取り組みを進める上で、はじめに取り組むこととは?

院内マーケティング

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皆さん、こんにちは!

歯科医院地域一番プロデューサーの中澤です!

 

首都圏では、緊急事態宣言が2週間延長となりましたね。

皆さんの医院様のご状況はいかがでしょうか。

 

弊社のセミナーとしては、直近でTCセミナーが開催されました!

私のクライアントでもカウンセリングの導入、育成、強化に力をいれている医院様が多いです。取り組みを進めることで、自費率、リコール率のアップに繋がっている医院様が多くいらっしゃいます。このコロナ渦だからこそ、力を入れる取り組みを戦略をたてて進めていきましょう。

 

ただ、取り組みを進める上でこれをしていないと、

間違った方向に取り組みが進んでいるかもしれません。。

 

そのような医院にならないように

今日は、このテーマを用意しました。

 

今回のテーマとして、「医院の数値」を取り扱いたいと思います。

 

私のクライアント様でも、医院の数値をはじめに先生と共有して、取り組みをどうしていくのかをホワイトボードに書いたり、ノートに書いたりして先生と今後の戦略を練っています。

 

ここで、数値を見る上での一番の目的は

大事なポイントなのですが、「現状を正しく把握する」ことがいかに大切かということです。

 

この「正しく把握」というのがポイントなのですが、

 

では、少し質問させてください。

 

医院についてです。

 

今月でよいのですが、

・1日の来院数は現在平均何人でしょうか?

・また、治療とメンテナンスだと内訳は何人でしょうか?

・そして、1日の平均点数は現在いくらでしょうか?

・最後に、1診療あたりの点数はいくらでしょうか?

 

ここの数値について紙に一度書いてみてください。

 

ここを何もみずに、書いた内容が実態と同じで。正確に把握できている医院様は、非常に素晴らしいと思います。

もし、曖昧で書けなかった先生はこの下を読んでみてください。

 

 

この数値を正しく把握することで、

 

・今、先生が今何人みているのか?DHが何人みているのか?

そこから、1日あたりの点数が分かり、1診療あたりの点数がみえてくると、今の現状がみえてくると思います。

 

基本的なことですが、なぜならば、

1診療平均点数 ×1日来院平均人数 = 1日平均点数 となるからです。

 

医業収入をあげる際に、保険収入で考える場合と方程式はこうです。

 

医業収入= 人数 × 単価

この方程式を正しく理解し、現状から何を取り組むべきなのかを正確に考えていきましょう。

 

取り組みとしては

人数を増やすのか、単価を増やしていくのか

それは、先生の治療枠なのか、DH枠なのか?

それとも、採用を行い増やしていくのか

ここの戦略をたてる必要があります。

 

人数であれば、今のドクターの治療枠を増やせるのか、時間の短縮ができる処置はあるかを検討できるとよいでしょう。

 

現状把握をせずに、取り組みを進めることは

山登りで例えると、コンパスや登るルートがわからないまま、山を登ることと同じです。

 

今の位置を正しく知ること、それこそが取り組み、山を登るルートがみえる

一番はじめに取り組む正しい方法だと私は思います。

 

そこから、

・採用を頑張るのか

・新患を増やすのか

・自費の取り組みをすすめるのか

 

これは医院様によって違うかと思います。

現状把握から、優先順位もたてていけるのではないかと感じます。

 

それぞれの現状によって、取り組みをピックアップして進めていきましょう。

 

こういった基礎基本、原理原則をしっかりと取り組む医院が伸びていく医院だと私はお思います。頑張っていきましょう!

 

 

 

 

投稿者プロフィール

中澤 裕太朗
中澤 裕太朗
京都府出身。関西大学卒業後は、飲食業界に入社。飲食店やコンサルティング会社を渡った後、義理の父が歯科医院を経営していることから歯科医院の課題・悩みなど歯科業界のお話を受け奮起。1人でも多くの先生達の支援をしたいと想い、経営戦略研究所の門を叩く。

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