歯科医院の経営 決めるを決める

成功哲学・成功法則

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実践会ブログを御覧の皆さん、

こんにち(ばん)は。

 

なぜか、ありがたいことに色々な場所で

「ブログ見てます。」
「実践会さんっぽくないですね。」

などのお声をいただきます。

今年のベーシック会場でも、3名の方からおっしゃっていただきました。

昨年も「ファンです。旦那に読ませてます。」

などそんなうれしいお言葉に、とてもプレッシャーを感じ、白髪が増え、ちょっと薄くなってきました。

どうもコンサルタントの染谷です。

 

今日は期待を裏切るべく、真面目な内容をお送りしたいと思います。

テーマは「決める」「転がす」

 

日々、診療をしながら、医院の方向性を常に考えている院長先生方は何かと「決断」を迫られます。

一般ピーポーからすると「決める」「決断する」というのは勇ましいしカッコいい響きではあるのですが、時には今すぐ決めず脳内や自分の周辺で「転がす」をしておく方が良いこともあります。

もちろん逆に、転がさずに決めるべきことや決断すべきタイミングというのもあります。

「よっしゃこれでいこう!」という決断内容は大事だけど、

「決めないことを決める」
つまり暫く「転がす」判断というのも結構大事ではないかと思っています。

そういうと決まるまでって不安だし、皆の意見やビジョンも揃っていなかったりするので気持ちが落ち着かないものですが、内外の知見も集約しながら熟成させていくプロセスによってより洗練されていくアイデアというのは確実にあります。

むしろ初期のアイデアなんて概ねそんなもので、それらを他者に話せども理解されず、でも質問を受けたり答えたりしているうちに考えが整理され輪郭が浮かび上がってくる。
そういう性質のものだと思います。

だからコンサルなんて仕事があるんだと個人的には思っています。

(なんですが、転がさずに勝手に進めて、相談してくれればいいのにそれが原因で退職しちゃったなんてことがあまりにも多いこと…)

 

一方で機は熟して決断すべきタイミングなのに、それをせず転がし続けることによって無為な時間を過ごしてしまうケースも結構あります。

「時間がかかる」というのはそれ自体でも工数や人件費的にコストですが、それ以上に問題なのはサンクコストが大きくなり過ぎて失敗を認めづらくなってしまうこと。

時間をかけるほど、失敗が許されなくなり更に時間をかけて慎重に検討する、その悪循環が問題の本丸なので、やはり決断のタイミングは見極めてサッと決めなくてはなりませんね。

ここ最近の大手企業だとMRJなんかいい例かもしれませんね。

 

今日のブログの内容、別に誰かに何かの主張をしたいわけでもなく、自分自身、「決める」「転がす」双方に色々な失敗や反省があるので、それを踏まえてより良いジャッジをしていけるよう自戒しながら書いているのですが、強いて言えば「決める」ことの方が大事な気がします。

というのも「転がす」というのはあくまでも、いざとなれば「決められる」ことが前提の上での話なので。

そして、より大事なのは「今は決めるべきか、待つべきか」を意識して事を前に運んでいくことかなと思っています。

(ちなみに日常的な会話でよく繰り広げられる「いつか◯◯したいです」「機会があれば◯◯」みたいなものは、その9割以上は「なぜ今すぐやらないのか?」「すぐやっちゃえば(それがうまくいこうともいかずとも良い経験値となり)より面白い展開が待ってそうなのに」という類のものが大半な気がしています)

 

こんな感じで、やるかどうか迷っている人たちをよく見かけるのですが、それはきっと良質な迷いではないので、やると覚悟を決めた上でどう実現するかで迷った方が圧倒的に良いと思ってます。

やると決めれば説得力が生まれるので協力も得やすいし、動いてみてダメならやめればいい。良いこと尽くしのような気がします。

これはある種の思考の癖なので、同じ人は同じパターンで思考とか判断しがち。

とすると上述のようなあまり質の良くない迷いを続けていると、やると決めた上で手足脳動かしながら迷ってる人たちとは経験値に圧倒的な差がついてしまうのが実情だと思います。

経験は面白い話として語られ(ここ大事)、それによって貼られた「楽しい人」レッテルが更なる機会を呼び、となるのではないかな、と思うわけです。

 

最近子供との時間をめちゃくちゃ大事にしているのですが、不思議なのは、子供たちを見ていると「やるかどうか迷う」ということはほぼなくて、全てその瞬間で判断、むしろ判断の前に行動があるように見えるんですね。

それは概ねどの子供についても言えるのに、発育や教育のどこかの過程でその瞬発力が損なわれたり、迷うことを優先する癖が身についてしまうのですよね。

私はそこに抗いたいし、戦いたいと思っています。

ピカソが言っていたように「子どものように絵を描けるようになるまでに一生かかった」という言葉は万人に通ずるのですね、きっと。

 

そんなわけで、なにか決断に迷っている先生、スタッフさん、先着数名でZOOMとかで雑談しながら、染谷に相談してみませんか?

実践会のFB投稿にコメントしてくれれば、時間が許す限りお話が出来ればと思います。

 

って、勝手にやったら怒られるかな?

 

そんなこんなで現場からは以上です。

投稿者プロフィール

染谷 東希
染谷 東希
慶応大学卒業後、投資コンサルティング会社に入社。2年連続売上No1達成。
工業系専門商社を経て、友人の父親が経営する会社再生のため新規事業に参画。
全く知識・経験がなかったWEBメディアを立ち上げ、開始わずか半年で月2千万円の利益が出る事業へと育てる。その発想力と実行力、マーケティング力で成果を出している。
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