医療広告ガイドラインの厳正化について

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みなさん、こんにちは。

地域一番実践会の吉村です。

 

2022年3月ごろから、Googleの医療広告ガイドラインが厳しくなってきており、Google広告の不承認が増えてまいりました。

もともとGoogle広告は医療広告ガイドラインの規制がゆるかったのですが、違反している広告が増えすぎてどんどん厳しくなってきているという背景があります。

 

ですので、

「あれ、急に不承認になったな・・」

「どの表記がダメなんだ?」

となり、HPの全ページのチェックを余儀なくされている先生もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

さらに恐ろしいことに、口腔内の写真が見えるものも、最近は不承認になり始めています。

2022年に追加されたGoogleポリシーの中に、「報奨を伴う性的行為」というのがあるのですが、口を開けている写真がそれに該当するとみなされるようです。

ですので、ホワイトニングで前歯だけ見えている写真は良くても、口の中が見える臼歯の補綴やインプラントの症例写真などはひっかかってきています。

歯医者なんだから口の中の写真があって当たり前じゃん、再審査申請すれば大丈夫だろうと思われるかもしれません。

しかし面倒なことに、Google広告の審査は基本的にAIが判定するので、画像を削除する以外に方法がないときがあります(再審査申請を続けているとAIから人による審査に代わりますが、それでも通らないことがある)。

 

マーケティングに力を入れているほとんどの医院がGoogle広告をかけている中、広告がかけられない、修正を余儀なくされるのは非常に手間なことだと思います。

ですので、これからもっと厳しくなってくるであろうことを考えると、HPやLPを作成するときは、広告が不承認になりそうな言い回しを最初からしないことがポイントになります。

 

では、具体的にどういった表現がひっかかるのか一例を見ていきましょう。

※Google広告の審査は、最初はAIが行うので必ず引っかかるわけではありません

 

・最新の

・適切な

・必ず

・できます

・行います

・ばかりです

・細胞

・再生

などです。

 

ですので、

・最新の → デジタル

・適切な → 口腔内の状態に合わせた

・必ず → (削除)

・行います → 心がけます

といった表現にあらかじめ変えておきます。

 

yahoo広告の審査が非常に厳しいため周りの歯科医院が広告を出せないように、Google広告の審査が厳しくなるにつれyahoo広告と同じような状況になっていきます。

それはある意味チャンスでもありますので、今後のコンテンツ強化やHP作成、LP作成の際には最初から言い回しには気をつけていきましょう。

投稿者プロフィール

吉村 拓也
吉村 拓也
和歌山県出身。
大学を卒業後、超ブラック企業を経験し、歯科医院の内覧会業者に辿り着く。
5年間で延べ200軒以上の歯科医院の新規開業に携わり、6万人以上の集客を実現。
内覧会での診療予約率を当初の会社平均の3倍以上にすることで、数々の歯科医院のスタートダッシュを成功させる。
そんな中、一冊の本から7ポケットという考え方を知る。7つの収入を作るため、内覧会事業をこなす傍ら個人事業主として輸出業を展開し、初月から5ヵ月連続売上100万円越えを達成。しかし、新型コロナウイルスによる輸出業界への影響で売上が半減、雇っていたスタッフも11人中9人を解雇する運びとなる。3つ目の収入を作るためYouTube界へ参入し、本の要約チャンネルを開設。わずか2ヵ月で収益化条件である登録者数1,000人/総再生時間4,000時間を達成。本業をこなしながら事業主としての考えを身に着けていくうちに、もっと歯科医院の経営に踏み込んだことをしたいと考え、経営戦略研究所に辿り着く。
内覧会で培った立地を問わない集患ノウハウと患者心理の理解を活かし、地域一番医院へと導いていく。

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