歯科医院における有効なモチベーションコントロール法はあるのか?

歯科医院における有効なモチベーションコントロール法はあるのか? モチベーションアップ

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皆様、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会 地域一番プロデューサーの山本峻士です。

本日は、歯科医院における有効なモチベーションコントロール法はあるのか?

ということをお話したいと思います。

多くのスタッフさんと面談している中で、

「どうしたらモチベーションが落ちずに仕事ができるでしょうか?モチベーションが落ちた時の対処方法はありますか?」

とよく聞かれることがあります。

たしかに難しいですよね。

院長や先輩スタッフから怒られたり、患者さんからクレームを言われたり・・・

それだけでなく、両親や旦那さん、彼氏と喧嘩をして、出勤しても、イライラが止まらないときって、

誰にでもあることですよね。

そういうときに限って、いつもやらないミスをしてしまったり、

患者さんの対応がうまくいかなかったりして、余計に落ち込む。

なんてこと、あるのではないでしょうか?

そんな時にどうしたらよいのか?

まず第一には、モチベーションが落ちた時の自分なりの対処方法を見つけるという事です。

例えば、モチベーションが上がる音楽を聴いたり、

モチベーションが上がるような動画をyoutubeで見つけたり、

いつも元気でポジティブな人に相談したりと、

色々は方法はあるかと思います。

ですので、まずは自分なりのモチベーションが上がる方法を探していくということも有効です。

ちなみに私はいつも、youtubeで「モチベーションビデオ」と調べてそれを見たり、

人生でがけっぷちに立たされていた時にいつも聞いていた音楽を聴いて、

「あ~あの時に比べたら、今の状況って全然大したことないよな」

と思うようにしています。

しかし!

実は、それよりも有効な方法あります。

それは何か・・・?

ずばり、

 

「モチベーションで仕事をしない」ということです。

「え?どういうことですか?」

といつも言われるので少し解説したいと思います。

先ほどもお伝えしたように、モチベーションを上げる方法を見つけることももちろん重要です。

しかし、人生生きていればモチベーションが下がることなんて、

いくらでもあるのです。

いつも、モチベーションにいつも左右されていたらどうでしょうか?

モチベーションが高いときはいつも笑顔で明るく、前向きに何事も取り組み、

そうでないときは自分の殻に閉じこもって、無口になって、周りから心配されても、無反応・・・

あくまで極端に書きましたが、もしそんな人がいたら一緒に働くのが大変ですよね。

モチベーションが上下することはどんな人であっても、あり得ることなのです。

つまりモチベーションが下がったときにも、いつもと全く同じパフォーマンスをすることの方が重要なのです。

どんなにつらいこと、イライラすることがあったとしても、それを微塵も感じさせないパフォーマンスを発揮することが、

モチベーションで仕事をしないという最大のゴールなのです。

では、どうしたらそのようなことが出来るのか・・・?

それは練習しかありません。

はっきり言ってしまえば、徹底的に量をこなしていき、「身体に覚えさせる」ということです。

更にわかりやすくお話するためにも、私の経験を交えてご説明したいと思います。

私は以前、外資系の生命保険会社に勤務しておりました。

生命保険の外交員は、完全歩合制のため、常にストレスフルな業務でした。

しかもそれだけでなく、毎年ある一定の基準をクリアした者のみ参加できる、社長杯というハワイで行われる表彰式とを、私は目標としておりました。

基本的には、何時にどこで商談をしていても構わないということであったので、基本的には、毎週びっちりとお客様とのアポイントが入っておりました。

しかし、どんなに忙しくとも週2日、朝の7時半からは営業所で若手全員で集まりロープレ大会を行っておりました。どんな事情があっても欠席することは許されません。

しかも毎回毎回、ず~っとおんなじ内容なのです。一言一句間違わないようにできるくらい、永遠にロープレが続きました。

「だいたい話せるんだし、ここまでロープレしなくても話せるし、契約も獲れるんだから必要ないのでは・・・?」

と何度も思いましたが、当時の上司はそれはかたくなにやめようとしませんでした。

ここまで徹底する意味もあまり理解しておりませんでしたが、ある時に、ここまでやる意味が理解できたのです。

私の勤めていた会社が3月15日が1年間の締め日であり、1年目の私は3月14日時点で残り3件ほどの契約が獲れれば目標達成というときがありました。

「もうすぐで目標達成できる・・・でももう締め切りの時間がない・・・ここで何とか契約を撮らなければ、1年間追ってきた目標が未達成のまま終わってしまう・・・」

その当時、渋谷駅のとあるホテルのラウンジで商談を控えていたのですが、トイレの中で緊張で吐きそうになったのを今でも覚えております。

不安と緊張で押しつぶされそうだったのですが、いざお客さんを前にした瞬間、

今まで何百回とロープレをし、商談をしてきた内容がスラスラといつも通り出来たのです。

そして無事にそのお客さんから3件の契約を獲り、無事に目標達成できた経験があるのです。

私はその経験から、モチベーションやその時の状態に左右されずに、いつも通りの仕事をするためには、圧倒的に量をこなすことが重要だと感じたのです。

ある程度のことは出来るようになったからと言って、練習をしなくなっていませんか?

自分がイライラした時、落ち込んだ時に、

・患者さんへの説明がいつも通りできない

・カウンセリングが思ったようにできない

・形成がいつも通りうまくできない

もしも、そのような事があり、自分自身でもどうにかしたいと思っている方は、

どんなベテランであれども、練習する日にちをあらかじめ決めてしまい、

自分でも飽きるほどに練習する習慣をつけることで、

モチベーションに左右されないパフォーマンスを発揮することができると思います。

そこまでできるようになることは簡単ではありません。

しかし、そこまでやらなければ、その後もモチベーションに左右される人生のままです。

まずは、新人スタッフでなくとも、練習をもう一度スタートするところから始めてみませんか?

投稿者プロフィール

山本 峻士
山本 峻士
高校時代に陸上競技のやり投げに出会い、インターハイ、国体に出場。大学では関東学生選手権で6位入賞。新卒で大手製薬会社でMRに従事。
入社2年目に1300人中TOP3に入る。その後、プルデンシャル生命保険に転職。初年度に社長賞に表彰される。
これまで習得した目標達成スキルと信頼関係構築スキルを軸に、成果を出している。
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