なぜスタッフ全員と面談するのか|医院で成果が出ない本当の理由
2026.09.13
当社のコンサルタントは、訪問のたびに医院のスタッフ全員と面談します。ほぼ毎回です。
コンサルティングと聞いて想像する仕事とは少し違うはずです。なぜここに時間を使うのかを説明します。
実行するのはスタッフだから
医療業界の大きな特徴のひとつは、実行するのがほぼすべてスタッフだということです。
医院の中で新しく取り組むことのほとんどは、スタッフが実行してくれなければ何の意味もありません。院長が納得しても、現場が動かなければ数字は変わりません。
どれだけ良い手法を持ち込んでも、ここを外すと成果が出ないということです。
多くの医院で起きていること
実際には、院長とスタッフの関係が壊れてしまっている医院が少なくありません。
新しいことをやろうとしたらスタッフから反対されてやれなかった。無理やりやらせたら、知らないうちにやらなくなっていた。こうしたことが医療業界では起きています。
この状態のまま手法だけを入れても、何も変わりません。
まずスタッフの側から医院を見る
状況を打開するために、まずスタッフ全員の話をじっくり聞きます。スタッフの視点から見た医院の現状と問題点を教えてもらうところから始めます。
院長から聞く話と、スタッフから聞く話は、同じ医院のことでも内容が違います。両方を持っていないと、どこに手を入れるべきかが見えません。
6年経った医院でも続ける
この面談は、コンサルティングを開始して6年以上経過した医院でも継続します。
医院が良くなろうとすればするほど、スタッフには負担がかかり、問題が発生するからです。取り組みが増える、求められる水準が上がる、役割が変わる。良くなる過程そのものが負荷になります。
そして、そのことに院長はなかなか気づけません。私たちのような外部の人間がスタッフの声を拾い上げることが、医院のバランスを取るために必要になります。
聞いた話をどう使うか
最初のうちは、スタッフから院長や医院への不満、改善要求が出てきます。これをコンサルタントが要約して院長に伝えます。
これを院長がどれだけ早く改善できるかが、その後の成果に直結します。できると医院は大きく変わり始めます。できないと、なかなか変わりません。
医院の成長は院長の成長であり、院長の成長とは院長の変化です。ここを伝えるのがコンサルタントの役割になります。
この仕事に必要になるもの
人の話を真剣に聞き、親身になって考え、一緒に悩む。スタッフ面談で必要になるのはこの部分です。
当社が採用時に人としての力を見ているのは、スキルやテクニックだけでは、この場面で言葉が届かないからです。
コンサルティングの7つの特徴はワークスタイルに、仕事の全体像は医療経営コンサルタントの仕事内容にまとめています。
条件面は募集要項をご覧ください。