新型コロナウイルスで縮小診療と新規採用の両立はOKなの?

労務・人事評価・採用

このブログは約 3 分で読めます

みなさん、こんにちは。経営戦略研究所コンサルタントの岡本です。

前回のブログでは歯科助手の採用状況が一変してくるとお伝えしましたが、まさに今まで応募がまったくなかった地域で応募が出てきている状況です。

 

ただ、前回ブログを書いた時の想像をはるかに超える勢いで新型コロナウイルスの感染は広がってきているので、診療規模を小さくして、スタッフには順番に休んでもらうようにしている、という医院もあるのではないでしょうか。

 

歯科医院は休業要請の対象になっているわけではないので、医院の判断で休んでもらうスタッフには休業補償を出す必要があります。この休業補償については、雇用調整助成金によって補填しようと考えている医院さんも多いと思いますが、ここで矛盾と疑問が生じます。

 

歯科助手は採用したい。でも今は診療を縮小しているので、スタッフに休んでもらい、休業補償を出している。この状況で、採用活動をした場合、雇用調整助成金はちゃんともらえるのか?という疑問です。

 

この問題、どう思いますか?

 

実際にハローワークに確認してみましたが、私が電話したハローワークでは管轄内で1日400件の問い合わせがあり、担当は窓口対応だけで手いっぱい、電話の折り返しは1週間前後かかります、とのことでした。

 

ただ、数日後に折り返しがあり、

「通常は、そういった案件については様々な制限があるが、1/26~7/23の間はかなりの制限が解除されるので、助成金の対象になる」

という事でした。(私が確認した所轄のハローワークでの回答ですので、あくまでも参考程度の情報にしかならないかもしれませんが)

 

診療を縮小させているのであれば、この時期に今まで採用が出来なかった良い人材を採用し、院内で時間をかけて教育を行う、という事も可能ですね。

履歴書ではなくGoogleFormやHPに履歴書と同じ項目の入力をしてもらい書類選考を行う、

一次面接はZOOMやLINE電話で行う事も今の時期には有効ですね。

 

助成金については、

手続き検索 - Yahoo!くらし
児童手当や災害支援までくらしに関する各種手続きを、特徴やライフイベント別に検索できます。

にも情報が分かりやすくまとまっています。

 

今の時期は最大限の防御をしつつ、出来る事に全力で取り組むことが必要です。

ネガティブな話題ばかりな中でも、しっかりと前を向き、やれることをやって行きましょう。

投稿者プロフィール

岡本 雅史
岡本 雅史
早稲田大学ラグビー部では13年ぶりの大学日本一に貢献。前職の大手求人広告会社在籍中はチーフとして全社MVPを受賞。
その後、会計保守コンサルタントに転職し、大手企業を担当。
大柄な身体に似合わない高いPCスキルと営業で培った実行力と共感力で成果を出している。
プロフィール紹介

現在、申込受付中のセミナー

タイトルとURLをコピーしました