コロナ状況下で新規開業はいつにすべきか?内覧会はやるべき?

新規開業

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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスター 岩渕龍正です。

10月になっても、コロナが収束する気配は見えてません。
このような状況が続くことで、新規開業をどうするか考えてしまう先生も多いのではないでしょうか。

実際、クライアントでもコロナの影響で借入やスタッフからの要求に疲れ果て、患者さんの減少に頭を悩ませている院長先生を見て

「自分には開業は無理だ」
と開業を諦めた先生もいらっしゃいます。

前回のブログでも書きましたが、この10年で様々な想定外の事態が起こりました。

東日本大震災
熊本地震
度重なる豪雨
豪雨による河川の氾濫
コロナ

この10年で想定外の事態が起こらない年はなかったのではないかというぐらい頻発しています。
これからの経営においては想定外の事態にも負けない、強い歯科医院を作ることが求められます。

普通の歯科医院は院長一人、ユニット3-4台で、スタッフ4人前後。
1日患者数30人前後です。

このような形態は全て、想定外の事態が起こらないことを前提に成り立っています。
誰かに、何か、医院に何かがあったら即終了なのが普通の歯科医院です。

普通の歯科医院ならできるかもしれないけど、強い歯科医院を作る自信はない。
それだったら、勤務医を続けたほうが良いかもしれないのです。

無理に開業して、5千万以上の借金をして、経営が上手くいかなければ、そこには破綻しか待っていません。
日本は経営の失敗を人生の失敗にまで重くさせてしまうのです。だから、日本では起業なんてほとんど誰もしないのです。

開業に向いてない人が開業するのは本人も、スタッフも家族も可哀そうです。
なので、コロナの状況下で新規開業はいつにするべきかについてですが、このコロナの状況下で自分が開業することに不安を覚えるのであれば、開業するのは止めたほうが良いです。

開業するというのは、会社でいえば、起業すること、経営者になるということです。
経営者になるというのは全責任を自分が負わなければいけなくなり、リスクを自分が全て背負いこむということです。

コロナはいつ収束するか誰にもわかりません。
ワクチンだって、効果があるかさえ分からないのです。

このような状況にはリスクしかありません。
コロナの状況で開業する方は今までより、非常に不利です。
だからこそ、これまで以上に力をつけてから開業することが大事です。

コロナが収まってから開業するのではなく、コロナの状況下でも負けない歯科医院を作る力をつけて開業する。
これが一番の王道です。
それが難しいと思うなら、コロナが収束するまで待ったほうが良いと思います。

そして、内覧会をやるべきかどうかについてですが、コロナ状況下でも、歯科医院地域一番実践会の新規開業コンサルティングを受けられた医院さんでは必ず、内覧会を実施しています。
その中で感染例が出たケースはありません。

当然、このコロナ状況下ですので、内覧会の来場者はコロナ前の半分以下ぐらいになっています。
しかし、だからといって、開業が上手くいかないかというと、そんなことはありません。

実際、先ほどのケースでは、内覧会の来場者はコロナ前と比べると半分以下になってはしまいましたが、開業初月の新患数は150名を超えました。

更に、歯科医院地域一番実践会の新規開業コンサルティングの特徴は内覧会のプロデュースだけではなく、開業半年近く前から理想の医院実現に向けてコンサルティングを行っていくことで、開業初月から高自費率を維持できる点も特徴です。

開業は人生に一度の大勝負です。
しかし、それ以上に開業は院長になるのではなく、起業であり、経営者になるということです。

経営者として、リスクを負う覚悟
普通の歯科医院ではなく、強い歯科医院を作る覚悟
を決めて、理想とする歯科医院を実現させましょう!

(だって、起業するときから「俺は普通の会社を目指す!」「そこそこの会社で、生活していければいいんだ!」なんて言ってる経営者がいたら、どう思いますか?そんな人についていきたいと思いますか?そして、その会社に未来があると思いますか?)

投稿者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦成功」にも力を入れている。
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