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みなさん、こんにちは、経営戦略研究所の横山光孝です。
日々、歯科医院にお伺いをして経営課題への取り組みを院長やスタッフのみなさんと打ち合わせしています。
11月~12月にお伺いをする医院の帳票を見る際には、兆候値がないかをいつも以上に注意して見ていきます。
なぜならば毎年、この時期から兆候値が出てき始めることが多いからです。
兆候値とは
・無断キャンセル率がいつもより高くなっている
・キャンセル率が高くなってきている
・中断人数が多くなってきている・・・あるいは、以前よりアポが埋まらなくなってきている
・新患人数が減ってきている
・自費金額が下がってきている
などです。
兆候値ですので、注意をしてみないと見落としをしてしまいます。
この時期に兆候値を見落としてしまうと、3ヶ月~半年後には異常値として現れます。
11月とは、新卒スタッフや勤務Drが入社をして半年が経つ頃です。
新卒スタッフや勤務Drがいけないというわけではありません。
既存スタッフや主力スタッフなどは、この半年間は教育や練習サポートなどに携わってきたのではないでしょうか。
新人を迎え入れるために主力スタッフや主力Drは教育にも時間や意識を持っていく、その中でいつもの診療もしていくので診療状態が通常の医院レベルと違う半年間だったりします。
その状態が数値に表れるのが11月や12月のこの時期なのです。
ぜひ医院の兆候値をしっかりと把握して、兆候が見られるようであれば早めに対策を打っていくようにしましょう。