経営コンサルティング会社の種類と選び方|戦略系・総合系・業界特化型の違い
2026.09.12
経営コンサルティング会社と一口に言っても、扱うテーマも働き方もまったく違います。同じ「経営コンサルタント 求人」で出てくる会社が、実は別の職業と言っていいほど離れていることも珍しくありません。
ここでは代表的な4つのタイプを整理し、それぞれどんな人に向いているのかを説明します。
戦略系ファーム
大企業の経営層に対して、事業戦略や新規事業、M&Aといった上流のテーマを扱います。
プロジェクト単位でチームが組まれ、数か月で区切って成果物を出します。論理的な思考力と、短期間で大量の情報を処理する体力が求められます。入口の年収は高く設定されていることが多い一方、選考の難易度も高くなります。
向いている人:抽象度の高い問題を扱うことに面白さを感じる人。分析と構造化が得意な人。
総合系ファーム
戦略から業務改善、システム導入、その後の運用まで、幅広い領域を一社で担います。会計系のファームを母体とするところも多く、組織の規模が大きいのが特徴です。
大人数のプロジェクトに配属されるため、若いうちは担当領域が限定されがちです。その代わり、社内に蓄積されたノウハウと研修の仕組みが整っています。
向いている人:体系だった教育を受けながら、大規模な案件に関わりたい人。
業界特化型ファーム
医療、飲食、建設、物流など、特定の業界に絞ってコンサルティングを行います。
クライアントは中小規模の事業者が中心で、担当者が一人で経営者と向き合うことが多くなります。扱うテーマはマーケティング、採用、スタッフ育成、資金繰りまで広がり、提案だけで終わらず実行まで関わります。
業界を絞ることで知見が積み上がりやすく、経験が浅いうちから経営者と直接話す機会があるのが特徴です。一方、その業界の景気や制度変更の影響を受けやすい面もあります。
向いている人:一人で経営者と向き合いたい人。提案した施策が実行され、数字が動くところまで見届けたい人。
個人・小規模の独立系
代表者個人の専門性を軸に、少人数で運営しているコンサルティング会社です。
裁量が大きく、代表から直接学べる環境がある反面、教育の仕組みは属人的になりがちです。すでに一定の実務経験がある方が、次の段階として選ぶケースが多いタイプです。
向いている人:自分で仕事を作れる段階にある人。将来の独立を視野に入れている人。
選ぶときに効く、3つの問い
タイプの違いを踏まえたうえで、最終的には次の3つで絞り込めます。
誰に対して提案したいか。大企業の部門責任者と、中小企業の経営者では、話す内容も求められる関係のつくり方も違います。
提案で終わりたいか、実行まで関わりたいか。戦略を描くところに面白さを感じるのか、それが現場で動いて数字が変わるところを見たいのか。ここは人によってはっきり分かれます。
何で評価されたいか。売上で評価する会社と、クライアントの成果で評価する会社では、日々の判断が変わります。
経営戦略研究所は業界特化型です
当社は歯科医院に特化した経営コンサルティング会社です。コンサルタントは22名、常時400医院を超えるコンサルティングを行っています。
コンサルティングはマーケティングとマネジメントの双方から行い、提案だけで終わりません。ホームページやチラシの作成、医院スタッフとの面談まで、こちらから手を動かします。
個人の売上目標やノルマは設けていません。評価はクライアントの成果に応じて行います。上場もしていないため、四半期の数字に追われる構造がありません。勤務地は横浜で、転勤は基本的にありません。
なぜ医療業界を選んでいるのかについてはトップページから、募集条件は募集要項から、実際に働いている社員の話は先輩紹介からご覧いただけます。