スタッフのコミュニケーションスキルを向上させるには〇〇をせよ!

スタッフ教育

このブログは約 5 分で読めます

皆様、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの山本峻士です。

本日は、

スタッフのコミュニケーションスキルを向上させるには〇〇をせよ!

というテーマでお伝えしてまいります。

多くの歯科医院さんで「コミュニケーションスキル」の向上についてのご相談を

よくお受けすることがあります。

たしかに、セールス本を読んだり、セミナーに参加することも大切です。

しかしながら、どうしてもインプットだけではコミュニケーションスキルの向上は難しく、

なかなか成長しない人も珍しくありません。

また、コミュニケーションスキルは元々の素質や今までの経験に左右されるので、

「どうしたらコミュニケーションスキルが磨かれるのか?」

という相談をよくお受けします。

私自身前職は製薬会社の営業、生命保険の外交員を行っており、

コミュニケーションスキルを最も磨いてきたと言っても過言ではありません。

今回は私のクライアント先で、コミュニケーションスキルを向上させるために取り組んでいることをご紹介致します。

◆コミュニケーションスキル向上のためには「プレゼン」する習慣をつける!

その取組みというのは「プレゼン」する習慣です。

ほとんどの歯科医院さんでは、全体ミーティングなどを実施する際、

基本的には院長のみが連絡事項を伝え、その他勤務医や幹部スタッフが話をして終了というところが

ほとんどなのではないでしょうか。

もちろんその流れが悪いということでは有りませんが、

せっかく全員で集まる機会ですから、

スタッフにもプレゼンをしてもらう機会を設けるのは重要です。

内容としては、

・参加したセミナーの内容共有

・プロジェクトチームの進捗状況、今後やること

・勉強会

・部門別、個人目標

というような内容で行っております。

症例検討会でも良いですが、

できれば上記のような内容をおすすめ致します。

ではなぜプレゼンする機会がコミュニケーションスキルにつながるのか、

ということをご説明します。

①「考える」と「話す」をわけて考える

コミュニケーションスキルに課題があるスタッフのほとんどは、

「考えながら話をする」習慣がついております。

そのため、話が長くなったり、脈略がなかったりで

「結局何が言いたいんだっけ?」

となることがほとんどです。

そのため「考える」と「話す」を分けて考える習慣が必要です。

プレゼンというのは当たり前ですが、事前に考えた上で、話をします。

そうすると

「この流れの方が伝わりやすいかな?」

「まとめはこう話した方がわかりやすいな」

と考えるので、「考える」と「話す」を分ける習慣につながります。

②起承転結を考える

コミュニケーションスキルが低いスタッフの場合、

起承転結、いわゆる話の流れや構成をあまり考えずに話をするので、

相手に伝わりにくい話し方になってしまいます。

つまり話の構成や流れを構築するスキルが見についていないのです。

プレゼンをするときは、当たり前ですが話の流れなどを事前に考え、

その上で全体に発表するので、

自ずとその考えが身につきやすくなります。

③提案力につながる

多くの方々は「コミュニケーションスキル」と聞くと雑談力的なものをイメージされますが、

それは全くの誤解です。

患者様と何のためにコミュニケーションを取るのでしょうか?

コミュニケーションから信頼関係を構築するためにはもちろん雑談力も大切ですが、

本質はそうでは有りません。

コミュニケーションの理由は「提案するため」です。

ここを忘れてはいけません。

・メンテナンスの重要性を伝えて、メンテナンスに来るように提案する

・患者様にあった補綴物を提案する

・矯正治療の必要性を提案する

すべて提案することがすべてなのです。

このスキルを身につけるために、話の構成、起承転結を考えた上で話をする、

ということがなによりも重要なのです。

プレゼンの習慣をつけることにより、

最終的には「提案力」につながるのです。

ぜひ、全体ミーティングで順番にプレゼンする機会を設けてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

山本 峻士
山本 峻士
高校時代に陸上競技のやり投げに出会い、インターハイ、国体に出場。大学では関東学生選手権で6位入賞。新卒で大手製薬会社でMRに従事。
入社2年目に1300人中TOP3に入る。その後、プルデンシャル生命保険に転職。初年度に社長賞に表彰される。
これまで習得した目標達成スキルと信頼関係構築スキルを軸に、成果を出している。
プロフィール紹介

現在、申込受付中のセミナー

タイトルとURLをコピーしました