採用が難しい時代だからこそ大事なポイントとは?

労務・人事評価・採用

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皆さん、こんにちは!

 

歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの中澤です。

 

夏休みも終わり、2023年も気づけばあと4か月となりました。

最近では、コロナがまた流行ってきていますので気を付けていきたいところですね。

 

歯科医院としては、この時期は来年の衛生士さんの見学・面接がはじまっている時期かと思います。

岩渕のメルマガでもありますように、採用が更に難しい時代となっています。

 

以前、五十嵐のこちらのブログでもありましたが

重要なポイントとしては、「戦略的な採用の取り組み」となります。

マネジメントを安定させるためのもっとも重要なポイントとは?
皆さん、こんにちは! 歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの五十嵐です。 今回は、マネジメントを安定させるためのもっとも重要なポイントとは?について お話していきます。 結論からお伝えすると、重要なポイントとはズバリ「戦略...

 

取り組みとしては、五十嵐が書いた

 

・求人媒体に掲載したうえで、オリジナル文面でスカウトを飛ばす

・HPに求人ページを作成する

・スタッフインタビューを求人ページ内に組み込む

・人材紹介会社に登録をすすめる

・医院の診療時間の短縮をおこなう

・Instagramへ院内の雰囲気がわかるような投稿を定期的に実施

・スタッフ給与を地域平均よりも少し高めに設定する

・歯科衛生士学校や最寄りの専門学校・大学に求人表を出す

・学校訪問を行い、教員の先生と関係性をつくる

・マニュアルを作成し、教育の仕組をアピールする

 

を参考に取り組みを進めていけると良いです。

また、今できることに加えて、いかに今後採用として選んでもらえる医院になるかを考えた取り組みを考えていく必要もあります。

 

今回は、そこから見学にきた際にどのような対応を行っていくのかについてお話していければと思います。

 

なぜなら、

他医院との差別化が重要だからです。

 

私たちが頑張って採用の取り組みをしていると同じように、他の歯科医院さんも同じように取り組みを頑張っています。

 

これだけの情報をとりにいけば知ることが出来る時代になったからこそ、差別化は少なくなっているかもしれません。

 

だからこそ、重要なのことは「相手を知る」ということです。

 

恐らく、医院プレゼンをしている医院が多いと思います。

 

ただ、それは相手が求めている情報でしょうか。

相手が聞きたいと思っている内容を伝えられているでしょうか。

見学も、見学者がみたい内容をみることができているでしょうか。

 

もしかすると、アンマッチしている、もしくは物足りなく感じているかもしれません。

 

そのリスクを除くために、私のクライアント様では

「見学前・面接前アンケ―ト」を実施しています。

 

幾つかアンケ―ト項目はありますが、

そこで応募者に「働く上で重視することは何か?」という設問を入れています。

 

もちろん、来院したときの挨拶や声掛けはベースとしてあることは大事です。

 

ただ、その際に相手が求めている情報をベースにお話ができている医院と、できていない医院では感じた方は違うでしょう。また、それに対応できる医院スライドを用意できている、もしくは使い分けて説明出来ている医院は更に素晴らしいと思います。

 

加えて、応募者は幾つもの歯科医院を見学に行くケースがあります。

 

最近では、医院での採用LINEアカウントを作成して登録してもらい、御礼LINE、医院でのイベント配信、就職説明会連絡、フォローLINEなどで活用をしている医院様もあります。

このメリットとしては、応募者と繋がり、そしてこちらから伝えることができるということです。

 

もし、今回採用を双方で見送る形となったとしても好印象をもってくれていれば、いつかまたご縁があるかもしれません。ただ、そのときに伝える手段がなければ意味がありません。

 

もしこれが3年、5年と続けていくことができれば多くの方に発信をして繋がることができる可能性があります。

 

これらは一例ではありますが、このように、採用の取り組みは全方位且つ包括的に行うことで成果が変わってきます。つまり、設計が大事だということです。

 

今回はここまでとしますが、今一度、医院の採用の取り組みの見直し、そして選ばれる医院を目指して頑張っていきましょう!!

投稿者プロフィール

中澤 裕太朗
中澤 裕太朗
京都府出身。関西大学卒業後は、飲食業界に入社。飲食店やコンサルティング会社を渡った後、義理の父が歯科医院を経営していることから歯科医院の課題・悩みなど歯科業界のお話を受け奮起。1人でも多くの先生達の支援をしたいと想い、経営戦略研究所の門を叩く。

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