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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会地域一番ディレクターの乙川です。
さて、皆さんの歯科医院では教育カリキュラムはどのようにされていますか?
「毎年新入社員が入社してくるので当然運用できている」
「一応作成しているけどなかなか上手く活用できていない」
「作成したいと思っているが手をつけられていない」
このように様々な想いを抱えていると思います。
多くの医院様で、4月から新入社員の方達がご入社されることと思いますので、もう一度受け入れ体制を確認するのも良いと思います。
しかしながら、もしもカリキュラムがない医院さんの場合、新人スタッフは非常に迷われると思います。※こちらのブログもご覧ください。https://www.consuldent.jp/blog/15149/
新人スタッフが長期で活躍できる環境を整えるためにも、教育カリキュラムの作成と運用は必須です。今回は「新人教育カリキュラムの作り方」についてお伝えさせていただきます。
・先輩スタッフがやってもらって助かることから教える
「もっと周りを見ながら気を遣って動いてほしい」新人スタッフが入社してから、院長先生、先輩スタッフから、よくお伺いする言葉ですが、最初からそのように動けるスタッフは難しいです。そのため、医院の流れにスムーズに入っていただくためにも、既存スタッフのみなさんが「やってもらって助かる!」という仕事内容から教えていけると良いです。まずは、どのような仕事を任せられるか?をスタッフさんからヒヤリングを行うことをおすすめします。
・独り立ちする期日を決める
「いつまでにデビューするのか?」目標を決めることで、先輩スタッフ、新人スタッフが期日を目指して練習と教育を進めていくことができます。もちろん人によって成長度合いは違いますが、目標を達成するために取り組むことが大切です。もし、期日までに達成することができなかったとしても、改めて目標設定を行います。
・できるだけシンプルにする
カリキュラムの運用でよくあるケースが、業務内容すべてを教えていくために詳細にカリキュラムに記載することです。確かに詳細に教えていくことは大切ですが、あまり細かくしすぎると、進捗度合いが遅くなってしまったり、医院さんによっては、あまりやらない治療も項目に入れることでそこだけなかなかチェックがつかないということもあります。教育が進まないとモチベーション低下にも繋がりますので、教えていきやすいものからカリキュラムに組み込むことが大切です。
以上が、新人カリキュラム作成のポイントです。
4月の入社日まで日数が少ないですが、受け入れ体制を整えて、長期的に勤務できる環境を整えていきましょう。