【新型コロナウイルス対策】今の時期にやるべきホームページ施策

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みなさんこんにちは!経営戦略研究所WEBコンサルタントの茶川です。

このブログを書いているのは4/22ですが、世の中のニュースは新型コロナウイルス一色と言って良いほどで、国内外の様々な分野に深刻な影響を与えています。

多くの歯科医院様においても、診療方針の変更を迫られるケースや、休診の判断をされるなどの影響が出ている事を耳にしています。そして、診療を継続されている場合は、新患の獲得に苦慮されている状況も耳にします。

そこで今回は、今の時期やるべきホームページ施策や、その際の注意点などについてご紹介をしていきます。

なお、今回は診療を継続されている医院様向けの内容となります。休診を決断されている医院様の情報は、また別の機会にでも紹介をさせて頂ければと思います。

新型コロナウイルス対策のページを作成する

さて、いきなりですが今最もやるべき施策を述べますと、新型コロナウイルス対策のページを作成する事です。

このページには、新型コロナウイルスへの具体的な対策や、院内の設備などの情報を記載します。

こうしたページを作成する理由は、私が調べた限り、どの医院においても閲覧数と熟読率が高いためです。多くの人が求め、注目をしている情報と言え、逆に言えば、この情報が無い事で、せっかく入って来た検索者が離脱してしまう可能性も考えられるのです。

このページは、HP業者に作成を依頼する形でも、普段からブログを書いている場合はブログとして投稿をする形でも、どちらでも問題ございません。

このページにおいて重要なのは以下の3点になります。

  1. TOPページの目立つ位置に、目立つ形でリンクを貼る
  2. コンテンツの中身を充実させる
  3. 院長のメッセージを添える

それぞれ詳しく見ていきましょう。

TOPページの目立つ位置に、目立つ形でリンクを貼る

まず、多くの医院HPを拝見したところ、こうした新型コロナウイルス関連の情報を、全てTOPページに載せるケースが散見されます。しかし、SEOの観点から、全ての情報をTOPページに掲載する事は、あまりお勧めはできません。

なぜなら、SEOにおいてTOPページに記載される情報は、GoogleがHP内容を理解するにあたって特に重要な情報となります。そのため、新型コロナウイルス関連の情報を掲載し過ぎると、歯科医院としての情報が薄くなってしまう懸念があり、検索順位にも影響する可能性があるのです。

また、ユーザーエンゲージメントと呼ばれる、直帰率や平均ページ滞在時間の指標の悪化も懸念されます。特に、平均ページ滞在時間の計算式は、最後に閲覧していたページは計算対象に含めないという仕様となっています。今の時期、コロナ対策を軸に医院比較をしているケースが多いと予想されますが、TOPページだけ見て離脱される要因になりうるのです。結果、SEOに悪影響を与えてしまいます。

こうした対策から、新しく作成したコロナ対策ページは、TOPページの目立つ箇所にリンクを貼る形が最も望ましいと思われます。なお、動画を埋め込むなどして、文章量を減らしつつ、コンテンツ量を増やす場合であれば問題ありません。しかし、全て文章や画像で表現をするのであれば、リンクから別ページに誘導をして頂く方が、結果的に多くの人の目に留まる事が多くなると思われます。

参考サイトとしては、弊社のTOPページのリンクをご確認ください。

コンテンツの中身を充実させる

新型コロナウイルス対策のページを見に来た人が、このページで知りたい事は何でしょうか?

それは「その医院に安心して通うことができるか」を知る事に尽きると思います。

そのため、このページは情報量を充実させ、可能な限り安心のイメージを抱いて貰える構成にする必要があります。

具体的には、以下の方策がお勧めです。

・患者様の体温測定など、診療を行う際の基準を明記する
・医師やスタッフの毎日の検温など、医院で実施している事を細かく記載する
・滅菌機器や使い捨ての手袋など、設備や装備について紹介をする
・こうした院内での取組みの内容を写真で掲載する

歯科の世界では常識で当たり前と思われている事も、意外と一般患者様は知らないというケースがあります。細かい内容でも構いませんし、多少文章が長くなっても構いません。なるべく多くの情報を掲載するようにしましょう。

院長のメッセージを添える

最後に、このページの中で、院長からのメッセージを添えるようにしてください。改めて医院のこだわりや理念を伝えるのも良いかと思います。

このページを見に来る方の多くは、迷われている方と推測ができます。淡々と事実を述べるよりも、メッセージ性のある文章の方が心に響きやすいのではないでしょうか。

また、新規にHPまで来られた方の場合は、医院のこだわりや院長紹介のページまで見て貰えず、離脱される可能性も考えられます。患者様に伝えたい事は、なるべくページ内で完結するようにしましょう。

最後に

以上が、当方がお勧めするホームページ施策となります。

こうした情報は、コロナ禍が続く限り重要となり、患者様が医院を選定する要素の一つとなりうるので、随時更新をしていく事も大切です。何が決め手となって来院されたかを伺い、その内容も盛り込んだり、強化するのもオススメです。

さて、今回は診療を継続されている医院様向けの内容となっておりますが、弊社は必ずしも診療の継続を推奨している訳ではございません。医院内外の状況や院長先生の考えなども考慮に入れ、その場に応じ適切なアドバイスをさせて頂いております。

刻々と状況が変化し、日々判断に悩まれている院長先生もたくさんいらっしゃるかと思われます。そんな方は、こうした時期だからこそ、ぜひ弊社の無料経営相談を受けてみてください。

医院経営にまつわる客観的なアドバイスだけでなく、他医院様における事例共有や、各種助成金申請のアドバイス、スタッフのマネジメントなど、今の時期に必要となる様々なサポートを実施しております。現在は、オンラインによるコンサルティングも行っており、遠方の医院様や、移動が。

ご興味がございましたら、お気軽に以下のフォームよりお問い合わせください。

歯科医院経営コンサルNo1 歯科医院経営地域一番実践会
歯科医院経営地域一番実践会は岩渕龍正が率いる日本最大の歯科医院専門経営コンサルティング会社。コンサルタント14名、常時140医院超のコンサルティング、続々と地域一番医院が誕生。

厳しい時期が続いていますが、頑張って乗り越えていきましょう!

投稿者プロフィール

茶川 智仁
茶川 智仁
広島県福山市出身。岡山大学を卒業後、大阪大学大学院へ進学し、統計学やデータマイニングに関わる研究に従事。修了後、大手ERPパッケージ会社に入社。経営戦略研究所では、WEBマーケティング全般の仕事に携わる。

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