マネジメントを安定させるためのもっとも重要なポイントとは?

労務・人事評価・採用

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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの五十嵐です。

今回は、マネジメントを安定させるためのもっとも重要なポイントとは?について
お話していきます。

結論からお伝えすると、重要なポイントとはズバリ「戦略的な採用」です

経営のキモでもある「戦略的な採用」について、改めてお話をしていきます。
以前より弊社セミナーでもお話をしていますが、「採用を制する医院が経営を制する」といわれる通り、
歯科医院経営において採用が最も重要なポイントになっています。

当然ですが、歯科医院とは労働集約型のビジネスであり、人材がいてこそ成り立っています。
そのため、歯科医院を経営していくには、スタッフを牽引していくための一定のマネジメント力が必ず必要になります。

このマネジメントスキルがないと、以下のようなマネメント上の問題が繰り返し起こり続けます。

そもそもスタッフが定着しない…
一部のスタッフが愚痴文句大会を開き医院を荒らしてしまう…
院長の言うことを聞かない…

マネジメント力は知識や経験で磨かれていきます。
このブログを読んでいる方で、もしも同じような問題が院内でおこっているようであれば、
マネジメントにかかわる書籍を読んだり、実践会のベーシックセミナーへの参加を強くお勧めします。

また、マネジメントを整えるためにも、今回のテーマである採用が大きくかかわってきます。
そもそもどんな人材を採用しているのか?によって大きく結果が変わってくるのです。

どういうことかというと、先ほどマネジメントはスキルと経験であるとお伝えしました。
ですが、それ以前にどれだけマネジメントスキルが上がったとしても、採用している人材の質によっては、
マネジメント力をだけではどうにもならない場合もあります。そもそも採用した人材に関して、
仕事へのスタンスや人間性などのヒューマンスキルが備わってない場合には、変えることはまず不可能なのです。

つまり、マネジメント云々の前に、如何に医院にマッチした人材を獲得できるかがポイントなのです。
人手がなく、応募も獲得できないから誰でもいいから採用するといった「猫の手採用」では医院の安定化は一生望めません。

コンサルティングにうかがっている医院様で、マネジメントが不安定な医院の共通点として、
猫の手採用が根本的な要因になっているケースは少なくありません。

応募が少ないのであれば、これまで実践会のブログやYouTubeでご紹介していますが、
以下の中でできるところから進めていき、早急に医院の採用力を磨くべきです。

・求人媒体に掲載したうえで、オリジナル文面でスカウトを飛ばす
・HPに求人ページを作成する
・スタッフインタビューを求人ページ内に組み込む
・人材紹介会社に登録をすすめる
・医院の診療時間の短縮をおこなう
・Instagramへ院内の雰囲気がわかるような投稿を定期的に実施
・スタッフ給与を地域平均よりも少し高めに設定する
・歯科衛生士学校や最寄りの専門学校・大学に求人表を出す
・学校訪問を行い、教員の先生と関係性をつくる などなど
・マニュアルを作成し、教育の仕組をアピールする

そのうえで、妥協せずにある程度は厳選した採用できるかが非常に重要です。
適正検査の実施や職務経歴書・履歴書をポイントをしっかりおさえて確認していきましょう。
見極め方については、以下を参考にご覧ください。

参考
https://www.consuldent.jp/blog/15026/

また、面接した方が、仮にいい人材だった場合、当然ですが他の競合他社からも引き合いは強いはずです。
しっかりと医院がどれだけ素晴らしいのか?その求職者にとって、働いたときにどんなメリットがあるのか?をプレゼンする必要があります。

もしもプレゼンと聞いて、「うちにはアピールするものはないな…」と思った方もいるかもしれません。
そんなことはないはずです。人間関係の良さや患者さんへの思いを語るでも十分アピールできます。もしくは、待遇の改善や育成の仕組、面談などのケアなど、これからアピールポイントを作り出すことも必要です。

ぜひ、今できることを徹底し、採用ターゲットを明確にして人材確保に注力するだけでも結果は大きく変わってきます。
あきらめずにできることから実践していきましょう。

投稿者プロフィール

五十嵐康浩
五十嵐康浩
福島県会津若松市出身
「もっと世の中に影響力のある人間になりたい!」、「厳しい環境に身を置いて急激に成長したい!」という思いから、リクルートへ入社。個人事業主~大手上場企業など、幅広い領域で人材を通じ、顧客の業績にコミット。自身の営業成績としては、最も売上目標の高いSクラス部門で、最優秀営業賞を獲得。合わせて2年連続のグランドスラム(通期目標)を達成する。

そんな後、リクルート時代の先輩経由で岡本と出会い、経営戦略研究所のことを知る。岩渕、渡邊とも直接話を聞く中で、自社の売上を追うのではなく、クライアントの幸せのために全力でコミットするという会社の考え方に強く共感。医院の経営に深いところまで関わり、全力で支援しながら自分を磨き上げたいと考え、入社を決意する。

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