの口コミを獲得できます。
そして、開始から中間地点(1か月なら2週目)で「改善ワークMTG」を1時間実施することをおすすめします。
内容はシンプルです。「現状のペースだと1日何件必要か?」を計算し、「では、どのタイミングで・どの対象に・誰が・どこで・どんなトークで・どんなツールを使ってご案内するか?」をスタッフ全員で検討します。
全スタッフの意見を反映した案内フローを再設計し、それを実行する。この「全員で考えて、全員で実行する」プロセスが、当事者意識を生み、達成率を大きく高めます。
まとめ ― 口コミは「個人の努力」ではなく「医院の仕組み」で増やす
Google口コミを医院全体で増やす方法は、実は決まっています。今回お伝えした5つのポイントを整理します。
- プロジェクトを作り、目標を数値化する(★4.8まで★5をあと何件、を明確に)
- 声かけの流れを役割分担で設計する(朝の選定→インカム連携→ツールで案内)
- 進捗を見える化し、朝礼で共有・承認する(止めないことが生命線)
- インセンティブは全員賞にする(チームで一丸となる空気を作る)
- 短期集中で達成し、中間で改善MTGを行う(だれる前に駆け抜ける)
口コミは「良い診療をしていれば自然に増える」ものではありません。良い診療という土台の上に、正しい「仕組み」を乗せることで初めて、地域一番の口コミ数と高評価が実現します。
さらに、Google口コミは新患獲得だけでなく、採用にも効果を発揮します。口コミを見て「患者さんから信頼されている医院だ」と感じた求職者からの応募も、実際に増えています。
※口コミが採用にも効く理由については、こちらの記事をご覧ください。
→ 採用にも役立つGoogle口コミ
ぜひ、まずは「プロジェクトの立ち上げ」と「目標の数値化」から始めてみてください。医院全体で取り組めば、必ず成果は表れます。
※口コミと合わせて取り組みたいMEO対策の全体像はこちらから。
→ 【2026年最新】歯科医院のMEO対策とは?Googleマップで新患を増やす7つの実践法












